7月22日(土)
今回の帰省旅の一番の目的は亡母の七回忌ですが、もう一つの目的は真夏の北海道ガーデン巡り。
7月下旬に帰省するのは、亡母の三回忌(2017年)以来なので6年ぶりぐらいになるでしょうか。
(昨夏はコロナ禍で法事を約一年延ばし今夏にしました。ギリギリ七回忌以内)
真夏の陽殖園を訪れるのは初めて。
入ってすぐの花の斜面はこの時期どんな花が咲いているのかワクワク
ニワフジかな
ピンク色の花が連なっていました。
少し上るとギボウシが満開
北海道のギボウシは葉も綺麗です。
振り返るとフロックスも沢山咲き始めていたのね
坂道を登りながら見上げると赤い実がたわわに実っていました。
陽殖園では前だけでなく足元や目線を上げて眺めたり、目を凝らして草の陰や木の陰をから覗く花や植物を見つけながら歩くのがお約束です
坂の上から眺める借景の山々の青青しい事。
そんな風景も御馳走です。
小鳥池を目指して更に登ります。
小路の両脇には、いかにも自然の生えたかのような草花が色々花を咲かせています。
秋は紅葉が水面に映る小鳥池では、真夏の現在は池の向こう岸に一株の姫アジサイが咲いていて、その姿が水面に映り込み、とても素敵で感動しました
これが狙いなのでしょう。
う~ん、今回もギュッと心をつかまれました
池の陸側斜面ではルピナスのシードヘッドと濃いピンク色の花のコラボが。
花の名前を訊けば良かったな。
真夏の陽殖園で一番目立ち有名なのが真っ赤なモナルダ(ベルガモット)
タイマツバナと言われる宿根草で、庭園のあちらこちらで咲いています。
婦人画報や園芸誌などで良く取り上げられるシーンがこのモナルダなので、一度陽殖園のモナルダの風景を見たいと思っていました。
雑誌や本の写真では伝わらない魅力をヒシヒシと感じました
モナルダとオレンジ系の宿根草の組み合わせとか、
アナベルとのコラボとか、
ヒメヒマワリとのコンビとか、
ギボウシと組み合わせたシーンもありましたし、
ピンク色のモナルダとの色のグラデーションのエリアだったり、
ユーパトリウムや白いハルジオンとクガイソウのコラボレーションだったり、同じ赤いモナルダなのですが、一つとして同じシーンが無いの
山一つが庭なのでこうした様々な風景を作ることができるのでしょうけど、それにしてもその組み合わせのバリエーションにも驚かされるし、どの植物も此処で生まれたかのように育っている、そんな風に感じちゃうんですよ。
山側の通路から見下ろすと、そこには真っ赤なモナルダが川の流れのように咲いていました。
参りました~感激しました
そんなモナルダだけでなく、林の中に何気にクレマチスが咲いていたり、
赤いヤマアジサイとヌスビトハギの組み合わせを見つけたり、
様々なヤマアジサイが植えられていましたし、可愛らしいピンク色の花々も
かと思うとオオウバユリといった野草あり
黄色の小花の中から顔をのぞかせる白いゲラニウムだったり、
山道のような園路を歩きながら、こんなところにこんな可愛い花が
と、まるで「らんまん」の主人公のように、色々な草花に出会えるの。
園路をグルグルして見つけたスカシユリの咲く斜面。
ふと見上げると目に入るヒメアジサイの園路だったり、風景のお宝さがしは飽きることがありません
水辺ではエゾミソハギが咲き始めていました。
トンボ池に着いたのは午後3時をすっかり回っていて、そのせいかコウホネやヒメスイレンの花が閉じかかっていました
トンボ池では目の前で鴨が飛び立っていきビックリ
山の頂上付近になるのかな
開けたエリアには可愛い黄色い高山植物が咲いていました。
様々な蝶にも出会えましたよ
何処を見ても面白いガーデンなので、ブログに載せる写真を選ぶのに苦労しました。
情報量が多すぎても伝わらないかな~と思ってみたり。
散策の途中で出会ったアカゲラや初めて見る野鳥や、何よりエゾライチョウの姿を見ることができて嬉しかった
陽殖園という「山一つが庭」なガーデンでは、自然とともにあるアートなのかもしれません。
繊細かつ大胆な植栽に、今回も感動の嵐でした。
高橋武市さんって凄いわ~
また訪れよう
北海道ガーデン巡りは続く
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