旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

名残りのバラとクリスマス in 横浜イングリッシュガーデン

2013年11月30日 12時21分36秒 | ボランティア(YEG)

昨日はガーデンサポーターをしている横浜イングリッシュガーデンへクリスマスの飾りつけのお手伝いに行ってきました。
サポーターの皆さんと「もっとこうしたらああしたら」などとお喋りしながら飾りつけをするのも楽しい作業
ポカポカ陽気で外作業も気持ちが良かったです。

ガーデン中ほどの大きなモミの木は大きな脚立を使って飾りました

ガーデン奥のガゼボのガーランドなどなどは、サポーターさんたちとガーデナーさんたちの力作です

 

ガーデンではチラホラと名残りのバラが咲いていました。

ローズ&ハーブガーデンにはラプソディ・イン・ブルーが。

ローズ&ペレニアルガーデンではサマースノーが。
サマースノーは蔓バラだけかと思っていましたが、四季咲きもあるのですね。
カラミンサとの相性もGOOD

ローズ&グラスガーデンでは新顔のバラを見つけました
緑がかったアイボリーの「リンボ」が茶色系の菊や銅葉のトキワマンサクの背景にグッと目立って見えました

ローズ&ハーブガーデンでも薄いピンク色のバラが咲いていました。
こうしてアーチを眺めても、このガーデンのバラたちの葉の茂り様の素晴らしい事
バラに超詳しいサポーターの方々も、「この時期(晩秋)に此処まで葉を残せるローズガーデンはそうは無いわね~」と感心しておりました。


バラ以外に一寸驚いたのは紫陽花のエンドレスサマーが秋に咲いた事
暖地ではこの紫陽花の秋の花を見たことが無かったからです。
初夏に咲いた花を残しつつも秋に咲くには何か秘訣があるのかな。


冬に珍しい花は他にも。
なんと桜が咲いていました。といっても、晩秋から冬にかけて咲く品種の桜だそうです。
これぞ「小春日和」か

上ばかりでなく足元に目をやると、サポーターさん達が植えたパンジーやガーデンシクラメンなど、可愛い小花を発見
黒龍にガーデンシクラメンって、シックな感じで似合います。
イタダキですかね~

大アーチの下には白いアリッサムがこんもり茂っていて、まるで雪が積もっているみたい。
冬らしい演出なのでは


ガーデン内では所々に先日催された「ハンギングバスケットコンテスト」で展示されたハンギングバスケットも残されています。
訪れた際は探してみてくださいね

 

クリスマスリースを見ると、あと一か月で今年も終わるのだな~と、一年の短さを感じます。

 

明日からいよいよ師走ですね。

バタバタしそうな予感

 

 


玄関に小さな彩り

2013年11月25日 12時52分41秒 | 寄せ植え&ハンギングバスケット

このところお天気の良い日が続いていましたが、今日はどんより曇っていて夕方から雨になるようです。

毎年玄関前の階段に置いているパンジーのコンテナたち。
今年もようやく並びました
ご近所の花苗生産農家さんに初お目見えの「よく咲くスミレ ブルーベリーパイ
小型のパンジーです。
黄色と青のコントラストが好きだし、花の柄にもバラエティがあって気に入りました。


先日市内の産直市場へ野菜を買いに行ったら、外に並べて売られていたガーデンシクラメンの中に、一寸個性的な色を発見
黒っぽい赤系が大人っぽくて、ついつい手が伸びました。
ハクション大魔王の顔のような鉢に植え付けました。

玄関前のコニファーを植えている大型コンテナ内にも小さなガーデンシクラメンを植え足して、可愛らしいコンビに


殺風景なコンクリートの階段が少し賑やかになり、帰宅するのが楽しみ

 

近年ガーデンシクラメンも色々な花が出ていますが、従来のシクラメンの品種は更にバラエティ豊かになりましたね。

お歳暮にいただいたピンクのシクラメンは花びらの縁が細かいフリルのように波をうっていて、ゴージャスで華やか
窓際がパ~ッと華やかになりました。
大事に春まで楽しもうっと

名前は「ひらり」。品種改良の力って素晴らしいです

ちなみにシクラメンは夜に冷え込む窓辺はあまりお勧めではないんだそうです。
しかし我が家は窓ガラスに「プチプチシート」を全面貼りし、更に一部断熱シートを立てかけてあるので、窓辺がさほど冷えなくなりました。
よってシクラメンも、何とか綺麗に咲き続けてくれるでしょう

 

 


いくつになっても嬉しいプレゼント♪と美味しいイルミネーション!?

2013年11月24日 16時50分56秒 | ライフスタイル

先週は19日が誕生日で、20日が結婚記念日で、21日がボージョレーヌーボーの解禁日で、22日が「いい夫婦の日」で、23日が勤労感謝の日と、なんだかお祝い気分の一週間でした。

家族それぞれの都合で揃ってお祝いできませんでしたが、それぞれからお祝いを頂きました。

誕生日と結婚記念日を兼ねて夫から真っ赤なバラの半束を

今日、長女が訪ねてきて、結婚記念日のお祝いにケーキを、私の誕生祝にバラのフラワーアレンジメントを

 

次女はウイリアムモリスの来年のカレンダーをプレゼントしてくれました
そして三点を玄関の下駄箱の上に飾りました。

 

いくつになってもお花のプレゼントは嬉しいですね
家の中で玄関が一番寒い場所なので、きっとバラの花も長持ちしてくれるでしょう。

カレンダーはお正月過ぎたらリビングに貼って使いましょう

 

 

 

              

昨夕は夫と横浜みなとみらいにあるレストランに、二人の好物の牡蠣を食べに出かけました。
MM21の夜景がきれいに見える「オイスターバー ジャックポット みなとみらい」は夫もすっかり気に入ったみたい
国産牡蠣を食べ比べて楽しみました。

牡蠣はこの時期国産しか置いてないそうなので種類はは少ない方かもしれませんが、焼き牡蠣も、ピザも美味しくて、ついついワインを飲み過ぎちゃいました。

食事の後は腹ごなしがてらにランドマークタワーへクリスマスツリーを見にブラブラと。
今年は東京ディズニーランドとのコラボなのでいつもと違うツリーでした。

以下携帯で撮影

次はアットのツリーを見に。

今年オープンの「MARK IS」もチラ見して、久しぶりに「みなとみらいの夜」を楽しんできました

何故か寒い季節の夜の方がイルミネーションが映えるような気がします。
空気が乾燥しているせいかな。

 


庭の草紅葉

2013年11月22日 17時16分38秒 | 旧庭(~2014March)

秋も深まって朝晩冷え込むようになり、街中でも紅葉が見られるようになりました。
我が家の庭には紅葉する樹木はありませんが、草草が色付き、秋の終わりの風情を醸し出しています。

その代表がギボウシ。
ギボウシも小型の品種はさして色付かないうちに地上部が枯れていきますが、中型の品種は綺麗に色付きます

タマノカンザシの方が早く色づくようです。
葉脈が黄色く残って、葉の部分が先に茶色になって枯れていきます。


夏は灰緑色の葉が厚めのギボウシはこれからドンドン色付き、初冬には庭で黄金色に輝きます。
その時を刻一刻と待つのも、晩秋の庭のお楽しみです。


そんな我が家のボーダーガーデンは、ノリウツギ・ミナヅキのドライになった花とボニカ’82の実と名残りの花と、その奥にパイナップルセージの赤い花とで、毎年繰り返されきた秋の風景。
これが見納めとなりますね
ギボウシは掘り上げて持って行く予定。


庭奥もシランの葉が色付きました。
周りの葉が常緑なので、黄葉具合が結構目立ちます。


窓際のハマナスの葉も色付き始めました。
掘り上げて持って行こうと思っていますが、あまりに大株なので移植が上手くいくかどうか心配でもあります


ハマナスの黄葉とサルビア・レウカンサの紫色の花とパイナップルセージの赤い花。
柿の木に絡まっている黄緑色の蔓はムカゴ。
その下で色付いている葉はアスチルべ。


紅葉の名所で、ダイナミックで燃えるような艶やかな風景を見るも良し。

庭の小さな草に、過ぎゆく秋を感じるのも良し

この国に四季があって嬉しい限りです


花の空き地通信 11月18日号

2013年11月18日 13時56分30秒 | 花の空き地

我が家が引越せば、花の空き地もお終いなので、始末に向けて先日来少しずつ草刈りをしています。
来春までにはとりあえず「ただの空き地」にする予定。

そんな花の空き地に最後の小菊の季節がやってきました

キバナコスモスやアップルミントやそのほかモロモロの草花が生い茂る空き地に在って姿を消す草花が多い中、「我関せず」を決め込む小菊たちに、植物の凄さを学びます。


環境に合った宿根草の強さでしょうか。

一種類ではなく様々な色の小菊が咲いています。

ほとんどが元の持ち主が植えたもので、家の解体工事の際、重機に踏み固められた地面からでてきました

そして、着々と増えています
花期が長いので、道行く人の目を楽しませてくれていると良いな~




タカサゴユリとルドべキアの花ガラは、一部冬のオブジェにすべくドライフラワーとして残しています。


もうすぐお別れなんだね
短かったな~

空き地に花を植えて、どこまでローメンテナンスで維持できるのか色々と学ばせてもらったから、それを今後に生かしたいと思います

次回(たぶん春)で最終回となるこの通信。

最後までお付き合いくださいね

 


庭の広さとガーデニング

2013年11月17日 18時19分17秒 | 庭について考えた事

昨日は新しい我が家の地鎮祭でした。
遠くに雪をかぶった富士山がクッキリ見え、気持の良い秋晴れの中、つつがなく土地の神様への工事の安全祈願を終えることが出来ました。

紅白の幕の中、丁寧に設えられた祭壇。
今の家の新築の時は、こんなに色々並んでいたのだろうか・・・すっかり忘れておりました
いよいよ、新しい家と、そしてその後の新しい庭が始まるのだな~と、感慨深く・・・
何事もなく無事に竣工しますように

 

その後メーカーの建築士さんと営業さんが我が家へ寄って、さらに細かい打ち合わせ。
帰りがけにまだ20代の女性建築士さんが「お庭を見たいです」と言ってくれたので、ご案内。
で、当ブログを見て来てくれた彼女の感想は・・・

「沢山の種類の植物が植えてあるので、もっと広い庭だと思っていました。」

ブログを見てから、我が家に来て庭を見た方々はこういった感想が多いので、いつものように答えました。

「詐欺だと言われてます。」

いくら10坪強の庭ですよ、と前置きしても、カメラアングルが良すぎるせいか、私のガーデニング愛が熱過ぎるせいか、とても広い庭だと思われます。

その結果、大概の感想は「狭い」
それは正直でまっとうな感想です。

そしてこう言ってくれる人もいます。
「一人で家事の合間にガーデニングするには、これぐらいの広さでちょうど良いんじゃないの

そしていつも思うのです。
どうして他人は庭の広さを一番に気にするのか

私もターシャ・テューダーのような山一つぐらいの広大な庭で、思いっきりガーデニングしたいと思いますから、広さはとても大事だし、広い庭は私の憧れでもあります。
しかしここは首都圏の住宅街。地主でもないのだから広さには限りがあります。

更に、私の庭はワタシノニワであって、他人に楽しんでもらう庭じゃないから、まったくもって主感的な植物が入っているわけで、共感しずらいのかもしれません。


夫がいう所の「雑草のような草」の生えた庭。

 

そして建築士さんと営業さんは、「広さ」の次にを感じたのだろう・・・

ワタシノニワは「広さ」の次に何かを感じてもらえたのだろうか?

 

昨日、自身も都会でガーデニングしていた古くからの友人に、たまたまメールする機会があって、地鎮祭の事を伝えたら、嬉しい返信がきました。

次の庭は、あなたの集大成の庭になるのかな。楽しみにしています。

時間がかかっても、ワタシノニワ=庭主を感じられる庭を作る。

ニワハジンセイソノモノなのだから。

な~んて思った地鎮祭の日でした。

 

 


アンティーク風を目指したアレンジで

2013年11月15日 12時07分01秒 | ライフスタイル

今日は予想より早く雨が降り出しました。
まだ気温は上がりませんが、明日から平年並みになる予報なので、ガーデニングが進むかな。

先日、花屋さんで一目ぼれしたケイトウの花。
くすんだピンク色で、珊瑚みたいな形。
この花を真にして活けてみることにしました。

合わせたのは薄いピンク色のストック2本と濃い赤紫色のスプレーカーネーション
周りにセピア色系のドライフラワーなどあしらってみると、ちょっとアンティーク風な雰囲気になったのでは

引きで見るといつもの下駄箱上なのですがチョッピリ西洋アンティーク風
今までとは違った秋を演出できて自己満足

 

先日300円均一ショップで見つけた、小さな陶器の小物入れ。
二個で300円也。値段も形も一目ぼれ
小さなアクセサリーを入れておくのに丁度良さそうです。
リスちゃんの蓋にはゴムパッキンが付いているので、用途が広がるかも


今どきの100円ショップも300円ショップもお洒落で可愛い物が沢山ありますね。

昔は可愛い雑貨を探すのに、原宿や渋谷辺りまで行って、しかも1000円前後はしたのにな~、なんて恨めしく思ったり。

そんな時、「デフレありがとう」って感じます。


晩秋の庭の花

2013年11月08日 14時45分22秒 | 旧庭(~2014March)

11月も半ばになってきました。
今日はポカポカ暖かいけれど、明日からすこしづつ寒くなっていくようです。

今月になってサラシナショウマの穂がフワフワと綺麗になりました
ボトルブラシというか、猫じゃらしというか、個性的な形です。


本来は銅葉になるはずなんですけど、まだ深緑色。
寒さが足りないのか紅葉するのかな~
軽井沢で見たサラシナショウマは、陽の光を浴びて輝いていました
次の庭ではそんな所に植えてみたいです。


サルビア・レウカンサも紫色の穂を風にたなびかせています。
今年は何故か花つきが悪くて、花が小さくなったのが残念

この花はビロードのようなモワモワっとした肌触り。
秋遅くまで咲き続けます。

 

ツルヒメソバも咲いています。
小さなコロンとした花の形が可愛いですね
季節になるとどこからか芽を出して気が付くと辺り一面に広がっていたりして

踏まれても踏まれても、立ち上がってくる
不屈の精神を見習いたいものです。

家の工事をする際の残土処理ってお金がかかるものなのですね
今回我が家では庭にレイズベッドを作りたいので、少し残してもらうことにしました。
小さなマウンドも作りたいと思います。
夢は広がるばかりだけど、広さは10坪弱・・・ですが、時間をかけて楽しみながら形にしていけたらと思います


秋バラを見つけに ~地元の公園

2013年11月04日 09時39分41秒 | お出かけ先の庭と花

昨日は午前中は曇り空で、午後から少し晴れ間が見えました。
連休中ですが特に予定がないので、近場の秋バラを見に行きました。

市内の大庭城址公園でも、バラがチラホラ咲いています。
此方の公園のバラは、私がボランティアをしている同じ市内の公園のバラと違い、造園業者さんに委託して管理しているそうです。
そのせいか、春は綺麗に咲いているらしく、バラの綺麗な公園として所々で紹介されています。

それでも秋の咲き様はこんなものでしょうかね~
どの株もチラホラ。


ネルマーティンがここでも咲いていました。

一番咲いているエリア。
中輪のピンク系&赤系や、アイスバーグが良く咲いていました。

 

            

ついでに隣の市の光陵公園へ。
此方も春は素晴らしいのですが、秋はずいぶん葉が落ちていて、少し淋しい。
しかし、花は大きいです。
「デザートピース」が、株ごとに様々な表情を見せていて面白かったです。


ピンク色の大輪のバラの香りがgood

オレンジ色のバラも大きく咲いていました。

 

光陵公園を代表するバラではないのかしら。
春も秋も良く咲く「ラバグルト」
赤色が秋は明るい気がします。

 

どちらの公園も葉が少なくなっていて残念でしたが、秋はそれほど農薬を撒かないのかもしれませんし、台風の影響で葉が落ちたのかもしれません。

バラ園をはしごしてハッキリわかったのは、四季咲きといっても秋に咲くバラは品種が限られていること。
同じように管理されている公園で、品種ごとの違いが明らかという事は、秋にバラを咲かせたいなら、そういった品種を選ばなくてはいけないという事ですよね。

サポーターをしている横浜イングリッシュガーデンでは、管理が素晴らしいせいか、どれも良く咲いているように見えます
更にそれなりの品種を選んでいるのかもしれないですね~。
今度河合さんに訊いてみようっと

 

今回の秋バラ散策で、また一つ勉強しちゃったな
ボランティアをしている公園に植えるバラの選定係になったので、この経験を活かしてていけたら良いな~

 


 

 


秋バラを見つけに~栗の里ローズガーデン

2013年11月03日 11時32分57秒 | お出かけ先の庭と花

昨日、ランチがてらに夫とドライブし、「神奈川のバラ・フォトキャンペーン」に協賛している「栗の里ローズガーデン」へ行ってきました。
土曜日のせいもあってか渋滞もなく約30分で到着。
農家さんのレストランのガーデンなので、畑の真ん中にあるのかと思っていましたが、大通り沿いから少し入った住宅街の中にあり分りやすい場所でした。

バラはオールドローズ主体だそうです。
オールドローズは一期咲きがメインだと思っていたのですが、四季咲きも多いんですね
細い枝がしなって、先端に花をつけていたローズ色のバラ。
名前を失念

レストラン前は鉢植えが多かったかな。



大好きなアプリコット色のバラを発見
アプリコット・ネクターでした。

アイスバーグが良く咲いていました

レストランの中から見える風景は窓枠が額縁の様。
緑の塊は薔薇の枝葉。
春にはそれは見事にバラの花に覆われるのでしょうね。

丁度レストランのオーナー兼ガーデナーさんが庭仕事をしていたので、色々質問。
此方では秋の開花調整のための夏剪定は行わず、自然に任せて咲かせているそうです。
今ボランティアをしている市の公園に、来年度に向けてどんなバラを植えるのか思案中なので、オールドローズや蔓バラについて色々教わり、勉強になりました。
丁寧にお答えいただき、ありがとうございました
初夏にも伺いたいです

 

 

 

 

                 

 

レストランのメニューはハンバーグとステーキがメインみたい。
せっかくなのでコンビのランチを頂きました。

ボリュームがあり、アットホームなお味でした。
私たちがお店を出たお昼過ぎには駐車場が一杯になっていたので、休日は早めに行くのが良いかと思われます