今日は陽射しが強く、ずいぶん暖かく初夏のような陽気になりました。
横浜イングリッシュガーデンまで、ガーデンサポーター向けの「庭づくり講座」へ行ってきました。
ガーデンの監修をしている河合伸志さんが、「春のガーデンの管理」というお題で、草花、宿根草・球根、低木、中高木、そしてバラについて、花後のTPOにあわせ欠かさず行う作業について説明してくれました。
参加者からの細かい質問にも丁寧に答える河合さん。
バラの専門家なので、他の植物についてはどうなのかな
、と失礼ながら思っていましたが、バラ以外の植物の知識も深くて、感心しちゃいました。
流石、バラの花後の剪定に関しては、私など目からウロコが落ちてしまうようなテクニックなども教えていただき、積年の疑問が解消されることも。
一つは昔と違って品種が多くなった今、剪定位置を「五枚葉」にこだわらなくて良い事。
そして「三段剪定」なるテクニック
それについて説明を書きたいのですが、上手く文章にできそうにない・・・
でもイメージ通りの樹形を作るには有効なやり方なのですよ。
除草については「メドウとかナチュラルガーデンとか言い訳して除草を怠っていませんか?」と話された時には参加者から笑い声が
ガーデンの真価は掃除で決まると私も考えているし、サポーターとしても頑張ろうっと
講義の後は説明した内容をガーデンに出て、実際に育っているバラで確認。
説明する河合さん

リアルに状況が分るので、知識が頭に入って来るのがありがたいです。
今年一年で色々新しい発見がありそうで嬉しいわ。
講座後にガーデンを一巡り。
今年は薔薇が2週間ぐらい早く咲くのではないかとのお話もありましたし、実際咲き始めていました。
ローズ&クレマチスガーデンではダークチェリーパイが8分咲き。

べルベッティ・トワイライトが咲き始めていました。

ローズ&ペレニアルガーデンではクレマチス・ダッチェス・オブ・エジンバラと、

私も好きなバラ、ジャクリーヌ・デュプレが咲いていました。

ローズ&グラスガーデンではミニバラのリトルチョコと、

珍しいアマリリス「夢みたい」が。
名前も珍しいですね

奥の方のローズ&シュラブガーデンでは、私の今一番の注目のバラの系統のアイコニック・レモネードが咲いていました。
バラのイメージを覆す花をしています。

その反対側のコーナーの壁にオレンジ色の小型の蔓バラ、パティオ・チャームが3分咲き。

バラ以外にも初夏の花が次々咲いています。
高く誘引せず這わせるように育だてているクレマチス。

池の側のジャーマンアイリス

入口付近のダッチアイリス

中心が濃くて花びら全体は薄いピンクの珍しいツツジ「ミセス・グラバー」

などなど、一週間前に訪れた時と雰囲気がガラッと変わっている場所もあり、植物の成長具合で、庭がいかに変化するかを体感できました。
まるで自分の庭みたいに
自分が育てていない植物の咲く時期、咲き様、育て方など、勉強になることが沢山あり、サポーターを始めて良かったな
って思います。
是非バラの頃とは言わずゴールデンウィークも横浜イングリッシュガーデンを訪ねてみてください。
私が草取りしたところは、今日はまだ綺麗でしたし、他のサポーターさんが植えてくれたブルーサルビアも咲いていますし、ね