旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

秋の気配

2011年08月29日 09時54分39秒 | 旧庭(~2014March)

しばらく梅雨のような天候が続きましたが、2日前からやっと晴れ間が見えてきて、秋の気配を感じる爽やかなお天気になりました。
まだ残暑はありますが、空気はすっかり秋みたい。
8月も残すところあと3日。

庭でも秋を感じます。
タイワンホトトギスが、ギボウシの葉陰から顔を出して、ポツポツと咲いてきました。

8月半ばから咲き始めた線香花火のような花。
実は、古土を使ったベコニアの6鉢中3鉢の中から出てきたのです。
種がこぼれていたのでしょう。(残りのうち2鉢からはトレニアが)
ハゼランTalinum crassifolium)」と言うそうです。

午後3時頃から咲き始めるので「三時草」とか「三時のあなた」、「花火草」などの別名も。
小さな赤い粒々は実。

コレは何でしょう
実は秋に白い実をつけるシンホリカルホスの花と、まだ緑の実。
上手く白くなってくれると良いのですが。

 

やっと涼しくなってきましたし、いよいよ秋の庭仕事のはじまりはじまり

週末は台風が来る予報ですし、それまでにチョイと頑張っちゃいましょう

 

 


立山で出合った高山植物たち

2011年08月26日 13時04分41秒 | お出かけ先の庭と花

23日と24日の一泊二日で「立山黒部アルペンルート」へバスツアーで行って来ました。
ケーブルカー、登山バス、ロープーウェイ、トロリーバス等、乗り物競争のようのツアーでしたが、トロッコ列車にも乗れて、とても楽しい思い出深い旅行となりました。

立山では雄大で美しい山並みと、綺麗な空気と、清らかで美味しい水と、そして可愛らしい花々に出会えましたので、少しですがご紹介します。

 

高山植物でとても有名な白い小さな花「チングルマ」は、花は終わっていましたが、なごりのケブケブが沢山茂っていました

此花は「モミジカラマツ」でしょうか
スクッと伸びた茎の先に小さな白い花が房になって咲いています。

花は「ヨツバシオガマ」。ビザギザの小さな葉は「ミヤマキンバイ」かな。

コレは何かな。北邦野草園でも見たような気がしますが、花は終わっていました。

ウサギギク」が所々に

ミヤマアザミ」は大株は存在感があります。

白い「ヤマハハコ」と薄紫の「マツムシソウ

青い花は「ミヤマリンドウ」かな。アチコチポツポツと咲いているのですが、本当に小さな花です。

オオヤマリンドウ」もちょうど咲こうとしているところ

 

こんな蛾も

他にも「コケモモ」や点々と咲く小さな小さな白い花など、岩や石や草原の中に咲いていて、健気な感じなんです

北海道以外で、自然の中に咲く高山植物をじっくり見たことがなかったので、ほぼ初めての出会いに、とにかく可愛らしくてしょうがなく、時間があればもう少し眺めて居たかった

 

 

雷鳥に会うことは出来ませんでしたが、こんなに高い山に、乗り物だけで行けるのですから、現代人は超お気楽というか・・・幸せですね
山を開いた先人の苦労は如何ばかりなのか。想像を遥かに超えるでしょう。
この様な素晴らしい景色を見ることができて、つくづく「ありがたい」と思いながら、立山を後にしたのでした。

 

 

 

 


こぼれ種から~夏

2011年08月22日 13時17分56秒 | 旧庭(~2014March)

20日より急に気温が下がって、秋の洋服を引っ張り出してきています。
余りに急激な気温の変化。早く涼しくなって欲しいと思っていましたが、体がついていけません。

こぼれ種で花が咲くと、本当の「」を感じる事が出来ると思っています。
今夏もトレニアがアチコチでよく咲いています。
群生すると雨にも風にも倒れにくくなるみたいですし、ちょっとした風景になりますね

芝生内に沢山芽を出すので、芝刈りの邪魔になるものは庭のアチラコチラに移植して楽しんでいます。
現在は色々な種類があるみたいですが、一番シンプルでスタンダードな紫色が好き

こちらも毎年顔を出すベコニア
宿根しているような気がしますが、ベコニアって宿根草でしたっけ

インパチェンスも毎年出てきますが、こちらはピンク色がほとんど
白や濃いピンク色も、赤もあったと思うのですが、それらは次第に無くなっていきました。
日陰でも良く育つので、花の終わった宿根草の隣に移植して、寂しくなる空間を埋めています。

こぼれ種から育った花は丈夫で、移植にも良く耐えますね。
どれも秋まで花が見られるので、グランドカバーとしても優秀です

 

明日明後日と留守にします。
コメントのお返事等、遅くなったら御免なさい

 

 

 

 


久しぶりの雨に

2011年08月19日 16時28分57秒 | 旧庭(~2014March)

今朝は昨日同様に暑かったのですが、お昼前から雨が降り出して、気温がグッと下がりました。
庭主は(たぶん庭も)暑さから開放されてホッ

まだ緑色のコンプリカータの実にも雨。
このオールドローズの実、今年もそれなりに生っているので、秋になって色付くのが楽しみです。


アーチの真紅のバラ、アンクルウォルターは、枝が激しい雨に打たれて、垂れ下がってしまいました。
ポツポツ咲いていた花も終わりそう。
雨が止んだら切り戻してあげなくちゃ。

修景用のミニバラも思いついたように咲いていました。
茎が細いのでこちらもうな垂れています。


6月のバラ講座で学んだ通り、8月始めにバラに有機肥料を与えました。
5月のミニ講座で辛口先生がおっしゃっていましたが、8月末から9月始めにかけて、バラは秋のシュートを延ばすため水が必要なんだとか。
今日はまだ早いかな
でも、どうか恵みの雨になりますように

 

 


真夏の返り咲き

2011年08月17日 16時04分50秒 | 旧庭(~2014March)

相変わらず猛暑が続いています。今日も室内が33度になったのでエアコンを入れました。
天気予報によると、週末には秋雨前線らしきものが南下して、何とか涼しくなるらしいです。
もう少しの辛抱でしょうか。

ブログをお休みしている間に咲いたベニバナトキワマンサク「ブラックパール」。
秋に返り咲くそうですが、一寸早いのでしょうか?
濃い赤花が緑の中のアクセント。


スタンダードなベニバナトキワマンサクにも花が付いてきたので、返り咲きはこの時期以降なのでしょうね。
こちらはローズピンク色で、小さな花が可愛らしい。
鉢植えで、半日陰に置いていますが良く育っています。

気がつくとクレマチス・ハーグレイ・ハイブリッドもポツポツ返り咲き。
一寸だけ成長したお客が訪れていましたよ。

庭のアチコチでセミの抜け殻を見かけるようになりました。

今年は鳴き声が遅かったので、我が家には出てこないのかと思っていましたが、地中ではちゃんとスタンバッテいたみたいです。

 

             


いよいよ麦茶にも飽きてきたので、水出しの緑茶や紅茶を作って飲んでいます。
先日、横浜そごうのデパ地下で買ったアールグレイで水出し紅茶を作ったら、アラ美味しい
水出しだと渋みが出にくいみたいで、無糖でも飲みやすく、すっかり気に入ってしまいました。
薄いグラスで頂くと、氷とグラスのぶつかる音も、カランカランと高音で更に涼しく感じるから不思議。
いつもと違う、大人の雰囲気を味わってます。

 

作り方は、600mlの水に茶葉を大匙2杯ぐらい。良さそうな色になったら冷蔵庫へ入れて冷やして飲んでいます。
夜に作って冷蔵庫内で一晩置いてもOKです。

 

 

 


ギボウシの花が次々と

2011年08月06日 10時39分38秒 | 旧庭(~2014March)

今日もなんだかハッキリとしない蒸暑いお天気。夕刻より雨が降る予報ですが、早々に水撒きをしました。

ボーダーガーデンのギボウシが次々花を咲かせています。
肉厚で中型の灰緑色のギボウシの花は、茎の短いタイプのようで、葉の陰に隠れて実は沢山咲いています。
長い茎だけ葉の外に。
7月始めの猛暑と日当たりのせいで葉焼けを起こし、色が薄くなったのですが、少し戻ってきました。
日陰だともっと黒っぽくなるのですけど。

ミニギボウシの花も沢山立ち上がってきました。
こちらは本来濃い緑色の葉なのですが、すっかり黄緑に変化して、今だそのまま
イメージが変わってしまいました。

今まで日陰を作っていたご近所の建物がなくなったせいで、日当たりが良くなったからかしら

 明日から10日ほど、当ブログは夏休みを頂きます。次回は、また少し変化した庭の様子をお伝えできればと思います。
 暑い夏&節電の夏を、体に気をつけて過ごしましょう。

 


緑のスパークリングカップ

2011年08月05日 15時29分39秒 | 旧庭(~2014March)

今朝はチラチラ雨が落ちていましたが、お昼頃から本格的に晴れてきて、梅雨明け後のような夏らしいお天気になりました。

今朝のNHK「あさイチガーデン」では、冷たいハーブティが紹介されていましたね。
先日長女がもって帰ってきたフリーペーパーにも冷たいハーブティを使ったドリンクのレシピが載っていました。

そこで今日はフリーペーパーのレシピを使って「緑のスパークリングカップ(グリーンサマーティー)」を作ってみました。

載っていたのは「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」のレシピ。
それを参考に、我が家にある材料でアレンジ。

レモンバームの葉入りの氷と、レモンバームやスペアミントの葉をグラスに入れ、冷たくしたハーブティ(スペアミント、レモングラス、レモンバームなど)とペリエレモンを注ぎ、レモングラスの葉を挿して飾りにしました。
炭酸がシュワッとしていて清涼感があります。
ペリエレモンは酸味があるので、酸っぱいのが苦手な方は別の気泡のある飲み物を使うと良いのではないかしら。

レシピでは青い香りを加えるためにキュウリのスティックを入れていましたよ。

庭のパイナップルミント(斑入りアップルミント)に花が咲いてきました。

 

これから暑い日が続きそう。
ガーデニングも庭が日陰になるのを待って、ボチボチ休み休み、ですね~

 


コンクリート面を覆うために

2011年08月04日 15時35分09秒 | 旧庭(~2014March)

今日も晴れているのに突然雨が降ったり止んだり、その度に気温が若干上がったり下がったり、と、おかしな天気。

玄関前の階段脇のコンクリートの法面は、殺風景な上、夏は照り返しで暑いので、今はヘンリー蔦で覆っています。

今ちょうど花が咲いて実が生る時期。
小さな粒々は、秋には少し大きくなって黒紫になり、ちょっとしたアクセントになってくれますが、我が家では紅葉せず冬に葉を落とすのが無念

以前は斑入りのアイビーが茂っていたのですが、我が家ではどの場所のアイビーも、ある程度の大きさになると突然立ち枯れてしまいます。
今まで何度かその様な状態を繰り返してきました。
余り寒さに強くない種なので、大株になると辛いのでしょうか
わずかながら復活したアイビーですが、なかなか大きくなりません

そこで思いついた新勢力が小花ランタナ
散歩の途中で大株になって法面を覆っているのを見かけ、我が家でもやってみようと、昨秋に植えました。
熱くなってからぐんぐん枝が伸びてきて、白い花を咲かせ、一寸良い感じ
このまま葉を落とさず、冬も耐えてくれれば、ヘンリー蔦に頼らなくても、涼しげな壁面を作ってくれると思うんですよね。

ただ我が家の場合、冬はご近所より1、2度は気温が低いのが心配
成功したら、更に増やしてみようと思いますが。

そして、もう一つ名案が浮かんでいます が、それは来春のお楽しみに

 


白ハマナスの花と実と

2011年08月03日 15時45分06秒 | 旧庭(~2014March)

日中気温が上がったかと思ったら、急に雨が降るという様な、不安定なお天気。
洗濯物を取り込みに、慌てて帰宅しました。

余り調子が良いとはいえませんが、夏も咲かせている白ハマナス。
少し涼しくなったせいなのか、房になって咲きました。
花は二周りほど春より小さいのですが、純白は眩しいぐらい。

後ろに見えているのはハマナスの実です。
少し色づき始めました。
蜂が来ていたわりには結実が少なくて一寸残念ですが、オレンジ色の実は可愛らしく、秋には更に色付いて庭主の目を楽しませてくれます。


夏はバラを咲かせないのが私流なのですが、アーチの上方についた蕾まで摘むほど、熱心でもありません。
シュートの先に花を付けてしまったアンクルウォルター。
丈夫なバラなので良しとしましょう。

花後は剪定します。
実がつくと、今後のシュートの出が良くないでしょうし、台風が来たら風にあおられて、折れてどこかへ飛んでいってもいけませんからね。

 

 


ノリウツギ「ミナヅキ」

2011年08月02日 17時52分11秒 | 旧庭(~2014March)

今日も雲って比較的涼しい一日でした。
よって、午前中から大物の剪定を頑張りました。鋸仕事は肩が疲れますね

昨年植えたノリウツギ「ミナヅキ」(学名Hydrangea paniculata ‘Minazuki’)が咲いてきました。
我が家では綺麗なピラミッド型にはならないみたいですが、花は次第に大きくなっているようです。
花穂の下の方から咲き始め、左が途中で、右が咲ききった状態。

鬼百合とボニカ’82の間に植えてみましたが、昨年の剪定が強かったせいか、思ったより背が高くならなかったのが誤算
鬼百合が終わって、ボーダーガーデンはまた大人しくなりました。

このノリウツギは寒冷地などでは晩秋に赤く色付くようです。
昨年は鉢植えだったので色付いてくれましたが、地植えはどうかな・・・
ボニカ’82のローズヒップが赤くなり、赤々コンビとなれば、晩秋のボーダーガーデンに新たな見所が出来るんだけど
まあ、そんな上手い具合に行くわけないと思っていますがね。

昨日は脚立を上って、とっくに2階に達しているドラセナの枝切りをし、今日も脚立を使って枇杷とピラカンサの枝を切り明日は・・・
美容院へ行って髪を切ってきま~す

庭主も小ざっぱりしなくっちゃ、夏なんだし