旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

公開初日に鑑賞『室町無頼』と『私にふさわしいホテル』

2025年01月19日 10時40分41秒 | 月一映画

私がバスと電車を乗り継いでまで映画を観に行く理由、それは何かしらん
と考えると「好き」でしょうか。
出演する俳優が好き、テーマが好き、背景が好き等々・・・色々な「好き」が含まれています。
「好き」は人生の原動力でもありますね。

室町無頼
大泉洋ちゃんが主人公ですもの

予告映像ではチャンバラのシーンが多いけど、物語はチャンバラだけでなく、もっと当時の平民の厳しい現状に物申す的な内容で、現代にも通じるテーマもあり、悲しい場面も多々ありますが、共感できました。
とにかく大泉洋ちゃんがカッコ良いです
殺陣も人物もカッコ良すぎるぐらいです
ボロは着てても心は錦です
戦のシーンは迫力があり「洋ちゃんガンバレ~」と応援し、最後は涙しました。
堤さんもカッコ良かったけれども

複雑な伏線など無いけれど、心にグッとくる映画でした。
その昔「七人の侍」を観た後感じたような余韻が残りましたかね~
時代劇かと問われると、一寸違うかな~と思います。
民の戦いの映画かな。


昨年末に大急ぎで観に行ったのは
私にふさわしいホテル
昨年惜しまれながら閉館した「山の上ホテル」が舞台です。

その「山の上ホテル」見たさに、映画を観に行きました。
思っていた以上にホテルでのシーンが多くて、外観だけでなく部屋の設え等、憧れのホテルの雰囲気を感じられて嬉しかったです
素晴らしいホテルだったのですね、やっぱり。

物語はそんなクラシックホテルを舞台にしたコメディ。
のんちゃんはコメディエンヌとしては上出来で、滝藤さんとのぶっ飛んだ掛け合いも面白かったし、クールな田中圭さんが、二人のはっちゃけ具合の重し!?になっていて、三人のバランスが良かったと思いました。
監督が堤幸彦さんなので「トリック」を思い出したりして。
明るく楽しい映画でした。
エンドロールも素敵で、そこだけでも、もう一度観たいな

今年も観たい映画がもり沢山
シニア割引で映画代は安いけど、交通費がバカにならないから、昔のように、二本立てでいこうかしら


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さようなら「ドクターX」~12月に観た映画と番宣と

2024年12月17日 08時13分06秒 | 月一映画

師走に入っても観たい映画があれば、劇場へ足を運んでいます。
この映画がドラマの完結編だというので観に行った「ドクターX

米倉涼子演じる「私失敗しないので」のフリーランスの外科医の物語です。
ドラマからのフアンだし、もう大門未知子の目力が見られないと思うと寂しくて、大画面で見なくてはと。
物語はドラマそのままの展開で、所々ウルウルするシーンもあり、最後はハラハラしましたが、そこは「ドクターX」
それで良かったのかとも感じましたが、フィクションなので楽しめました。
米倉涼子さん自身が闘病されていると知って、更にプロ根性を感じました。
最後のワンシーンまで美しかったです


映画好きの友人に勧められて観に行った「本心


平野啓一郎氏の小説が原作で、自死した亡き母の本心を知りたくて、AI技術を使って亡き母のアバターを作るという未来の物語
AIを使ってるようで使われている人間の愚かさや、社会の貧富の差や、人間の持つ悪意等、人間とAIの関係だけでなく、リアルな人間同士のかかわりも描かれています。
AIの限界と使う人間の意志とが交錯していて、一寸ゴチャゴチャした感じだったかな。
途中ファンタジーな気もしてきたし。
自死を選んだ母の本心は、本当にこれだったのか
原作通りの結末だったのか分からないけど、本心がどこまで本心なのか、疑いたくなりました。


映画はまだ公開されてないけれど、スーパーで売られていて、どうしても気になったので買ってきた「井之頭五郎の魚介とんこつ しゃぶしゃぶ鍋スープ」
「孤独のグルメ」は、主役の松重さんの「腹が減った」顔が面白いし、食べ物がとても美味しそうなので、時々観るドラマです。
映画の番宣って色々あるけど食材とは
食べもの映画らしいですね

 

早速作ってみました。
もやし、レタス、豚肉(しゃぶしゃぶ用)を入れて~
味がしっかりしているのでタレはいらず、〆は煮込みラーメンで頂きました
なかなか美味しかったです


大河ドラマ「光る君へ」も最終回を終えました。
一年、早かったな~と思える大河ドラマは私としては珍しいかも。
古文が好きだった高校生時代を思い出したからかもしれないし、
かな文学が政に影響を与えたと知って、平安時代の歴史観が変わったからかもしれないし、
舞台や衣装が綺麗だったからかもしれないけど、脚本に惹かれたのは間違いないかな。

来年の大河ドラマも女性脚本家ですね。
元禄時代の江戸文化はどう描かれるのか、ちょっと楽しみ


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『海の沈黙』で美を考える

2024年11月23日 11時53分52秒 | 月一映画

昨日は公開初日の倉本聰脚本『海の沈黙』を観に行きました。

キョンキョンとモッくんの熟年の愛が一つのテーマなのかと思っていたら、それはエピソード(大事なプロット)で、映画の主題は「美とはなにか」だったかな。
本物と贋作の違いは何なのか、魅力があるなら無名でも作品は評価されるべきなのでは
現代において、高値の付く名作は本当にその値段の価値があるのか
テーマは昔から問われていたことで、それはたぶん永遠に問われ続けるのだと思います。

本木君の瘦身の気迫を感じる演技に引き込まれました
日本海の荒波が、映像でも絵画でも心に打ちよせるようでした。
セリフの少ない中、人物の関係性が伝わってきて、最後はウルウルしました。
キョンキョンの最後のセリフが「なんでその言葉なのだろう」と一瞬戸惑いましたが、一寸深読みして、納得してみたり。
倉本聰氏が意味のない言葉を書くとは思えないから。
ちょっと時代がかった感もあるけど、重厚感のある映画でした。
ドラマや前作映画とは一味違う倉本脚本だったかな~大人の寓話的な
大人におススメの映画です。

映画鑑賞中、クライマックスになりそうなシーンで、突然シュ~ッという音が数分~10分ほど続いたでしょうか。
「なんの効果か」と戸惑いましたが、空調設備の不具合でした
セリフも聴きづらくなり集中力が欠けてしまって・・・
上映終了後、映画館側からお詫びに映画鑑賞無料券を一枚頂きました。
なので、もう一度観に行きたいと思います


「美」とは何か・・・
それはガーデンにも当てはまるのでは。
グランベリーパークのナチュラリスティックガーデンは、ミューレンベルギア・カピラリスが綿菓子のようにガーデンを覆っていて幻想的な雰囲気になっていました

四半世紀前なら「バラと宿根草」で彩られていたかもしれませんが、サスティナブルが提唱されている現在では、自然に負荷をかけない自然からインスピレーションを得た、こうした宿根草ガーデンが主流になっていくのでは。

グラス類の穂や葉の風になびく姿や、光を浴びてキラキラ光る光景が、人々の心に何かしらを訴えかけ、それが現代における「ガーデンの美」の一つとなっているような気がします。

グラスの穂とシードヘッドの共演は、秋から冬にしか味わえない自然の姿で、この光景を「美しい」と感じる人々の輪が広がっているのでしょう。


ツワブキにヒョウモンチョウが停まっていました。


美意識とは変化するもので、その中で「永遠の美」もあるのだと思います。
私など「美」は個人的な感覚で「好き嫌い」の範疇でしかないけれど

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小説が原作の映画二本は期待通りと期待以上

2024年11月04日 17時34分27秒 | 月一映画

まずは横浜ベイスターズ優勝おめでとうございます
26年前に大魔神社に拝みに行った者として、今回の優勝までずいぶん長い時間がかかったことよ、と思います。
あの時のシーズン後半の大盛り上がりは感じ無いにしろ、神奈川県民として、いつも気にしている横浜ベイスターズが優勝したのは嬉しい限りです。


秋は観たい映画が目白押し
期待していた「八犬伝」は期待通りでした

子どもの頃NHKの人形劇「新八犬伝」を毎回欠かさず観ていた者として、この映画はとても楽しめました
滝沢馬琴が井原西鶴に、小説の構想を語るところから始まり、虚の「南総里見八犬伝」パートと実の馬琴の生活パートとの対比がくっきりと分かれていて、物語の進行が分かりやすかったです。
虚は総天然色イケメンパラダイスで、実はモノクロのジジイ二人
その爺二人の演技が見事で、流石です
虚があるからこそ実を生き抜けるのかもしれない・・・そんな風に感じました。

子どものころ観ていた人形劇は、自分の脳内ではすでに「イケメンパラダイス」だったのかも。
CGと美しき剣士たちの映像は迫力がありました
玉梓の怨霊はもっと怖くても良かったかな。

「南総里見八犬伝」が完成して本当に良かった
多くの人々にお勧めの映画です。


何となく観に行った「アイミタガイ」は期待以上

大切な人を亡くした喪失感は計り知れない。
その悲しみを、不思議な出会いの積み重ねが癒し、立ち止まってしまった心を半歩進めてくれる、そんな物語。
良い人しか出てこない映画を観たのは久しぶりで、一寸わざとらしい出来事(緩い伏線回収)もあるけれど、それをフィクションとして受け止めながらも、涙がこぼれました。
観終わった後、優しい気持ちになれる映画。

草笛光子さんが、今回はとても嫋やかで美しく素敵でした。
黒木華さん以外の配役も良かったです。
癒されたい方には特におススメの映画かな。


思いがけず黒木華さんがこれら二作に出ていました。
かもす雰囲気が役になっていて、時代劇でも現代劇でもお芝居が上手ですね。

今月から毎週のように気になる映画が封切られます。
幾つ観に行けるかな。


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チャンバラとピストルの映画

2024年10月10日 09時12分27秒 | 月一映画

秋は観たい映画いくつもあって、9月中旬以降はガーデニングもしていましたが、映画館へも足を運びました。

「公開は単館上映で、その後じわじわと人気が出て「カメラを止めるな」的な広がりとなりメジャーになっているから」
と映画好きの友人F君に勧められて観に行ったのが、
侍タイムスリッパー

幕末の侍が現代にタイムスリップするという、ありがちな設定で、そのギャップや騒動は普通に面白いです。
昭和っぽいコメディかな。
ただコメディだけでは終わらず、現代にタイムスリップした侍が、その矜持を忘れていなかったことに、一寸心動かされました。
侍が会津出身だからでしょうか。
その歴史を知っているから、おのずとウルウルしてしまうのかも。
ともあれ気軽に観られる一作です

映画評が著しく高いけど、それは広がり方に影響されているかな~と思います。
そして、現代の時代劇の現状と、先日エミー賞を取った「将軍」との対比を思いました。


Cloudクラウド

黒沢清監督の「スパイの妻」が面白かったので観に行きました。
主役が菅田君だし。
最初から暗くミステリーらしい展開で、現代社会の闇も感じるし、と三分の二は興味深く見ていたけれど、ドンパチが激しくなる後半三分の一あたりから、なんとなく現実感が薄れてしまい「落としどころは何処なんだろう」と考えて、没入しきれませんでした。
観終わった後は体が疲れていました
その疲れが何処から来ているのか分かりませんが・・・
主人公の先輩の窪田君の目、凄みがありました。
古川琴音さん、こういう役をやらせたら天下一品ではないかしら。

結局「クラウド」と「アナログ」は同じステージに在る(「クラウド」の問題を「アナログ」で解決する)のか~
と感じる映画でした。


10月以降も観たい映画が次々とあるし、展覧会や舞台も~
涼しくなったし、今年の秋は楽しく忙しい季節になりそうです

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北海道にちなんだ映画とオロロンガーデン便り

2024年09月30日 16時00分18秒 | 月一映画

9月は北海道にちなんだ映画を二本観ました。
一本は、先日東京へ行った際に新宿で観た「シサム
「シサム」とはアイヌ語で「隣人」という意味だそうです。
アイヌ民族はアイヌ語で、和人は日本語で、時々通訳と字幕が入る作りとなっています。

北海道が舞台で、アイヌ文化も描いている時代劇って珍しいし、テーマ曲が大好きな中島みゆきだったので観に行きました。
多くのロケが道東の白糠町でおこなわれたそうで、白糠町にこんな自然あふれる風景が残っていることに、まず驚きました。
原風景って、普通の町では失われつつあると思っていたから。
映画ではアイヌ民族と和人との戦うシーンも少しありますが、メインは一人の若き武士がアイヌ文化を体感し、理解し、成長していく物語で、その中に人間の良心のようなものを感じました。
アイヌ文化について、とても丁寧に作られている映画で、日本の歴史の一端を知ることができるので、文科省指定でも良いのではないかと感じます。
オリジナル映画でも、ここまで作れるのだと感心しました。
否、オリジナル映画だからこそ、なのかもしれませんね。
詳しく知りたくてパンフレットを買いました。
世界の多くの人々に観てもらいたい映画です。


もう1本は「ぼくのお日さま

フィギュアスケートがモチーフの映画であることと、BSTBSのドラマ「天狗の台所」の弟役の越山敬達君が主人公を演じているので、気になって観に行きました。
そうしたらロケが北海道内の7つの市町村で行われていて、雪のシーンが見られて一寸嬉しかったです。
物語は、もうピュアで~
思春期の甘酸っぱさや可愛らしさや残酷さもありで~キュンとしました。
それがあざとく無くて良かったです。
越山君、ドラマとは全く違うキャラクターを演じていて、それもハマっていてビックリしました
フィギュアスケートのシーンが美しかったです。

思いがけず北海道にちなんだ映画を2本続けて観ましたが、どちらも上映館が少ないのと、封切り二週目には上映時間が限られるのが残念でした。
「シサム」は日中は新宿TOHOシネマズでしか上映していなかったし。
気になるミニシアター系映画は、一週目に行かなくちゃね

面白そうな映画は配信が多くて観られない。
家で小さな画面で観ても、物語は追えても臨場感は欠けると思うから、配信にお金をかけたくないしな~
モヤモヤしているところです。


北海道つながりで、先日親戚が送ってくれた実家の庭の様子をアップ
アスターが満開になっていました。



白いアスターも沢山咲いて嬉しいわ

コキアは色付き始めのようです。


私が帰省する頃には、すっかり花は終わっていると思うけど、予想した通りの風景になっていて嬉しい限り
秋の見どころを作っておいて良かったわ。
今後塩害が出ませんように

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期待にたがわぬ映画

2024年08月29日 16時23分57秒 | 月一映画

台風の進み具合が気になりつつも、今日は楽しみにしていた映画を観に行きました。

ラストマイル

この映画はドラマ「アンナチュラル」「MIU404」とつながるシェアード・ユニバーサル・ムービー
監督と脚本家が二つのドラマと同じコンビなので(主題歌も同じ米津玄師)実現したのでしょう。
それがなければ、それほど興味が湧かなかったかもしれませんが、二つのドラマが大好きだったので期待値マックスで観に行きました。

物流業界をめぐる爆破事件を中心に、スピーディーで緊迫感のある展開で、ハラハラドキドキでした。
主人公のエレナの早口のせいもあるかもしれませんが、満島ひかりはピッタリ
何故爆発物が荷物に入っていたのか、誰が仕掛けたのか、謎を考えるのも楽しめました。
社会の歪みや切なさのある物語でしたが、最後には根底に流れる「優しさ」を感じました。
キャストに華やかさがあって、期待にたがわぬ面白さでした
宅配ドライバーさん、本当のご苦労様です。


先週はようやく映画館で「THE FIRST SLAM DUNK」を観ることができました。

TOHOより拝借

公開時は都合で観られなかったので、復活上映はありがたいです。
スラムダンクはアニメからのフアンで、今回宮城リョータの過去のエピソードを知れて、スラムダンクの物語への理解が深まったような気がします。
桜木花道の声優さんが変わって、初め少し違和感を覚えましたが、観終わった頃には気にならなくなりました。
今回は時間の都合でIMAXで観ることになりました。
IMAXで観る必要は無いかもしれないけど、IMAXのおかげで臨場感たっぷりの試合になった気がします。
おりしもバスケットボール日本代表がオリンピックに自力出場したので、そのリアルな試合がアニメに重なった気分になりました。
復活上映記念のリストバンドもゲット


「暑い夏は涼しい映画館へ」云々という宣伝をしていますが、映画館内が寒すぎて、夏は観に行く気が薄れるのよね~
これからは私にとって映画鑑賞にも良い季節になるので、色々足を運びたいです。


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シニアの映画とミステリー映画とガーデンと

2024年07月02日 10時33分58秒 | 月一映画

このところ見たい映画が目白押しで、映画館通いにも忙しい
見たい映画は早めに観ておかないと、都合の良い上映時間が終わっているので。

「九十歳。何がめでたい」

佐藤愛子さんのエッセイ「九十歳。何がめでたい」は発売当時に読んでいて、スカッとする文章で、読んでいて面白かった
映画は本ほどではないけれど、楽しめました。
草笛さんのコミカルでパワフルな演技は、御年90才とは思えないはつらつさで、観ていて元気をもらいました
人生100年時代をどう生きるか・・・
編集者の言葉ではないけれど、不安はありますが、映画を観て「とりあえず楽しく生きよう」とエッセイを読んだ後のように一寸吹っ切れました。
おススメの映画です。


「朽ちないサクラ」

ミステリー好きの私でも、期待通り面白かったです
原作の力もありますが、杉咲花さんとヤスケンさんの演技と全体的に白黒っぽい映像が、このミステリーを更に際立たせている感じがしました。
単純な事件から複雑な事件へ、そしてさらにその先の闇へといざなわれる・・・ゾクゾクしながら観ました。
主役のお二人の目力に圧倒されそうでした。
杉咲花さんには早々に日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を取ってもらいたいです。

この映画を撮ったのが「帰ってきたあぶない刑事」の原監督というのにも驚きました。
「あぶ刑事」の華やかさと裏腹の、この映画の暗さ、どちらも撮れるのですね~監督って不思議。


映画を観に行った南町田グランベリーパークにはナチュラリスティックガーデンがあります。
雨が降ってきましたが見に行きました。
葉色の異なるグラス類の穂が風になびく中、季節の宿根草が咲いていて、全体的に色が抑えめなのでゴチャゴチャしておらず、それが自然を感じさせ、期待どおり素敵でした
上段エリア

株が大きくなってきているのかな
以前より一つ一つ品種の存在がわかり易くなっているような気がします。

エキナセア・パリダは花だけでなく秋のシードヘッドも存在感があります。


中段エリア
こちらはガウラがカスミソウ効果を発揮していました。

このエキナセアは私の好きなフラダンサー
風になびいてユラユラと~

茶色のルドベキアも咲いていました。

季節が変わればガーデンの風景も変わります。
その醍醐味を感じられるのはナチュラリスティックガーデンの楽しみでもあります。
映画とガーデンが楽しめるショッピングモール、私のニーズにピッタリです

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季節を感じる屋上庭園と感動映画と推し活と

2024年06月21日 10時56分18秒 | 月一映画

昨日は横浜へ映画を観に行きました。
用事を済ませ、映画の上映前にニュウマン横浜の屋上庭園「うみそらデッキ」へ
彼方此方の屋上庭園を訪れましたが、首都圏ではここの植栽が好みです。
スタイリッシュでシンプルだけど、ちゃんと季節を感じさせる宿根草や球根花が植えられているから。

6月は青い花の季節でもありますね。
アガパンサスが咲いていました。

白花のアガパンサスも。

グラスの植え込みの手前は小型のアガパンサスの列植だったのね
風になびいて良い感じです

私の手の大きさほどの大輪のアガパンサスも咲いていました

陸眺望側ではバラの二番花が咲いていたり、

グロッソラベンダーやタイムも咲いていました。
風当たりが強めの場所なのでグラスの穂の揺れ具合が楽しいです。

四季折々、何かしら季節の花が咲くように植栽されています。
一つ一つの植物がノビノビ育っているような気がします。
また別の季節に訪れようっと


どの映画を観たかというと、大泉洋主演の「ディア・ファミリー

心臓病を抱えた娘のため、病を治そうと必死に奔走する父親と、その父を支える家族の物語。
父親が洋ちゃんです~
洋ちゃんが出演するとしても感動秘話系の映画はあまり観ない私ですが、今回は「実話」が基になっているというので足を運びました。
実話だと思って観るせいか説得力があり、そのリアルさが心に響いて泣けました。
世間の常識では考えられない熱意と努力は、映画以上だったと思います。
こういう人々が技術の進歩を支えているのかもしれません。
俳優さんたちも好演でした。
おススメです


横浜での用事は~
横浜地下街ジョイナスの「靴下屋」さんが映画「あぶない刑事」とコラボして、刺しゅう入りソックスを販売しています。
ソックスの種類と刺繍の色を選べます。
3週間ほど前に予約して出来上がったので、昨日受け取りに行きました。
タカとユージが足元に~


それにしてもテレビでの番宣の洋ちゃんが、映画の中のシリアスなキャラクターと違っていて、そのギャップ(シリアスなドラマの間にお笑いのCM が入るみたいな感じ)が 一寸嫌な感じかな。
役者さんたちは様々な役を演じ分けるわけだし、洋ちゃんのトークが面白いのはわかるけど、番宣のやり方をもう少し映画に沿わせてくれたら~と思います。

「あぶ刑事」の二人はカッコ良かったもの、番宣でも

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『帰ってきたあぶない刑事』

2024年05月26日 16時19分19秒 | 月一映画

昨日は横浜の映画館ブルク13に『帰ってきたあぶない刑事』を観に行きました。
この日のこの時間は、同劇場での舞台挨拶付き観賞券が販売されていましたが、先行抽選にハズレ一般発売にハズレ(一秒で完売)
結局、舞台挨拶中継付き観賞券で観ることができました。
同じ劇場の隣のスクリーンに主役たちが登壇していると思うと臨場感が違うので、この映画館にしたのです。
チケットは首尾よくゲットできましたが、それも販売開始後程なく、ほぼ満席になったようです。

70才過ぎてもカッコ良い二人
ダンディー鷹山&セクシー大下

映画はお約束のシリアスありお笑いありお洒落感ありで、往年の「あぶ刑事」を感じさせてくれました。
物語は娘かものヒロインを守りつつ、カーアクションや銃撃戦やらで、横浜で悪さする悪党をやっつけるのです。
相変わらずのエンターテイメントぶりで、舘さんも恭兵さんも、70才過ぎてもカッコ良い
ただいつまでも若くいて欲しいと願うフアンの一人としては、二人の老いを感じるシーンにちょっぴり切なくなりました
それも笑い飛ばしてしまうのが「帰ってきたあぶ刑事」なのでしょう。
敵役のキャラクターに、もう少し深みがあると、より盛り上がったかな~と思います。
今までにない物語ではあったけど、今までより物語が単純だったような気がします。

舞台挨拶の中継では、写真30秒だけOKのコーナーがあり、スクリーン内の皆さんをパチリ
こんな派手派手のスーツも似合う恭兵さん、やっぱり素敵


映画を観終えた後、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルへ
ラウンジ&バー「マリンブルー」で、映画「帰ってきたあぶ刑事」とコラボしたカクテルが期間限定で提供されています。
その名も「大バカもの!」
ドラマシリーズの最初から途中まで登場していた近藤課長の台詞から名前を付けたそうです。
ジンジャー等の一寸ピリッとした味わいが、ドラマの中でタカ&ユージを叱る近藤課長のようなのかな。
ハンマーヘッドを眺めながら頂きました


何度も映画を観ているけど、今回はパンフレットを買いました。
ホテルニューグランドの階段で写真を撮らねば

この度の映画では、今までにないプロモーションをしていて驚きます。
主役のお二人は驚くぐらい駆り出されていて、おかげで楽しませていただけているわけですが、ちょっと心配
ですが、これで最後かと思うので、全力で乗っかろうと思います

長年にわたり同シリーズを続けてきたスタッフ&俳優陣の皆さま、38年間お疲れさまでした
今後は再放送で楽しもうと思います。

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