本日から始まった「丸の内仲通りガーデニングショー2011」へ、早速行って来ました。
今年のテーマは「花笑み」
テーマも、3月に起きた震災からの一日も早い復興ヘの願いが込められています。
街灯に吊られたハンギングバスケットが通りを彩るなか、幟に「元気!For Japan」の文字が。
テーマガーデンは、只今「三菱一号館美術館」で開催中の「トゥールーズ=ロートレック展」とコラボして「ロートレック ガーデン」
黄色のバラ「トゥールーズ・ロートレック」が手前にふんだんに植え込まれていました。(写真上)
反対側は赤いダリアを中心とした秋色の植栽(写真下)
コンテストガーデンは、どのガーデンもテーマに違わない、秋らしい花が一杯の、つい微笑みたくなるガーデンばかりでした
その中で特に印象に残ったガーデンをご紹介します。
「希望の轍」
手前は荒れた庭にサルベージのボール「元気玉」(写真左)置かれ、中の緑のリヤカーの奥は段々のお花畑(写真右)が続き丘の上には紅葉が。
「花たちの舞踏会」
白の背景と赤やピンクの草花の対比が印象的で、シクラメンの寄せ植えが可愛らしかった。
「今、ここにあるということ」
毬藻の様なボールにリズムを感じました。
「「力」あふれる小さな庭」
石組みと積み重なった瓦に並々ならぬテクニックを感じた庭。プロだ~
「小人村のフロントガーデン」
こんなお家を訪れてみたい。
「Meguri-ai」
黒と白のコントラストが印象的でした。
「森羅万象を切り取る庭」
赤い枠が野生的な庭を更にクッキリ見せているような感じがして、人工物と自然が不思議とマッチしていたように感じました。
「はなうた」
私の一押しのガーデン
デザインも植栽も、細部までとても良く作りこまれていて、錆びた鉄の柵に踊る緑の音符達が、「一緒にうたいませんか」と呼びかけているような、
鍵盤の上を、幼い子どもがぴょんぴょん飛んで椅子まで向かっているような、
花たちがその音に合わせて伴奏しているような、
心が温まり優しい気持ちになり、つい微笑んで歌を口ずさんでしまいそうな、素敵なガーデンでした
このデザイナーさんの今後が楽しみだし、私はやっぱり物語と「人の存在」を感じる庭が好きなんだな~と思いました。
ブリックスクエアの中庭では秋バラが綺麗に咲いていました。
手入れの行き届いた庭を見るのは至福の一時です
植物の持つパワーが、訪れた多くの方々の心に届き、心癒されると同時に、これからの希望へと繋がっていきますように。
本日のランチは大手町の「DEAN &DELUCA 」のカフェで。
一時期、此処のロゴ入りのトートバッグを、やたら街で見かけて、ナンナンダロウと思っていましたが、食材屋さんだったのですね。
オシャレなオフィス街を眺めながら、ワォ、私って、なんてアーバン
散々ガーデンを巡った後帰り際に寄ったのは丸の内の「一保堂茶舗」
お釜で沸かされた湯でたてていただいた抹茶と、京都の「幸楽屋」から取り寄せた和菓子「菊きんとん」。
和菓子は素材の甘みだけではないかと思うくらい自然な味で、練りきりなのに"ふわっ"としているの。
どちらも大変美味しく頂きました。
例年であれば日比谷ガーデニングショーもはしごするのですが、明後日、北海道へ帰省するので、明日から始まる日比谷の方は今年はパスしました。
なので、10日ほどブログはお休みします。
この時期帰省するのは、四半世紀ぶりかもしれません。
すっかり寒くなっているはずの北海道は、どの様な風景になっているのでしょうか
取り合えず、温泉へ行くのが楽しみです