旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

シシリンチウム・カリフォルニアスカイ

2010年04月30日 16時08分28秒 | 旧庭(~2014March)

今日は朝から気持ち良く晴れて、久しぶりに風も無く穏やかな爽やかな一日です。
昨日、草とりして小ざっぱりした庭で、ノンビリとお茶を飲みました。

庭のニューフェースをご紹介。
シシリンチウム・カリフォルニアスカイは丈夫な宿根草だとか。
調べると和名ニワゼキショウとのことですが、ニワゼキショウはピンク色だけだとばかり思っていたので、綺麗な青は意外。
大輪の園芸種だそうです。鮮やかで濃い青色は写真より実物のほうが綺麗


山紫陽花「胡蝶の舞」の鉢の株元が寂しそうだったので、カバーするために買いました。
この花が終わる頃、紫陽花が咲くのでしょうが、常緑の剣葉が残るので、良いのではないかと思って。


一ポットの株を二つに分けて、宿根フロックスの隣にも植えてみました。良く増えるようなので、来春が楽しみ。
白いイングリッシュデージーとも相性良さそうです。



昨年一年草を植えていたバラのプリント模様の鉢が空いていたので、アレコレ迷って、私にしては珍しく、可愛らしい花を植えました。
流通名ヒマラヤカスミソウ(ジプソフィラ・レペンス)は耐寒性のある宿根草。暑さを嫌うので6月には短く刈り込むと良いとのこと。


             鉢に個性があると、植える花に迷いますが、甘甘もたまには許すとしましょう


    

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本日発売の女性誌「家庭画報」に「北海道のガーデン」の特集記事かありました。
今春は旭川の「上野ファーム」から始まリ、道央を下り十勝まで続く「北海道ガーデン街道」も始動した模様です。
「風のガーデン」の影響力が、いかに凄いかを感じざるおえませんが、おかげで北海道のガーデンに注目が集まり、活性化されるのは大変素晴らしい事です。
以前から、北海道はイギリスに行かずとも済むぐらい素晴らしいガーデンアイランドになれるし、なるべきだと思っていたので、このムーブメントは嬉しい限り
一過性にならず、更に発展して末長く、多くの方々が北海道のガーデン巡りを楽しんでくれたらな~、と願っています。

今私が一番訪れたいと思っている「陽殖園」も載っていたので、初めて「家庭画報」を買っちゃいました
                    

 

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黄エビネの風景2010

2010年04月29日 11時28分50秒 | 旧庭(~2014March)
朝は晴れていましたが、急に雨が降ってきて、暖かいけれど、今日も安定しないお天気のようです。

昨日はまだ蕾だった黄エビネが、夜温が高かったせいで一気に花開いてきました。
毎年、一、二本ずつ花数を増やして、黄金色の花束のようになりました。


毎年アップしている春の一番好きな風景。この花が咲くことで庭全体が輝くようです。シンボル・プランツなのでしょう。





フェンス側。チューリップ・サッポロは昨日の雨と今朝の強風ですっかり痛んでしまいました。



家側。ブライトゼムはまだ元気。

黄エビネの花は蘭に似ていますね。一つブローチにしたいぐらいです
いつもは香るのですが、今朝はそれほど感じませんでした。


鬱蒼とした中にスクッと立ち上がって咲く姿に惚れ惚れしてます 回りの石とも相性が良いです



毎年書いていると思うのですが・・・
色とりどりカラフルで、常時花が沢山咲いている庭も多々あると思いますが、広い場所(風のガーデンのような)なら別ですが、
それでは、小さな庭においては、一つ一つの花の良さや咲きようを充分楽しめないうちに、季節が変わっていくような気がするのです。
それはまた、庭主自身の個性をも、覆い隠してしまう事のように感じます。

正直言って、庭作りをしていると、アレモコレモと欲張るのが楽しい時期もありますし、花たちで自身を飾り立てたい欲望に駆られる事もありますが、
時を経て人生を共にする庭なら、庭主の人となりを醸し出すような庭でありたいでは、ありませんか

佇めば、たとえそこに自身が居なくとも、私自身が佇んでいるように感じる庭。

そんな庭を目指して、これからも日々精進していきたいと思っています。




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フロックス・ストロニフェラ(ツルハナシノブ)

2010年04月28日 09時46分41秒 | 旧庭(~2014March)
今朝は神奈川県東部と西湘地区に大雨警報が出ました。近くを流れる川も警戒が必要なようです。
大事に至らなければ良いのですが。

昨年まで鉢植えしていた匍匐性の宿根フロックス「ストロニフェラ」(和名 ツルハナシノブ)を、早春に地植えにしました。
薄紫の可愛らしい花が咲いています


花期以外は、葉は小さいけれど一応常緑なので、グランドカバーにも有効かと思い、芝の生えないボーダーガーデンの手前に植えました。丈夫なので、よく茂ってくれるはず。
背も低いので、他の花の邪魔にもなりませんし、イングリッシュデージーと良いコンビになっています


ボーダーガーデンの奥の方は、今こんな感じのブルーガーデン
ミニギボウシやアマドコロの葉が展開し始め、ハナニラは終わりかけで、アジュガは満開。
黄エビネが色付き始め、スパニッシュ・ブルーベルも蕾が開き始めました。




でも今は雨に打たれて、どの花も俯いています。
この後、気温も上がってお天気が続きそうなので、庭の雰囲気も一気に変わりそう。

楽しみでもあり、チョッと、寂しくもあり


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横浜バラクラ~バラはまだ蕾

2010年04月27日 10時07分56秒 | 旧庭(~2014March)

今日は午後から雨の降る予報で、今はドンヨリ曇り空。


昨日は、山下公園の後、横浜バラクラへ寄りました。寄せ植えのコンテナが沢山置かれていて華やかです。




ローズガーデンでは、一つ二つと早咲きのバラが咲き始めていましたが、ほとんどはまだ小さな蕾です。


ホワイトガーデンではチューリップとルピナスがメインかな。でもどちらも程なく終わりそう


奥のメドウではスイセンが終わって、黒系のチューリップで覆われていました。これだけ色が揃うと圧巻ですが、
たぶんポピーがもっと咲く予定だったのでは。


暖色系のチューリップやスイセンが咲きそろっているガーデン奥。温かみが在ります。

 

花は沢山在りましたが、実際とても中途半端な時期に来てしまったのでは・・・感じました。
「友の会」会員なので入場無料なのだし、タイミングを見計らって出かけなくてはいけませんね。
次回は必ずバラの時期に

しかし、バラと一年草や球根花や宿根草など、一緒くたに植えて良いものなのでしょうか。
今年の咲き様はどんな風なのでしょう。
咲く頃には球根花は無くなっていると思いますが、「バラは植栽の一つ」だとしても、ローズガーデンでローズを堪能できなくなるのでは・・・




プロのしている事なので、どうこう言うより、実際見るのが一番ですね。
5月半ば頃、楽しみに再訪したいと思います。



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横浜イタリア山庭園と花壇展

2010年04月26日 21時07分58秒 | お出かけ先の庭と花

今日もお天気が良くて、お出かけ日和。明日からまた雨の予報なので、チョイと、港ヨコハマへ出かけてきました。

昨日のNHK「趣味の園芸」でも紹介されていた横浜の西洋館「外交官の家は、JR石川町の駅から坂を登ってすぐの、イタリア山庭園に建っていて、小さなカフェも併設されています。

外観も室内もリニューアルしたてらしく、とても綺麗。それが入場無料なんですさすが横浜

シンメトリーのイタリア式庭園から、遠くにランドマークタワーも見渡せる絶景スポットでした。

室内のメインダイニングルームには、テーブルの上にアフタヌーンティのテーブルセッティングが。お洒落な演出です~

サンルームは腰壁が無双窓になっていて、風が吹き抜けるようにできています。「外」という考えなのだそうです。

所々に設えられたアンティークなステンドグラスも素敵です。


裏の入り口付近にはモッコウバラの生垣が。可愛らしい黄色の花は5分咲き程度でしたが、建物の雰囲気と似合っていますね

 

 お隣のは、ブラフ18番館は可愛らしいつくりです。

こちらもダイニングにテーブルコーディネートが。この時期なので、端午の節句がコンセプトなのかな。

こちらにもサンルームがありました。同様に「外」という考えで、サンルームと部屋との境にドアがついています。

西洋館の家具などは、当時のものを資料を元に復刻したものも多いようです。そのせいかインテリアにもしっくり馴染んでいました。
庭園内には横浜の市花であるバラも植えられており、これからの季節、更に楽しめそうです。
管理するボランティアの方々の目配りと気配りを感じました。

 

その後、元町をウインドショッピングしながら、山下公園まで歩き、開催中の「花壇展」を見て来ました。
市内の業者さんたちが中心となって作られているようです。お花畑です~

色とりどりの花壇と氷川丸。さすが絵になる港町横浜。

ベイ・ブリッジとコンテナガーデン

歩きつかれて、山下公園のベンチに座って、テイクアウトしたサンドイッチでランチしました。
お天気も良く、海と花々を見ながらの一休みは気持ちが良いです


隣のベンチに眼をやると・・・
オリンパスのデジイチを横に置いて、サンドイッチを食べている若い女性が座っていました。きっと「カメラ女子」ですね。

さしずめ「カメラおばさん」・・・元い「カメラ婦人」ですかね、オッホッホッ

 

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ブライトゼム(原種系チューリップ)の風景

2010年04月25日 16時55分04秒 | 旧庭(~2014March)

爽やかに晴れましたが、風がヒンヤリとしているので、ポカポカ陽気にはなりませんでした。
夜温も低いので、花の開花がなかなか進みません。

そんな中、原種系チューリップ「ブライトゼム」が咲いてきました。植えっぱなしで3年目かな。

早春にはオレンジ色のクロッカスが、少し前は青いチオノドグサが咲いていた場所です。

白いイングリッシュデージーも、赤い石も、取り合わせる花が違うと、同じ場所でも雰囲気が変わりますね。
クロッカスの葉やチューリップの背が若干高いので、石も目立ちませんし。

蕾の頃はアプリコット色でしたが、咲き進むにしたがって黄色っぽくなりました少しオレンジがかってもいます。
紫外線の関係か、時間の関係か・・・不思議です。花も少し増えたみたい


狭い庭なので、一つの場所も季節によって、お互い邪魔にならない範囲で、色々に楽しみたいです。
今年は上手く行っているほうかな

 

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ライラック、またの名をリラ

2010年04月24日 12時39分36秒 | 旧庭(~2014March)

今日から晴れる予報でしたが、どうも曇りで気温もさほど上がらないようです

ライラックはまだ八分咲き。
この木を何年育てているか忘れるほど、長い付き合いになりますが、今までに無いほど花をつけました

またの名を「リラ」。
Lilacのフランス語読み。渡辺淳一氏の小説「リラ冷えの街」でも有名な呼び方です。

北大の植物園では「ムラサキハシドイ」と書かれた札が立っていて、花が無いとこの花だと分りませんでした
小花が集まって咲く様子も、色も大好きで、何より香りが抜群に良いですね。

若い頃一年間、札幌の円山公園の近くに住んでいたことがあって、季節になるとライラックを見に散歩に出かけたものです。
一緒に出かけた友人は花粉症だったので、チョッと辛そうでしたが

チューリップのサッポロも、白くなってきました。


北海道に帰りたくなっちゃうな~

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ポツポツと一番花たちが♪

2010年04月23日 10時37分38秒 | 旧庭(~2014March)

今日も真冬並の冷たい雨の降る一日です。気温の乱高下に、農作物にも被害が出ているようですね。

それでも庭ではポツポツと宿根草の一番花が咲いてきました
純白のクレマチス・モンタナ「スノーフレーク」。一番花は花びらが5枚。
本来は4枚なのですが・・・これを枝変わりの新種と捉えるべきか、よくある花の勘違いなのか。後者かな

深山オダマキの白花も、鉢植えの株から咲いてきました。俯き加減の花は清楚で、モスグリーンの葉も好みです。

黒花フウロ(ゲラニウム・ファエム)もポツンと小さな花を。

ミヤコワスレは開きかけ

ミヤコワスレの足元のティアレラ・スプリングシンフォニーもやっと下の方から咲き上がってきたところ。


昨年の同じ時期とは随分違う庭の風景。
果たしてこのようなお天気で、いつになったら、この花々が風景を作ってくれるのでしょう。
今年は実に恨めしい春となりました。

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姫フウロソウと怪しい鉢

2010年04月22日 11時09分23秒 | 旧庭(~2014March)

今日は一転して寒い雨の一日となりそうです。4月も後半に入って、この寒さも無いでしょうに・・・

昨秋に買った姫フウロソウErodium Variabile)が咲いてきました。
このお花、調べてみると「フウロソウ(Geranium)」の仲間ではなく、ヨーロッパ南西部が原産のレイカルディ種(E. reichardii)とコルシクム種(E. corsicum)との種間交雑種とのこと。
学名のエロディウムと名乗るのが正式でしょうか。
でも、確かに花はゲラニウムに似ています。縞(脈)がハッキリしてチョッと個性的。匍匐性のようです。

横顔も可愛いです


昨日はお天気も良かったので、チョッとだけガーデニング。
根づまりしている此方の寄せ植えを一部解体しました。

そしてユーフォルビア・フェンスルビーを、新しく買った鉢に移植しました。
実は、この鉢をお店で見た時、まるで「ハクション大魔王」のような顔をしていて、気になって仕方なく、悩んだ末買ってしまったもの
どのような植物を入れようか思案していたのですが、我が家の花の中で一番魔法チックだと思うユーフォルビアに決めました。

アンティーク風に作られた石造り風の現代物ですが、小庭のアクセントになってくれるのではないかしら。
折角だからチョッと怪しい場所に起きたい気もしますが・・・在るかな

ユーフォルビアが「アノ壷」から立ち上る煙のように見えてきて、一人密かに笑っちゃってます。アハハ

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宿根アネモネ・シルベストリス

2010年04月21日 10時36分01秒 | 旧庭(~2014March)

今朝は晴れ渡って爽やかな空気が庭を満たしています。「お庭でお茶」など、最適な日になりそう。

玄関前の鉢植えのアネモネ・シルベストリスが咲いてきました。繰り返し良く咲く宿根アネモネです。
以前二株植えて一株根ぐされしましたが、残った弱った株を植え替えて復活させました。
今年は株が大きくなり、沢山花を咲かせています。そろそろ鉢替えも必要かな。

俯き加減の蕾も可愛らしいのですが、開花活動をするので、花が開いているタイミングを見計らって撮らねばなりません。
強い雨には弱そうなので、軒下のような所に置いています。

真綿色の白い花が、楚々として清々しく、弱々しく風に揺れる様子も心惹かれます


背景の銅葉はクローバー・ティントロゼ(Trifolium repens)。
ワイン色のクローバー(シロツメクサ)らしい花もボンボリみたいで可愛い
ビオラと小さな鉢に植え込んでいるのですが、かなり茎が伸びてきたので、チョッとカットしてあげようかしらん。

今日はかなり気温が上がりそう。
咲きかけのライラックやツルハナシノブなど咲き進んで、また庭が季節を移していくようです。

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