湘南地方も秋が深まってきて、と言うか間もなく11月なのですが、サルビア・エレガンス(パイナップルセージ)が咲き始めました。
近年、私はこれらの秋咲きサルビアに拘っていて、庭のオープンスペース周りに秋咲きサルビアを植えています。
どれも背の高くなるタイプなので、包み込まれ感を味わえ心地良いの
赤いサルビア・エレガンス、紫色のサルビア・レウカンサ、黄色いサルビア・イエローマジェスティーの組み合わせ。
何故拘るのかと言うと、関東南部以西のような暖地でしか見られない風景が作れる、と感じるからです。
それは北海道の実家で庭作りをしていて、地元に適した植物を植えることがいかに重要かを強く感じたから。
地元湘南の庭では夏越しが無理な植物も、実家の庭では難なく日向で元気に育っており、その気候の違いからおのずと庭の風景も違ってくるのです。
(実家の場合は海に近すぎて塩害影響が多々あるので、更に植える植物を絞り込まなければいけません)
そして暖地の自宅の庭では、北海道のガーデンで見た風景を作るのは、猛暑と言う難題が降りかかり、無理になります。
なので、実家の庭では北海道ならではのガーデンを、自宅の庭では暖地でしか叶えられないガーデンを作ろうと考えているのです。
その私が思うところの最たる植物が「秋咲きのサルビア」になるわけで、北海道では地植えは夢の夢ですから。
サルビア・ランセオラタ(ラスティーセージ)は春から咲き続けます。
秋咲きのサルビア・ライムライトは大株になりました。
サルビアじゃないけどイエローマジェスティーの隣に植えてみたロシアンセージ
まだ小さい苗ですが、そのうち此処をシルバーリーフで彩る予定。
築山の下方に植えてみたサルビア・アズレア
切り戻しながら育てて、秋はアスターのように咲かせてみたいの。
違うアングルで三種の秋咲きサルビアをもう一枚
今「ナチュラリスティックガーデン」という考え方が広まってきています。
私もその雰囲気と考え方には共感していますし、築山や隣家側はそんな雰囲気になってきたかな~と感じています。
その中に「秋咲きサルビア」という選択肢はあまり見ないのだけど、暖地の湘南では、これが土地に合った植物構成でもあると思う。
地方に合った植物を植えれば、植物に負荷がかからない分ローメンテナンスだろうし、その土地ならではの風景が描けるから、おのずとガーデンに個性が出て、訪問する楽しみが増えるのではないかしらん。
秋咲きサルビアの組み合わせをしているガーデンが、多くなると良いな~
ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。
庭・花壇づくりランキング