旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

札幌の花と絵画と建物と

2024年10月27日 12時27分03秒 | 旅の記憶

10月22日(火)
お昼過ぎに札幌に着き、真っ先に向かったのは大通公園
ボランティアさんが管理する、このナチュラリスティックな植栽が好きなの

アナベルの黄緑、アスターの薄紫、ペルシカリアの赤と、花色の組み合わせが秀逸です。

大通公園の木々は色付いていました。

10月下旬でも、花壇は秋の風情を漂わせながら綺麗なままでした


そして地下鉄大通駅から東西線に乗り西18丁目へ
今回の帰省旅の最後の目的地は北海道立近代美術館
「皇居三の丸尚蔵館展 皇室の至宝 北海道ゆかりの名品」を観たかったの。

道立近代美術館は、一度は老朽化のため建て替えも検討さえたようですが、歴史的に意義があるとして改修され残されることになったそうです。


何故この展覧会に足を運んだかというと、一度実物を見てみたいと思っていた絵画が展示されているから。
円山応挙も素晴らしいですが、

何より、伊藤若冲の国宝「動植綵絵」が展示されているの
一度本物を見てみたいと思っていました。
想像通り素晴らしい絵で、何かしら訴えてくる感じがあり、見飽きないというか・・・
素人なのでこれぐらいの感想で

酒井抱一の植物画も素敵です。

展覧会では北海道ゆかりの作品も多く展示されていて、皇室でこういった作品を所蔵していることが、北海道出身者として嬉しくなりました。
夷酋列像摸本」の展示もありました。


グルグル展示を見て回り足が疲れたので小休憩。
二階のロビーからの眺めはピクチャーウィンドウのよう

カフェ・マーレーで自家製チーズテリーヌを頂きました


休憩後、せっかくここまで来たのだから、お隣の知事公館敷地内にある「北海道立三岸好太郎美術館」へ
「わがこころの街 好太郎と画家たちの札幌」展を観に行きました。
三岸幸太郎は大正から昭和初期に活躍した札幌出身の洋画家です。
ポスターの絵は「大通教会」
昭和初期には大通りに教会があったのですね~

建物は三岸が構想したアトリエをイメージした作りになっているのだとか。

「植物園」
現北大植物園の池は、昔はこんな感じだったのでしょう。

今年は札幌でも芸術の秋を堪能
道内のガーデンはクローズしていましたが、こうして芸術で植物や風景を味わうことができ、幸せなひと時を過ごしました。


この日の宿は札幌グランドホテル
ロビーの装飾花が秋らしくて綺麗

キクとダリアとローズヒップと~
秋らしい色合いですね。


「お部屋お任せ 禁煙」で予約したら、本館になりました。
エレベーターホールの設えにも趣があります。

室内はレトロな雰囲気
本館は歴史があるので、こうしたクラシックな感じになっているのかしらん。

使い込まれた感のあるユーティリティーコーナーも好みです。


夕食は赤レンガテラスのフードコートで、蕎麦と鶏ご飯を頂きました


食後はホテルのバー「キャラベル」で、フルーティーなカクテルを一杯
このバーは大航海時代の帆船がモチーフになっているそうで、入り口には帆船のステンドグラスがありました。

 

今回の帰省旅も、充実した日々でした。
天候にも恵まれ、音楽、美食、公園、庭、読書、芸術と、盛りだくさんで大満足の旅となりました
自分でも欲張りすぎやろ~と、ツッコミたくなりますが、コロナ禍の3年を思えば、その分を取り返しているのだと言い訳をしてみたり
帰省旅は来春まで予定なし。
今年もやり切りました

長々と帰省旅にお付き合いくださり、ありがとうございました


翌23日(水)
ホテルから空港へ
チェックイン&荷物を預けにANAのカウンターに行くと「お客様の予約された便は欠航なる可能性が高いので、他の便に振り替えることをお勧めします。」なんて言われて、ラッキーにも一本早い便(ANA共同運航AIRDO)に乗ることができました。
案の定、予約便は機材整備のため欠航になり、便を振りかえることが出来て安堵しました。

AIR DO便では機内Wi-Fiで、観たかった映画「おしゃべりな写真館」のダイジェスト版を見ることができて、ちょっと嬉しかったです。
北海道鹿追町を舞台にした心温まる映画ですが、午前8時に新宿の映画館まで行くのは無理なので、諦めていたの。

思わぬフライトキャンセルでしたが、ラッキーなこともありますね。
こうした映画をシネコンでも扱うと良いのにな~


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北欧風ホテルと色付き始めた緑あふれる公園と in 札幌

2024年10月24日 11時53分17秒 | 旅の記憶

10月14日(月)
仙台空港から新千歳空港へひとっ飛び
そして札幌へ
この日は夜に高校の同級生と恩師とで飲み会もあるので札幌泊に。

宿は地下鉄南北線中島公園駅からほど近い「UNWIND HOTEL&BAR SAPPORO アンワインドホテル&バーさっぽろ」
小樽で泊まった系列店がとても素敵だったので、札幌でも泊まってみたいと思っていました。
小樽はレトロな重要文化財ホテルでしたが、札幌は打って変わって「北欧風」
私好みの雰囲気であること間違いないかと

ロビーは煉瓦貼りの壁とレトロな雰囲気の家具と

ストーブ
山小屋風とも言えますかね~

室内の壁は天然木張りで、照明はアンティーク風

ユーティリティースペースには、朝食用のトースター(バルミューダ製)
飲み物も北海道チックで、小さな机も北欧風

そしてアメニティーの化粧品は雪肌精
これには一寸感動を覚えました。
アルミのカップにコーヒーを淹れると、暑くなりすぎて唇が火傷しそうだったので、紙コップで代用しました。


部屋に荷物を置いて、いざ中島公園へ
イチョウはまだ色づき始めのようで黄緑色かな。
緑をキープしている木の方が多かったかも。
北海道も温暖化の影響で、季節が先延ばしになっているようです。

豊平館はいつ見ても立派で美しいです

この日は暖かかったので中島公園の池には多くのボートが浮かんでいました。
ボート、乗ってみたかったな。

ナナカマドの実は赤く色づいていました。
青空に映えますね。

紅葉している木々もチラホラ
ススキの穂と相性がよろしいようで

公園のボーダーガーデンは季節の花が咲いていました。
奥が背の高いアスターで、中がアネモネ・フぺヘンシス、手前がホトトギス
見事に満開でした

涼しいとホトトギスも葉焼けせずに綺麗に咲くのかな。

所々にダリアも

公園内ではコルチカムが沢山咲いていました。

秋バラもチラホラと

オンコ(イチイ)の実やローズヒップも赤く実っていました。
中島公園は本当に広くて、芝生も多く、腰を下ろして寛ぐことができる「都会のオアシス」そのものかと思います。


散策後は待ち合わせ前に訪れたかった狸小路にある服飾雑貨のお店「TNOC」へ
ネットショップで気にいった上着は好みの色が無く購入に至りませんでしたが、サイズ感を確かめられて良かったです。

併設のカフェで休憩しました。
木の香りがしてきそうな北欧風(北海道風)カフェかな
テラスもありましたが、

一寸ゆっくりしたいので店内でオリジナルハーブドリンクと豆パンを頂きました。
美味しかったですよ


いざ、ススキノのイタリアンバル
高校一年時の同級生と恩師と会うのは5年ぶりでしたが、81才になられた先生の方がお元気そうで安心しました。
かわらず文筆活動もされ、映画やクラシックコンサートへも足を運んでいらっしゃって、私たちが元気をもらったかも
食後はカフェに移動して、あっと言う間に4、5時間ぐらい経っていたでしょうか。
積もる話が山ほどとはこの事かも
楽しく嬉しい時間でした
先生いつまでもお元気で
またお会いしましょう。


翌朝、ホテルの朝食は無料のルームサービスで頂きました。
時間になるとドアーの外にバスケットが用意されています(写真上)
そのバスケットを開けるとスープボトルとバゲット(紙袋)があり、そのバゲットを備え付けのトースターで焼いていただきます。

この朝のスープはカレー風味
美味しいけど、朝には一寸刺激的かも
とは言えこれぐらいの朝食でOKなので、ありがたいです。

今回はバーや屋上テラスは利用しなかったので、次回はホテル満喫プランで泊まろうかな~と思います。
パンが足りなければ、街で調達してきても良いわけだし。

札幌は中心部のホテルの価格は高めですが、シーズンオフで中心部からちょっと離れた中島公園辺りはリーズナブルなお値段で宿泊できるのでねらい目かもしれません。

朝食後は札幌駅近くから都市間バスに乗って実家へGO

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歴史的建造物に泊まりたくて小樽へ

2024年07月18日 16時24分53秒 | 旅の記憶

7月15日
実家を後にして帰宅路の途中、一度泊まってみたいホテルがあったので小樽へ
5年ぶりの小樽は、少し様子が変わっていました。
小樽芸術村の美術館が増えている
2022年にオープンした「西洋美術館」は、小樽市指定の歴史的建造物「旧浪華倉庫」を活用した美術館。
大正14年に完成した石造りの倉庫で、大きくてビックリ

内部は木造建築がそのまま活かされています。

「19世紀後半から20世紀初頭に欧米で制作されたステンドグラスや、アールヌーヴォー・アールデコのガラス工芸品、家具などの西洋美術品」が展示されています。

写真左上:ルネ・ラリック作
写真中上:エミール・ガレ作
写真右上:マイセン陶磁器
写真右下:アールデコの部屋
写真左下:アールヌーヴォーの部屋

歴史的な家具とインテリアが面白かったです。


小樽芸術村の辺りには、いくつもの歴史的建造物があり、一つ一つ探索するのが楽しい

そんな中に歴史的建造物を利用したカフェあり
「旧鳩谷倉庫」をリノベーションして小樽商大の学生さんたちがカフェとして運営しているそうです。

レトロな雰囲気の中で頂いたコーヒーは、苦みばしって美味しかったです


今は使われていない古い家屋
取り壊されず活用されると良いな~

 

この日の夕食にはお寿司を食べようと界隈を歩いたのですが、「海の日」とあってお目当ての店は予約でいっぱい
二軒ふられて三軒目にようやくお寿司にありつけました。
カウンターに座った意味がなかったけど、小樽でお寿司を食べられただけで良しとしましょう。

サービスに土瓶蒸しがついていてラッキーでした。


この日の宿泊は、一度泊まってみたいと思っていた「UNWIND HOTEL & BAR OTARU アンワインドホテル&バー小樽」
北海道で初めての外国人専用ホテルとして昭和6年に開業した「旧越中屋ホテル」を「建物の情緒や美観はそのままに・・・大胆にリノベーション」して新たに開業したそうです。

エントランスの木製ドアーに歴史を感じます。

階段も当時のままのようです。

階段の踊り場にもステンドグラスが
これは当時の物なのでしょうか
雰囲気はピッタリ。

4階にはテラスがあり、無料でレモネードが頂けます。
小樽の岬と海が見えます。
手前のレリーフは旧三井銀行小樽支店(重要文化財)の屋根

室内の天井が高いのは、外国人向けだったからでしょうか。
設備もお洒落で~
ルピシアの紅茶があって嬉しいったら
部屋に紅茶のあるホテルって、なかなか無いのよね~
フレッシュクリームつきだし


ホールを入って左側はバーになっています。
ホールの床のタイルも素敵

折角素敵なバーなのでカクテルを頂くことにしました。
オリジナルカクテルが三種類あり、その中で「小樽潮まつり(上川大雪、ライム、トニック)」とおつまみに「小樽大八栗原かまぼこ」を頂きました。
地元ならではの物を頂けるのは旅の楽しみでもありますね
カクテルも蒲鉾も美味しかったです。


翌朝の朝食はレストランで
このレストランもレトロで素敵

ステンドグラスは当時のままで、照明はモダンだけど似合っています。

そんな雰囲気の中頂く朝食はハイティー風
この朝食を食べたかったの
私は朝食を沢山食べないから、これぐらいの量が丁度良いのです。
一つ一つ地産地消にこだわりがあり、スコーンはお替り自由で、スムージーなど、どれも美味しかったです
久しぶりに落ち着いた豊かな気分になれる朝でした。

このホテルがお徳に泊まれてラッキー
ブティックホテルっていうのかしら。
コンセプトが隅々まで行き届いていて、短い時間でしたが気持ち良く過ごすことができ、大満足の滞在になりました。


実は小樽に向かう前に札幌で、以前から気になっていたクレープのワゴンに寄りました。
シマエナガが描かれているのですもの~

念願のシマエナガクレープ。
マシュマロのシマエナガ、可愛いったら


とうとう新千歳空港へ
名残り惜しいわ~
でも自宅の庭も私を待っていてくれるのでね。

長々と私の帰省旅にお付き合いいただき、ありがとうございました
北海道旅行の参考になれば幸いです。

次回は自宅の庭から~


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ライラックと小劇場 in 札幌

2024年05月19日 11時47分16秒 | 旅の記憶

5月17日(金)

実家を後にして向かったのは札幌。
帰路、新千歳空港から飛び立つためで、札幌に一泊しました。

大通公園の花壇では、遅咲きのチューリップが咲いていて、可愛らしい感じに

この花壇も早咲きから遅咲きまで長くチューリップを楽しめるように植栽されているのね。
ミックス植えで、黒系と白系でシックな一角。


大通公園ではライラックが満開でした

品種も色々あって、色合いの違いがよく分かります。
テレビ塔は化粧直し中

ライラックは中木なので、それ程背が高くならず、目線に花があり香りを嗅ぐことができます。
訪れる皆さんが花の前でクンクンしていました。

丁度ライラック祭り開催中。
飲食店のブースがライラックを隠しているエリアがあり、ちょっと残念だったかな~
でも北海道の美味しいものがそろうので、賑わっていました。

ライラックの花に目が行きがちですが、ライラックと街路樹の新緑とのコラボレーションも素敵です

白いチューリップだけの一角があり、そのせいでライラックの紫色が映えているような気もします。
遅咲きのチューリップとライラックの開花時期が合致することに、一寸驚きました

街路樹のトチノキも咲いていました。

夕方の光を浴びる薄ピンク色のライラック

夕方の光を浴びて大通公園の噴水がキラキラしていました。


昔を思えば、ライラックは6月の花だったし、ライラック祭りも6月だったはず。
近年ライラックが5月に咲くようになったので、ライラック祭りも5月開催になったのだそうです。
なんてこった
小説『リラ冷えの街』はどうなるの
渡辺淳一先生も、こんな地球温暖化は想像できなかったでしょう。
「リラ冷え」という言葉は生き残るのかしら・・・


この日の宿は北八条に位置するホテル・エミオン札幌
新しいホテルです。
北海道にちなんだロービーの設えや、

エレベーターホールなどの札幌軟石の壁のディスプレイがカッコ良いですし、私好み

お部屋(ダブルルーム)は過不足なく高級感のあるビジネスホテルかな。
大浴場があるのも、このホテルを選んだ理由です。
そして一番の理由が・・・


ホテル隣の「ジョブキタ 北八劇場」
昨秋の帰省の際に、札幌に本格的小劇場ができるとニュースで知って、機会があったら一度お芝居を見てみたいと思っていました。
それがタイミング良く今回こけら落とし公演中で、チケットもゲット出来てラッキーでした

こけら落としということで、ロビーには沢山のお祝いのスタンド花が飾られていました。
お芝居には富良野塾出身の俳優さんも出演しているせいか、倉本聰先生からのお花もありました。

演題は「あっちこっち佐藤さん」という海外のシチュエーションコメディの翻訳版です。
翻訳に小田島雄志先生が関わっていると知って、これは面白いかもと

舞台はこの場だけで、ここに入れ代わり立ち代わり役者さんが出入りし物語を進行させます。
学生の頃は時々小劇場へも足を運んだので、久しぶりに当時のワクワク感を思い出しました。

役者さんたちは皆さん上手
早口でも叫んでもセリフがちゃんと聞き取れるし、スピーディーで個性豊かに演じていて、演出も時代にも合わせてあり、笑いの絶えない舞台でした
小劇場の熱気を肌で感じることができて、お洒落ではなく観劇にアルバイト代を使っていた青春時代を思い出しました。
また機会があったら北八劇場でお芝居を観たいと思います。

北海道最終日へ続く

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旭川は寒かったのでカフェ巡りから

2024年05月09日 21時46分27秒 | 旅の記憶

5月8日(水)

今回の帰省旅はJALの特典航空券(マイル)で羽田から旭川空港へ
羽田の第一ターミナルに早めに着いて、お気に入りの朝ごはん屋さんへ

少し遅い朝食(ブランチかな)を頂きました
小皿料理が楽しく、ご飯のタイプも選べるので、今回はお粥にしました。
少しづつ色々食べられるのが楽しいです



旭川空港には12時半ごろ着きました
その後旭川市内に移動
予想以上に寒かったので、天気が悪かった場合のプラン「カフェ巡り」を優先することに。
まずはOMO7旭川by星野リゾートへ
街路樹の桜が咲いていました。

泊まるわけではないけれど、カフェが営業中ということで、一度訪れてみたかったのです。
ロビーの家具は木のぬくもり溢れる「旭川家具」
好きなんですよね~私。

ブックコーナーもお洒落~


カフェは期間限定の桜フェアのよう。

桜色のディスプレイが春らしく、ラブリー

期間限定の「自分で仕上げる」イチゴのモンブランとオリジナルラテを頂きました。
モンブラン用のガンで素麺のような餡をかけるのですが、これが楽しいけどなかなか難しい
かなり不格好になりましたが、お味は甘さ控えめでGOOD
濃い目のラテと一緒に頂いて、一寸温まりました。

宿泊しなくてもカフェは利用できるし、昼間は落ち着いた空間のようなので、また機会があればお茶しに行きたいと思います。


そこから歩いて数分のところに「珈琲亭ちろる」があります。
この昔ながらの喫茶店は作家の三浦綾子さんも通われたという歴史があると知って、これは行かないと

煉瓦の壁やシックなソファ

木彫のレリーフと古時計など、なんとも懐かしい雰囲気です。

カウンター席でお店こだわりのブルーマウンテンを頂きました。
三浦綾子さんも此処でコーヒーを飲んだのだろうか~


この日二杯目のコーヒーで、体が温まってきたので北彩都ガーデンまであるくぞと外に出ると「7度」

一寸心折れそうでしたが薄日が射してきたので、いざ参らん~

北彩都ガーデンへ続く

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東京一泊二日旅 ~ラビスタ東京ベイ編

2024年02月26日 14時19分00秒 | 旅の記憶

昨秋に行われた共立リゾートの「温泉総選挙」というキャンペーンに応募したら、なんと見事当選し共立リゾートの一泊二日朝夕食付宿泊券をゲットしました
温泉宿に対する熱意が伝わったのでしょうか。
なんともラッキーで、なにより嬉しい

共立リゾートのホテルであれば、全国どこでも予約可能との事。
函館出雲箱根・・・と考えたすえ東京にすることに。
神奈川県に住んでいるので東京は日帰り範囲で、宿泊することは滅多にありません。
だからこそ東京に泊まるのは贅沢かな~と思って「ラビスタ東京ベイ」を選びました。

新橋からゆりかもめに乗って「市場前駅」へ。
駅直結のホテルです。

エレベーターホールにはひな人形が飾られていました。
季節ですね~

お部屋はビジネスホテルタイプで、「ラビスタ・・・」にしては一寸残念でしたが、なんせ無料宿泊券なのでね
備品は過不足なくそろえられていて、アメニティーはロビーでピックアップしてくるスタイルでした。

7階のお部屋からは今話題の商業施設「千客万来」が見渡せます。

夜になると入り口前のイルミネーションが綺麗

「千客万来」の明かりと相まって素敵でした。


夕食はホテルのレストラン「SACHI」でのフルコース
ベイエリアに面した席だったので、東京の夜景を眺めながら頂きました。
オードブルの魚由来のお料理がどれも美味しい
流石、豊洲か

一番気にいったのは「ホタテとフォアグラのショーソンパイ」(写真左上)ですが、お料理はどれも美味しかったです。

デザートの洋ナシのコンポートは甘さ控えめで食事の〆に丁度良かった。
贅沢な夕食でした


食後は温泉へGO
お部屋のテレビで温泉の混雑状況がわかるので助かります。
混雑が収まるまで、14階のホテルのバーで少休憩することに。
美しい夜景を見ながらカクテルが頂けるとあって、人気のバーのようです。
カジュアルな雰囲気も嬉しいかな。
季節のフルーツのカクテル(金柑)を頂きました。
ジャックダニエルベースだそうです。
美味しい

東京のビル群の間から東京タワーが見えました

温泉施設では写真NGなので写真はありませんが、お風呂からは左手に東京タワー右手にスカイツリーが眺められるという、絶景温泉
都会のイルミネーションが眺められるとあって、夜遅くまで入浴客が絶えないようです。
「共立リゾート」と言えば「温泉」
お風呂だけでなく湯上りアイスまで楽しめて、大満足の夜となりました


明けて翌朝は、もちろん温泉に入りに行きました。
晴れ上がったので、遠くに富士山が見えました。

 

朝食はビュッフェ形式
豊洲ですからお刺身が豊富にそろっていて、皆さん海鮮丼を作って食べていましたかね~
お刺身は美味しいし、何より醤油の種類の多さに驚きました~流石
江戸料理と称して、湯豆腐、肉じゃが、ちゃんこなべ等郷土食もありました。

デザートにオーギョーチーがあって、一度食べてみたいと思っていたので、嬉しかったです。

14階からの眺めを動画に撮りました。

東京豊洲ラビスタ東京ベイからの眺め


「豊洲市場」と「千客万来」へ続く


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2024年 今年もよろしくお願いいたします。

2024年01月03日 11時06分20秒 | 旅の記憶

元旦に北陸で震災が起こり、二日は飛行機事故が起こりと、2024年は言葉にならない悲しい出来事で幕を上げました。
震災にあわれた方々、地域には、一日も早い復旧を願っています。
それでも今後は良い年になりますように


昨年末は家族の休みが重なったので、二年ぶりに家族旅行へ出かけました。
一昨年の山形スキー旅行が面白かったので、スキー旅行を提案
福島県のネコママウンテンで滑ってみよう~という事になり、星野リゾート「磐梯山温泉ホテル」に宿泊することに。

東北新幹線で郡山へ向かい、在来線に乗り換えて磐梯町に着き、ホテルの送迎バスで到着。
会津名物の赤べこが出迎えてくれるロビー下方の「ブックス&カフェ}
ちょっとワクワク

ここでは無料でコーヒーや紅茶、ハーブティーなどが頂けるし、お部屋にもっていくことができます。

夜は「あいばせ!踊らんしょ」と銘して民謡「会津磐梯山」に合わせ、スタッフとゲストたちが櫓の周りで盆踊りをしてみたり、

試飲付きの日本酒講座が開かれたり、

隣りの酒バーで飲み比べ(有料)をしたり、

「薬研こしぇる茶」作りをすることができます。
1:いくつかある茶葉の中から好みに二種類を選びます。
2:薬研(やげん)の中に茶葉をセット
3:薬研を使って粉にします。
4:ティーバッグに詰めて出来上がり
お湯にティーバッグを入れて飲んでみました。
和風ハブティーと言う感じかな~面白かったし美味しかったです

宿泊した部屋はスタンダードツインルーム
ベンチの下やテレビ台の下が空いていて、そこに荷物を仕舞えるので広めの部屋が一層広く使えてとても便利でした。
ホテルではSDGSに配慮して、空のウォーターボトルが置いてあり、そこにミネラルウォーターを自分で汲んでくるシステムになっています。
湯沸かしポットはあるけれど茶器等は無く、カフェで紙コップを調達して来なくてはいけませんでした。
現代はホテルもゲストも環境に配慮しながら宿泊しなくてはいけませんね。

一日目の夕食はレストランのビュッフェで。
地元会津や福島の名物などのメニューもあり、沢山美味しくいただきました。



この日は到着後最長コースを2本滑っただけで太ももがパンパンに
ゆっくり温泉につかって、夜はストレッチを教えてくれるアクティビティがあったので参加しました。
一寸は筋肉痛がほぐれているかな。


二日目は朝食後、満を持してスキーへGO
今年から旧アルツ磐梯(南エリア)と旧猫魔スキー場(北エリア)を新しいリストで繋げて「星野リゾート ネコママウンテン」として営業をはじめたようです。
まずは南エリアから

南エリアの山からは猪苗代湖が綺麗に見えます
風光明媚なスキー場は倍にスキーを楽しめる気がします。

ゲレンデのカフェで休憩。
磐梯山がよく見えます。

北エリアへは連絡リフトで向かいます。

北エリア頂上からは、桧原湖と霧氷

磐梯山が間近に


しかし北エリアは中上級クラスコースがメインなので、私と娘たちは風景だけ見てリフトで戻りました
スキーにスタンドプレイは禁物なのでね
それでもこの素晴らしい風景が見られてラッキーでした
戻りのリフトからの風景が一寸スリリングで素晴らしかったです。

その後南エリアで長いコースを2本ぐらい滑った後、早めにスキーを切り上げて「冬のおやつタイム」をすることに。
マシュマロを焚火で焼いてチョコと一緒にクッキーで挟んで「スモア」というお菓子を作ります。
子どもだけでなく大人も楽しめるアクティビティ

マシュマロが残ったら、小さな飴を付けて食べることもできます。
楽しく美味しいおやつでした

二日目の夕食は、ホテルの送迎車に乗ってホテル提携レストラン「たか膳」へ。
こゆず、わっぱ飯、桜さしなど、会津の郷土料理などが珍しく、美味しくいただきました。
特に桜さしはヒレ肉で、馬さしと思えない味わいでした


三日目はチェックアウトが14時なので、朝はゆっくりとでき、朝ヨガに参加しました。
もう体がバッキバキですが、午前中もスキーへ
しかし、やはりロングコース1本滑ったら太ももが辛くなり、ショートコース1本滑って早々に上がりました。
そして送迎バスの時間までアクティビティをして過ごすことに。

会津木綿で匂い袋を作ります。
裁縫用ボンドで袋を作り、中にアロマオイル(ホテル内で使用されている)入りの綿を詰めて出来上がり。
簡単に可愛くできました。
和風の香りは落ち着く雰囲気です


二泊三日のスキー旅が、このホテルで良かった
これまでの我が家の旅は「まずは目的があり、目的遂行のために宿泊場所がある」という考え方が基本だったので、こんなに宿泊場所自体を楽しめたのは初めて。
多くのアクティビティが用意されている星野リゾートならでは、だったのかもしれません。
ガンガンスキーができた若い頃では、味わえなかった時間かもしれませんが

赤べこに別れをつげて大晦日に帰宅しました。
単価は高いけれど満足度も高い、それが星野リゾートクオリティーなのかしら。
ただワンちゃんたちと一緒にホテルのエレベーターに乗りたくなかったな
スキー場は雪さえ多ければ文句なし・・・と地球温暖化を恨めしく思いましたが、60代半ばも、まだスキーできる自分に安堵しました

追記
今回の「スイーツ新幹線」は、往路は東京駅のピエールエルメで買ったマカロン。
パッケージが立派です。
復路は磐梯温泉ホテルで買った「飛び出せ赤ベコちゃん!」
ショコラサンドクッキーで赤ベコのくりぬきができるのですが、ちょっと難しい
どちらも美味しかったです

 


本年もガーデニングと旅の記録を中心に、当ブログを進めていこうと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします

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昨日の羽田空港での飛行機事故では、乗客の方々が全員無事に退避できたということで、本当に安堵しました。
火の上がるさ中、恐怖を感じながらも冷静に退避できた乗客と乗務員の行動は素晴らしいです
90秒脱出・・・マニュアルは正しかったのだと実感しました。



初めての伊豆下田観光はロープウェイからペリーまで

2023年12月04日 16時51分08秒 | 旅の記憶

12月1日(金)
ザ・ロイヤルエクスプレスに乗り伊豆下田に着いて、最初に向かったのは下田ロープウェイ。
次女がロープウェイで上った先に水戸岡氏デザインのカフェがあると調べていました。
豪華列車とロープウェイがセットで水戸岡デザイン観光ができるみたい
ロープウェイの車体にも「ROYAL」のロゴマークがありました。
床は板張りだし

カフェ「THE ROYAL HOUSE SHIMODA(ザ・ロイヤルハウス・シモダ)」は2019年に水戸岡氏のデザインで開業したそうです。
(2017年に豪華列車「THE ROYAL EXPRESS(ザ・ロイヤルエクスプレス)」が運行を始めたので、その二年後)
店内すべて水戸岡デザイン
組子細工が美しい窓側

格子調の壁と床の室内側

天井と照明も場所によって異なったデザインになっています。
右側の組子細工のランプシェードが、水信フルーツパーラーのアフタヌーンティーを思い出させます。

カフェのメニューを見てビックリ
スイーツは横浜モンテローザの物だし、コーヒーは知る人ぞ知るコーヒー豆輸入業者&カフェのミカフェート監修だし。
(閉店前の横浜元町のお店に一度訪れたことがあります。)
折角なのでミカフェート監修の「アルトルナコーヒー」を頂きました

寝姿山からの眺めも最高~
伊豆諸島が良く見えました。

公園も散策したかったけど時間がなく断念
ツワブキが沢山咲いていました。

 


ロープウェイを降りた後は、この日の宿「下田東急ホテル」へ
到着後慌ただしく夕食
レストランは広々として落ち着いた雰囲気

夕食は和洋折衷のフルコース
地産地消を意識した食材が使われ、どれも美味しくいただきました

パンが無いな~と思っていたら、デザートの前にキンメダイの炊き込みご飯が
コース料理は私には量が少し多く、デザートを食べきれなかったのが心残りでした。

ホテルには温泉があり、露天風呂から冬の星座や流れ星が見えて嬉しかったです。
もちろん心身ともに温まりましたよ

12月2日(土)
ロービーラウンジも落ち着く空間で、12月なのでクリスマスツリーが飾られていました。

朝食はビュッフェ方式でお料理沢山
なかでもキンメダイの炊き立て釜飯は、お焦げもあって美味しかったです。
伊豆下田ってキンメダイ推しなのかしらん

ホテルのガーデンからの眺めも最高

湾内の海水の色がエメラルドグリーンで綺麗でした。

 


ホテルをチェックアウトして駅のコインロッカーに荷物を預け、この日は暖かかったのでレンタサイクルすることに。
歩けそうで歩けないかもしれない距離に感じたので
おかげでチョコチョコとアチコチ回ることができました。
「下田開国博物館(私設)」で開国時の下田の歴史を学び、その後ペリーロードへ
ペリーが歩いた川沿いの道だそうです。
古民家や蔵などが立ち並び、歴史を感じる佇まい。

その中で古民家カフェ「草画房」(写真上の左側の建物)でお茶しました。
大正時代に建てられたそうです。
店内はレトロな雰囲気
外壁の一部は黒海鼠壁だったり、敷石が伊豆石だったりと、当地の文化も感じました。

フワフワのホイップが乗った抹茶ラテを頂きました。
季節の花が添えられたお盆の設えがお洒落です~


そして下田の歴史に名を連ねるお寺「了仙寺」へ
ペリーが参道を歩き日米下田条約締結の地となったお寺だそうです。

その後、ペリーの銅像を見て

アチコチで開花しているアロエを見て、
(伊豆って暖かいんですね)

道の駅まで自転車で走り、駅に戻ってきました。
電動自転車たっだので楽ちん~
久しぶりのポタリング、楽しかったです

駅にはサフィール踊り子号(写真右)と特急踊り子号(写真左)が並んで停まっていました。
私たちは左の特急踊り子号で帰路へ

 

一泊二日の豪華列車「THE ROYAL EXPRESS(ザ・ロイヤルエクスプレス)」で行く初めての伊豆下田観光
大好きな水戸岡デザインを満喫する旅にもなりましたし、あらためて下田の開港の歴史を知ることができ、充実した旅になりました。

帰路の車内で昼食にキンメダイの推し寿司とキンメコロッケを食べましたとさ

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憧れの豪華列車~ザ・ロイヤルエクスプレスに乗って

2023年12月03日 16時08分53秒 | 旅の記憶

12月1日(金)
できた当時から一度は乗ってみたいと憧れていた水戸岡鋭治氏デザインの伊豆急の豪華列車「THE ROYAL EXPRESS (ザ・ロイヤルエクスプレス)」
願い叶って、この度横浜~伊豆下田間に乗車してきました。
水戸岡氏のインテリアデザインが好きで、豪華バスに乗り、海賊船に乗り、フルーツパーラーで食事しと、少しづつ目標に近づいていきとうとう列車に
横浜から伊豆下田への食事付き乗車プランを申し込み、抽選に当たるか否かドキドキしながら結果を待ちました。
第一希望通りの日程になって良かった

乗車前にこのプランの待合室を兼ねた「ザ・ロイヤルカフェ・ヨコハマ・モンテローザ」にてお茶のサービスを受けながら記念乗車券を頂きます。
席が何号車になるか、この時に分かります。

11時50分
いよいよザ・ロイヤルエクスプレスに乗車
期待通り木がふんだんに使われた水戸岡デザインの車内

12月なのでインテリアがクリスマス使用になっています。

私と次女の席は五号車

組子細工の壁に囲まれたセミコンパートメントタイプの席でした。
一層木のぬくもりを感じられて~

天井は格式高い格天井
このアーチ型の格天井は、かの「ななつ星」とこのザ・ロイヤルエクスプレスしかないそうです。
圧倒されます~

私は寄せ木細工のような床も好き
各車両色々なデザインの床板が貼られています。

ウエルカムドリンクを頂きながら、本日の道のりを地図を見ながら次女と確認。
伊豆へは車でしか行ったことが無く列車は初めて。
伊豆下田まで列車は海沿いを走っていくのですね。


車内ではクリスマスにちなんだバイオリンとピアノの生演奏が聞こえてきます。
「戦場のメリークリスマス」が今年は切なくて~

食事は伊豆高原のフレンチレストラン「エルマイヨン」のシェフの監修
オードブルに窓の組子細工の陰が映って~ザ・ロイヤルエクスプレスに乗っているのを実感しウキウキ

地産地消にこだわったフランス料理のコースを頂きました
どれも超美味しかった今年一番かもしれないぐらい。
食後はシェフが挨拶に回って来てくれて、まるで本当のレストランのようでした。

車窓から眺める相模湾
海は穏やかで、天気も良く、水平線が曲線です~


13時40分過ぎに伊豆高原駅へ到着
ここで少しの間停車し、駅のホームでサンタさんの衣装を着た駅長さんにお土産を頂いたり、地元の特産品の販売があったり。
静岡らしいスイーツを買いました。
停車中に他の車両を見て回りました。
ゲストはほぼ皆さん席を立っているので、ゆっくり拝見できました。
どの車両も素敵で、一つとして同じ車両がありません。
どこも本当に素敵

通路のステンドグラスも美しいです。

皆さんが席を立っているのは、3号車で行われているクリスマスマーケットを見るためだったかも。
金色の格天井キラビヤカで、とにかく美しい
ドイツやデンマークのクリスマス小物などを販売していて、どれも可愛くて~ついつい買ってしまいました。

2号車は子供も楽しめる仕様になっていますが、今は乗車に年齢制限を設けているので使われていないそうです。
車内が明るく床も高めになっていて、デザインが可愛らしい

運転席後方の1号車
この車両の天井はデザインがまた違います。
運転席からの眺めって、特別ですね。

各車両を拝見し席に戻る途中の床
木の床が好きだな


そんなこんなで、あっという間に目的地が近づいてきました。
伊豆の海辺には岩がごろごろしています。
アテンダントの方が、伊豆半島の成り立ちを教えてくれました。
大昔伊豆半島は島で、その島が本州にぶつかって半島となったそうで、それ故植生も本州とは少し違っているのだとか。
ミニうんちくゲットです

15時10分頃、伊豆急下田駅到着。
あっと言う間の約3時間半でした。
名残り惜しいったら~
ザ・ロイヤルエクスプレスと記念写真をパチリ

乗車前の待合室から、ザ・ロイヤルエクスプレスのスタッフのアテンドが素晴らしく、いつも笑顔で、他愛無い質問やお願いにも丁寧に答えてくれ、最後の最後まで気持ち良く過ごすことができました。
伊豆下田駅では、バイオリンの生演奏で見送っていただき、こんな贅沢で優雅な経験は長い人生でも、そう無いかと思います。
スタッフの皆様に感謝
今回は片道という短い区間の乗車でしたが大満足
「神は細部に宿る」ですね。
次女曰く「始終ご機嫌」の私でした

伊豆下田観光へ続く

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思い出のカフェと旅館風ホテル

2023年10月16日 11時53分58秒 | 旅の記憶

10月13日(金)

北大植物園を後にして向かったのは、植物園裏手にあるカフェ「倫敦館」
今から45年ほど前(わぉ)一年だけ札幌に住んでいた時期があって、その頃時々出かけていた思い出の喫茶店です。
その頃は通りから店内が良く見えるガラス張りの壁で平屋。
外に面した壁側には二人掛けの席だけが並び、小さな丸テーブルの上の一輪挿しにはフリージアの花が
それまでの人生でそんなお洒落な風景に出会ったことが無かったので一目惚れしちゃって
当時は珍しいフォーションのアップルティーがあり、それは高価な一杯で憧れの紅茶でした。
しかし20年ほど前に訪れた時には、現在の二階建てのビルになっていました。
外観に面影は微塵もなく、一寸がっかりした覚えがあります。

コンセプトもすっかり変わり、ジャズが流れる薄暗い大人の雰囲気で、昔より落ち着く感じかな。

アンティークな家具や小物が飾られ、お店の真ん中に螺旋階段があります。

そんな大きな変化の中、昔と変わらないのがアンティークのレジスター。
まだこのレジスターがあって嬉しい限り
当時の私はこのレジスターにも心奪われましたかね~

すっかり変わってしまったけど、大人カフェな雰囲気もお洒落で素敵です
チーズケーキセットを頂いて、植物園を歩き回った疲れを癒しました。

コーヒーを飲んでいると、お店の出口付近のカウンターに見覚えのある姿が
マスター、変わらずお元気でお店に立っているのですね。
面識もないので御声掛けはしませんでしたが、店を出る際マスターの「ありがとうございました」との声が聞けて嬉しかったです
青春の思い出は心の中に・・・


この日の宿は「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」
庭仕事の疲れを温泉で癒したくて、一休.comの割引クーポンもゲットしていたし、この宿にしました。
毎日登別から温泉を運んでいるそうです。
日本の旅館をコンセプトにしているようで、雰囲気は和モダンかな
新しホテルでお洒落

札幌軟石をふんだんに使ったロービーのラウンジは掘りごたつっぽい
テーブルの真ん中に茶香炉が置いてありました。

エレベーターホールに飾られた流木と木彫りの熊
この熊がモダンで現代のインテリアにも似合いそうです

ダブルベッドルームの室内も和の雰囲気。
浴衣が用意され、ハンガーが衣文掛けに掛けられていました。
一寸驚いたのはお茶菓子がある事。
旅館に行くと必ず座卓の真ん中に地元の名産お菓子が置いてありますよね。
たぶんそれに習って置かれているのだと思います。
コンセプトが「旅館」ですから~こだわりを感じます。

スリッパのかわりに雪駄だったり、緑茶とトウキビ茶のティーパックと急須と湯呑だったりと、和風推し
コーヒーを飲むのには適さないセットでしたが、コンセプトを楽しむには良いのでしょう。
面白かったです。

たまにはホテルも冒険すると、新たな刺激が得られるかも~

翌日はガーデンへ~続く


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