今日はお天気も良かったので、長女と平塚市にある「花菜ガーデン」へ行ってきました。
公設でも、この様に素晴らしいガーデンができるとは、正直驚きました。
入場料大人500円。入り口は広々として、気持ち良く中へ誘われます。
まずはこのガーデンのバラゾーン、「槿花(きんか)の小径 Rose of Sharon Lane」と「薔薇の轍 Evolution of Rose 」へ。
特徴はバラの祖先の野生バラから交配種を経て将来のバラまで約860品種、約1000本が植え込まれています。
いくつかのゾーンに分けられたストーリー性のあるバラの展示様式と、花選びに、とても感銘を受けました。
河合伸志氏が、アドバイザーとして関わっているそうです。
植え方にも無理は無く、5月のバラのシーズンは一体どうなるのだろうと、今からワクワクです
ベンチでバラの花と香りを堪能しながら一休みできたらどんなに幸せでしょうね
ベニバナトキワマンサクの花が満開でした。一つ一つは小さいけれど、鮮やかなローズ色が綺麗でした。
椿の生垣に囲まれた「風ぐるま迷図」には、様々なクレマチスが植えられています。
インティグリフォリア系、モンタナ系等、詳しい性質の書かれた立て札があって、勉強になります。まだまだ小苗ですが
迷図の傍らにはクリスマスローズのコーナーもあり、こちらも原種のニゲルから始まって、ステルニ、エリックスミッシーなどの交配種が、植えられていました。
中の写真は「ヘレボルス バラディアエ HGC・ピンク・フロスト」。綺麗なローズ色。
植物のコレクションは「アキバさん」だそう。フルネームまでキチンと調べてもらえば良かったな。きっと名のある方なのだろう。
中ほどにある「カレル・チャペックの家」。家も庭も実物に模して作られているようでした。家には蔦が絡まり始めたばかり。覆われる頃はきっと実物のように、緑濃い家になっている事でしょう。中はトイレになっています。
入場して「槿花(きんか)の小径」を目指して歩いていると、向こうから見たことのある女性が・・・記憶をたどると、なんと上野砂由紀さんでした
思わず声を掛けてご挨拶。明日からのイベントがあるとの事。思わぬ偶然に嬉しい驚きです
その後、ガーデンを巡っていると、「スペシャル・ショー・ガーデン」のコーナーで彼女の姿を再発見。玉崎弘志氏等の庭と並んで、上野さんの庭も作っていました(ブログ掲載を快諾)。
「昨年上野ファームに行ったよ。」と仰るお客様に声を掛けられて、笑顔で答える上野さん。この、人もまばらなガーデンに、私の他にも行った事のある人が居たなんて、それも驚き
アグリゾーンの花菜ガルテンは、今時のポタジェかな。大きなパーゴラはキウィで覆われる予定のようです。
子どもたちにも緑の教育を提供していく農園には「キッズ・ビレッジ」もあります。
農業を通じて、環境や食物や自然を学ぶ機会を持てることは現代っ子には良い体験になるでしょうね。
芝生も走りたい放題で、お弁当を広げて、家族で楽しめそうです。
広いガーデンを歩くとお腹が空きます。そこでレストランでランチしました
食券を買ってからオーダーするのですが、失礼ながら、公設とは思えないセンスと美味しさで、とても嬉しくなりました。ドリンクバーもあるのですよ
私はシラスと若芽と竹の子など旬の食材や水菜の入ったスパゲッティを、長女はビーフシチューとパンを頼みました。パンにはもれなくオリーブオイルがついてきました
ショップも充実しています。
お洒落なトートバッグに入った簡単ベジタブル栽培キットや、卵の容器の栽培キットなど、面白い品揃え。バラ苗はデビッド・オースチン。
と此処までは一般向け。
さすがだと感じたのは、植物に付いているラベルです。名称はすべて学名と通称が併記されていて、英語でも書かれています。しかも、一部はバーコードリーダー付き。
試してはみませんでしたが、携帯でも情報を得られるようになっているようです。これらには県の意向が反映されているのだとか。
また、植物に関する書物を集めた図書室もありました。
長女曰く、一般者向けの栽培本から、専門書まで充実した品揃えなんだとか。植物に関する勉強もできますし、室内には植物栽培の相談コーナーもあり、アドバイザーの方がいらっしゃいました。
ガーデンのコンセプトの一つとして、一般の方だけでなく、専門的知識を持つ方々にも満足していただけるガーデンを目指しているとの事。
まだ、水仙中心でさほど花は咲いていなかったけれど、これからが春本番、「花菜ガーデン」から目が離せそうにありません。
横浜バラクラも今日よりグランドオープン。神奈川のガーデン文化がますます花開いていく予感。
時間を作っては、どちらも足しげく通いたいと思います
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