6月27日(木) 午後、新千歳空港に着いて、JR快速エアポート号に乗って一路小樽へ
今回の旅は初めての小樽近郊だったので、宿は小樽築港にとりました。
ホテルに荷物を置いて、まずは北一ガラスへ
タクシーで数分で到着
20年ぶりの北一ガラス界隈は、六花亭やら北菓楼やらルタオやらもある一大お土産屋街になっていてビックリ
インバウンドのお客さんたちで賑わっていました。
小樽はまだ石造りの建物が残っています。
かなり減ったそうですが
北一ガラスを少し見た後、この日の目的の小樽芸術村へ
2017年の秋にグランド・オープンしたそうです。
古い建物を見るのが好きなので、まとめて3軒を見られるのは効率的だし面白そうだったのでね。
旧三井銀行小樽支店は石積みのルネッサンス様式の銀行建築
館内は広々~
中はレトロでお洒落 室内の照明器具はどれも特注品だったそうです。
銀行はお金持ち
会議室かな 贅沢な感じが伝わってきます。
地下金庫も面白かった
旧高橋倉庫を利用したステンドグラス美術館へ
ステンドグラスも素敵ですが
私はのこ小屋組が気になって
なかなか見られないものね。
一通り見学した後、旧荒田商会の建物を利用した小樽芸術村ミュージアムショップへ
実は3館共通券を買うと、ドリンク一杯無料券をいただけます。
小休憩
そして旧北海道拓殖銀行小樽支店の外観はそのままに、中を美術館にした似鳥美術館へ
実は私、今春「大人の休日倶楽部ジパング」に入会していて、この日は美術館閉館後、会員限定の「トワイライトミュージアム」というイベントがあると知り参加申し込みをしていたのです。
参加者は全員で20名ほどだったでしょうか。
学芸員さんの美術館全体の説明の後、学芸委員さんも連れ立っての自由見学
写真は撮れませんでしたから文章だけですけど、展示されている日本画や洋画は美術の教科書に載っている、または「なんでも鑑定団」でよく耳にする名前の作者ばかりで、とてもわかりやすい
3階のギャラリーに展示されている絵画に薔薇の絵が多く嬉しい
この度一番心に刺さったのは山下清の切り絵
大きな作品ではなかったけど、間近で見られ、その緻密さに感激しました
「つい最近当館に入ったばかりの作品です。」とか
「この作品は巡回展に貸し出されるので、しばらく戻ってこないから今観られてラッキーですよ。」とか
学芸員さんのコメントも臨場感があって、楽しかった
地階のアールヌーボー・アールデコグラスギャラリーでは写真OK
手前がラリックで、奥がガレだったかな。
ガレのエッチング
こんなに沢山観られると思っていなかったので嬉しかったです
一時間ほどのこの企画は今回が初めての試みだそうです。
入館料が割引だったし、おまけに招待券一枚と小樽ビールの割引券もついていて、大満足
次回はゆっくり気に入った作品の前で立ち止まって眺めたいです。
ちょっと箱根の美術館巡りを思い出しました。
夕食はやっぱりお寿司でしょ
お勧められたお店が休みだったので、寿司通りをぶらぶら歩いて見つけた地味な暖簾「寿し なかむら」
これはもしや・・・大当たり
入り口の花もお品良く
お寿司は江戸前ってのかしらん。
7貫セットの一部を紹介
写真左上:鰊 (小樽ならでは)
写真右上:海水ウニ(小樽産)
写真左下:ボタンエビ(殻以外すべて乗っていて少し炙って)
写真右下:お味噌汁はフノリかな(チラッと映っているイクラは軍艦じゃありません)
一つ一つじっくり味わって食べました。
どれも美味しかったです
店内は8席ほどのカウンターのみで、ネタがなくなると店じまいするそうなので早目来店がお勧めです。
その後、小樽ビールを飲みに「小樽ビール一号館」へ
地ビール美味しかったです。
大満足の夕べを過ごしタクシーでホテルへ
格安予約サイトで予約した「グランドパーク小樽」は、私にはちょっと贅沢なホテルでした。
平日って、ありがたい
ここもインバウンドのお客さんたちでビュッフェスタイルの朝食会場が一杯でした。
個人旅行用に別会場があると良かったかな。
後志地方の旅は続く
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