ここ2、3日、時には5月のような陽気まで暖かくなりましたが、今日は平年並みになりました。
昨日は娘二人とともに、東京ミッドタウンに行きました。
目的の一つは、出来た当時から行ってみたいと思っていたイギリスのインテリアデザイナー、テレンス・コンラン氏プロデュースのレストラン「ボタニカ」。
コンラン・ショップが大好きで、いくつか小物を買ったこともあり、オープン当初から気になっていたのですが、更に私の心を動かしたのは、そのテラスを日本のガーデンデザイナーの吉谷桂子さんがコーディネートしていること。
昨年、テレビ番組で知ってから、この機会を伺っていたのです。随分時間がたってしまいましたが
予約の際、「お庭を拝見したい」とお願いしていたせいか、テラスに面した席を用意してくださいました。感謝
写真はランチコースのデザート。パンナコッタとガトーショコラとアールグレイのアイスクリーム。美味しくいただきました

食後、テラスを拝見。メインの植栽はイタリアンレストランに因んでかオリーブの木と、グラス類などの宿根草。この時期の花は、白いガーデンシクラメン、桜草、クリスマスローズ、ユーホルビア、ヒマラヤユキノシタなど。メイン植栽枡の中心は吉谷さんのご主人作の赤錆色のオブジェ。緑と白を中心とした植栽に似合います。

右側の植栽枡は芝生を中心とした植え込み。枯れたグラスと、ヒマラヤユキノシタのボテッとした丸い緑葉とピンクの花のコントラストが面白かったです。

植栽枡の周りを水が流れるデザインになっていて、ここが源泉かな。ウォーターガーデンのような感じがするのはトクサのせいでしょうか。

この時期の花といえばクリスマスローズですね。オリーブの木下でひっそり咲いているのですが、周りの色や質感が抑えてあるので存在感があります。

私は初めて見たオフ・ホワイトのサクラソウ。白いシクラメンとバッティングせず、雰囲気つくりに一役買っていました。

一番気になったのは、グラスの陰から覗き込むようにこちらを見ている一株のオレンジ色の花。たぶんキンセンカだと思うのですが、回りの彩りに比べて異質な感じ。
「もしかして、あなた・・・・」なんて、勝手に想像して、一人嬉しくなってしまいました。もし私の想像通りなら、とても粋な演出では。

この時期テラスで食事している人もなく、もしかしたら遠慮願っているのかもしれませんが、テラスからのの眺めも素敵でした。並木は桜。お花見も出来そうですね

一番お安いランチを頼んで
、スッカリ長居してしまいましたが、サービスと内装と庭の雰囲気を考えると、約3000円はリーズナブルなお値段だと思います。
コンラン氏プロデュースと言うことで、インテリアなど、もっと個性的なのかと思っていましたが、シンプルで開放感のある設えでした。
娘たちとテラスで写真を撮っていると、お店の方が「皆さんご一緒にお撮りしましょうか?」と声をかけてくださって、記念撮影してもらいました。
それが、たぶん潮時だったのでしょうが、分ってはいたけれど
、更に長居してしまい・・・申し訳なかったと思っています。
何度も来れば良いのでしょうが、そうもいかないので、お許し願いたいです。
一週間に一度は吉谷さん側のスタッフが来て、時々ご本人も来て、庭の手入れをされるそうです。レストランのスタッフの方も毎朝チェックするのだとか。
宿根草中心の植栽は私好み。わざわざ東京まで出かけた甲斐がありました。
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その後はサントリー美術館の「三井寺展」を見て、ミッドタウンの庭とお隣の区立公園を見て、最後に、次女が「どうしても見たい
」というのでビルに戻って、ベルベリーにドーナツを食べに行きました。
こちらはオレンジを燃やすパフォーマンスで有名で、そうして作ったシロップをドーナツにかけてくれます。娘も一つ注文。

とても美味しかったようで、大満足
良い東京土産になったようです。
私はこちらのブラックベリーのコンフェチュール(砂糖を使ってないタイプ)とワッフルを自分たちのお土産に買いました

久しぶりに一日遊ばせて貰いました