卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

元祖かっぱの湯

2013-12-03 00:18:28 | 温泉(むつ市)
せっかくなので完全に撤去されてしまった「隠れかっぱの湯」を見学にいった。
浴槽は壊されたが、温泉はコンコンと自然湧出していた。
しかし浴槽跡はくぼみになっており、頑張ったら寝湯状態で入れるんじゃないか?湯温は適温だったし。
訪れたのは夏場だったので苔がこびりついていたが、冬から春にかけては入れる状態になるかも?
次回はスコップとデッキブラシ持参でチャレンジしてみようかしら。ま、どうでもいい話。





だいぶ前にこちらの「元祖かっぱの湯」に行ってきました。



場所は、奥薬研温泉郷の国道4号線沿いの「夫婦かっぱの湯」のレストハウスの手前の大きな看板がある橋の手前を左折して空地に入り(車はここに駐車)、そこから看板に沿って歩いていくとあります。




かっぱの湯の歴史は古く、貞観4年(862年)に恐山を開山した慈覚大師が大けがをした際に河童に助けられ、知らぬ間に温泉に入れられて怪我が治ったという伝説があり、その名が付けられました。



こちらは無料開放の露天風呂です。


もともと混浴でしたが、2011年にリニューアルし、時間帯による男女入れ替え制になりました。



以前訪れた時は「隠れかっぱの湯」の件も併せて揉めてた時だったので、湯が張ってなくて入れませんでした。


元祖かっぱの湯はもともとは旅館の浴槽でしたが、旅館が廃業した後に露天風呂として町が管理していた。

秘湯好きの聖地でしたが、橋から浴槽が丸見えであり、混浴ということもあり、更に言うと当時は秘湯巡りしてた女性が殺された事件もあったので、面倒が起きる前に一時期入浴禁止になってました。

撤去される事は避けられたが(隠れかっぱの湯は場所柄撤去になったが)、結局橋から見えなくなるように工夫された造りに代わり、男女入れ替え制に落ち着いた。

しかし無料入浴は変わらず継続されることになった。



16時半頃に訪れましたが、ちょうど先客が帰ったところで最後まで貸切状態で利用できました。



大きな露天風呂が一つあります。


カランなどはありません。

お湯はそのまま川に捨てられるので、ソープ類の使用は禁止です。


露天は44~45度の30人ほどのサイズ。

露天風呂の縁の数ヶ所の穴の湯口から源泉が掛け流しされています。


お湯は無色透明、無味、芒硝臭あり。


屋根と言っても格子状で、遠目から見えないような造り。
それにしても柱が多くて邪魔である。



リニューアルして解放感が無くなってガッカリ…、みたいな記事を何度か見かけたが、自分はリニューアル前の状態で入浴した事は無いので、個人的には気持ち良く入れた。
川沿いだし、これだけ景色が良ければ充分です。

何より無料で入れるんだから文句はありません。


以前だったらほぼ野湯に近かったので入る人は地元の人か温泉マニアか、更にマナー最悪の輩も多かったようだが、リニューアル後だと普通の観光客も、特に女性は気軽に入れるようになったと思われます。



河童像にきゅうりがお供えしてあったのが粋ですね!



オススメ度(温泉評価)・☆☆☆★(3.5)


泉質・不明
泉温・不明
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・無料
備品・無し
施設・日帰りのみ

住所・むつ市大畑町薬研
電話・無し(無人管理)
営業時間・男性・7:00~9:00/11:10~13:00/15:10~17:00、女性・9:10~11:00/13:10~17:00
定休日・水曜日

夫婦かっぱの湯

2013-12-02 01:10:28 | 温泉(むつ市)
そういえば当ブログはめでたく7周年を迎えました!いつもたくさんのアクセスありがとうございます!
当初からはコンセプトが全然変わっちゃいましたが、閲覧者の方々の読みたいだろう記事を想像して意識して書いてるので今のような形になりまして、当面は弘前市内もしくは津軽地域もしくは青森県内もしくは東北の、温泉と飲食店が主体のブログでやっていきます。
これからも出来る限り毎日更新しまーす。気長にお付き合い下さいませ。ま、どうでもいい話。





だいぶ前にこちらの「夫婦(めおと)かっぱの湯」に行ってきました。



場所は、奥薬研温泉郷の県道県道3号線の終点の修景公園の中のレストハウス内にあります。




こちらは92年に旧大畑町町営(現在はむつ市営)の施設としてできたレストハウス兼日帰り温泉施設手です。


当初は無料だったらしいが現在は有料です。っても200円と激安。



足湯もありますが、足湯は無料です。




レストハウスに入って中で券売機清算してからそのまま進んでまた露天スペースへ出ます。



浴場は男女別露天となっています。


大きな露天風呂が一ヶ所あります。


カランなどの洗い場はありません。
お湯は川へ捨てられるのでソープ類の使用は禁止です。



露天風呂は42度の25人ほどのサイズ。

高部から掛け流しされていますが、おそらく循環利用です。


お湯は無色透明、無味、無臭。

塩素消毒は微かに感じる程度でそんなに気にならない。



湯口近くには仲睦まじい夫婦かっぱ像もいます。



渓流沿いにあり、川を眺めながらゆったりと浸かれるのは最大の魅力です。


他の客はおらず、アブもいなかったし、リラックスの入浴。


湯使いは事前に調査してたので今まで避けてきましたが、実際はそんなに悪くはない。

何より景色がいいし、男女別だしきちんと管理されているのも一般受けするでしょう。



オススメ度(温泉評価)・☆☆☆


泉質・単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温・63.5度(加水・循環・塩素消毒あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・200円
備品・無し
施設・日帰り、レストハウス

住所・むつ市大畑町赤滝山1-3
電話・0175-34-2008
営業時間・8:30~19:00(冬季は10:00~17:00)
定休日・無休(冬季は火曜日)

湯坂温泉 しゃくなげ荘 (廃業)

2011-08-14 01:33:48 | 温泉(むつ市)
羽虫大発生で困っちゃいます。ま、どうでもいい話。


先日「恐山」に参拝した後に立寄ったのがこちらの「しゃくなげ荘」です。

場所は、恐山の入り口の手前辺り、県道4号線沿いにあります。


恐山の参拝客の宿泊施設であろう、歴史を感じさせる鄙びた風情の食堂も兼ねた民宿です。

その為、恐山閉山の冬季は休業している。

宿泊施設だが、宿泊客の少ない時は立寄りも受け付けている。


食堂入り口で支払いをし、右手奥に進むと浴場がある。


浴場はさほど広いとはいえないが、浴槽が狭いのもあり、天井が高いので開放感がある。

浴槽が一ヶ所のみで、カランは冷水のみ出る。

お湯は緑掛かった薄い白濁で、苦味、硫黄臭と硫化水素臭がする。

浴槽は43度のギリギリ3人サイズ。
源泉掛け流ししている。

酸性の硫黄臭なので、劣化を防ぐ為か溢れ出しはしていない。
それでも熱いのでほとんど湯に浸からずトドってました・・・。

貸切状態だったのもあり、ゆったくりと浸かりたかったが、時間が無かったので早めに出ました。


お湯はなかなか良かったけど、「恐山温泉」で3ヶ所入った後だったので、かなり疲労しててゆっくり味わえなかったのが残念。
涼しい時期の訪れがいいかと思います。


余談だが、この建物の裏手にある「鬼岩」通称「畜生観音」を守り抜いているのがここの主人だそうです。

 

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆


泉質・単純硫黄泉[硫化水素型](低張性酸性高温泉)
泉温・46.8度(源泉掛け流し・低気温時のみ加温あり)
効能・リウマチ性疾患、慢性中毒症、糖尿病など

料金・200円
備品・なし
施設・宿泊、食堂

住所・むつ市田名部61
電話・0175-22-3824
立寄時間・要相談
定休日・なし
※冬季休業あり

恐山温泉

2011-08-13 01:21:46 | 温泉(むつ市)
お盆です。
全ての御魂が成仏されますように。ま、どうでもいい話。


先日「恐山」にお参りしに行ったが、やはり目的の半分は温泉である。

入山料500円を支払うと誰でも利用出来るのが「恐山温泉」である。

湯小屋は境内に4ヶ所あります。
男湯の「冷抜の湯」、女湯の「古滝の湯」、男女入替制の「薬師の湯」、混浴の「花染の湯」からなる。


まず「冷抜の湯」に入ります。
山門を通ってすぐ左手の奥にあります。
こちらは男湯専用です。

湯小屋内には浴槽が二ヶ所あります。
カランは無い。

お湯は薄濁りのほぼ無色、薄い酸味に硫黄臭がします。

浴槽はどちらも43度の2人サイズ。

熱めの源泉と冷たい別源泉の掛け流しの混合泉らしい。

それにしてもこの日は30度ほどあったので、さすがに暑くてお湯も熱くて仕方なく一方だけ加水した。
誰もいなくて貸切状態だったもので。

窓はあるが、目の前が参拝客がバンバン通るので窓全開は出来なくて熱さが湯小屋に篭って大変だった。
なので他にも入らなきゃならんので早めに退散した。

この湯小屋、天井が何故か釘が剥き出しになってて恐い!
針地獄をイメージしているのかなぁ・・・。


続いて「薬師の湯」に入ります。
山門を通ってすぐ右手にあります。
こちらは男女入れ替え制で、日にちや時間帯によって男女入れ替えになっている。
詳しい入れ替えシステムは不明です。
運がよく男湯になっていたので入れた。

湯小屋内には浴槽が二ヶ所あります。
カランはもちろん無い。

お湯は少し緑掛かった白濁で、薄い酸味、硫黄臭あり。

浴槽はどちらも42度の3人サイズ。

あきらかに他の客が加水していたのがわかるし、隣の浴槽の客もドバドバ加水してた。

こちらも目の前には参拝客が通るので少し恥ずかしい。

せっかくなのでトド湯しました。溢れ出しは無いけど。


最後に「花染の湯」に入ります。
場所がかなりわかりにくく、3ヶ所の湯小屋からかなり離れた宿坊の裏手にあるので、常連か温泉好きしか来ないだろうかと思われる。
こちらは混浴となっております。

中へ入ったら若いカップルが脱衣場にいて躊躇したが、どうやら今から帰るようで安心して入った。

湯小屋内には浴槽が3ヶ所あります。
カランは当然無い。

お湯は濃い白濁で、酸味、硫黄臭と硫化水素臭がした。

浴槽は湯口から3ヶ所仕切りがあっての温度調性している。
奥が44度、真ん中が43.5度、手前が43度くらい。それぞれ2人サイズ。

ここは一番お湯の浴感が良かった。
せっかくだからトドりました。

ここは境内から離れているので窓全開でも大丈夫。
湯小屋内も篭らずに涼しかった。


ちなみにもう1ヶ所の「古滝の湯」は女湯だからどうなってるかわかりません。


恐山の境内にあるという立地がなんとも面白いし、入山料500円で運よければ3ヶ所も入れるから、恐山参拝のついでに温泉立ち寄りがおすすめです。

お湯も素晴らしいもんだったけど、ここは夏場は避けた方が良いかも・・・。

 

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆


泉質・含鉄・硫黄-ナトリウム-塩化物泉
泉温・74.4度(加水あり)
効能・リウマチ性疾患、胃腸病、神経痛など

料金・500円(入山料)
備品・なし

住所・むつ市田名部字宇曽利山3-2
電話・0175-22-3825(恐山寺務所)
立寄時間・6:00~18:00
定休日・なし
※冬季休業あり(11月~4月)

スパウッド観光ホテル

2011-03-01 00:30:10 | 温泉(むつ市)
アラバキロックフェスのチケット購入した。
先行で受け付けたら当たったけど、売り切れる心配もないから別段嬉しくも無いけど、ちょっだけ安く購入できたのでいいとする。
まだ発表されてないアーティストもいるが、今現在のメンツでも充分楽しみである。
駐車券は一般発売でP1取りたいけど無理だろうな・・・。ま、どうでもいい話。


「北東北日帰り温泉本タダ湯ツアー@下北」の三湯目は「スパウッド観光ホテル」です。

場所は、国道338号線から県道46号線・かもしかラインを1kmほど直進すると右手にあります。

確か道路沿いには看板などがなかったと思うので、どこだかわからなかったが、ウッドハウスの建物が目に付いたのですぐわかった。
国道方面から北上するとちょっとわかりづらいかもしれない。
パチンコ屋の隣にあります。


地元の林業会社が経営しているという事もあり、こういった青森ヒバをふんだんに使った大型のウッドハウスの外観になっているようだ。

こちらは一応ホテルとなっているが、川内町の中心部の住民の日帰り入浴出来る施設としても重宝されているようだ。
レストランも併設されている。

ロビーには木登りしている子どものツキノワグマの剥製が目に付く。
趣味がいいんだか悪いんだか・・・。


浴場はもちろん男女別だが、露天風呂のある浴場は片方のみで、浴場は一週間交代になっている。
幸運ながら露天風呂のある方に入れた。

浴場は熱め浴槽、メイン浴槽、露天風呂、水風呂、サウナといった造り。

浴場もヒバを使っている箇所が多いが、浴槽はヒバ浴槽というわけではない。

カランは10ヶ所のみ。

お湯は無色透明無味無臭。ほぼ特徴なし。
本当は源泉は黄土褐色なのだが、地元客の要望で濾過されて無色透明湯になっている・・・。

熱め浴槽は44度の3人サイズ。

メイン浴槽は42度の20人サイズ。ジェットバス付き。
ここは加水にて掛け流し。

露天風呂は岩風呂で、濾過しているが、加水なしの掛け流し。塩素消毒はしてるがほぼ感じない。
岩風呂は41度の15人サイズ。

ちなみにサウナは92度の6人サイズ。


これといった特徴のないお湯だが、本来のポテンシャルは高いと思う。
濾過してるのが非常にもったいない。

そもそもなんで我儘な客の意見を取り入れたんだろ?
客が褐色の温泉厭ならここに来なけりゃいいじゃん。それだけの話だ。
その客の意見を取り入れる施設側もどうかと思うけど。
ま、有力者の客だったんでしょうな。


オススメ度(温泉評価)・☆☆


泉質・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温・60.2度(濾過・加水・塩素消毒あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・450円
備品・無料ロッカー、無料ドライヤー
施設・宿泊、レストラン、宴会場

住所・むつ市川内町板子塚28
電話・0175-42-3333
立寄時間・6:00~22:00
定休日・なし

ふれあい温泉川内

2011-02-28 00:00:19 | 温泉(むつ市)
4月から高速道路料金一律1000円だって!!ま、軽自動車なんで。
これだけで私は民主党を支持します!ま、最初から無料なんて期待してないしね。
津軽地方は温泉行くところほぼ無くなったし、そろそろ県外攻めたいと思ってたところだ。
これからロックフェスやらいろいろイベントも多いけど、交通費の心配が減ったのが何よりの救いだ。
当ブログは青森県以外の記事が増えるかもしれないですけどご了承ください。ま、どうでもいい話。


「北東北日帰り温泉本タダ湯ツアー@下北」!!
二湯目はこちらの「ふれあい温泉川内」です。

場所は、県道46号線・かもしかラインを湯野川温泉方面へ走らせると右手にあります。

山奥にポツンと建ってる町営の温泉施設で、日帰りのみならず素泊まりも受け付けている。
併設の薬膳レストランも人気があるそうです。

ここに入る数時間前にちょっと様子を見るに寄ったのだが、駐車場には車一台しかなかった。
だが、仏ヶ浦と湯野川温泉に寄ってからまたここを訪れたら、駐車場にはたくさんの車があり、あまりに多くて変な位置に駐車したら受付のオジサンに注意されました・・・。


浴場は高温浴槽と低温浴槽の二つの浴槽があります。

カランは13ヶ所です。カランのお湯も温泉利用されているようです。

お湯ですが、高温と低温では湯の色が違うんです!
高温は笹濁り色で、低温は黄土褐色です。あとはどちらも無味無臭でした。

高温浴槽は45度の5人サイズ。ここはヒバ浴槽だったかと。
ここはおそらく源泉掛け流ししています。ビリビリ感があったかと。
冬だから源泉掛け流しなのかと推測されます。夏場はここも加水してるだろうから、高温浴槽も黄土褐色になってる写真があるし。

低温浴槽は42度の15人サイズ。ジャグジー付き。
こちらは加水にて掛け流し。加水してるから濁ってこんな色になってるのかと思います。

窓は広々として、目の前に山林が開けます。開放感もあります。


全体的に熱めで、すぐ体が温まるお湯ですね。
長湯は出来ませんでした。ま、急いでいたのもあるし。

それにしてもここは混んでました!
湯野川温泉郷は閑散としていたもんだけど、ここはとても人気があるようです。常連さんたちで賑わってました。
熱めの湯がいいのかなー?


オススメ度(温泉評価)・☆☆☆


泉質・ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温・52.6度(加水あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・350円
備品・無料ロッカー、有料ドライヤー
施設・湯治、レストラン、広間、個室

住所・むつ市川内町家ノ辺107
電話・0175-42-5245
営業時間・9:00~20:00
定休日・月曜日

湯野川温泉 濃々園

2011-02-27 01:27:40 | 温泉(むつ市)
平野綾の言動イチイチ面白い!
昨日の元ファンにブチ切れ事件。ダルビッシュフォロアー意味深事件。脳腫瘍告白事件。そしてグータンヌーボぶっちゃけ事件、その後のブログ炎上&殺害予告事件・・・。
こりゃ沢尻エリカの非じゃないね。何せ計算じゃなくて本気でやってるからね。しかもキチガイキモアニオタがついてくるからね。
自分はただ単に声優とか関係なくあの顔好きです。
今後もアニオタを見切った事件を起こして楽しませてほしいね。ま、どうでもいい話。


「北東北日帰り温泉本タダ湯ツアー@下北!」
↑とは、例の本の無料入浴割引だけを使ってハシゴ湯する非常にセコイ企画です。

今回の舞台は下北である!
近くて遠い国・・・。弘前人にとってはまさに北朝鮮のような存在の下北。
なんてったって遠い!むつ市中心部まで3時間かかる。その先を目指すとなるとはもちろんさらに1時間以上かかるわけで・・・。
でも頑張って出発しました!しかもまだ2月なのに。
ま、もう春みたいな陽気が何日も続いてるので、道路状況はいいと考えて行ってきました。

夏場にでも行きたいところだったけど、無料入浴の期間が3月いっぱいと定められているところが二ヶ所あったので、早めにいかなければならなかったわけである。


一湯目は「湯野川温泉郷」の「濃々園」です。

「湯野川温泉郷」は開湯300年ほどの歴史ある温泉地。
下北の西部の山の奥地も奥地に静かに構える。
川内川沿いに自然湧出する源泉を使用した旅館が3軒ほどと日帰り施設が建っている(地元専用浴場もあるが観光客は入れない)
昔はもっと栄えていたようだが・・・。

温泉地の中の市営日帰り施設が「濃々園」である。

場所は、県道46号線から湯野川温泉郷に入り、旅館群を抜けてすぐ看板があるので左折する。
公民館の隣にあります。

和風旅館の様なきれいな建物で、漆喰の壁も趣がある。

建物内には映画「飢餓海峡」のスチール写真が並べられている。
湯野川温泉は映画のロケ地だったそうである(この映画見なきゃならんな)。


浴場は内湯と露天風呂とサウナといった造り。

カランは6ヶ所。

お湯は無色透明無味無臭。特徴はほぼない。

内湯は42度の5人サイズ。ヒバ造りの浴槽です。
こちらは加水しており、ドバドバ掛け流ししてる。
微かに塩素臭がするのが残念。

露天風呂は岩風呂で、内湯から階段を下って行くのだが、内湯の真下に岩風呂があり、洞窟みたいになっている。
岩風呂のまわりは溢れ出しのお湯が浅めに張られていて、寝湯が出来る様になっている。
しかも眼前には川内川が流れていて、景色も良い。
岩風呂は44度の7人サイズ。
こちらは源泉掛け流しで、湯口が浴槽内に直接投入されている。
ここも塩素消毒されているが、匂いは全くせず、しかも微かに芒硝臭も感じた。
岩風呂の造りも面白く、浴感もいいし、景色もよくて開放感が素晴らしい。
露天風呂はとても気に入ったので時間が無いけど長々と何回も入った。

ちなみにサウナは92度の3人サイズ。
小さいながらもサウナがあるだけ偉い。

浴後はベタベタ感があった。単純泉ながらも効能強し。

湯野川温泉初体験であるが、内湯は別として、露天風呂はとても満足できました。
遠出した甲斐があったというもんです。


ちなみに、地元のおじいちゃんに話し掛けられたのだが、何言ってるのかさっぱりわからんかった・・・。
何回も聞きなおしてやっとこさ理解できた。
ペースメーカーをつけてるので、お湯がぬるいここへよく入りに来るそうである。
ほんの10分ほどで上がってしまったので、もう少しお話したかったが、長湯も出来なくて大変だなと思った。

もう一つ、脱衣場で休んでると仏ヶ浦で擦れ違った外人が入ってきた!観光ルート一緒だし!
仏ヶ浦の帰路の登り道は大変なので、そりゃ温泉で汗を落とさないといけなくもなる。
外人サンに露天風呂に入りながら仏ヶ浦の感想聞きたかったところだが、先を急いでたので後にする。

      

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆


泉質・アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温・54.4度(塩素消毒あり、内湯のみ加水あり)
効能・神経痛、リウマチ、神経炎、皮膚病など

料金・350円
備品・有料ドライヤー
施設・日帰りのみ

住所・むつ市川内町湯野川68
電話・0175-42-5136
営業時間・9:00~19:00
定休日・火曜日(祝祭日の場合は翌日)

むつ矢立温泉

2010-12-25 00:44:48 | 温泉(むつ市)
メリークリスマス!!ってうるせーっつうの!ま、どうでもいい話。


「下北温泉巡り」の最終回は「むつ矢立温泉」です。

場所は、国道338号線沿いのマエダがある交差点を墓地公園方面へ山手を登る。
墓地公園を過ぎて少しすると看板があるので右折し、1kmほど走らせると右手にあります。

温泉施設の他にゴルフ打ちっぱなし場、雀荘、コテージというごちゃまぜな娯楽施設が敷地内にあります。


浴場は大きな内湯が一つと、水風呂が一つ。

カランは25ヶ所。

お湯は緑がかった笹濁り色で、強い塩気と苦味、金気臭、スベスベ感あり。

浴槽は44度の20人サイズの巨大なもの。
円柱の湯口に溜まったお湯は若干の加水があっての掛け流し。

トド湯客の為に枕木が数個用意されている。
お湯が強烈なので、トドは多かった。

それに、後から備え付けのステンレス水風呂浴槽がある。
お湯が強烈だから水風呂を造ってくれと客からリクエストがあったから無理矢理備え付けた、そんないきさつが目に浮かぶ。


お湯はとても良いもので、真冬には温まりそうである。
夏場はまずキツイと容易に推測される。

むつ市中心街から10分程で着くので、山のお湯を味わうにはとても重宝する。
しかも海から近いので塩分も濃いから保温効果も高い。
山と海の良いとこ取りの温泉であった。


そんなわけで「下北温泉巡り」は無事終了。4軒も廻れたぜ(「元祖かっぱの湯」と改装中の「むつグランドホテル」の「美人の湯」は入れなかったのは、さすが持ってないね)。

それにしても同じ青森県なのに遠すぎます!!
弘前からだと、奥薬研や下風呂まで3時間半かかるもの。3時間半ったら仙台まで行けますよ。

でも下北も素晴らしい温泉が多くて、さすがの温泉天国青森県だなぁと再認識。

まだ「恐山温泉」や「湯野川温泉」も行かなきゃならんので、とりあえず春を待ちましょう~。


オススメ度(温泉評価)・☆☆☆


泉質・ナトリウム-塩化物泉(高張性中性高温泉)
泉温・52.7度(加水あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・420円
備品・有料コインロッカー、有料ドライヤー
施設・コテージ宿泊など

住所・むつ市田名部矢立山50
電話・0175-22-8211
営業時間・6:00~22:00
定休日・なし

プレジャーランド石神温泉

2010-12-24 00:54:04 | 温泉(むつ市)
天皇陛下、お誕生日おめでとうございます。
あ、もう日にち過ぎちゃった。ま、どうでもいい話。


下北温泉巡りの三湯目は「プレジャーランド石神温泉」です。

場所は、むつ市関根の国道279号線沿いにあります。


プレジャーランドという何ともハイカラなネーミングですが、館内は演歌が大音量で流れる渋めの温泉施設です。
宿泊も出来、食事処もある施設ですが、ほとんどは日帰り客が多いと思われます。


浴場は熱め浴槽、メイン浴槽、サウナ、水風呂、露天風呂といった造り。

カランは26ヶ所。

お湯は黄土褐色(笹濁り)で、金気臭、強烈塩気、苦味、スベスベ感あり。

熱め浴槽は44度の5人サイズ。
こちらに湯口があり、加温掛け流しがドバドバと。
何故かこの浴槽は笹濁り色なのだ。

メイン浴槽が43度の10人サイズ。ジェットバス付き。
隣の浴槽からお湯が流れ込みして、若干冷めて適温に。
ここは黄土褐色なので、時間が経てば変色するのか?疑問である。
お湯は廃湯溝に流れ捨てられる。

サウナは90度の8人サイズ。
マットが常備されているのが良い点。

露天風呂は41度の6人サイズ。
綺麗な黄土色です。やっぱり冷めると変色するのかも。
何故か湯口が見当たりません。どこ?


そんなわけでお湯は強烈なので、真冬に体を温めるにはいいのかも。

湯巡りにはちょっとツラかったが、これぞ海沿いの温泉といった良いお湯でした。


オススメ度(温泉評価)・☆☆☆


泉質・ナトリウム-塩化物・強塩泉(高張性中性温泉)
泉温・40.3度(加温あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・420円
備品・有料ドライヤー
施設・宿泊、食事処

住所・むつ市関根字北関根ノ内袖角地342-61
電話・0175-25-2411
営業時間・6:00~22:00
定休日・なし

奥薬研温泉 隠れかっぱの湯 (撤去)

2010-12-22 23:23:25 | 温泉(むつ市)
「下北半島温泉巡り」を真冬に決行!!

自分は下北に初めて行きました。
何せ遠いっていうイメージがあったので、今まで避けてきました。
しかしながら、下北にも素晴らしい温泉がたくさんあることは知ってるので、ここは避けて通れないわけで、今回思いきっていってみました。
何せここずっと天気が良かったもんで。


第一弾は「奥薬研温泉」の「隠れかっぱの湯」です。

さて、こちらの通称「隠れかっぱの湯」ですが、こちらはもともと温泉施設が建っていたのだが、その後廃業し、建物はなくなったが温泉は残り、地元の有志によって管理されたおかげで、気軽に無料で入れる野湯として人気がある。

こちらの「隠れかっぱの湯」は名前の通り、秘湯みたいな扱いで、地図表記などはされていないが、ここから数100m進んだ所にある「(元祖)かっぱの湯」は有名で、観光地となっている。

「元祖かっぱの湯」ももともと温泉旅館であり、廃業した後に大畑町が管理している野湯である。

この「かっぱの湯」二ヶ所が今年3月から入浴禁止になったのはあまりにも有名である。

理由は「混浴の露天風呂で湯船を囲う壁がなく、公衆浴場法や県公衆浴場規則に反する」との事である。

確かにどちらの温泉も県道4号線から見える位置に温泉がある。
だけれど、車で移動する限りはまず見えないし、歩いていて意識して見ない限りは気にはならない。

何故長年利用されてきたのに、この時期に入浴禁止になったのか?
何より入浴禁止理由が曖昧模糊なのである。
こういった野湯は全国に数百ヶ所はあるようだし、それを全て入浴禁止にするわけ?
そもそもここは公衆浴場ではない。料金徴収もない。

どちらも温泉施設が廃業した後に土地を返却しており、国有林内にあるので、行政がいかなる判断を下そうとそれに従うよりは他ない。

だけれど、どちらも長年現在の形で利用されてきたわけで、いきなり問答無用に入浴禁止とはこれ如何に?

「元祖かっぱの湯」は脱衣所を改修、入浴を男女別の時間制にする、浴場に屋根を設置するなどの計画を立て、県と協議中で、いずれ管理者在中の有料施設になるとの話が有力である。

しかしながらこちらの「隠れかっぱの湯」は撤去の話が出ており、これは油断ならない状態であり、これは急いで行かなければならないと決したわけである。

でも入浴禁止なのでは?
とはいっても、入浴禁止のポップとロープが張られているだけで、お湯はそのまま変わらず、今も地元の有志により清掃もされており、地元の人は今までどおりに入浴しているとの情報があったので行ってみた。


場所は、薬研温泉郷から奥薬研方面へ県道4号線を進み、トンネルがあるので、トンネルを抜けて100mほど先の右手の大畑川沿いにあります。

自分もよく場所がわからなかったが、川端から湯気が上がっていたので発見する事が出来た。

駐車場は道路脇に停めるのが通例らしいが、積雪もあったし、場所も定かでなかったので近くの「老人福祉センター」に停めた(ちなみにこの施設にも温泉あり)


県道沿いのガードレールの切れ目から川原に降りる様に進むと浴槽が見えてくる。

イスも設置されており、脱衣場こそないが、脱衣には苦慮しない(混浴なので女の人はキツイだろうが)。
しかも風呂桶(3つくらいあった)まで用意されている。

もちろん入浴禁止と書かれているが、無視して入る。

手前にタイル浴槽、奥に岩風呂があります。

お湯は無色透明無味でほぼ無臭、ビリビリ感あり。

タイル浴槽は44度の2人サイズ。
湯口近くでかなり熱めだが、外気温との差が激しく体には応えるが気持ち良い。
ちょっと苔が出始めているが、そんなに気にはならなかった。

奥には岩風呂があり、41度の10人サイズ。
こちらはかなりぬるめで、1時間は浸かれそうなほどだが、こちらは苔がヌルヌルで、お湯より苔が気になったのですぐ退去。

またタイル浴槽でゆったりと浸かる。
渓流の豪快な流れが見事で、眼前の景色は美しく心がやすらぐ。

冬の訪れだったので、湯温の心配をしたが、全く気にならず、快適な湯温で入浴できた。

野湯なのに清掃もきちんとされていて、タイル浴槽は心地よく入浴出来た。
管理者には感謝したい(清掃して帰ろうかと思ったくらい)。

15分ほどと短い時間(何せ違法入浴だし)だったが、とても気持ち良かったです。
ほぼ貸切状態で、帰り際に地元の人らしきオッチャンが1人来ただけ(慣れた手つきで入浴してた)。

そんなわけで、ここは素晴らしき温泉なので、なんとか存続を望みたい。
「元祖かっぱの湯」と同じ方向で、有料になってもいいから存続してほしい。

庶民の小さな娯楽を奪う事だけは止めてほしいと役人に言いたい。
黒澤明の「生きる」でも観てほしいものである。

遠出してまでしてなんとか入浴できてとても良かったです。これがここでの最後の入浴と成らない事を切に願うのみ・・・。

      

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆

泉質・単純温泉
泉温・不明
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・無料
備品・なし

住所・むつ市大畑町国有林
営業時間・24時間

※完全撤去され入浴不可になりました。