卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

小松野温泉 旬楽

2008-09-29 18:23:45 | 温泉(弘前市)
松浦亜弥が、はるな愛のバーターとしての出演が目立つ、悲しき現状・・・。ま、どうでもいい話。

今日も寒いので岩木山の温泉に向かうのである。
前から来てみたかったこちらの温泉。営業時間がまちまちで、いつも開いてるわけではないとの情報があり不安だったが、温泉の前に行ったら明かりがついていたので安心。
が、しかし、引き戸を開けようとしたら、中では大にぎわいの声が聞こえる。覗くと宴会してる!
看板にもあるが、どうやらここは食堂がメインらしく、ついでに温泉も入れるよ、という感じらしい。
お風呂だけという自分が宴会の前を通るのが億劫で帰ろうかなと思ったけど、折角来たので振り切って入る。
カウンターと座敷の土間を通って浴室へ。座敷ではワイワイガヤガヤ。気まずい中、そそくさと通り過ぎる。

浴場、というか浴室です。カランは3つ。浴槽は4人くらいのサイズ。オッサン一人がいただけなので、のんびりと浸かる。

お湯は薄緑白濁という百沢なのに珍しいお湯。
住所は百沢だけど、小松野温泉と独立したネーミングを名乗っているだけのことはある。
金属臭と鉱物味。ギシギシ感とスベスベ感で、山の温泉だなあと納得できる素晴らしいお湯。湯温は43度と適温で、じっくり浸かれる。

お湯を堪能してたら家族だか何だか4人も入ってきて、こんな狭い浴室で何とも落ち着かないので、さっさと出た。もうちょっと堪能したかったところ。

食堂メインなので、お客さんに合わせて営業時間など常に変更するとのことで、なかなか入れないこともあるかも。
だけど、ここの温泉もなかなか良いお湯で、岩木山の恵みに感謝しなければならないのである。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉
泉温・45.8度(源泉掛け流し)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・300円
施設・食堂

住所・弘前市百沢字小松野87-505
電話・0172-83-2050
時間・11:00~22:00

あたご温泉

2008-09-27 20:25:12 | 温泉(弘前市)
岩木山に雪積もってる!ま、どうでもいい話。

体を温める為に温泉へ。一年振りにこちらの「あたご温泉」へ。
旧岩木町のあたご地区にあり。

4年前オープンの比較的新しい温泉。でも去年行った時も好印象だったし、評判も良い。家族風呂もあるし。
18時半頃行ったが、結構混んでた。

浴場はメインの大浴槽と低温浴槽というかほぼプールの二つ。
カランは24コ。カランも温泉使用。

大浴槽は20人ほどのサイズ。湯温は42.5度くらい。

お湯は紅茶色。油臭で、ややトロミある甘い味。そしてかなりのツルツル感あり。気泡がとても多く、柔らかな肌触りです。
湯口からは大量投入で嬉しい限り。とても良いお湯で、適温だし、照明もやや暗めで落ち着けます。

あいかわらずここは景色が良く、弘前のショボイ夜景の絶景ポイントです。なのでここに露天風呂があったらいいのになと勝手に思っちゃいました。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
泉温・50.3度(高気温時のみ加水あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・300円
備品・ロッカー、有料ドライヤーあり
施設・家族風呂

住所・弘前市植田字山下127-25
電話・0172-82-5885
時間・8:00~22:00

オンナゴエvol.4@マグネット

2008-09-25 21:11:45 | ロックライブ
アオモリロックフェスでプロのアーティストたち観た後でなんだけど、アマチュアのライブ観に行った。
マグネットではもうお馴染みの企画の「オンナゴエ」ももう第四弾となりました。
もちろん女ボーカルだらけのライヴ大会。夜勤の仕事あったけど、その前に参戦した。

一組目「GALLO」
観るの二回目。ギャルオンナ・略してギャロかと思ったくらいボーカルがギャルっぽかったけど、久し振りに観たらそんなにギャルでもなくなってた。
ベース&ボーカル、ギター、ドラムといわゆるクリーム編成。
前はドラムが男だったけど、女になってた。明らかにドラムって感じのポッチャリさんです。
何せ遅れて来たから、二曲しか聴けず、メンバーの詳細も話したとは思うけど、聴けなかったので何ともいえないけど、ビジュアル的にはみんな女でいいんではないか。でもみんな個性バラバラなのですが。
歌は「GO!GO!7188」っぽいオリジナル。「私はあなたの何ですか~♪」って曲は2回目だから知ってた。そんなこと男に言うなと思うが、平気で言いそうなタイプのボーカルでした。
ちなみに、会場には10歳くらいのガキが走り回ってて、ギャロに纏わり付いてたのだけど、メンバーの子どもかしら?謎。

二組目「咲笑」
前回の亀ハウス振りに観る。女子大生のフォークデュオ。
前はほぼ良い印象なかったけど、なんか、ほんわ~とした空気が出まくりでこっちまでほんわか気分になった。
歌も上手いわけではないけど、メインのコの声はクリアで好きだなあ。サブのコは下手だけど、努力次第でなんとかなりそうだし。
歌ってる途中、何度も二人で顔を見合わせて微笑みあってるのが何とも可愛らしい。歌は「やなわらば~」みたいなオリジナル。そこそこ聴けるので頑張って欲しい。

三組目「fiction tellor」
こいつらを観たかった!オレンジカウンティーの衝撃のデビューライブで私はすぐ好きになった。
ボーカルのカナへとギター、ベース、ドラムの4Pバンド。全員弘大生だったと思う。
ライブは定期的に行っていたけど、なかなか見る機会に恵まれずに、観るのは二回目。初々しさもなくなり、明るいMCもなくなり、淡々と歌い進めて行く。カナへは不思議少女っぽい雰囲気を醸しだし、ゆらりゆらりと揺れながら、一気に歌い上げていく。喋っている時はガラガラ声だけど、歌うとまた違って、ハスキーさも出しながら、パワフルな歌声も響き渡らせてくれる。
曲は「band apart」とかの美メロな感じもありのサビは「ACIDMAN」とかのハードなスタイルですかね。全部オリジナル。
一番最初にやった「朝靄とチョコレート」が良いね。ファンタジーな詞をスクリームするカナへとハードロックギターサウンドが相まって素敵なグルーヴを生み出していた。こいつらかなり好み。10曲くらい聴きたかったけど4曲で終わり。常にクールな雰囲気を装っていた。こういうキャラでやっていくんだなぁと思った。また観たい。

四組目「灰色少女」
青森市を中心に活動しているアコギ&ボーカルと、ドラムの変則女二人バンド。観るの二回目。
面白いといえばそうなんだけど、やっぱりこの編成はなかなか難しい。ボーカルもドラムもいいんだけど、何か物足りなくてしょうがない。以上です。

五組目「黒やぎ」
先週ぶり。麻友と八木橋の実力派アコースティックデュオ。
ラテンっぽいナンバー二曲はとても盛り上がる。あとの三曲はしっとりとしたスローバラード。
麻友の圧倒的声量は圧巻。やっぱり彼女はかなり歌上手い。八木橋のギターも文句なし。
すごいコンビですけど、個人的にアコギ一本しか音がないのは寂しいなと感じる。とはいっても完成されているので文句も何もない。
途中のMCで麻友はオンナゴエ皆勤賞みたいなこといってたけど、vol.3はドタキャンしたんじゃ・・・。ま、言うまい。

六組目「essenstar」
先週の亀ハウスに続いてのまたもやトリ。ボーカルのマミと新ギタリストと中年リズム隊のバンド。
これだけ観る為に友人が仕事抜けて観に来た。さすが日本一のエッセンファン。
いきなりの「keep」。好きな曲である。自分も他の客もノッてます。
曲は5曲披露。亀ハウスでやったのと同じ。MCは何故かショウエイがしてた。「お前が喋るんかい!?」とツッコミたかった。
最後は新曲の「スカイウォーク」。結構メロディアスで、帰る時には口ずさんでたくらい。

最後までなんとか観れたけど、速攻仕事に行った。でもとても楽しめた。
先週の亀ハウスで咲笑と黒やぎとエッセンスター観たけど、もれなく前組のライブは亀ハウスより1.5倍良かった。やっぱりマグネットはスピーカーやPAが良いからだと思うが、ハコが違うとここまで違うのかと感じた。
今回の6組の中ではダントツでフィクションテラーが一番好きだ!何回も観たいくらい。弘前あたりのバンドでは一番である。これはあくまで好みです。
アマチュアといってもレベルが高いバンドもあり、今後の活躍に是非期待したいところであります。

白馬龍神温泉

2008-09-23 12:54:42 | 温泉(弘前市)
アオモリロックフェスの疲れを癒しに温泉へ。
そういえば会場に15時間近く居た事になる。バカですね。他の客もバカですね。バカばっかりのロックフェスでしたね。ま、どうでもいい話。

一年振りにここの温泉へ。アップルロード沿いにあるので、アクセスも便利かと。

去年改装したらしいとの事で再訪。以前は浴場の汚れが結構目立っていて、でもお湯は良かっただけに残念だったのだけど、大掛かりな清掃もしたらしい。
早速中へ。脱衣場で服脱いだら両腕アザだらけだった・・・。昨日蹴られまくったからなぁ・・・。

浴場は全体的にはあんまり変わってないように見えたが、きれいになったと言われればきれいになっかな。右手手前に小さい浴槽があったと記憶してるが、無くなったのかな?

真ん中に大きい浴槽、奥に打たせ湯、寝湯、サウナ、水風呂そして露天風呂。子供用と思われる小さい浴槽は空だった。あと上がり湯用の浴槽も空でなんか残念。カランは27コ。
浴槽の周りの床は温泉の成分で見事な形状になっている。

20人は入れる大きな浴槽は変形型。真ん中にジャグジーあり。44.5度くらいの結構熱めだった。

お湯は黄土褐色。塩気と鉄味、そして鉱物臭。スベスベ感が強い。なかなか良いお湯である。

サウナは源泉そのまま流してのスチームサウナ。温度計があったが、50度までしか計れないもので、振り切っていたから「意味ねぇー」とツッコんでしまった。80度もない様な温度かも。

露天風呂は去年行った時やってなかったから今回初めて。ライトがあるのに点いてなかったが、その方が逆に良かった。星も見られるし。
岩風呂で4人サイズ。ここは43度くらい。ゆっくり落ち着ける露天風呂でした。

弘前でこんな温泉はなかなかない。お湯はとても良い。きれいになったということもあり、また訪れたい。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
泉温・58.4度
効能・アトピー、動脈硬化症、慢性婦人病など

料金・350円
備品・無料ロッカーあり

住所・弘前市小栗山字芹沢2-1
電話・0172-88-1250
時間・6:00~22:00

AOMORI ROCK FESTIVAL '08 夏の魔物

2008-09-22 13:13:35 | ロックライブ
9.21、この日が来た。季節はすっかり秋。有名な大型ロックフェスはとっくに終わったというのに、この青森という場所で、ロックの祭典が催されてるとは誰が思ったことであろうか。

前日からこの日の為に、出演者のアルバムを聴いて予習したのだけど、何せそんなにメジャーじゃない方たちが多いので、ほとんど予習出来なかったけど、まあいいとする。

興奮の為か、そんなに睡眠も充分に取れないまま起床。朝からうつらうつらしていたので、録画しといたタモリ倶楽部を観る。それはソラミミストの安斎さんがサマーソニックに出演しての反省会みたいな回だったから、ちょっとしたフェス繋がりということで観て、目が覚めた。
そしてゴーオンジャーも観てテンション上がりまくり。逢沢りなが超絶可愛かった回で楽しめた。
そして友人を迎えに行って出発。道中も出演者の予習の音楽である。
現地に着くどうかあたりで物凄い腹痛!もうちょっとで漏らすかというレベル。なんとか会場入りし、トイレにダッシュで助かる。というまだ始まってもいないのにどうでもいい話でした。

日曜日だったので、朝のラッシュにも合わずにスイスイドライブ出来たので、9:15くらいと結構早く着いた。
開場はもうしていて、開演は9:30から。会場内をくるりと回りチェック。ハコは県営スケート場。以前は青森ビッグサイトで決定していたのだけど、一応メジャーどころが数組だけど出演するとの事で、チケットもそこそこ売れたらしく、駐車場関係もあって、スケート場に変更になった。
入って右奥にステージを設置。野外で使用するようなセット。手前の左側にフードコーナー。あと物販コーナー。さすがに広いので、結構ゆったり出来る。一応2500枚はチケット売れたらしいので、そんくらいは収容出来る広さ。そんなこんなで始まり。

まずは今回の主催者の挨拶。そいつのバンド「THE WAYBARK」がこのフェスの先陣を切った!
ここから数組出ますが、さらりと聞き流しているか、酔っぱらっているか、買い物しているかで、感想も特にないとの事で、出演者のみ紹介。
「おとぎ話」、「毛皮のマリーズ」、「Radio Caroline」、「THE NEATBEATS」、「KING BROTHERS」。

朝からビールで酔っぱらう。フードコートはイスとテーブルがあってとても便利。そこから遠いけどステージも拝めるので、ダラダラ飲みながら観てた。ドリンクはかなりの良心的値段。でもフードはさすがにちょっと高いので、買い物に行った。フードは持ち込み出来るので。
近くのスーパーで買い物した後、ちよっと楽しみにしてた「少年ナイフ」を観に、初めてステージ近くまで行く。

1981年デビューの少年ナイフ。メンバーの脱退・加入などあり、現在二人組。オリジナルメンバーのなおこと新メンバーえつこ。さすがになおこはいい歳であります。モンドリアンのワンピースを着て登場。でもパンツスタイルで、脚は見せれません。
ベースはサポートメンバーだけど、近い歳あたりで、ビジュアルも全体的に統一。
3ピースのギターロックだが、ポップでキャッチ-なメロディは曲を知らずとも、すぐ口ずさめるようなナンバーばかり。ほとんど英語詞。これで日本よりアメリカなどの海外の評価の方が高い。予習しといたのもあり、気持ち良いチューンばっかり披露。「E.S.P」、「バナナチップス」、「スシバー」とか。パフォーマンスも可愛い。さすがに見た目はオバサンだけど、でもまだまだ若い。楽しめた!

ここからお食事。スシスシスシを食べながら、飲んだりしてたら眠くなったので、軽い仮眠。ここらへんの出演者は全然観てない。ステージ真裏にあたる会場外でなんとなく聴いてはいたけど。
なので出演者たち、「スクゥ-ビードゥ」、「DMBQ」、「怒髪天」、「三上寛」、頭脳警察、ゲストに「青森菱友会囃子方」のねぶたばやし。

酔ってもっと寝たかったけど、なんとか起きて、会場へ。目当ては「ジッタリン・ジン」。
ジッタリン・ジンは89年デビューだから、もうみんないい歳。8年前くらいに何故か自分の中でジッタリン・ジンブームが起きて、ベスト聴いてた。それ以来聞く。イカ天世代で、昔ちょっと流行ったバンド。世間の評価はそんなもんだけど、ライブ観たら驚く!
フロントマンの玲子は若い!金髪でスタイル抜群。肌も白くて、40近いとは思えぬ若さ。声も全然変わってない。ミニアコーディオン弾きながらジャンプして歌う姿はカッコいい!
ジンタも若かった。美由紀は歳相応だけど、ドラムもパワフル。多分最近の曲を演奏してたと思う。知ってる曲は2曲のみ。その最後は「夏祭り」。夏フェスなので。この曲はもちろん名曲。だれもが盛り上がれた。大満足。単独ライブあったら絶対行きたい。

「ラフィン・ノーズ」をトイレ、腹ごしらえ、昔のバイト仲間と話したりして過ごし、フェスは終盤に差し掛かってきたので、ステージ前方を陣取る為にそんなに興味ない「ズボンズ」から観る。

「ズボンズ」は2000年デビューだけど、みなさん結構な歳かと思われる。多分下積みの長いベテランだと思われる。テクニックは抜群だったし、キーボードもいて音も多彩。ちょっと音が出てないトラブルもあったが、ボーカルは盛り上げ上手で、ロックの楽しさを伝えてくれた。

続いて「pe'zmoku」。ぺズとスズモクというシンガソングライターの合体ユニット。
ここで言っておきたいのは、このユニットは失敗だと思う。ぺズはそのままのほうが良いし、彼は一人のほうがいいのじゃないか。あんまりブラスと声が合ってなかった。あくまでこれは素人意見なので無視してください。

ここで今回各アーティストのセットチェンジ中にMCを務めるアントーニオ本多に注目。猪木のモノマネしてるのだけど、段々普通に喋ってきて、それに見た目は猪木より曙。もう猪木でもなんでもない。ただの寒いオッサンかと思いきや、よくよく考えればこんな仕事は大変である。セットチェンジは大体20分前後。トラブルがあれば30分は越し、持ち時間未定の中、しゃべらにゃならん。本業はプロレスラーなのに、でも結構物知りなので、待ち時間はずっと聞いてた。セットのスタッフに邪魔にされ、客にも白い目で見られながらも彼は頑張った!今回のMVPは誰がなんと言おうと本多である!ありがとう本多。

ここまではフリだったのかも知れない。ここからは大物二組登場である。まずは「ブラフマン」。
ハードコアシーンで絶大なる支持を受けているバンド。マグネットに来た時は見送った。正直音が趣味ではないから。英語詞とラウドなサウンドは肌に合わないと思ってたけど、ライブは観たかった。一度ハードコアなライブに参加してみたかった。
カリスマボーカリストのトシロウが静かな歌い出しから一気に大爆発!アイドリングから一気にレッドゾーンへアクセル全開!この振り幅こそブラフマンの魅力。
半分くらいは新作アルバムからやったと思うし、後は知らない曲だったけど、もう狂喜乱舞!
ブラフマンを愛する男どもが頭の上から流れてステージ前方へ送り出される。クラウドサーフと呼ばれるらしいこれはブラフマンのライブではお馴染み。まさに自分の真後ろの男が自分の背中から発進して飛び立っていった。
それからはトシロウもダイブ!もうなんだかよくわからんが、トシロウに触りたい!と思っちゃって、トシロウの方へ。トシロウをモッシュし、なんとかステージへ戻そうとしたら、トシロウに蹴られる!でも有り難いキック。なんとか押し戻したら、またトシロウダイブ!今度は客ともどもグチャッと潰れたけど、もう慣れたもんで、他人を起こしたりする余裕まであり。そしてトシロウを押し戻そうとしたら、トシロウが自分の手首をガチリと掴みながら歌っている!何という奇跡!トシロウなら抱かれてもいいぜと思った。
そしたらいつのまにか終わってた。MCなしの怒涛のライブだった。ちょっとした恐怖がまたいいスパイスだった。両腕負傷しました。かなり痛い。元居た所から20Mくらい違うところにいたから驚いた。前に陣取っていたくるりファンはさも驚いたことであろう。全身汗だくになって、大トリを迎える。

日本のオルタナキングこと「くるり」。多くの客はくるり目当てだったのかも。それはしかたないとして、登場。
岸田はなんかかっこよくなっていた。岸田はタモリ倶楽部の電車企画でよく観るくらいで、久し振りに観たらシュッとしていた。
そして佐藤サンと、サポートドラムの笑い飯の西田のそっくりさんの、シンプルなギタートリオ編成。
くるりはそんなに好きでもないんだけど、さすがのライブ。「ワンダーフォーゲル」、「ブレーメン」、「リバー」、「ロックンロール」、「さよならリグレット」、「ばらの花」などを披露。
さすがに第一線を走っているだけはある落ち着きもあり、激しさもある堂々としたもの。フェスの前半・中盤のアーティストとは格が違ったように見えた。売れているだけはある。メロディも抜群のセンス。くるりここにあり!という大トリに相応しいライブでした。

全部終了したら0時近く!本当は21時終わる予定だったらしい。フェスだから押すのは当たり前だが、押しまくりの衝撃の3時間押し!やっぱりセットチェンジに時間掛かり過ぎでした。機材トラブルは仕方なしにしても。ステージ二つあったらサクサクいけたと思ったけど、なかなか難しいのでしょう。

まだ手探りのフェスなので、来年は今回の失敗も踏まえて改善すれば良い。とはいえ、今回のフェスは大成功だったでしょう。少なくとも自分は楽しめた。このど田舎の青森にくるり、ブラフマン他が来た事だけで有り難いし、中型のフェスとして今後も根付いていく事を切に願う。

アーティストのみなさん、関係者のみなさん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

小山せんべい店

2008-09-20 13:12:21 | スイーツ・お菓子店
なんとなく煎餅買いに行った。
ねぷた村の敷地内にあるこちらの「小山せんべい店」。前から食べてみたかった。

ちなみに隣の店でも煎餅売ってるからこの狭い所で煎餅二店もいらないと思うが、小山せんべい店の方が優勢だったか・・・。

店の前ではまさに煎餅を手焼きしている。これがここの店の売りである。
でも実際パフォーマンスみたいなもんである。おそらく焼きたては買えない。全て密封してるのしか売ってないから。
でも試食は出きるから気に入ったら買えばいいかも。

種類はプレーンのごませんべいと、豆類が入ったのにわけられる。ピーナツ、アーモンド、くるみ、ピスタチオがある。これらは煎餅の上にこれでもかとトッピングされている。

ごませんべいは8枚で420円。他は8枚で630円。今回はごまとピーナツの2パック入ってるのを買う。

そして家で食べた。ごませんべいは正直、普通の味でした。でも、ピーナツせんべいは美味しかった。パリパリの煎餅の上にピーナツたっぷり。ちょっとクセになる味であった。次回は他の種類に挑戦したい。特にピスタチオに興味あり。

出来れば8枚入りをもっと小分けして売って欲しい。4枚で半額にするとか。そしたらいろんな種類を買えるので。そこんとこ改善して欲しいな。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆☆

住所・弘前市亀甲町61 津軽藩ねぷた村内
電話・0172-39-1511
営業時間・8:00~18:00

ライヴ@亀ハウス~動物の謝肉祭・サワラ、黒やぎ、ジンベイザメ、ギタリスト、マミぶぅ(ラクダは不参加)

2008-09-18 13:12:02 | ロックライブ
地元のアマチュアバンド観に亀ハウスに行ってきました。
最近弘前のバンドが気になってきたのでね。といっても、女ボーカルのみですがね。
今回の企画には女ボーカルが3組出るからこれは行かねばと思って出かけた。

亀ハウスはライブとして初めて来る。かなり小さいハコ。ギュウギュウで50人入るかってなキャパ。
客は常に20人くらいいたかな。着いたらもう始まってた。

1組目は「咲笑」(さわら)です。大学生らしき若い女子のフォークデュオ。
二人ともフォークギターかアコギかわからんけど、アコースティックに、ハーモニーをバンバン聴かせる。音は「やなわらば~」みたいな感じでした。
良いといえば良いような、そうでもないような、でもストリートとかで歌ってたら足停めるかも。そんな感想であります。メインボーカルの方は結構メゴイです。

2組目は「黒やぎ」です。
元「ルーセントバーグ」ボーカルの麻友と八木橋まさゆきのユニット。名字の黒滝と八木橋から取って「黒やぎ」。
以前ルーセントバーグのライブ観たけど結構良かった。ボーカル力とキャッチーなバンドサウンドが初めて聴くのに体を揺らしたものですが、どうやら仲違いから解散・・・。解散ライブもドタキャンしたくらいだから、よほど悪い状態だったのんでしょう。
ま、それはさておき、新しいユニットとしてスタートしてます。
八木橋まさゆきはアコギ一本でも聴かせれるくらいの腕前。それに圧倒的ボーカルの麻友。彼女のボーカル好きだ。実際上手い。低音も響くし、聞き惚れるくらい。それに八木橋のリズミカルでテクニカルなアコースティックギターが相まって素敵なグルーヴを生み出していた。
実力派の二人ならではであった。MCもハッチャけてて楽しかったのである。

3組目は「ジンベイ」。仙台のバンド。男4人組。
ナラシでバンドが良い音出してて期待してたんだけど、ボーカルが歌い始めたら、ガックシ・・・。非常にポップです。他の客もノリノリであった。間違って一番前に居たのでさあ大変。実際一曲目聴いて出たかった。隣に友人いたから出れなかったけど。
でも、このバンドは売れてもおかしくはないと言っておく。キャッチ-でポップだし、ボーカルはキングコングの梶原似だし、ドラムは小栗旬似だし、ビジュアルもまあまあだから。ただ、好みではない。

4組目「ぼろ☆もうげ~ず」。どっかのバンドの男二人がアコースティックデュオとして出てた。
こいつらは話にならん。間違うし、MCはコンパノリだし。チャラかったー。

5組目「エッセンスター」は本日のトリ。ほぼこのバンド観に来たようなもんである。
エッセンスターは過去2回観た事あるけど、いずれもアコースティックスタイルであった。それはギターが脱退しての苦肉の策。でもボーカルのマミのキュートでクリアな声が印象的だった。
以前友人にパフュームのアルバムMDに録音してくれとお願いしたんだけど、頼んでも無いのにエッセンスターの曲まで入ってた(ルーセントバーグも入ってたし)。
3曲入りの自主制作版なんですけど、そのリードトラックの「Keep」がかなり良い曲!なのでバンドスタイルのエッセンスター観たいと思ってただけど、最近ギターが新加入して、新生エッセンスターになったのでライブ楽しみにしてた。
1曲目「さくらひとひら」。アコースティック版ではお馴染みである。結構ハードな音出すのね、このバンド。でも正直この曲はアコースティックの方が好きかも。2曲目「月夜の夢」という曲らしい。間髪入れずの「Keep」。この曲好きだ-。本当に良い曲。ノリノリでした。フェードアウトしないで決めるのが良い。4曲目はお馴染みの「ライン」。最後は新曲で〆。ライブ初出しなのか、最初あってなかったが、最後は決める。
新ギタリストのショウエイはマッチョでなく、シュットした優男。まだ完全に慣れてない感じ。今後も頑張って欲しい。中年リズム隊も汗だくで頑張ってた。小さな巨人マミは大きく見えた。実際近くで見るとそんなに小さくないかもね。

結構楽しめた夜。来週はマグネットでオンナゴエがある。咲笑も黒やぎもエッセンスターも出るので楽しみ。更にフィクションテラーまで出るから、仕事あるけど参戦する!

戸利屋

2008-09-16 18:37:21 | テイクアウト店
個人的に牛肉ってそんなに好きじゃない。ステーキなんて肉そのものって味だから好まない。高いしね。
なので豚の方が好きである。モツやったら大抵豚モツと豚サガリだし。それで充分。
でも鶏肉はもっと好きである。理由は特にない。ただ好きだから。ま、どうでもいい話。

なので焼き鳥買いにいく。桔梗野にあるテイクアウトの焼き鳥屋さんに。
二回目になりますけどご紹介。

ここの焼き鳥屋に結構ハマっている。種類が多いのが特徴で、タレとシオが選べる。そして安い。更に美味い。単純に焼き鳥が大好きだからというのもある。

種類はざっと、皮、もも、砂肝、ハツタン、かしら、ぼんじり、つくね、なんこつ、なんこつつくね、合鴨つくね、手羽先、ホルモン、豚バラなど。
おすすめは、ぼんじりである。脂っこさとトロケル肉感がたまらん。

場所は桔梗野の佐藤長の敷地内。大抵注文してから5分か10分はかかるので、その間に軽くお買い物するのがいいかも。

店主は30前後の若い兄チャン。なかなかいい仕事をするので焼き鳥好きな人にはおすすめしたい。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆☆

住所・弘前市桔梗野4-9-2
電話・0172-32-8331
営業時間・15:00~21:00
定休日・水曜日

音次郎温泉 (リニューアル)

2008-09-15 21:20:22 | 温泉(五所川原市)
某ラーメン街道に行った。東京で有名なラーメン屋が出店するとの事で。で、食べたけど、あんまり美味しくない・・・。かなり食べにくいしね。ま、これ以上は言うまい。
ちなみに店主の顔は、新日でG1を制した後藤洋央紀に似てる。「昇天」ってカッコいいね。ま、どうでもいい話。

ついでに温泉に行った。五所川原はなかなか来れないので、楽しみにしてた。
今日は「音次郎温泉」という変なネーミングの温泉へ行く。

アクロスプラザというショッピングモールの近くにあります。
ここのショッピングモールは2年前まではショボかったけど、いつのまに、かっぱ寿司や道頓堀が出来て近くのエルムにも対抗しそうな勢いになってた。

それはさておき温泉へ。ここは公衆浴場と旅館が隣り合ってます。
名前の由来は、音次郎って人が、夢に出てきた観音様に「ここ掘れば温泉出るぜ」って言われて掘ったら温泉出たので、彼の名前を取ったとか。
なので、観音様に感謝しなければという事で、玄関、更に脱衣場にも観音様がいます。
今日は十五夜だから、お供えものもたくさんありました。さっそく元気なオバちゃんに支払って中へ。

浴場は結構広い。真ん中に浴槽二つ。壁にカランが22コ。奥にサウナと水風呂といった構成。
メイン浴槽と隣り合ってジャグジー付き低温浴槽。どちらも6人サイズ。メイン浴槽は激熱の45度。

とても熱くてジンジンくる。「熱の湯」と謳っているだけある。
この浴槽には客はほとんど入ってなかった・・・。

お湯は紅茶色。そしてかなりの塩気。少し鉄臭さあり。なかなか印象強いお湯である。

隣は真ん中にジャグジー付きの低温浴槽。っても42度ほど。
サウナは何故か大人気であった。4人も座れば満杯の小さいサウナで、75度ほどの低温サウナが人気の秘訣は謎。

16時過ぎで、休日であったとはいえ、この時間にしては結構繁盛してたと思う。
年季は入ってたけど、なかなかいい温泉でした。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉(食塩泉、弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温・50.4度(加水あり)
効能・冷え性、神経痛、婦人病など

料金・300円
備品・有料ドライヤーあり
施設・宿泊

住所・五所川原市石岡字藤巻56-1
電話・0173-35-2611
時間・7:00~22:00

パセリグリーン

2008-09-14 19:52:15 | テイクアウト店
土手町にお菓子買いに行こうと思ったら、歩行者天国らしきものやってて通れず買えなかった。
車乗ってると、なかなか土手町に行く気になれない。駐車代もったいないから。
しかもホコ天やってても行く気も起きない。あれで土手町が少しでも活性化するんならやればいいし、やめたって何ら自分に影響はない。ま、どうでもいい話。

なので、土手町通れないので、中央病院の通りに行こうとしたら、前から来てみたかった総菜屋があったので入ることにした。

中央病院の隣にあり、住吉神社の向かいにあり、吉井煉瓦倉庫の斜向かいにある総菜屋さんの「パセリグリーン」。

中に入るとたくさんの惣菜や弁当などがお出迎え。
弁当、おにぎり、サンドウィッチなどは個別にラッピングされて売られているが、惣菜は大体100gあたりの料金で売られている。好きな品を好きな量で買える。

唐揚げやハンバーグ、サラダなど多数の惣菜があって迷ったが、「甘酢唐揚げ」「チキンカツ」「なめこ揚げだし豆腐」「チキンサラダ」を買う(鶏肉ばっかりだな)。全部100gずつ。

で、家に帰って(今まさに)飲みながらつまんでますが、おいしい!
100gといっても結構ボリュームある。ほとんどgあたり100円台なのでお手頃価格。
4種類も買えば結構豪華であります。
こちらの吉野町の本店の他、茂森にも姉妹店あり。そこは一回買った事あるけど、おいしかったです。

地元野菜を中心に使用し、食品添加物一切使用せず、全て手作りのためおいしいのである。
16時頃行ったけど、お客さんがひっきりなしに入って繁盛してた。
スーパーとかで惣菜買うよりは絶対お得なこちらのお店。また酒の肴を買いに行きたいところ。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆

住所・弘前市吉野町4-1
電話・0172-37-4668
営業時間・10:00~20:30
定休日・第3日曜日
※駐車場なし

嶽温泉 高原の宿 山楽 (廃業)

2008-09-11 20:58:39 | 温泉(弘前市)
「ひょう太くん」というキャラクター作りによる戦略に疑問を呈する。ま、どうでもいい話。

雹被害のりんごもぎが早く終わったので、久し振りに温泉に行くことに。
岩木山方面へ向かい、本当は違う温泉に行きたかったけど、営業していないんだかどうかわからず入りにくかったので、嶽温泉に来た。
いろいろ宿はありますが、一番入り安そうなこちらの「山楽」へ。

今が旬の嶽きみがここに来る道中にも、店先にも売られていた。
嶽きみってそんなに美味しいのだろうか?とうもろこしって食べにくい事極まりないから、なかなか食べようと思わない。でも一度たべてみたいところ。

こちらの山楽は旅館ですが、食堂のみの営業もしています。
嶽きみももちろん売ってる。嶽きみラーメンもあるとか。

日帰り入浴も快く迎えてくれます。でも泊まり客が多いと断ることもあるらしい。
夕食時なのか、浴場には人気があんまりない。だから独り占めの貸切状態を満喫。

浴場はそんなに広くはない。カランが二つ。浴槽も4人ほどのサイズ。

お湯は嶽の温泉そのもの。濁りのある薄い青白濁色。硫黄臭、かなりのスベスベ感。味は甘めのレモン味。
強酸性で目に入るだけで痛い。でも体には良いことは実感できるお湯。42.5度くらいの適温。

カランからのお湯も温泉が出る。体を洗おうとボディソープを使ってもなかなか泡が立ちません。
そんなに長い時間浸かってないけど、すぐ指がふやけた。

じっくり堪能したけど、楽しみはもうひとつある。離れにある露天風呂です。
ここの名物は本館から離れた所にある露天風呂で「野天百人風呂」と銘打ってあります。
一度着替えて道路を1分ほど歩くとあります。管理人とかいないので、下手すりゃタダで入れそうな気がするけどやめましょう。

男女別で入り口が違うけど、実は混浴。
結構な大きさの檜風呂であるが、100人は入れないと思います(笑)
でも50人ぐらいまでは入れるかも。でもそこまでして入りたくないけどね。
でもやっぱり大きいので、開放感あり。庭が一望出来るけど、そんなに手入れもされていないような自然そのままの木々が聳え立つ。南天の実がついてて綺麗でした。

夜なので、虫とかいそうだけど、結構お湯は綺麗でした。でも夏の夜とかはきつそう。この時期がちょうどいいかも。お湯は41度ほどでじっくり浸かれました。
混浴なので期待したけど、オッサンと二人きりでした・・・。

とても満足でした。最近の疲れも取れたかも。是非また訪れたい所である。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・酸性-カルシウム-塩化物泉
泉温・46.9度
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・400円
備品・シャンプー・ボディソープ、ドライヤー完備
施設・宿泊、食堂、土産物屋

住所・弘前市常盤野字湯の沢
電話・0172-83-2136
時間・10:00~19:00

2008-09-08 19:30:43 | ラーメン屋(弘前市)
宝くじ当たる!3000円だけど・・・。これで寿司でも食おう。ま、どうでもいい話。

寿司は食わねどみそラーメン。というわけで、久し振りに「みそラーメンの店・峰」へ行く。
半年振りくらいかな。
その時は敢えて醤油ラーメン食べた。期待してなかったけど、結構美味しかった。なので今回はもちろんみそラーメン食べる。

日曜の20時頃行ったけど、かなり混んでた。小上がり待ちの客が二組もいた。
家族連れだからしょうがないだろうけど、カウンターで食べればいいじゃん?と思った。

カウンターは10席くらいと、4人ほどの小上がり席があるけど、セルフサービスの水置いている所を改装したらもうひとつ小上がり出来そうな気がするけどね。

そんな混み混みの中、今回は「手打ちみそラーメン」を注文。

スープは相変わらずの灼熱地獄。胡麻油の香りが強いだけあって、油でコーティングしている。そのためにずっと熱々。
でも全然ギトギトもドロドロもしていないのである。げんこつ・鶏ガラそして大量の野菜をとことん煮込んだ無化調のスープは、味噌と野菜の甘味がふんだんに感じられる。

具はひき肉、キャベツ、たまねぎ、ピーマン、もやし、にんじんと野菜たっぷり。
他店の味噌ラーメンとは違い、ここのは充分に煮込まれたしんなり野菜がとても美味い。キャベツの芯までうまいのである。

手打ち麺は初めて食べたが、通常の麺より高いだけあってコシもあってよかった。
通常の麺は食べるうちに段々伸びてくるが、手打ち麺はほぼ伸びずに食べれた。

やはりここの味噌ラーメンは弘前一でしょう。昔ながらの徹底したこの味作りが、津軽人の好みにあっているところが大きいと思う。

メニューにはないのだが、常連っぽい客が「大盛り」を頼んでたので、大盛りも出来るんだとわかった。

ひとつお願いしたいのは、薄いチャーシューでいいので、乗っけて欲しい。値上げしてもいいから。

今回も気を付けてゆっくり食べたのに、内側の上下唇と舌とアゲタが軽いやけどで皮ペローン状態になってしまった・・・。
美味しいのでまた行くのは当たり前の話。

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆☆

住所・弘前市和徳337-4
電話・0172-33-9690
営業時間・11:00~23:00
定休日・月曜日(祝日の場合は火曜日)

ゴーマニズム宣言SPECIAL パール真論/小林よしのり

2008-09-05 13:12:05 | 
小林よしのりのゴー宣SPの新刊をやっと読破。
SAPIO連載でのゴー宣を編集してのスペシャル本はここ最近では「沖縄論」「靖国論」「いわゆるA級戦犯」「平成攘夷論」をリリースし、いずれも話題になった。

ゴー宣は思想漫画といわれているが、個人的にはゴー宣は新たなメディアだと思っている。
薬害エイズ問題、オウム問題、慰安婦問題と、常に時代の潮流の先駆者となって問題に取り組み、闘ってきている。
そこらの学者や政治家より、博学で、常識者である。少しゴーマンなのではあるが・・・。

本書は、東京裁判で判事を務めたラダビノード・パール氏が書いた判決書を中心に、「パール判事」の著者の、学者の中島岳史を徹底批判している。

本の構成が今までのゴー宣とは違い、半分近くは文章で、うち3分の1ほどが「改題パール判決書」と、パール判決書の要約文になっている。

そもそも中島岳史の「パール判事」という本が、一部の学者や論壇から大絶賛されていることに始まる。
しかし実際の本の内容は、インチキデタラメ本であるとよしりんは見抜き、膨大な資料検証により、パールは真に何を伝えたのかを詳しく記している。

東京裁判は事後法によって不当に裁かれた日本への、戦勝国の報復裁判である。
この東京裁判で判事を務めたパール氏が書いた反対意見書が実に興味深い。

パールはA級戦犯全員を無罪の判決を下している。当時の国際法を鑑みての、真っ当な判決なのであるが、しかしながら当時の世界情勢の中、この判決を出すのは生半可な精神では決してない、パール氏の強い信念が職務として表れている。
当時の侵略行為は致し方ないものであり、アジアへの侵略を肯定し、欧米列強から守ることが義務とさえ言っている。そしてアメリカの原爆使用を痛烈に批判もしている。

本書は著者のイデオロギーというよりは、いまだまかり通る戦後贖罪意識から歴史を歪曲する者への批判、そして真実を描いている。
小林よしのりを好きだろうが嫌いだろうが、新しい未来へ進むためにもう一度振り替えなければならない過去を知る為に必要な最重要資料と割り切って読んでみることをお薦めしたい。

オススメ度(本評価)・☆☆☆☆☆

セント・オブ・ウーマン/夢の香り

2008-09-02 12:47:45 | 映画
映画100選。第14回。
92年作品。アカデミー主演男優賞受賞作。

監督・制作・マーティン・ブレスト、脚本・ボー・ゴールドマン
出演・アル・パチーノ、クリス・オドネル、ガブリエル・アンウォー、フィリップ・シーモア・ホフマン

~ストーリー~
苦学生のチャーリーは感謝祭の休日を、盲目の退役軍人フランクの世話するアルバイトをする事となる。フランクは秘密裏にチャーリーを連れてニューヨークへ旅立ち、とある計画を実行しようとするのだが・・・。

私は映画で重要視しているのは、脚本と演出である。
しかし、本作の脚本はそこまで素晴らしいとは言えない。演出も文句はないが、賞賛は出来ない。では何故にこの映画がこれほどまで輝いているのか、というと、それはアル・パチーノの超人的演技に尽きるからである。

盲目の退役軍人という見事なハマリ役を掴んだアル・パチーノは、無敵である。
終止目線を動かさないという驚異的な演技。

見所はなんといっても、ガブリエル・アンウォーとのダンスシーン。
ガブリエルそのものが美しいのもあるけど、演技と演出が美しさを醸し出している。

本作以前にも「ゴッド・ファーザー」などの数々の名演をこなしてきてはいたが、タイミングの悪さからか、アカデミー主演男優賞は獲得しておらず、無冠の帝王であった。
だが本作では見事に悲願の受賞。名実共に最高の俳優になった。

助演はクリス・オドネル。この作品以降、彼はメキメキと成長し、ハリウッドスターの仲間入りを果たす。
更に若きフィリップ・シーモア・ホフマンも同級生として出演している。彼も現在名優として名高い。
ガブリエル・アンウォーは美しすぎる。この頃だったか、日本のシャンプーのCMに出演していた。

フランクの頑固で口の悪い憎まれキャラクターが、徐々にチャーリーに心を許していく様が素敵である。
フェラーリの運転シーンも微笑ましい。
ラストのフランクの演説と喝采シーもちょっと大袈裟だけど、感動のまま終わりを迎えられる。

実際初めて家でビデオで観た時は、あまりの感動に画面に向かって拍手した。それほどいい作品であった、というよりはやはり、アル・パチーノの演技に衝撃を受けた。
こんな演技は以前も今後も、もう二度と起こり得ない奇跡であると思う。

オススメ度(映画評価)・☆☆☆☆☆