卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

らーめん こう屋 (閉店)

2008-02-29 20:16:26 | ラーメン屋(南津軽)
二日酔いと風邪のダブルパンチで体調最悪。なのにわざわざ遠出して「こう屋」に行く。
具合は悪くても美味いものは食べたい。フラフラになりながら店へ。
ちなみに今なんとかブログを更新している。

最近「醤油らーめん魚味」(630円)という新メニューが出たので頼む。
あとチャーシュー飯(200円)も。

スープには魚粉らしきものが浮かんでいる。相変わらずの繊細で丁寧な味作り。
スープが美味し過ぎて暫くずっとスープばかり飲んでしまう。津軽系煮干とは全く違う魚味がとても美味しい。
麺はストレート細麺。食べやすい。
具はチャーシュー、ネギ、メンマ、のり、三つ葉。チャーシューはぶ厚め。

チャーシュー飯は角切りのチャーシューをタレかけた丼。わざわざバーナーで炙る徹底した味作り。

というわけで大満足。個人的には青森一かも。
無化調で、繊細な味作りがひしひしと丼から伝わってくるのがわかる。食べ進めて段々減っていくのがとても悲しいと思うくらいおいしい。本当は毎週行きたいけど遠いのが難。

そういえば、若い主人と女の人は夫婦だと思っていたがどうやら違うらしい。ただの仕事仲間なのかしら?ちょっと気になる関係です。

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆☆

住所・平川市柏木町東田313-3
電話・0172-44-8373
営業時間・11:00~20:00 
定休日・水曜日

磯の湯温泉

2008-02-27 00:20:44 | 温泉(五所川原市)
ラーメン街道のついでに寄るこちらは五所川原の中心街にある温泉銭湯施設。
九時過ぎに行ったのに、結構人もまばらにいました。

中に入るとやや塩素の香りがした。塩素消毒しています。

浴場は、真ん中に12人ほど入れる大きい浴槽と3人ほど入れる小さい浴槽が繋がってあり、周りにカランがあります。カランは25コ。右側にサウナ、水風呂、打たせ湯もあり。

お湯は薄い黄緑色。やや塩っけあります。少しヌルヌル感があり。

メイン浴槽は44.5度ほど。結構熱め。体にジンジンくる。
隣にある小さい浴槽はぬるめで、42度くらい。この浴槽はオナラの如く、プクプクと泡が気持ちだけ出てた。ジャグジーらしいが、機能していなかった。

打たせ湯もチョロチョロで、体に全く効かない弱さ。

サウナは114度もあったが、そんなに熱くもなく、テレビ付きで快適。マットもあるので、ケツも熱くなし。

営業終了までいたら、工事のオッサンたちが入ってきて、工事を始めた。「しょっちゅう壊れてるわ」とぼやいていた。

中心街にあるので、五所川原市民の憩いの温泉として愛されている感じがしました。


オススメ度(温泉評価)・☆☆☆


泉質・ナトリウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温・49.1度(一部加水あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・300円
備品・無料ドライヤー、有料コインロッカー
施設・日帰りのみ

住所・五所川原市下平井町219
電話・0173-35-0568
営業時間・5:00~22:00
定休日・なし

さっぽろ大心@津軽ラーメン街道 (卒業)

2008-02-26 23:50:48 | ラーメン屋(期間限定出店)
最近ラーメン街道に新しい店が出店したというのでので行くことに。
今日は体調最悪なのにわざわざ五所川原へ。
前の日に一人でバカみたいにウーロンハイを飲みまくって二日酔いで頭痛と吐き気をもよおすほどの気分の悪さ。飲みすぎには気をつけましょう。
でもラーメンは食欲なくても食べれるからいいよね。

まっすぐこちらのお店へ。味噌らーめん(680円)大盛り(100円)とチャーシュー手巻き(130円)みたいなものを注文。
頼んでからすぐ来ました。

味噌ラーメンは、普通の味噌ラーメンと、本場味噌ラーメンという100円増しの味噌ラーメンがあったのだけど、私は普通のを注文したけど、お店の人が持ってくるときに、「こちら本場味噌ラーメン大盛り」みたいなこと言ってたので、多分間違えて注文受けたと思う。ま、得したってことで。

食べる前にゴマが入ったミニサイズの擂り鉢を出され、自分で擂ってラーメンに入れてくれとの事。
スープは結構甘めです。スタンダードな味噌味といった感じ。

麺は中太縮れ麺。黄色のたまご麺なのかな?
具は、チャーシュー、白髪ネギ、きくらげ、味玉、たまねぎ、もやし、白菜。
多分普通の味噌ラーメンには味玉が入ってないと思うが、こちらは本場味噌ラーメンなので、白髪ネギも入ってる。チャーシューも味玉もトロケておいしい。
野菜は柔らかに煮込んであってうまい。きくらげはラーメンに合っているというわけでも合ってないわけでもない。

正直、普通においしく、かといってここだけの味というものでもなく、結構他の店でも味わえるかなとも思いました。

ちなみに、今日は坂内食堂の最後の営業日でした。唯一、ラーメン街道のオープンから今まで営業し、ずっと人気があったお店でした。
個人的には好きというわけではないけど、肉そばなんかは看板メニューで人気を博してましたね。お疲れ様でした。

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆

住所・五所川原市大字唐笠柳字藤巻517-1 エルム2F
営業時間・11:00~21:00(ラストオーダー20:30)

三本柳温泉

2008-02-25 01:06:30 | 温泉(弘前市)
岩木山の麓の歴史ある温泉のこちら。
建物は一軒家といった見た目で、日帰り、宿泊とも受け付けている。

場所は岩木山神社をアップルロード沿いに一本外れた農道のような道を国吉方面に向かう途中にポツンと建っています。

こちらの温泉は170年の由緒ある歴史を持っています。
岩木山の神様に毎日拝みに行くある農民が、ある日夢の中で、薬師如来から扇子を授かる。
そこに書かれた場所に行くと温泉が湧いていた、という伝説があります。
こちらが本説となっているようですが、もうひとつの伝説があって、征夷大将軍の坂上田村麻呂が、蝦夷平定の為に訪れ、岩木山の鬼を退治し、その切り取った首を地蔵森に埋めたところ、温泉が湧いたという伝説もある。どちらも素敵な心躍る伝説であります。

中に入ると、有線の演歌が流れており、奥の部屋からご主人らしき人が出てきて300円を支払う。
浴場までかなり長い距離をグルグル周って、ようやく着いた。と思ったら、浴場は真っ暗!呆然と立ち尽くす私。?マークが頭をくるくる周った。浴場に着く前に、一人のオッサンと擦れ違ったので、入れない訳はないはず・・・。恐らく誰もいないので、オッサンが気を遣って節電していたようだ。閉店も近かったし。というわけで自分で電気をつけて入る。

カランは5コのみ。10人ほど入れる浴槽がドンとある。壁にはコケが生えており、ちょっと凹むが、そんなに不衛生という感じでもない。

お湯は薄い濁った泥色。やや鉄臭さ。薄いダシ味。質感は柔らかいが、スベスベ感。
温度は42度ほどのぬるめ。近くの百沢温泉とは全く違うお湯。

もちろん一人しかいないので、勝手に窓を開けて露天風呂感覚を味わったり出来た。
結構ぬるいので、じっくりじっくり浸かる。でも冬なので正直ぬるすぎる。
浴場も寒いので、じっくりじっくり浸かる。

このお湯はアトピーや、女性の病気に効くので、湯治客も多いらしいが、冬はちょっと寒いかなと思った。夏ならサッパリちょうどいいかなと感じた。

帰りは電気を消して帰る。ご主人に出口まで送り迎えしてもらって後にした。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・含土類弱食塩泉。
泉温・45度(源泉掛け流し)
効能・リウマチ、女性器慢性炎、卵子機能障害、子宮発育不全、月経障害、更年期障害など

料金・300円
施設・宿泊

住所・弘前市百沢字温湯7-1
電話・0172-83-2508
時間・7:30~21:00(冬季は~20:30)

弘前劇場公演 檸檬/蜜柑

2008-02-24 23:49:57 | 演劇鑑賞
弘前劇場久し振りに観ます。
去年末にスタジオ収録された「冬の入り口」がNHK教育の芸術劇場で全国放送されたのは記憶に新しい。
弘前劇場も全国区なのかと感心しました。といっても弘前劇場公演はほとんど初心者に近いわけで、しかも過去の作品がそんなに面白いと思わなかったので、今回もそんなに期待しないで行く。

弘前での公演は金土日の三日間あり、私は土曜の夜公演という絶好の日に行きました。
ちなみに、先週札幌公演を成功させ、来週は東京公演が控えております。

その日は冬なのに雨が降っていた。もう春かなぁと思いながら劇場のスタジオデネガへ。
客席は80席近かったかな。席は九割以上ほぼ埋まっていた。

あらすじ~古本屋「檸檬」にはバーカウンターとビリヤード台が置いてあり、店内では疲れを癒しに来る色々な人々が集まり、語り、本を漁り、コーヒーを飲み、酒を飲み、ビリヤードを興じる。人々はみんな様々な想いを抱え、それを語りながら、解決せずともまた新しく生きていく~。
そんな話。

弘前劇場といえば、役者たちが脚本を好きなように会話を方言に変える、ハイブリッド言語演劇が見所である。
大抵の人たちは標準語を話し、地元の人は津軽弁を話し、他の地方の人たちはそれぞれの方言で話す。慣れたもので、なんら違和感はない。

観終わって正直な感想は、面白かったです。女優たちが結構多くキャストされていて、セリフも多かった。
ほとんどの役が、訳アリみたいな設定なので、個人的に好きでした。訳アリとかミステリアスみたいな女は魅力的である。なので楽しめたのである。

弘前劇場は、セリフがとても説明臭くてあんまり好きじゃなかった。知識のひけらかしの様なセリフなので、あんまり感情的なシーンが少ないんですけど、女たちの会話もちょっと論調臭くて違和感を感じたが、女優の芝居が良かったのでそれもあんまり気にならず観れた。
論調臭いのは男の博識振りをひけらかすプライドみたいなもんで、男なら許せるが、女だと引く。それは私の劣等感なのか、そんな女に会った事ないからなのかはどちらでもいいとして、ほとんどの女優人たちは、ワイルドターキーをロックで煽る酒豪ばかりで、実際そんな女に会ってみたいなと思っただけです。

マスターの福士賢治は主人公であろうが、出番もセリフも少なかった。
刑事役の長谷川等は、田舎のベテランナントカという役柄を演じさせたらピカイチの味のある演技。
八百屋の永井浩仁は秋田弁であろうが、ちょっと早口のシーンが滑舌悪かったが、ヘンテコな演技が面白いかも。
八百屋のカッチャ役の乗田夏子は、飛び道具であった。核爆弾級の疾風怒濤の津軽弁は素晴らしい。館内を爆笑の渦に飲み込んだ。
店員の山田百次はお馴染みといった演技。やや出番少なし。
大学教師の濱野有希は、顔はのっぺりだが、演技は光る。平凡な女やらしたら光る。
新聞記者の青海衣央里はギョロリとした目力が強い、安心できる上手い演技です。
マスターの娘の工藤早希子は多分初めて観たけど、初々しかった。でも実力は大いにあり、まだまだ成長出来る将来有望な女優。
大学生二人の林久志と平間宏忠は、どっちがどっちかよくわからなくなったけど、ビリヤード下手すぎだと思う。
デリヘル嬢の小笠原真理子は、演技もよろしいが、何よりカワイイです。歳は30代でしょうけど、知的なデリヘル嬢で、ほとんど主役級に出番が多くて見とれました。
彼女は青森市のシアターアクセプ所属ですが、フリーみたいなもんで、青森の色んな劇団に出演してるそうです。ちなみにシングルマザーだとか。

全体的なオモシロポイント。
1.マスターが皿を落として割るシーンに、皿が割れないアクシデントにアドリブ。
2.乗田サン存在自体。
3.野菜ソムリエ・王理恵をバカ女呼ばわりの旬なネタ。
4(番外編).公演前の案内をフニャフニャした関西弁で話す、音響・美術の石橋はなチャン。

百次さんの独り言シーンで始まり、段々と人がいなくなって、サラっと終わるシーン。
普通は演者全員出て挨拶でもするものだが、最後のシーンに出る人たちだけ礼をして電気がついて終わり。これはお馴染みですね。

青森の芸術有志・ハセコーこと長谷川孝治にしてやられた夜。
ビリヤードがやりたくなった夜。
訳アリの女に惚れた夜。
館内を出たらドカ雪が降ってて、まだ春は遠いと思った夜でした。

セブン

2008-02-23 18:22:29 | 映画
映画100選。第10回。

95年作品。
監督・デビッド・フィンチャ-
出演・ブラッド・ピッド、モーガン・フリーマン、ケビン・スペイシー、グゥイネス・パルトロウ
脚本・アンドリュー・ケビン・ウォーカー

アメリカのとある大都会で二人の刑事が、キリスト教の七つの大罪に因んだ連続猟奇殺人事件を解決しようとするのだが・・・。みたいな話。

結局、世界で一番恐ろしいのは、人間の狂気である。つまりキチガイである。
ほんの何年か前にオバケホラーが流行ったが、あんなのウンコである。
ジャパニーズホラーが世界で一番恐いとか何とかでハリウッドでリメイクとか何とかあったが、それこそ日本の映画はそんなのでしか通用しないと恥を晒したようなもんである。夜に真っ暗な所で「ワっ!!」と驚かせれば誰だって恐いわ!そんなレベルの映画ばっかり作って、それがまた客がそこそこ入ったし。
オバケ屋敷に入りたがる女・子供が観に行ったんでしょうけどね。
特殊メイクで作られた、本当は誰も見たこともないオバケにしか恐怖、いや(恐怖と快感は紙一重であるから)、快感を求めるのは幼稚だなと思う。
ああいう映画は恐いというよりも、気味が悪い。未知のオバケを実体として見せないと恐怖も快感も感じないなら、もはやそいつらは不感症である。

そんな話は置いといて本題へ。
そもそもこの映画では、最後の「復讐」のシーン以外に、殺人シーンはない。
グロテスクな死体は映っているが、殺害の状況は、会話・写真・死体を通して、観る側に想像を委ねている。
なので、想像力がある人ほど、この映画は恐ろしく感じるであろうかと思う。
「大食」も「怠惰」も「高慢」も殺害の状況を想像するだけでおぞましい事この上ない。それでも一番恐ろしいのは「肉欲」である。これはもう、背筋も凍る、インポにでもなりそうな極悪非道の場面である。
場面といっても、あの器具の写真から勝手に場面を想像しているだけなのではあるが、このシーンが圧倒的に恐怖極まりなかった。

この映画が公開されたあたりは、ブラッド・ピッドが全盛期であり、アイドル化していた。嫁役のグウィネスとのロマンスもあって、映画の宣伝にもなった。
だが、彼はこの映画では体育会系の泥臭い刑事を見事に演じた。無精髭とボサボサの髪型であっても、ファンでなくても男のカッコよさを垣間見れる。

対して相棒のモーガン・フリーマンも、遅咲き過ぎる名優であり、脇役を演じさせたら右に出るものはいないといった地位にまでなった。ここでも哀愁漂わせるベテラン刑事はハマリにハマリ、ピッドとの掛け合いも、おどろおどろしい全体的な内容に、コミカルな場面が組み込まれていて、それも刹那に微笑ましい。

グゥイネスは当時全然美人だと思わなかったが、今観ると結構綺麗だなと思う。
この映画では全くの無名であったが、ピッドとのロマンスもあり、その後アカデミー主演女優も取るほどの実力派女優へステップアップしていく。切ない目つきが、都会で孤独に生きる不安な妻役がピッタリだと思う。

オープニングクレジットでは名を伏せていた犯人こそ、ケビン・スペイシー。
最後に姿を現して、いい所を全部持っていってしまう憎き存在感たるや。
同じ時期に、「ユージュアル・サスペクツ」が公開され、ここでも名演を光らせている。どちらも足が悪いという設定が笑える。
この頃は悪人役ばっかりだったが、今でこそ何を演じさせても様になる名優である。キャストの俳優人は最高だと思う。

監督はデビッド・フィンチャ-。「エイリアン3」が映画監督デビューだったかしら。
あれは別にやらなくてもよかったと思うけど、エイリアンシリーズを撮った監督は売れるというジンクスがあり、このセブンで見事に成功し、フィンチャ-の名は知れ渡った。
本作の演出は文句なし。全編、陰鬱な暗いカット。わざわざハンドライトを使っての恐怖を煽るテクニック。多用した雨のシーンは、都会の華やかさとは裏腹の悲しさと無関心さを現しており、観る側に不安すら覚えさせる。
脚本が最高なので、演出はそこそこでも面白いであろうが、全く気を抜かない、素晴らしい演出をした。その後の作品は結構スベった作品が多い気がするが・・・。

やっぱり何といっても脚本である。とてもよく出来ている。ただの猟奇殺人モノではない、現代の欲望のままに生きる人間に警鐘を鳴らすようなストーリー。
ラストシーンは監督と一緒に、一番最悪な展開を迎えるために書かれた。確か別バージョンのテイクがあったとかなかったとか・・・。
「嫉妬」で犯した罪を「憤怒」によって殺される犯人。誰も救いようのない最低最悪な展開。怒りのままに拳銃を放つミルズをただ何も出来ないで呆然と立っているサマセットの悲愴の表情が最もよい演技。葛藤するピッドの演技に不覚にも貰い泣きした私。こんな結末は悲し過ぎます・・・。
フィンチャ-お得意のサブリミナルは、必要不可欠の小細工であろうか。

罪を犯さない人間はいないが、私たちはこの堅苦しい絶望蔓延る世界で、どれだけ罪を犯さずに生きていかなくてはならないのか。
そして、罪人が罪人を裁く事ができようか?その時神は何をしてくれるのか?何とも罪な映画です。

オススメ度(映画評価)・☆☆☆☆☆

笑福亭

2008-02-22 03:00:34 | 食堂・食事処
弘前第三中学校の前にある大衆食堂です。
最近、食堂を探検してみたくなったので、前から気になってたこちらへ。

いつからあるかは知りませんが、数十年前から営業しているようです。
ここらへんは三中の他、実業や柴田、それに弘大も近いので、学生さんもよく来るらしいので、値段がとってもリーズナブルです。
このご時世だから、学生だけでなく、貧乏サラリーマンにも重宝されているであろうかと思う。

メニューはラーメンをメインに、丼物、定食、一品料理と数多し。大抵のメニューは500~700円くらいで食べれます。
店内には、メニューに載っていない新しいメニューも数多くあり、ポップみたく店内にびっしり貼ってある。

更に悲しい張り紙を発見。原材料とか油代が高騰しているので、生き残る為に全品20円値上げしますと書いてある。このご時世では仕方なし。
でも最初からかなりの低料金なのだから、20円だけで大丈夫なのかと思った。

メニューは山ほどあるので迷ったが、焼肉丼とニコニコラーメンセットにする。750円です。

ニコニコラーメンは、普通の醤油ラーメンから、チャーシューやナルト、海苔のトッピングを抜いた低料金のラーメン。でも量は変わりません。もともとチャーシューは丼の半分くらいあるドデカイチャーシューなので、気にならないなら安めのニコニコラーメンがいいかも。だって320円だし。安過ぎ。
でもラーメン好きの私としては、ラーメンとしてはちょっとイマイチかな。でも安いのでOK煎餅。

焼肉丼は普通にウマイ。食堂の味といえば納得するであろう素直なおいしさ。単品だと520円だけど、セットでお得。

ここはお酒も出しており、ラーメンの代わりにビールを丼とセットで。という技もあり。ここに飲みに来るのもアリかもと思った。

こちらの店の看板は文字が上下逆になっているのは何故なのか??

オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆

住所・弘前市中野1-2-1
電話・0172-33-1834
営業時間・11:00~21:00
定休日・水曜日

道の駅十三湖高原 トーサムグリーンパーク

2008-02-21 01:41:59 | 道の駅・物産施設
たけに逢いに小泊に行く途中に寄りました。
十三湖高原というだけあって、十三湖が見渡せる高原にあります。こんな山奥にあるけど、元気に営業してました!
他の三厩だの小泊だのの道の駅は真冬に誰も来ないからといって冬季閉鎖しておるのだからけしからん。

ここはメインの観光物産館に、レストラン、アスレチックな遊戯場もあります。展望台があり、十三湖を眺望できるそうだけど、普通に閉鎖していた。

場所としては五所川原になるんだね。
元・市浦ですが、十三湖といえば、もちろんしじみ!
十三湖のしじみは日本一うまいらしいね。どっかから貰ってくるのかはわからないけど、我が家ではしじみの味噌汁がかなりのハイペースなローテーションで食卓に出る。
ま、おいしいけど食うに面倒だからあんまり好きじゃない。貝から身を取るのが億劫で食事なのにストレスが溜まるからという理由である。

他にもここらへんは牛が有名らしい。市浦牛です。あんまりメジャーではないけど・・・。
道の駅物産館には牛の顔がデザインされている。道路には牛に注意との標識あり。放牧してるんでしょうか?だとしたらウマイに違いない。自然環境もいいしね。

物産館は、お土産屋、産直野菜販売、レストラン、インフォメーションなど。お土産はやっぱりシジミ関連がいいですね。真空パックりしじみや、精力倍増のシジミエキスたっぷりドリンクがオススメとか。
でも結局は、地元のオバちゃん手作りの「揚げ餅」を購入。帰って食べたらおいしかったです。
干し餅とかの餅のお菓子は大好きなもんで。他にも地ビールが何種類もあってびっくり。ピルスナーやらエールやらラガーやらこだわっていた。

ここの店員さんはとても愛想がよくて素晴らしい。客もほとんどいないのに、元気に頑張ってました。

ここらへん一帯は昔、安東一族という豪族が繁栄し、彼らは独自に朝鮮や中国と貿易していた稀有な豪族で、津軽為信に滅ばされるまで十三湖に湊を作り、福島城まで築いて繁栄していた。そんな歴史もあります。

こちらの道の駅は339号線にありますが、十三湖を堪能するなら県道12号線がオススメ。
十三湖大橋は、なんと湖と日本海の境目に掛かる橋です。右手が日本海、左手が十三湖という絶景を楽しめます。帰りはそこを通って帰りました。

住所・五所川原市相内実取287-110
電話・0173-62-3556
営業時間・9:00~17:00(夏季は~18:00)

雄乃湯温泉 (廃業)

2008-02-20 00:15:17 | 温泉(北津軽郡)
津軽の旅は遂に完結したので、そのうち書くとして、この北限に来て、帰りに寄った温泉。
「たけ」の湯?いや、雄乃湯(たけのゆ)でした。

国道339号線沿いにあります。
国道の脇は荒波唸る日本海!その近くの小高い丘に建っているので、日本海を一望できる。中はどうなっているのか楽しみに入る。

券売機が故障しているので、カウンターのオバちゃんへ390円お支払い。
ここは旅館も兼ねているので、二階が宿泊施設となっている。奥の方に浴場あり。

脱衣場には無料ロッカーあり。ドライヤーは有料。浴場から見えるのは・・・。
そう!日本海だ!浴場の窓ガラスからは日本海が一望できるようになっている。この時ちょうど日没近かったのだが、まあ、冬なのでいつもの如く曇天である。が、雲間から微かに夕日の橙の光が海に差していて、美しい事この上なし。
しかし、いつ見ても思うが、冬の日本海は地獄である。風もあんまり吹いてないのに、何故にそんなに荒ぶることがあろうか、波よ!怒りに満ちた海である。

肝心のお湯の方はどうでしょうか。カランは左手に25コぐらい。窓際に浴槽という構成。右手から、ジェットバス、濁った浴槽、メイン浴槽、寝湯となっています。

景色に見とれていたが、よく考えると湯口がない・・・。循環でした。残念。
メイン浴槽に入るが、なんともぬるい・・・。40度あるかどうかといった低温。
お湯は透明。海の近くとあって、しょっぱい。匂いも心なしか磯の匂いがする。隣は何だかわからなかったのだけど、どうやらジャグヂーらしい。そのジャグジーが作動しておらず、普通の浴槽と化していたが、泡がブクブク・・・。湯花と思ったらどうやら垢みたい・・・。循環なので垢が浮かんでいるため、常連らしきオッチャンたちは、桶で垢を掬う光景が何回か見られた・・・。

ジェットバスは強力で気持ちいい。寝湯も体にフィットしていて、微かなジェットが心地よかった。
なぜか浴場内に物置があるのだが、おそらく元サウナ室だったに違いない。
さらに残念なのは、壁に団子虫が何匹もいたこと・・・。これは愕然とした。
景色は最高なのに、衛生面が悪すぎる!清掃もきちんとなってないところはどうかと思う。
収入が少ないからどうか知らないが、サウナやジャグジーを節約するのまでは我慢できても、衛生面を怠るのは営業として問題ある。なので多分もう来ないだろうとは思うが、循環であっても、ここに温泉があるのは素晴らしい事であり、絶景を眺望するのに最適な立地に折角建てたのだから、なんとか改善して欲しいと願う。

オススメ度(温泉評価)・☆

泉質・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温・43.5度
効能・リウマチ、神経痛など

料金・390円
備品・なし
施設・宿泊

住所・中泊町小泊折戸51-8
電話・0173-64-3138
時間・9:00~21:00

中華そば 秋山 (移転)

2008-02-19 22:28:26 | ラーメン屋(西北五)
二回目のご紹介となります、このラーメン店。津軽の旅の帰りに寄る。

今日は6時半頃に来た。いつもこの店はガラガラなんだけど、私の意見としては、青森トップクラスだと思っている!
なのに閑散としてる店内にギャップを感じるんだけど、今日は家族連れを含め、3組もいた。
やっと評価されてきたのかな?ワイルドな親父さん一人でケッパっていました。

今日は豚角煮らーめん・こってりと、チャーシューおにぎりを注文。
ラーメン700円。おにぎり120円。

豚角煮らーめんです。スープはこってりだけど甘い。あっさりとこってりを選べるが、こってりは背脂がたっぷり浮かんでて美味。
麺は細縮れ麺です。
具は、メインの豚角煮、メンマ、ネギ、半熟半卵、麩。さらに、ゴマと焦がしネギがのっていて、風味が増しています。
豚角煮は大きく、フワトロに柔らか。それが6コくらいどっさり乗っている。これで700円は安いぞ。

チャーシューおにぎりはチャーシューとネギとゴマをまぶしたしょうゆ味おにぎり。
これはそれほどおいしいわけでもないね。

というわけで大満足。やっぱり秋山はうまいね。ここは無化調がウリなのだが、無化調であけだけの味を出すのは実力がある証拠です。

店内にはメニューの隣に、はんつ遠藤が絶賛!みたいなポップがある。
誰だかよくは知らないが、有名な人らしい。ラーメンテーマパークのプロデュースとかしてるらしく、ラーメン街道にもたずさったとか。その彼も一押しです!

五所川原はラーメン街道と、人気店のたけ屋もあり激戦区だが、私は五所川原で秋山が一番だと思います!

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆☆

住所・五所川原市稲実字米崎123-1
電話・0173-34-8688
営業時間・11:00~21:00
定休日・木曜日

※つがる市柏に移転しました。

宝温泉 黒石

2008-02-18 00:29:26 | 温泉(黒石市)
何故だか最近黒石方面へ出掛けてしまう。
遠出しようと思っても、青森や五所川原まで冬道を運転するのが億劫でしょうがない。
吹雪いてたりしたら視界不良で下手すりゃ事故るわい。なので近場にしようとしたが、近場の温泉はほぼ行ってるので、やや遠い所へ。黒石は意外と近いんですよね。
冬道だからちょっと時間かかるけど、弘前から2,30分程で着くから便利。

アクロスプラザでちょっと遊んでから、温泉探し。
今日も雪がどっさり降って道路もツルツルでしたが、空いてたのでぶっ飛ばして、前から目をつけてた所へ。そこが「宝温泉」です。
もう九時過ぎてるのに、看板が点いていたのでラッキーと思いながら入る。

いきなり「ビジネスホテル」と看板で押しているが、どう見たって旅館併設の温泉施設にしか見えない。宿泊部屋が何箇所かあるのがわかるが、黒石には他にホテルがないのかな?
温泉付きの宿泊施設というので人気があるのかしら?でもほとんどは日帰り客メインでしょう。
ちなみに家族風呂もありますよ。

中の券売機で300円お支払い。右手が大浴場で、左手が家族風呂や宿泊部屋となっている。
脱衣場には無料ロッカーあり。ドライヤーも無料です。

浴場は広いけどカランが多くてギチギチしてる。カランは30ほど。
九時過ぎだってのに、客は15人位はいた。浴衣を着た宿泊客もいた。繁盛してるようである。

中央から右手がカラン。左手が浴槽。奥にサウナといった構成。壁には恐らく日本海らしき荒海の絵が描かれている。黒石と海は無縁だと思うけどね・・・。

浴槽へ入る。お湯は黄緑色です。無味無臭です。質感は柔らかいヌルヌル系です。湯口の湯はかなりのヌルヌル。
ちなみにカランのお湯もかなりのヌルヌルです。肌によさそうな感じ。

浴槽は手前から、ややぬるめ、熱め、水風呂となっています。
熱めは43.5度。ぬるめは43度か。加熱してます。どちらも8人ほどのキャパ。

サウナも二種類。右手が普通のサウナ100度。テレビつき。6人のキャパ。
左手が蒸気タイプのスチームバス。異常にムシムシする。呼吸も大変。温度も不明だが、100度以上はあるだろう。自分以外は誰も入らない、不人気なサウナでした。

お湯はなかなか良かったです。広さもあるので人気があるのが分かる。
全体的な感想は安いです。満足でした。

場所は黒石インターチェンジの入り口です。黒石中心地からは入りやすいが、逆からは入りにくいので注意。
帰る際、間違って逆走してしまった・・・。
帰りも凍結道路だけどぶっ飛ばす。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・アルカリ性単純温泉
泉温・41.7度(加温あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・300円
備品・無料ロッカー、無料ドライヤー
施設・家族風呂、宿泊

住所・黒石市浅瀬石字村上311-1
電話・0172-53-0474
時間・5:00~22:00

千畳敷~「津軽」の旅(4)

2008-02-17 02:30:34 | 観光地
津軽の旅は、海の旅である。

津軽は半島であるから、海に囲まれている。とはいえ、海に遊びに行くとなると、弘前人たちは鯵ヶ沢や深浦に行くであろう。
海水浴には西海岸が適している。それは観光として、海水浴場などの整備がきちんと行われているのもあるだろうが、特に深浦は、砂場と岩場のバランスがほどよいと思う。
深浦の驫木という地方周辺に、私自身が愛する海岸がある。そこは結構な穴場で、砂場まで車で行けるし、岩場もあって、素潜りや密漁にも適している。
私はそこを「俺の海」と称しているが、真夏でも平日はほぼ人がいないことから、広い海岸を独占出来て気持ちいいったらありゃしない。あまり人にも教えたくないのでここらへんで。

深浦といえば、そんな思い出しかない。最近は年をとって、別に海に遊びに行っても楽しめないので、あまり行ってないが、海辺をドライブするだけでも楽しい。晴れた日の日没は美しい。

本編では、太宰は木造を後にし、深浦では、円覚寺に行き、宿屋で酒を飲み、料亭で酒を飲み、そして鯵ヶ沢へ行く。
太宰は深浦や鯵ヶ沢を津軽らしくないように感じている。文化的で開けているような印象を受けていたが、今の時代だと逆に感じられるのであろうか。

私は深浦といえば、千畳敷だなと思って向かう。冬の日本海はおぞましい事この上ない。
松本清張の小説には「冬の日本海は地獄」たる文章が書かれてあるが、まさにその通りである。
入水自殺を図ろうとしても、溺死する前に凍死しそうな冷たい海である。

そして千畳敷に到着。偶然にも、太宰治の津軽の文章が記されている石碑があった。それに、隆起200年記念の石碑もあった。
この千畳敷の歴史はたった200年なのかと少し間が抜けた。どうやら1792年の大地震でこの様な形状に隆起したようである。岩場が畳みを敷いたように広々としていることから千畳敷と名付けられたが、千畳敷と名付けられた海岸は全国各地にあり、実は大して珍しくもないらしい。

ここらへんは夏場は海水浴のメッカである。家族連れもカップルもチャライ馬鹿たちもたくさん集まる。
この付近ではウニやアワビが密漁出来るらしいが、監視も厳しくなっているようであり、何より猟師たちの生活のために控えるべきである。
私は俺の海があるので、ここらへんではあまり遊びに来た記憶も無いし、思い出もないので、深浦を後にして鯵ヶ沢へ向かった。

最後に、深浦の料亭での太宰の悲しき旅愁の思い出より。

しかるに、その座敷に、ぶっとり太った若い女があらわれて、妙にきざな洒落など飛ばし、私は、いやで仕様が無かったので、男子すべからく率直たるべしと思い、
「君、お願いだから下へ行ってくれないか」と言った。私は読者に忠告する。男子は料理屋へ行って率直な言い方をしてはいけない。私は、ひどいめに逢った。その若い女中が、ふくれて立ち上がると、おばさんも一緒に立ち上り、二人ともいなくなってしまった。ひとりが部屋から追い出されたのに、もうひとりが黙って座っているなどは、朋輩の仁義から行っても義理が悪くて出来ないものらしい。私はその広い部屋でひとりでお酒を飲み、深浦港の燈台の灯を眺め、さらに大いに旅愁を深めたばかりで宿へ帰った。

続く。

木造駅~「津軽」の旅(3)

2008-02-16 02:24:23 | 観光地
「津軽」の旅は長い。夏場なら一日で津軽半島を一周出来ようものだが、なんせ津軽の冬は厳しい。冬道の運転も楽ではない。
なので今回は「津軽」の最終編「西海岸」を中心に旅しようと思った。

本編では、太宰は、外が浜を旅し、実家の金木を中心に津軽平野を旅し、そして西海岸を旅した。
西海岸編ではまず木造へ向かう。木造には、太宰の父の実家を訪れた。そして酒を飲むのだが、深浦に行く為に、早々と辞去するのであるが。

というわけで、私は木造へ向かった。順番が逆だが、深浦、鯵ヶ沢に次いで最後に木造へ着いた。津軽の冬はすぐ夜が訪れる。辺りはもう夜の帳が下りていたため、木造観光は出来なかった。

木造の観光地などほぼないであろう。
唯一、亀ヶ岡遺跡たる石器時代の遺跡がある。ここは遮光器土偶やら、壷やら、歴史的にも貴重な物が数多く発掘されたというが、詳しくは知らない。
展示館みたいな所もあったが、早くに閉館していたので見れなかった。
なので駅へ行ったら駅の見た目が面白かったので激写した。駅はシャコちゃんなる土偶のオブジェがデカデカと迎えてくれる。
とはいっても田舎の駅なので、中は寂しいものであった。

後は駅前周辺を通ったが、本に記してあるように、未だにアーケード街であった。
昔は土手町もそうだったな。
後は、警察署があった。本には木造(もくぞう)の警察署かと、あるあるネタばりに太宰は独りでウケてたが、今では「つがる警察署」となっていた。残念である。

他に行く所もないので、温泉へ入って後にした。木造りへ来る事もそんなになかろうかと思うが、サラバ木造。

最後に恒例の、木造の街を想った一文を。

ここから見た津軽富士も、金木から見た姿と少しも違わず、華奢で頗る美人である。このように山容が美しく見えるところからは、お米と美人が産出するという伝説があるとか。この地方は、お米はたしかに豊富らしいが、もう一方の、美人の件は、どうであろう。これも、金木地方と同様にちょっと心細いのではあるまいか。その件に関してだけは、あの伝説は、むしろ逆じゃないかとさえ私には疑われた。岩木山の美しく見える土地には、いや、もう言うまい。

続く。

もつけ屋

2008-02-15 14:55:56 | テイクアウト店
先日モツをやった。

モツとは臓物から取ったであろう、通称であるが、もちろんホルモンのことである。
田舎の方では、休日などに、家族や友人たちと野外でバーベキュー感覚でホルモンを主食として、焼肉を炭火で食すること、即ち、モツである。
弘前でいえば、中心街以外には、各地にホルモン屋が点在している。決して肉屋ではなく、味付けした主に豚のホルモンを中心に、サガリこと、ハラミ、他にも豚トロや鳥首などの、今ではメジャーになった貴重部位も扱っている店もしばしば見かける。
もちろん古くは、ホルモンなど、売り物にならない部位で、しかし独特の味わいから、貧困層に好まれて、かなりの安値で扱われていたであろうと思う。そのために高価なカルビやらロースやらに手が出ない貧困層の農家たちを中心にホルモンを食べる文化が発祥したものと推測される。
今では焼肉文化が伸し上り、一時のモツ鍋ブームもあって、そしてヘルシーだということもあり、ホルモンの位置も市民権を得たであろうかと思う。
しかし、このホルモン文化がいつから発祥し、どこの地域まで広がっているか定かでないため、調べる必要があるであろう。

そんな大袈裟に書いておいてなんだが、夏の醍醐味のモツを、この寒風凄まじき、大雪降りしきる厳冬ど真ん中にやった!バカと呼ばれてもいいが、やってやった!

友人の小屋にジェットヒーターがあるので、寒くねえべってことでモツを行う為に、買い物に。
正直行きつけの店がないので、友人の知り合いの店へ行った。

場所は、千年のちとせ保育園の付近というしかなかろう、分かりにくい場所である、こちらの「もつけ屋」さんである。
この店の主人は、本業は建具屋さんである。副業でホルモン屋をやっている。不況のためか、趣味の為かは知らん。

メニューは、ホルモン、サガリ、豚トロ、豚バラの四種類(値段は順から、100g、100円、130円、180円、160円)。値段も安い。友人と職業上の付き合いからか、仲がいいらしい。
この冬にモツ焼くアホもいないだろうが、モツ煮を作るのために、この冬でもまあまあ売れているらしいとの事。

早速友人の小屋で食べる。この日は台風並みの低気圧が発達して、風と雪が凄かったが、気にせず進める。
肝心の味ですが、全体的にウマイ!メインのホルモンはそこそこの味ですが、他のサガリ、豚トロ、豚バラがウマイ。肉が全部大きめ。
中でも一番うまかったのが、豚バラ。ぶ厚めでデカめ。タレは甘め。これをレタスやサラダ菜などで包んで食えば絶品たる食感。モスバーガーの、パンの代わりにレタスで包むモスの摘み菜たる商品があるが、それみたい、いや、それ以上である。
他の友人二人も、店で売ってたら買うというレベルであった。

というわけで大満足。全部平らげる。宴もたけなわで、ジェットヒーター止めたら、寒くて死にそうであった。なので帰って寝ました。
また買いに行きたい隠れた美味店でした。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆☆

住所・弘前市千年
電話・090-3759-6507
営業時間・9:00~19:00
定休日・火曜日

岩木温泉@黒石

2008-02-14 16:21:54 | 温泉(黒石市)
「岩木温泉」といっても、岩木山の温泉ではない。黒石の温泉です。
何で岩木温泉なのかはよく分かりません。

見た目はほぼ民家といっても過言ではないほどの佇まい。
中に入るとまず休憩室がある。テーブルと椅子があって、昔のダイニング的風情。そこから男と女の入り口に別れる。
脱衣場で番頭のオバちゃんに支払い。完全なる銭湯スタイル。350円也。

浴場は手前にカラン、奥に浴槽。右手奥にもちゃっかりサウナがあります。カランは25ほど。

浴槽は左側がメイン浴槽。右側がオーバーフローの深め浴槽。
源泉温度が43.5度で、そのまま掛け流し。メインは8人ほど、深め浴槽が4人ほど。こちらは0.5度ほどややぬるいかも。

お湯は無色透明。結構硬い感じがする。ギシギシ系です。肌触りもスベスベする。
なんかわからないけど、甘い匂いがしたのは何だったのだろうか。

サウナは狭く、3人でギリギリだが、92度で心地よし。テレビもあるので長居出来る。

なかなか風情のある銭湯タイプの温泉でした。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・単純温泉
泉温・43.5度
効能・リウマチ、神経痛など

料金・350円
備品・なし

住所・黒石市袋井2丁目33-34
電話・0172-52-3658
営業時間・9:00~21:30
定休日・毎月15日