20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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ひこうき雲

2008年11月27日 | Weblog
 写真はきのうの夕方、赤い夕日に照らされながら、ひこうき雲がぐんぐん空にのぼっていった、その瞬間です。
 ひこうき雲を見ていると、つい口ずさんでしまうのが、ユーミンのこの歌です。

 「ひこうき雲」
 白い坂道が、空までつづいていた。
 ゆらゆらかげろうが、あの子をつつむ。
 だれも気づかず、ただひとり・・・

 ユーミンの作る歌詞はどれも、とても映像的です。
「海を見ていた午後」のワンフレーズ。
 
 ソーダ水の中を貨物船が走る・・・などなど。
 
 ユーミンだったら、オレンジいろの、空の架け橋のようなひこうき雲をどう表現するでしょうか。
 
 それにしても暮れゆく晩秋の空を見ていると、なぜか切ない気持ちになります。
 近づく寒さに、気持ちを急きたてられてしまうからでしょうか。
 あるいは、今年ももうおしまいといった一抹の寂寥感からでしょうか・・・。
コメント
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