kaeruのつぶやき

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平家落人伝説に結ぶ旅の夢。

2017-11-25 19:48:20 | 「てんがらもんラジオ」

   月日の経つのは早い、という文句が年末に向けて使われ始まるでしょう。一昨日の「てんがらもんラジオ」から今日で三日目になっているのでした。

   23日の「てんがらもんラジオ」は向井さんの旅の話、同じ日の同じ時間に遠く離れた神奈川県逗子市でこういう講演会が開らかれていました。

   実はこの講演会には私もお手伝いに行かねばなりませんでしたが、ぶり返した風邪のため欠席、ならば向井さんの話を視聴できたはずなのですが、薬のせいで眠りこけ目が覚めたら向井さんが「では後半の話に」という場面でした。    

 その後半の話がタイトルと結びつくのですが、話そのものは番組を視聴してください、http://www.ustream.tv/recorded/110004105併せてのびたさんのブログです、理解が深まります。

http://blog.goo.ne.jp/new-nobita/e/2360a932a1202a5a68b1cb20df69200d

   向井さんの話に出る五木も五家庄も平家落人伝承と結びついています。全国にそういう地域がどのくらいあるか、ウイキペディアによると71ヶ所数えられます、そのうち23ヶ所が九州でした。ところが……、ここから逗子での講演会と向井さんの話が結びつくのですが、この地名のなかに大隅半島の南大隅町が入っていません。

  南大隅町については逗子の講演会に向けて作られた冊子、これですが、

   このなかに九州・禰寝家(ねじめけ)伝承という一文があります。禰寝家というのは大隅国の有力国人、戦国大名、薩摩藩士の氏族のち小松に改姓、幕末に活躍した小松帯刀はその子孫。

  冊子では六代の子が大隅半島に渡ったことが禰寝家に繋がったとし、更に小松家は昭和20年代まで、六代の供養祭に毎年参拝に来られた、と記しています。

このような地域の地名が落人伝説のなかに見えないのは、いわゆる落人とは違った見方をしているからかも知れません。「全国平家会」という全国組織があります、ここから発刊されている本ですが、

        

ここには載っているのか?  何時か見てみようと思います。

   六代とか六代御前とか説明なしにきました、平氏の興隆の基盤を築いた平正盛から六代で名は高清ですが「平家物語」などでも六代と称されています。清盛のひ孫にあたり、六代が逗子の川辺りで斬首されたことをもって、平家は途絶えたのでした。

   それが遠い大隅半島に根を張った禰寝家に繋がっていたとなると、平家は現代に通じていることになるわけです。以前もこのブログでつぶやいたことがありますので参照して下さい、

 http://blog.goo.ne.jp/kaeru-23/e/e117475029fe161dc678801734808a6f


 こうして歴史のなかに身をおいてみると、遠いと思っていた地方や町、更に山奥や離れ小島も自分の住む地域と、それを通じて自分とも繋がっているのかと思います。そして例えば逗子の方々と大隅半島をはじめ、九州の平家伝承の地を訪ねる旅ができれば、一層その思いは深まるでしょう。

   村永さんのブログの名称「最後まで自分の足で歩いていきたいな」のように自分の足で歩く最後の場所のひとつとして、歩ければとの思いがします、もちろん向井さんのガイドで……。