私たちの世代が「ローマ」と聞くとすぐ思い浮かべるのは、オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックの映画「ローマの休日」です。
前回に紹介したエマヌエーレⅡ世記念堂の前を、二人が相乗りしたスクーターが疾走するシーンはあまりにも有名です。

ヘプバーン扮する王女が髪を切ったのは、この「トレヴィの泉」の近くという設定でした。

この泉に後向きになってコインを投げれば、もう一度ローマに来ることができ、二度投げればどんな願いも叶うといいます。
もちろん背中越しに二度投げてみたのですが…。

泉そのものは思ったより小さいものでした。
しかし中央の凱旋門の前にギリシャ神話の水神像がたち、半人半魚のトリトンが周囲を囲む彫刻の美しさは他に喩えようがありません。
ぜひ再訪を叶えたいものです。

奥に見える円形の建物はサンタンジェロ城です。
ハドリアヌス帝が霊廟として建設し、後の歴代皇帝もここに眠っています。
現在は博物館になっています。
そこに通じる橋の欄干には美しい彫刻が並んでいます。

パンテオン。
古代ローマ時代の建築をほぼ完全に残している、貴重な建物です。

バチカン市国。いうまでもなくローマ市内にある世界最小の独立国です。
国全体が世界文化遺産に登録されています。
このサンピエトロ広場の入口に一本の線が引かれ、そこが国境でした。
ここから先は、通貨も切手もすべてバチカン国のものになります。
広場の中央に立つオベリスクは、17世紀半ばにエジプトから運ばれたものです。

右端がサンピエトロ寺院。
ぐるりを半円形に囲む回廊には284本の円柱が並び、その上に140の聖人像が立っています。

上の写真の右端に続きます。
サンピエトロ寺院は、皇帝ネロの迫害にあって殺された使徒ペトロの墓の上に建築されたといわれています。
前回に紹介したエマヌエーレⅡ世記念堂の前を、二人が相乗りしたスクーターが疾走するシーンはあまりにも有名です。

ヘプバーン扮する王女が髪を切ったのは、この「トレヴィの泉」の近くという設定でした。

この泉に後向きになってコインを投げれば、もう一度ローマに来ることができ、二度投げればどんな願いも叶うといいます。
もちろん背中越しに二度投げてみたのですが…。

泉そのものは思ったより小さいものでした。
しかし中央の凱旋門の前にギリシャ神話の水神像がたち、半人半魚のトリトンが周囲を囲む彫刻の美しさは他に喩えようがありません。
ぜひ再訪を叶えたいものです。

奥に見える円形の建物はサンタンジェロ城です。
ハドリアヌス帝が霊廟として建設し、後の歴代皇帝もここに眠っています。
現在は博物館になっています。
そこに通じる橋の欄干には美しい彫刻が並んでいます。

パンテオン。
古代ローマ時代の建築をほぼ完全に残している、貴重な建物です。

バチカン市国。いうまでもなくローマ市内にある世界最小の独立国です。
国全体が世界文化遺産に登録されています。
このサンピエトロ広場の入口に一本の線が引かれ、そこが国境でした。
ここから先は、通貨も切手もすべてバチカン国のものになります。
広場の中央に立つオベリスクは、17世紀半ばにエジプトから運ばれたものです。

右端がサンピエトロ寺院。
ぐるりを半円形に囲む回廊には284本の円柱が並び、その上に140の聖人像が立っています。

上の写真の右端に続きます。
サンピエトロ寺院は、皇帝ネロの迫害にあって殺された使徒ペトロの墓の上に建築されたといわれています。