今年も高取町の「町屋の雛めぐり」をしました。
土佐町の旧街道沿いの約80軒のおうちが、それぞれ愛着の籠ったお雛様をお部屋や店先、出窓などに飾って見せてくださいます。
この餅花が「お雛様展示中」の目印です。
メイン会場の「ひなの里親館」
今年は企画展で、この十六段の雛段にずらりとお雛様が並んでいます。
名づけて「天段のひな」
第二の企画展は「曲水の宴」
古式豊かな宮中の句会の様子が、優雅に表現されています。
観光案内所「夢創館」の二階には、手作りのお雛様がたくさん展示されています。
これはミニチュアのお家に飾られた豆粒のようなお雛様。
細部まで実に丁寧に作られているのに驚きます。
これは更に小さな、本当に米粒のようなお雛様。
ルーペを通して写真を撮ろうとすると、スタッフの方が丁寧にレンズを拭いてかざして下さいました。
夢創館お座敷のお雛様のうち、一番古い「江戸末期」のものです。
珍しい竹のお雛様
どのお家も「どうぞ見て行って下さい」と笑顔で招き入れて、大事なお雛様を快く見せてくださいました。
今日のお天気のように晴れ渡った和やかな気持ちで、ゆっくりと古い町並みを散策して家路に着きました。