
三つ首のゾウの神「エラワン」が鼻で蓮の花をつかむ「象のテラス」を見て、
ふたたび電気自動車に乗る。
ここまでダラダラ流れる汗を首のタオルで拭いながらきたので、顔に当たる微風が心地よい。
タ・プロム寺院前で下車してトイレを済ませると、すぐ前で見慣れた缶ビールを水に浸して売っていた。
アサヒ・スーパー・ドライで1ドル。
ちょっと非衛生かと思ったが、簡単に誘惑に負けてしまった。

タ・プロムは12世紀の仏教寺院で、

アンコール遺跡発見当時の様子を伝えるため、あえて修復の手を最小限より加えていない。


巨大なガジュマルの木の根が回廊を押しつぶしているのを見ると、自然の力の偉大さに圧倒される。

ここにも精緻な仏像やレリーフが残されているが、西塔門壁面の垂直に並んだ円形浮き彫りには

不思議なことに恐竜が描かれている。
これで午前中の観光を終わりレストランで昼食(もちろん、飲み物はアンコール・ビール)。
ホテルに帰りシャワーを浴びて着替えをしてさっぱりする。