ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

世界遺産の旅 - イタリア3 (ポンペイ)

2009-03-05 17:35:39 | 旅の想い出
AC79年8月24日、町の背後に聳えるベスビオ火山の噴火で一瞬のうちに死の町と貸したポンペイ。
18世紀後半から発掘が続けられ、当時の人々の暮らしぶりが次第に明らかになってきました。


広大な地域に城壁が巡らされています。
これはパン屋通り。30軒に近いパン屋が並んでいたとか…。


石畳には、車の轍(わだち)の跡がくっきり残っています。


バシリカ(裁判所)跡。


羊毛市場。商業と交易が盛んだったことがうかがえます。


町には上水道が完備していました。
左下の人物像の口に蛇口が付いていて、今でも利用出来ます。


娯楽施設も整っていました。これは円形劇場です。


当時のポンペイ市民の一般的な暮らしは、他の都市より豊かだったようです。
メナンダー家の内部。美しい壁画で飾られています。


石タイルが敷かれた立派な浴室。


熱波と火山灰で息絶えた犠牲者の石膏像。
他にも何体か展示されていました。