もう一つ同じ名前のピーク「天狗の頭」が、奥穂~西穂の
縦走路中にあります。
上高地河童橋から見あげると角帽の形に見えると先輩から
教えられました。飛騨側には天狗尾根を派生し、北側には
天狗のコルがあります。また岳沢に向けて天狗沢が落ち込
んでいます。
65年夏、義弟と奥穂から西穂へ縦走の途中、ここで一回目
の昼食を取りました。
「立派な避難小屋がある」と山日記に書いています。

天狗原は槍穂縦走路中の、中岳東尾根と横尾尾根に抱かれる
小さなカールです。巨きな岩の重なりの中に槍ヶ岳の影を落
とす天狗の池があり、氷河公園と親しまれています。
何故かこれまで機会がなく、二人の長年の夢だったこの場所
に、今年初めて足を踏み入れました。
しかし、無情にも小雨と霧に煙り、槍の姿はおろか近くの山
肌もおぼろに霞んでいました。
70歳と65歳の二人に再度この幽邃境を訪れる機会は来るので
しょうか…

縦走路中にあります。
上高地河童橋から見あげると角帽の形に見えると先輩から
教えられました。飛騨側には天狗尾根を派生し、北側には
天狗のコルがあります。また岳沢に向けて天狗沢が落ち込
んでいます。
65年夏、義弟と奥穂から西穂へ縦走の途中、ここで一回目
の昼食を取りました。
「立派な避難小屋がある」と山日記に書いています。

天狗原は槍穂縦走路中の、中岳東尾根と横尾尾根に抱かれる
小さなカールです。巨きな岩の重なりの中に槍ヶ岳の影を落
とす天狗の池があり、氷河公園と親しまれています。
何故かこれまで機会がなく、二人の長年の夢だったこの場所
に、今年初めて足を踏み入れました。
しかし、無情にも小雨と霧に煙り、槍の姿はおろか近くの山
肌もおぼろに霞んでいました。
70歳と65歳の二人に再度この幽邃境を訪れる機会は来るので
しょうか…
