中里保子さんの「蝶文様」はいわゆる「逆テイパード(先の広がった)」ミラーシステムを組み込んでいます。このミラーシステムを通して見ると、2ミラーの映像が視野の中心にピッタリと収まり、シンメトリーもきれいに出ます。またより大きな映像を見せています。長所は多いのですが、通常の細長い長方形の鏡を組むよりもいろいろな点で大変そうです。4ポイントの映像はご覧のとおり安定性のある模様であるだけに、変化を出すにはオブジェクトの多様性が必要になってきます。羽を広げた蝶のようにも、蝶を待つ花のようにも、いろいろ姿を変える映像は、オブジェクトの細部まで映し出し、テーマに込められた作家さんの想いも映し出します。
中里保子さんの「蝶文様」はいわゆる「逆テイパード(先の広がった)」ミラーシステムを組み込んでいます。このミラーシステムを通して見ると、2ミラーの映像が視野の中心にピッタリと収まり、シンメトリーもきれいに出ます。またより大きな映像を見せています。長所は多いのですが、通常の細長い長方形の鏡を組むよりもいろいろな点で大変そうです。4ポイントの映像はご覧のとおり安定性のある模様であるだけに、変化を出すにはオブジェクトの多様性が必要になってきます。羽を広げた蝶のようにも、蝶を待つ花のようにも、いろいろ姿を変える映像は、オブジェクトの細部まで映し出し、テーマに込められた作家さんの想いも映し出します。