今年アトランタで開催された万華鏡コンベンションのサイレントオークションに出品された生駒和代さんの作品「レモンツリー」です。
白地のガラスに鮮やかな黄色と緑でデザインされたレモンの木。爽やかな印象ですね。
それにも増して爽やかなのが中の映像です。
オブジェクトの色をグリーンや黄色、淡いオレンジだけに限定し、数も抑えたことで、すっきりとした清涼感のある映像になっています。
この作品はオークションの結果、アメリカのコレクターさんのもとにお嫁入りしました。 生駒さんの意図なさったレモンの瑞々しさ、爽やかさ、そして日本人らしい繊細さを感じてくださったのでしょう。
ブリュースター・カレイドスコープソサエティーのコンベンションの楽しみ、サイレントオークションでは毎回のテーマがあり、参加作家さんのオリジナルな作品に出会えるのが本当に嬉しいです。