万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

子猫の万華鏡

2007-03-15 18:37:03 | 万華鏡ブログ
子猫が覗こうとしているのはスキーター&ピーター・ディマティア夫妻の万華鏡です。ディマティア夫妻は1991年から万華鏡を制作していますが、その素材は主に鉄とガラスです。他の人が作らないオリジナル万華鏡を作ろうと沢山の作品を創ってきました。
この作品も鉄で作られていますが、手作りの猫の姿に温かみを感じますね。可愛がっている猫にインスピレーションを得たものでしょう。万華鏡の脚の細い部分は差し込んであるだけなので、方向を変えるのも簡単です。また、取り外して覗くこともできます。万華鏡の先端部はとてもスムーズに回転する仕組みになっています。
黒っぽい外観とは対照的に、内部の映像はヴィヴィッドな色で透明感のあるガラスオブジェクトが鮮やかな模様を生み出します。ドライセルなので、回すたびにガラスの動く音が心地よく耳に響きます。
この万華鏡には可愛らしい工夫がしてあります。2ミラーシステムの第3面の黒い部分、オブジェクトセルの近くにボールと戯れる猫の姿が白く描かれています。時々映像に映りこむ丸いガラスオブジェクトがボールのようで、10匹の猫が手を伸ばして触ろうとしているように見えて、とても微笑ましい作品です。そう、これは5ポイントの万華鏡映像なので猫が10匹というわけなのです。
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