
駿府匠宿の万華鏡展で拝見した若林寛さんの「オルゴール万華鏡」です。素材の使い方がとても斬新で印象的でした。貝殻の美しい光沢が、渋い色合いの金属にとても映えます。若林さんの作品は以前(2006年8月6日)にもご紹介しましたが、大型で、面白い仕組みやからくりの万華鏡を製作なさっています。今回の作品はそれに比べると小さな作品ですが独特の雰囲気がありますね。筒の先のトレイを回すとオルゴールのねじを回した状態になり、その回転が戻る動きでオルゴールを鳴らしオブジェクトのトレイを回転させます。それを万華鏡を通して覗くのですが、オルゴールの音と万華鏡映像は不思議と合うのです。
若林さんは大学時代に機械と美術を学び、その後、ご自分の工房でおもちゃや科学博物館の機構原型、テーマパークのキャラクターの原型などを作る傍ら、万華鏡に出会い、さまざまな技術を駆使し、造形や仕組みを考案しながら、独自の世界を展開なさっています。「万華鏡は覗くということがポイント。能動的な癒しです。」とおっしゃっていますが、見る人を巻き込んでいくようなエネルギーを感じる作品が多いと思います。軽井沢のワールドトーイミュージアムの万華鏡コーナーにも作品が展示され、万華鏡の面白さを紹介なさっているそうです。
若林さんは大学時代に機械と美術を学び、その後、ご自分の工房でおもちゃや科学博物館の機構原型、テーマパークのキャラクターの原型などを作る傍ら、万華鏡に出会い、さまざまな技術を駆使し、造形や仕組みを考案しながら、独自の世界を展開なさっています。「万華鏡は覗くということがポイント。能動的な癒しです。」とおっしゃっていますが、見る人を巻き込んでいくようなエネルギーを感じる作品が多いと思います。軽井沢のワールドトーイミュージアムの万華鏡コーナーにも作品が展示され、万華鏡の面白さを紹介なさっているそうです。
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