
万華鏡の面白さにはまって、いろいろな映像を楽しむようになると、それぞれ自分の好きなタイプができてきます。そして、たくさんの中で選ぶとしたら、2ミラーシステムの万華鏡映像が好きと言う方が多いように思います。
完結したひとつのシンメトリカルな映像であることがその特徴ですが、それが何故人の心をひきつけるのか・・いつも不思議に思います。
2ミラーシステムの場合は鏡の組む角度により 繰り返しの映像の数が決まり、その形が星型(Star image)のようにも見えるので、分かりやすいその突起部分の数を数えて、区別しています。その種類は、3ポイントから20ポイントぐらいまであります。(20ポイントの場合、鏡の角度が9度ですから、これより狭いと多分中を覗けなくなってしまいます。)
一般的には5ポイントから12ポイントぐらいまでの映像が多いのですが、今日は3ポイントの映像をご紹介します。これは2006年8月28日にご紹介したワイリー・ジョウブさんのTriad の映像です。
ポイント数が少ないと映像の変化が少なく感じるのですが、オブジェクトの量も動きも同じですから、繰り返しの数が少ない分、そのような印象になるのです。この作品では、映像の一部を黒い紙で覆うことで、映像の形に変化をつけています。
3ポイントの映像は、鏡を60度に組むことで生まれます。実像と隣の対称的な反射映像が一組の模様をつくり、それが3組見えるのです。先日の「美の壺」のミラーシステムの説明では、鏡を60度に組むと、六面体の映像が生まれること、角度が狭くなると映像が複雑になることの簡単な説明だけだったので、2ミラー映像の面白さや魅力があまり表現されていないように思いました。そのあたり、少し残念でした。
完結したひとつのシンメトリカルな映像であることがその特徴ですが、それが何故人の心をひきつけるのか・・いつも不思議に思います。
2ミラーシステムの場合は鏡の組む角度により 繰り返しの映像の数が決まり、その形が星型(Star image)のようにも見えるので、分かりやすいその突起部分の数を数えて、区別しています。その種類は、3ポイントから20ポイントぐらいまであります。(20ポイントの場合、鏡の角度が9度ですから、これより狭いと多分中を覗けなくなってしまいます。)
一般的には5ポイントから12ポイントぐらいまでの映像が多いのですが、今日は3ポイントの映像をご紹介します。これは2006年8月28日にご紹介したワイリー・ジョウブさんのTriad の映像です。
ポイント数が少ないと映像の変化が少なく感じるのですが、オブジェクトの量も動きも同じですから、繰り返しの数が少ない分、そのような印象になるのです。この作品では、映像の一部を黒い紙で覆うことで、映像の形に変化をつけています。
3ポイントの映像は、鏡を60度に組むことで生まれます。実像と隣の対称的な反射映像が一組の模様をつくり、それが3組見えるのです。先日の「美の壺」のミラーシステムの説明では、鏡を60度に組むと、六面体の映像が生まれること、角度が狭くなると映像が複雑になることの簡単な説明だけだったので、2ミラー映像の面白さや魅力があまり表現されていないように思いました。そのあたり、少し残念でした。
ただ、どのテーマでも、割と表面だけ、さらっと紹介する傾向があるので、専門家・愛好家の方から見たら、もどかしいかもしれないですね。
私などは、仕組み、歴史、作家さんと作品紹介など、(いつもの放送より)よくまとめてある・・・と思いましたが、まだまだ甘かった&勉強不足ですね・・・こちらのブログを順番に読ませて頂いてますが、万華鏡の世界の奥深さに、ただただ、驚嘆・感動するばかりです!
でも、あの放送を見て、現代万華鏡に興味を持つ人が増えたら嬉しいです。だって、こんな美しいものを見て、嫌う人なんているでしょうか?一人でも多く、この美しさを見てほしいなぁ・・・
美の壺で取り上げられた効果はきっと大きかったと思います。興味を持ってくださる方が増えたら良いですね。
万華鏡って面白いし、きれいだし、楽しいから、みんなで覗いてみましょう!とお薦めしたい気持ちと、そのような作品には、それぞれ創っている作家さんがいらっしゃることをご紹介したい気持ちで、ブログに書いたり、ウェブサイトでご紹介しています。読んでくださる方が増えると嬉しいですが。