
OLD HEAVEN HILL ULTRA PUREMIUM
year 21 old
バーボンです かなり旨かったです
もう十年以上通っているバー“十年”(とーねん) で「めずらしくて美味しいバーボン」ということで出していただきました
バーボンというお酒は いかにもバーボンというイメージがありますが 実に様々な種類があり飽きることはありません
酒造りというと何か秘伝があり 門外不出という感じですが すべてのバーボンの製法 原料の配合や煮る温度 蒸留法や樽の選択まで 何の秘密もないらしいです
それでもボトルによって個性が変わってくるところが面白いものです

← Johnny Drum これもGoodでした
Ancient Ageのマスター・ディステラーであるエルマー・T・リーはウェアハウスを見て廻り 特別な樽があることに気づいたという
樽の表面に黒く結晶した部部を見つけその部分に指を当て舐めると甘かった ホワクト・オークの中でも南斜面に生えた糖分の多いいわゆる「シュガー・オーク」と呼ばれる木から造られた樽であった その樽で寝かせられたバーボンは豊かな甘味が加味されブランデーに似た風味が生まれる そんな樽だけを集めブラントンズという銘柄が生まれた とのこと AAと同じ生まれ 育ちが違うだけ なるほど 育ちが肝心ということでしょう
“ケンタッキー・ストレイト・バーボン”と書いてあるものがスコッチで言うところのシングル・モルトにあたるらしいです
また ただひとつの樽からのみ造ったのが“シングル・バレル・ウイスキー”
もっとも成功したバーボンであるジム・ビームのブッカー・ノウも良い樽を選びそのウェア・ハウスの中央で 愛着と誇りを込めたのが “BOOKER’S”
彼は言う「何も割らず 濾過せず 樽から出しただけ」
カッコイイ とはこういうことですね
本日はよい天気 バーボンでリフレッシュした頭で 伊丹から羽田へ飛びました
機内では珍しく「左手に富士山が見えます」というアナウンスがありました
今日もまた東京です
