めまぐるしい日々です 金曜日は大坂城の会で 大阪梅田の「おし鳥」で旨い焼鳥と焼酎 土日は クックオフin関西でダッチオーブン料理三昧 今回は20回記念大会 我々は“大坂城ジャグバンド”として10回大会より参加 年2回ですから5年になります そして今回はサプライズ なんと感謝状を頂きました
イラスト入り感謝状と手作りケーキまで頂戴しました 感謝状には私が以前とりあげたことのあるフレーズが
If the river was whiskey, And I was a duck
I'd dive to the bottom, And I'd never come up
当たり障りの無い感謝状でないところに我がバンドこそ感謝です 以下引用
今年(2002)のグラミー賞は私にとって嬉しいものでした 私の音楽のフェイバリットであるブルーグラスがクローズアップされたのです 年間最優秀アルバムを受賞した『O Brother, Where Art Thou?』はアメリカ の古い音楽がいっぱい入っています その中でも特にカントリー男性ヴォーカル賞を受賞したラルフ・スタンレーが 1人でアカペラで歌う"O Death"なんかは日本の民謡(商業的ではないワーク ソング的な)と同じパワーを感じます ちかごろの日本の歌(子供が聞いているヒップホップ調)は歌詞の内容が清く 美しすぎるものが多い様に思います 韻を踏んでいる関係もあるのでしょうが 「虫も殺したことの無い人が自然保護を訴えている」様でどうにも落ち着きません
アメリカの古いブルースやトラディショナル(民謡)には汚くて投げやりな 言葉が多用さる時もあり「清々しさ」とは対極の世界があります
If the river was whiskey, And I was a duck. I'd dive to the bottom, And I'd never come up
というフレーズは複数の歌に共通して使われています なんともダメ男の現実逃避の歌詞なのですが それは「叫び」でありそこにも のすごいパワーを感じます
私の読書のフェイバリットである南方熊楠は知人からの「酒を控えた方がいい ですよ」という親切な忠告に対して以下の様な返事の手紙を書いています
小生に酒をつつしめ云々と有之(これあり)。小生は親や兄弟が言うても酒を つつしまず。又、たとえ慎むべしと約束した処が、酒をつつしむ男に無之候 (これなくそうろう)。小生、従来名を挙げ事を成したるは、みな酒の被護に て候。其許は酒を飲まず。故に常に腰弱く・・・・酒がいやなら自分謹んで可 なり。人に勧むるに及ばず。・・・・小生酒を飲んでも其許の損に成らず。 其許は酒を飲まぬが、非常に小生及び当地方の多人数の迷惑を起こし居る也。 ・・・・体や酒の事は其許等の世話にならず。
ここまで言いきることにパワーとある種の感動を覚えるのは私だけでしょうか
以上 LS HAGAKI Vol.42(2002.3.19)より
好きなことをして喜んでくれる人がいる これはかなり幸せなことですね と火曜日から東京に来ております こんなことを書いていると「お体を大切に」というコメントが入ってきそうなので先に書いておきます 「小生多人数の世話になって候 “つつしむ”こと常に心に留める也」