お世話になります
炎上!という言葉も聞き慣れてきました
社会の中での相手を傷つける発言は、社会的な信用そして地位をも失いかねません
主義主張をする上でも、相手を傷つけない言葉が不可欠であります
社会性というのは、特別なことではなく、自分が持っている荷物や傘が、
後ろの人にあたっていないかどうか、気遣って道を歩けるかどうかである。
ストンと腑に落ちる言葉です
これは、作家 井上ひさしさんの言葉であります
今回のお題は「夜中の電話」であります
炎上!という言葉も聞き慣れてきました
社会の中での相手を傷つける発言は、社会的な信用そして地位をも失いかねません
主義主張をする上でも、相手を傷つけない言葉が不可欠であります
社会性というのは、特別なことではなく、自分が持っている荷物や傘が、
後ろの人にあたっていないかどうか、気遣って道を歩けるかどうかである。
ストンと腑に落ちる言葉です
これは、作家 井上ひさしさんの言葉であります
今回のお題は「夜中の電話」であります
夜中の電話 父・井上ひさし最後の言葉 | |
井上 麻矢 著 | |
集英社インターナショナル |
2010年、この世を去った著名な作家、井上ひさしは、現「こまつ座」社長の三女、井上麻矢に遺言とも言える最後の言葉を数々残して逝った。その言葉は、単なる演劇論を超えて、誰の心にも響く人生哲学でもあった。
病をえてから毎日のようにかかってきた「夜中の電話」。それは、時には明け方まで続くこともあったという。
そこで語られた珠玉の言葉77を、著者・井上麻矢の解釈と共にわかりやすく紹介。
人間とは何か、生きていく上で大切なことは何なのか、生涯をかけて追究した作家、井上ひさしだからこそ残せた言葉は、次世代を生きる誰もが共感する、最後のメッセージである。
77の言葉、今回はその1、37までをメモしました
■ ■ ■ ■ ■
■生きるということ
自分の潔癖さを愛しなさい。
人生はなるべくシンプルに生きる。複雑にしてはいけない。複雑になっていると感じたら、どうしたらシンプルになるか考える。
問題を悩みにすり替えない。問題は問題として解決する。
人間は誰でも頭の中にやっかいな不安の虫を飼っていて、それが暴れ出して、不安を作り出す。その虫を飼い慣らして、騒ぎを抑えること、人生はその連続。
自分という作品を作っているつもりで生きていきなさい。
幸せの形はそれぞれ違うものであり、実はささやかなことだ。
大変な世の中だからこそ、目標を立てなさい。
背筋のまっすぐな女性になってほしい。コスモスの花のように風に揺れているけれど、根はしっかりしているような女性に。
何かにとりかかる前に脳みそがおかしくなるくらい考える。考えて考えて、これ以上は考えられないと思って進みだしたらもう考えない。
自律しないと本当に人なんて助けられない。まず自律すること。
※自分で「立つ」よりも自分を「律する」ほうが深い意味をもつ、としてあえて使っておられた、とのことです
いつもなぜ? そう問い続けていること。
むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに書くこと。
まじめなことをだらしなく、だらしないことをまっすぐに、まっすぐなことをひかえめに、ひかえめなことをわくわくと、わくわくすることをさりげなく、さりげないことをはっきりと。
いつもなぜ? そう問い続けていること。
むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに書くこと。
まじめなことをだらしなく、だらしないことをまっすぐに、まっすぐなことをひかえめに、ひかえめなことをわくわくと、わくわくすることをさりげなく、さりげないことをはっきりと。
「何をするべきか」三十代の君にわかるわけがない。自分も六十歳を過ぎてやっとなぜ物書きになったかわかったのだから。
言葉はお金と同じ。一度出したらもとに戻せない。だから慎重によく考えてから使うこと。
食べることと出すことが生きるための基本。
自分を大切にすることは、人を大切にすることと同じ。
決定的なことは最後まで口から出さない。
悪いことばかり考えて進むと、必ずそちらに傾いてしまう。絶対に成功すると信じること。
逃げ道は作らない。
生きていくために必要なのはバランス。バランスがいい人になるように心がける。
おしゃべりな人間には気をつけろ。
社会性というのは、特別なことではなく、自分が持っている荷物や傘が、後ろの人にあたっていないかどうか、気遣って道を歩けるかどうかである。
一番大切なのは想像力。相手の立場になって考える癖を徹底的に身につけること。
二十歳までに、世界の名作をしっかり読んでおくこと。
日本語の基本をきちんと身につけておけば、どんな若者言葉にも対応できるし、若者の言葉を怖がることはない。
笑いというのは財産である。
人の心は生きもの。けっして便利ではない。生というのは自然そのものだから、どんどん形を変える。
子育ては大変だ、生身の人間が生身の人間を育てるのだから。
人生にマニュアルはない。
自分の中に「人間としてのルール」を作る。自分を律するルール。
大事なのは、後始末。
当たり前の日常が奇跡。
その人の原風景に触れてみる。
種を蒔くこと。たとえ今、芽がでなくても、ひょんなことで花を咲かせる。
家族には、家庭の問題を背負う役回りをする人が一人はいる。
誰でも国を選べたらいいのに。その時、やはり日本という国を皆が選ぶような国になればいい。
■ ■ ■ ■ ■
ということでした
今回は内容が濃いので短くしました
次回はこの続きを
ではまた