Reflections

時のかけらたち

脱力 ・・・ exhausted day

2024-09-03 23:57:30 | a day in the life

9月3日

脱力の一日

今日は高齢者運転免許更新のための認知機能検査を受けるために江東運転免許試験場まで
行ってきました。免許書を取る時からお世話になっている小学校のクラスメイトから
家から乗り換えなしで行けて、駅から近いところがいいよねとアドヴァイスがあったので
府中はバスに乗って遠いと思っていたのでちょうどいい場所を教えてもらいました。

東陽町は降りたことがない駅なので駅近とはいえ早く行って、昼食を済ませて会場で待つように
しました。東陽町は昔のことは知らないけれど、竹中の大きなビルがあったり、仕事をしていた時
初めて会計ソフトを導入したJDLの立派なビルもあり、ちょっとした驚き。鹿島がイースト21を
建ててからもう30年以上経っていたのですね。時の流れを感じさせる街でした。

認知症検査は友人が9月生まれでつい最近受けたばかりなので様子を聞いてみてから、日曜日にネットで
状況確認したら、なんと試験の内容まで出ていて、シートの中から16問出題されるとのことでした。

 

この実際に出題される中から模擬テストもあり、家でやってみたらできなくて焦りました。
最初に絵を見せられて、他の問題が続いて、それをやっている間に記憶が飛んでしまうという
仕組みです。最初にまずヒントなしで書き出して、次にヒントがあり(例えば文房具とか)
再度書き出します。友人はテストで15問できたというのに私は8問でした。それでも
次のテストの今日の日にち、曜日など書くのと合わせて合格ラインにはつきますが、
ちょっとびっくり。もっとできると思っていました。それでこの出題シートを打ち出して
眺めて予習をしたのが何と昨日。一夜漬けの癖が抜けません。

テストとなるとなんだかすごく緊張してしまいました。家で模擬をやった時、最初に思い出したのが7問、
ヒントでは1つしか追加できなかったので心配でした。

江東会場ではタブレット使用。それで合格が確定すると途中でテストが終了されてしまう仕組みで
私はなんと一番に上がりました。ヒントなしで9問、ヒント有を加えて14問できましたが1つだけ正解かどうか
わかりません。でもとにかく合格でした。この会場で受けた女性は私だけで他の会場をみても女性はあと一人
だけでした。もうみんな返納しちゃうのですね。私はせっかく苦労して取ったライセンスを使わなくても
返納する気にはなれず挑戦することにしました。身分証明書用のみですが。

試験自体はすぐ終わって、問題は実車の講習の方です。これから予約を取らないと時間がありません。
友人も同じ今日運転講習があり、無事更新を済ませたとのことでした。車一台処分しちゃったのにね。
私もこの喜びを伝えたくて、すぐ電話しました。ショートメールでは表すことができません。
そういう友達がいることがとてもありがたくて。

帰る途中デパ地下でお弁当を買って、図書館で予約していた本を受け取ってから帰りました。一日がかり。
帰ったらもう脱力で北海道展のお弁当を買って帰ってよかったと思いました。心配かけた友人に連絡して
お弁当の夕食で娘とお祝い・・なんて大げさ。年取ると当たり前のことが当たり前でなくなって行くのよね。

食後起きていられなくなり、横になったら2時間くらい眠ってしまって、起きてからボビンレースで朝発見した
間違えた点など反省していました。

 


 内藤コレクションより

声楽といえば教会音楽しか聴いたことがなかったという友人が今度北村朋幹を聴きに行く時
モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り(晩課)」のCDを貸してくれるというので楽しみ。
私はグレゴリア聖歌を貸してあるけど。

この前のN響の番組でサヴァリッシュのブルックナー良かったねと語り合う。
サヴァリッシュは大好きな指揮者でした。若い頃ジュネーブに行ったときにちょうどコンサートが
あったけど行かなかったことが残念でした。

Sandro Botticelli, "La Madonna del Magnificat" (details), 1481, tempera su tavola, Galleria degli Uffizi, Firenze

聖母マリアの夕べの祈りの中のマグニフィカト
「マーグニフィカト」はルカによる福音書に記録されているマリアの賛歌に基づきます。キリスト教聖歌のなかでも
最古のもののひとつであり、七十人訳聖書と新約聖書を含む5世紀のギリシア語写本「コーデクス・アレクサンドリーヌス」
(CODEX ALEXANDRINUS アレクサンドリア写本)にも、福音書本文から独立した聖歌として収録されています。

 

いろいろな友達に助けてもらっていると改めて思います。
そして喜びを分かち合える人がいることは嬉しいことです。

 

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お茶の時間とボビンレースの時間、これからのスケジュール ・・・tea celemony, bobbin lace & scheduling

2024-08-28 23:59:38 | a day in the life

8月28日

8月も終盤です。
非常に強い台風が接近して、前回のお盆の頃の台風はあまり心配していなかったのですが、今回は気がついたら非常に
ゆっくり進んでいて、計画していた八ヶ岳に行く頃交通機関にも大きな影響が出そうで、一緒に行く方たちと相談して
残念だけど取りやめることになりました。昨日宿泊のキャンセル、今日はお茶の帰りにJRチケットのキャンセル手続きをしました。
新宿に出たついでに行きたかったこまつ座の舞台のチケットを取ろうと紀伊國屋チケットカウンターで聞いたら、そこでは完売。
ちょっと焦り、家に帰ってからこまつ座に直接問い合わせると数枚残っていたので申し込みました。10月のチケットなのに読みが
甘かったですね。

内野聖陽が芭蕉の一人芝居に挑戦。芝居は見に行きたいと思うことがほとんどないのですが、この舞台にはとても魅かれるもの
があります。若い頃はロイヤル・シェイクスピアや劇団四季、最近は歌舞伎や文楽、お能しか見ていません。
芭蕉は高校生の頃から好きだったし、孤独の中で生きる友人の芭蕉のように旅していきたいという思いに近づけるような気がして。


でも今回は『人は独りで生き、独りで死んでいくより他に道は無い』ことを極めるために苦吟した芭蕉さんです。
聞いただけでもすさまじい人生! 尻込みしそうです」と率直に明かした。 
・・・内野聖陽

今作は40年にわたる芭蕉の俳人としての人生を、一人語りを中心に富士三十六景になぞらえて全三十六景で描く。
めまぐるしい舞台転換、さまざまなシーンを支える黒子とも絶妙な会話を重ね、その人生を彩り豊かに表現する。

内野は「役者というのも孤独なお仕事です」と語り「井上ひさし先生の言葉の力、鵜山仁さんの熟練の演出、
そして黒子役の若い共演者と共に、芭蕉の人生に食らいついて、挑みかかって、俳諧で道を究めた芭蕉の人生を
あぶり出したいと思っております」と力を込めた。

また、演出を担う鵜山氏もコメントを発表。「『奥の細道』の序文には、『月日は百代の過客にして、行きかふ年も
また旅人也』とあります」と語り「芭蕉は旅する、ハイクする、というのが通り相場ですが、この旅は、おそらく人の
一生の射程を超えて、月日とともにどこまでも、銀河の果てまでつながって行くはずだと思います。そんな旅の道案内と
なるべく、アートがどんな役割を果たせるか、これがやはりわれわれにとっては、大きな関心事です。今回、内野芭蕉が
40年来の旅のタスキを受け継いで、悠久の旅路の船頭をつとめます」とつづった。
                      

                             内野聖陽 故井上ひさし氏作で一人芝居 日刊スポーツより

 

今日のお茶のお稽古は覚えることだらけで大変でした。もともと普通の所作を忘れているのと、それほど厳密
にやっていなかった40年近く前。一つ一つの流れが自然で無理のないようにできるようになりたいです。
袱紗捌き一つ美しくできません。全く。今日は平たい水指の上に最後に水を足してあることを示す袱紗を蝉のように
たたんでおくのを習いました。夏らしくかわいいです。麩饅頭も冷たくおいしかったです。
扱う時のものの位置・・特に今はひしゃくの扱いが難しく、茶杓の位置等もいつも適当になってしまっています。
扱う時の高さ・・・ 姿勢等。すべて体で覚えなくてはいけないので。
お稽古に行ってあの静かな空気の中にいる時間も好きなのですが、今日は頭にとどめようと思うのでなにか
余裕がなく、帰りに休憩したお店でメモを取りました。いつも帰ってからポストイットにたくさん書いて
小さなノートに貼っているのですが・・


今朝は運転免許更新後期高齢者用の更新のため認知症テストを申し込みました。免許証は一つのライセンスで
せっかく取ったのに、運転はしないのですが、返納は合点がいかなくて、考えた末再び更新。前回は3年前だったけど
10年近く運転していなかったのに、ペーパードライバー講習を受けてから、実地に臨みました。インターネットの動画でも
縦列駐車の切り返しを何回も練習して、同乗者にも上手と褒められ、無事終了。今年はそれにプラス認知症テスト。
前回で更新は最後かなと思ったけれど友人に背中を押してもらって再び挑戦することにしました。とにかく3年運転して
いないからまた練習しないといけません。

 

8月27日

ボビンレースのレッスンが久しぶりにありました。
新しいもののスタートは順調に乗るまで試行錯誤。結局減らしたワンペアを元に戻したりして、無事ローズグラウンド
の襟がスタートできました。襟は以前からやってみたかったものだったので取り掛かることができてうれしいです。
とても楽しみにしています。

 


お菓子作りの教室もできそうなルバーブのケーキを先生からいただきました。

下にラズベリーのジャムが敷いてあり、アクセントになっておいしかったです。

 


簡単なケーキしか焼かないのですが、最近はお菓子作りから遠のいてしまっている私です。
バーミックスのブレンダーの部品が一つ壊れてしまっているのを理由にしてしまっているのですが
暑いし、取り掛かるのになかなか気合がいります。

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Un bel di vedremo

2024-08-10 23:55:23 | a day in the life

世の中はお盆休みに入りました。
パリオリンピックももうすぐ閉会。そして日本では初の「南海トラフ巨大地震注意」の発表。
その翌日には東京でもいっせいに警報が鳴る大きな揺れの地震があり東日本大震災を思い出させるものが
ありました。細長い日本列島のあちこちで変動が起きています。大災害を経験していることを再び
思い起こし、原発の危険性を改めて感じます。そんな中日経速報メールで嬉しいニュースが届きました。
日本でもエネルギー対策の変換を進めてほしいです。

伊藤忠商事は2030年をめどに米国で太陽光発電などの能力を現在の2.5倍に高める。事業費を1.2兆円積み増し
約1000万キロワットの発電設備をつくる。米企業は供給網全体で再生可能エネルギーの活用を増やす動きを強める。
政府も優遇策で普及を後押ししており、日本勢の再エネ分野の大型投資が集中しつつある。
米国で27カ所の太陽光発電所を開発中だ。順次、増設していく。風力発電所の建設も検討する。

今日はベルカントのレッスン。
夏休みの旅行や用事で欠席の方も数名いましたが、お盆の割には出席率が高かったような気がします。
10月の日経ホールでの千代田区コーラスフェスティバルの抽選が当たり、今年は発表ができます。
先生のスィッチも入ってきました。もう時間はそれほどはありません。

曲目は前回決めた”Un bel di vedremo” と ”Lascia ch'io pianga” の2曲。「ウィーンわが夢の街」は蝶々夫人とは
カップリングが良くないのでまた別の機会に。

今日も発声練習と発音にかなり集中。とにかくそれがすべての基礎となっているので。すべての音のベースになっている
のがuの音。そして腹式呼吸。横隔膜をあげて支えて歌う。今日はかなり意識したら、ほんとうに疲れる。先生は
2時間教えて、ご自分でも歌われるのですごく疲れると思います。筋トレでも「腹圧」といつも言われます。
歌を歌うのはスポーツですと言うのがよくわかります。

ヘンデルのLasciaは難しくはないので発声練習代わりと先生はおっしゃるけど、力強く歌うことが難しくて。
リナルドは十字軍の時代の話で運命と闘うストーリーと知りました。ヘンデルの美しいメロディーですが
決して悲しい歌ではありません。

蝶々夫人の「ある晴れた日」は今回初めて日本語で歌うことになりますが、一途に思うまだ若い希望を抱いた女性の
気持ちを表現できるか・・

 

Handel: Rinaldo, HWV 7a / Act 2: "Lascia ch'io pianga"

 

Maria Callas - Un bel di vedremo

 

レッスンの後はいつものセンダイカフェへ。大学も夏休みだし、人も誰もいなかったけれど
少しずつ入ってきました。

家に帰ってから間違えていて進めなくなったボビンレースを見直してみました。何度もほどいては真上から見て
修正してやっと道が開けました。今写真にとって見たら、また最後のホールで間違えを発見。また解かなくては
いけません。慣れるまでは一歩進んで二歩下がるみたいな・・ 

 

帰りにデパ地下で食料品を調達したので、ついおいしそうなおはぎにも手が出てしまいました。
青じそ入りで期間限定。



夏の真っ盛りを感じる神宮外苑の花火。

 

Aug.10  2024   Kudan 

                                     View of Jingu Gaien Fireworks from home  

 

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京都旅行から戻った後は ・・・ after returning from a trip to Kyoto

2024-07-31 11:59:47 | a day in the life

4月の京都旅行のアップが終わり、しばらくオンタイムに近くを載せましたが、またフラッシュ・バックです。

 

4月23日

水回りのリフォーム工事の時に京都~広島への旅行を入れて、帰ってからちょうど翌日まだ現役の友人から
筍が届いたから分けていただけるとのお電話をいただいて、すぐ水道橋まで取りに行って、ランチを近くの老夫婦が
やっているイタリアンで一緒にとりました。

Cucina Italiana ANGOLO 彼女のランチ行きつけのお店でシニアの家族で経営のお店です。

 


ランチはたしかさんまか何かお魚のパスタでした。


神保町のスポーツ用品店で登山用の靴を買いました。今まではただのハイキング用でしたが、くるぶしまで
締まるもので、トレッキング用のソックスも合わせて買いました。今までのウォーキングシューズがいつも同じ
Merrellのですが、2代目はそんなに履いていなかったのに小指のあたりがきれてきていて、次回の熊野古道歩きの
ために探していたところ登山用のお店で相談して日本製でしたがいいものが見つかりました。


 

4月24日は早稲田あたりを歩いて見ようかと・・ 戻ってからはマンションのゲストルームで2泊。料理はあまり
できませんが家のキッチンは使えるので戻って筍を湯がいたり、料理をしてダイニングで食事も取ることもできます。

24日の夜には1期目の工事の引渡し。今度は2期目のために引っ越しの準備です。連休最後の5月6日に荷物を出して、
私たちは再び、今度はゲストルームに長期滞在。

その間に落語に上野の鈴本デビュー、セルジュ・ムアング展、新宿御苑、小石川植物園、IKEAで家具探しなどの日々・・
ゲストルームが取れなかった日は箱根に一泊で疲れを取りに出かけました。湿性花園とガラスの森、そして温泉。
戻って再びゲストルーム生活。5月20日にやっとフローリングなど住スペースのリフォームが終了して、再び引っ越し荷物の
戻し。そして半年近く前から計画の熊野古道伊勢路歩きに27日からやっと行くことができました。

毎日日常的なことはやる時間がなく、旅行の続きのような日々が続きましたが、その後は段ボールの山片付けや
マンションのフリーマーケット準備など忙しく、今も荷物は片付いていません。あふれた和服の収納棚がまだそろって
いないからです。でも住スペースは、スッキリしました。動線もスムーズに確保。あとはクローゼットの納戸が
片付けば暮らしやすくなります。地下からあげた織機もまだ組み立て前でサンルームに置きっぱなし。ピアノの調律もまだです。

この日は小雨の早稲田歩き。



お気に入りの「らぁ麺やまぐち」で鶏そばです。








 

いただいた筍で、まずはたけのこご飯と、木の芽和え



続けて韓国料理風や

筍ちらし寿司を作りました。

なんだか今年頂いた筍が最高においしかったようです。

 

April 23  2024  Jimbocho
April 24       2024       Waseda

コメント (2)
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裏原で迷って・・・ lost in Uraharajuku

2024-07-20 23:55:26 | a day in the life

今日は猛烈な雷でしたが、その合間に神宮の方から花火が上がっていました。
夏がやって来たことを感じる瞬間です。セミの鳴き声も・・・


7月6日

姪に会った七夕の日の前日、南青山まで用があったので、以前から気になっていた裏原の先のブリティッシュ
インデアン・カフェ1930に行ってみることにしました。カレーとアフタヌーン・ティーが魅力的でした。

明治通りから原宿通りを通って大きな通りにぶつかったら右折して戻ろうかと思ったのですが、
行きすぎて外苑西通りの辺まで来てしまいました。スマホの位置情報をオンにして、地図を出して
確認しようと思っても現在地の位置情報を確認できないとのメッセージが出て、近くにあった住所を入力して
やっと確認できました。やはり行き過ぎたことがわかり、地図を頼りに戻り、やっと旧渋谷川遊歩道絽に入れ
ました。ここまで来れば見覚えがあったので大丈夫です。以前は表参道の方から裏を歩いてこのお店の前を
通ったことが数回あったので大丈夫かと思い、勘で歩いたのがいけませんでした。娘からは勘で歩くアナログ
人間と揶揄されていますが・・・ スマホに頼った方がいい時もあります。

猛暑の中、道に迷っていつものように自分の勘と家でパソコンで検索した地図を頼りに歩くので、うまくいきません。
位置の確認とルート検索を現場でやっとすることができました。娘は冷たくて、いつも聞くから覚えないと
今回は何も教えてくれなくてスパルタです。以前、せっかく位置情報を出すことができても京都の大原の里山で
位置情報を取ることができないこともありました。

なかなかルート検索までたどり着けなくて、おまけに暑さで気分が悪くなっても来ました。本当にスマホが苦手。
パソコンならまだ何とか出来るのだけど・・ あの小さな画面で無理無理・・
でも何とか自力でできるようになりました。

30分近くタイムロスしましたが、見覚えのあるお店にたどり着きました。

のども乾きました。


ナンとライスのハーフ&ハーフ、カレーは確かシーフードと日替わりカレーの茄子とチキンだったかしら?
久しぶりにインドカレーがとてもおいしかったです。普通のよくあるインドカレーでしたが、このお店で
アフタヌーンティーがあるのがブリティッシュなのかしら・・・ お茶とスコーンもおいしそうでした。










原宿方面に戻り、昔からある東急プラザを娘が見たいというので一緒に行って、
私はたまたまいい香りがあったのでトイレに置くデフューザーを買いました。
リフォームしてからずっと探しに行かなくてはと思っていたので、日本製ですが
いい香りがあったので持ち帰りました。YUME NO ATO という香りが特に気に入って。

東急プラザの斜め前に奇妙な建物が出現。新しい東急プラザが建っていました。

1階だけちょっと見に行きました。家の近くのバインミーサンドが入ったのはここのことだったのですね。


私の愛用のMOLESKINEのお店が入っていました。



こちらはロンドンの香りの店でした。



娘はあまり青山に来ないので、もう少し歩いてみたいということになり、私がいつか行きたいと思っていた
金田中の茶店に行きました。京都で久しぶりに食べたくずきりがあまりにもおいしくて、また食べたくなって
探したら現代美術のアーティスト・杉本博司氏が手掛けたというシンプルで解放感あふれる空間のお店が青山に
あることを最近知った所でした。
部屋の中はシンプルすぎるのですが、苔がもっと美しかったらと思ったり・・海外からも来るような人気店でした。







もう疲れ切っていますが、この後骨董通りの「とみひろ」まで、胡桃下駄の修理に向かいました。


遠くで雷の音がして、慌てて出ましたが、ポツポツと降り始め、そのあとは雷雨が何回か
繰り返し激しくやってきて「とみひろ」で長居してしまいました。たまたまその近くで雨宿り
している方もお店の中に入って、なんと超高価なヤマブドウのバッグと胡桃下駄まで買って
しまっていました。その日は下駄の職人さんがお店に来ていて修理など受け付けてくれていました。
北千住にお住まいですが、工場では革製品を作る人もいるということで、日本の職人の丁寧な
仕事を見せていただきました。

雨の日サービスですごく安くしていただいたバッグは和服にも洋服にも合いそうで使いやすさと
手作り感が何とも言えなくて。メッシュで編んだ皮を使ってまるで漆の塗りもののような色あいで
影も黒くあるようで、見れば見るほど素敵です。和服に似合うと思った瞬間に欲しくなってしまいました。
和服のある程度きちんとしていてものも収納できるバッグって少ないです。物は増やせないのですが
満足感のあるものでした。

 

July 6  2024   Harajuku  → Minami-Aoyama

 

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京都・奈良・広島へ -16(いよいよ広島へ) ・・・ trip to Kyoto, Nara & Hiroshima -16

2024-07-06 23:52:55 | a day in the life

いよいよ広島へ。行こうと思ってもなかなか行けない場所でした。
京都に1週間近くいてこの際、足を伸ばしたと言う感じです。広島という恐ろしいことが起きた場所は
見るべき場所でしたが、なかなか勇気のいるものです。義理の姉が住んでいる場所で遊びにおいでと何度も
言われていていたこともあり・・ 厳島神社には観月能の時に行きたいという希望もあったのですが、
この機会に行くことにしたものです。

4月20日

駅前のホテルを7時にチェックアウトして、駅の隣にあるドトール・コーヒーで朝食をとってから
8:09分発ののぞみ1号で広島に向かいました。広島着は9:49。




 







広島は出張で広島大学に来たことがあるだけで大学の他には行かなかったと思います。
しかも飛行機だったので広島駅は初めて。

新幹線口から観光ループバス「めいぷるーぷ」に乗り、宿泊地の近くの平和記念公園で降りて、
広島市文化交流会館まで少し歩いて荷物を預けに行きました。





11時頃宿泊の広島市文化交流会館のロビーで駅で買った大好きな八天堂のクリームパンをホテルのフロント近くの
コーヒーマシーンで淹れたコーヒーでいただき、ちょっと休憩。


広島市交流会館は宿泊施設とイベント施設があり、ホールではその晩は葉加瀬太郎のコンサートが
開催の予定となっていました。



広島交流会館の外観です。平和記念公園にも近く、リーズナブルな価格で宿泊できて、いい所を見つけることができて
良かったです。

ホテルはこの地図の南方向すぐの所にあり、歩いて平和記念公園に行き、原爆ドームの近くで
昼食をとって、また戻り、原爆資料館(広島平和記念資料館)を見て帰るという一日です。
広島には原爆資料館を見るために来たので、この町でゆっくり過ごすことにした初日です。












みっちゃん総本店オリヅルタワー店がドーム近くにあったので、そこで昼食。
広島お好み焼きは初めてです。前回出張した時は明石焼きをたべただけでした。



牡蠣がおいしかったです。







川べりでオリヅルタワーで買ったはっさく大福で一休み。
よく食べる私たち。



平和への誓いを新たにしました。





資料館を出た時はとてもショックでした。永遠に残すべき世界遺産だと思います。


企画展も素晴らしく、一人一人の言葉、苦しみと向かいました。

ホテル近くでコーヒーブレーク。


そして、ホテルの部屋でゆっくりした後、あわてて夕食を取りに、先ほどのカフェに行って
カレーを食べて戻りました。

今はこの緑に囲まれ美しい街。一瞬にして多くの命と緑を奪ったとは思えないほどです。
川に囲まれた美しい街におきた事実の重さを受け止めて、8月になれば毎年思ってはいたけれど
その地に行って感じるのは大切なことと思いました。

原爆ドームと資料館については引き続き改めて、一眼レフで撮った写真と共にアップすることにしました。
とりあえず一日の流れをスマホ写真で載せました。

 

6.3km  10,739歩

 

April 20 2024   Hiroshima

 

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梅雨らしくない真夏のような日 ・・・ a day like midsummer, not like the rainy season

2024-06-24 23:58:55 | a day in the life

今日はリフォーム期間中に借りていた貸金庫の解約に大手町まで行って、帰りに新宿のbook offに転送してもらっていた
カレーラスのCDを取って帰りました。なんと330円で中古とはいえとてもきれいなものでした。この手があったかと今さら
思う私です。最寄りの駅の貸金庫は空きがなくて、元の職場近くの大手町で借りていたもす。
銀行の中はまるで半沢直樹の世界のようでドキドキ・・


夏のような日でしたが、家の周りの紫陽花もきれいでした。

光の中の紫陽花もキラキラして雨が似合うはずなのにきれいで思わずスマホを取り出しました。











 

大手町の地下を通る時、「東京えんとつ」は通り過ぎることができないお店です。
どんどん値上がりするケーキの中でコスパが高いシフォンのお菓子です。生クリームと
カスタードクリームが絶妙な我が家の定番。最近スィーツ食べすぎなのでちょっと
自制しなければと思っています。

やっと3月末に借りていた「天井桟敷の人々」と「夏を行く人々」を返すことができました。
4~5月は料金が発生してしまっていても借り換える暇もなく。「夏を行く人々」はどうして借りたのだったかなと
思いつつ昨日一気に見ました。「幸福なラザロ」の監督の映画で思った以上に素晴らしい映画でした。私の大好きな
ヴィクトル・エリセ監督を思い出させる感覚で光を飲み込むシーンでミツバチのささやきが甦ってきました。
このタイプの映画は私の最も好きな映画です。アリーチェ・ロルヴァケル監督の感性と大好きな女優アルバ・ロルヴァケル
と子供たちが素晴らしかったです。自然の風景もまた・・ ラザロ同様不思議なリアルとファンタジーの混ざった
映画でした。今度たくさんたまった映画のアップを「天井桟敷の人々」を含めしなければと思っています。



今はカレーラスばかり聴いていますが
森山良子の「想いの届く日」も彼女自身による訳がやさしくていい感じです。

 

June 24  2024

 

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ポツポツと降る雨の中、半年ぶりのカットへ ・・・out in the drizzling rain to get my first haircut in six months!

2024-06-23 23:55:11 | a day in the life

6月23日

暑くなってきて、襟足が伸びたのがたまらなく切りたくなってやっと予約ができて今日カットに行ってきました。
先週予約を入れたのですが、すぐ取れずに何日も先になってしまいました。

天気予報では弱雨でしたが、疎雨と言った感じのポツポツと当たるか当たらないかのくらいの雨でした。
ところが南青山に着くとなんと晴れてきました。寒かったのに蒸し暑くなってきました。

表参道の地上に出るのに階段が多いのでいつも地上までのエレベーターに乗ります。
ちょうど乗り合わせたのが電動車いすでお出かけのおじいさんでしたが、普段着の私におしゃれだねと
話しかけてきました。いつもなら敬遠しそうなピンクのくまちゃんの帽子をかぶっていてとても
おしゃれをしていたおじいちゃんで、怪しい人ではなく、清潔感がある方でした。雨だけどいい一日だといいねと
言われてエレベーターを降りました。

ちょっとだけスパイラルに入ってからお店に向かいました。

もうスッキリです。

髪を切るといつも心が軽くなる。ふしぎなものですね。
カラリストの大沢さんは耳が出るからイヤリングでもしないとと話すと
何もしなくても充分すてきですよなんて嬉しいことを言ってくれます。




赤い花が咲いているのが見えたお店の屋上。




カットしてもらったIGGYの屋上にもちょこっと緑がありました。


建設の時に大騒ぎとなった青山児童相談所の前の紫陽花。




ニコライ・バーグマンの店先はすてきでないはずがありません。






歩いているだけでも楽しくなる南青山ですが、昔から行っていたカフェ、レジュ・グルニエはとうとう
行列のできる店となって、若い子が並んでいて入る気がしません。

久しぶりに「とみひろ」に底がはがれた胡桃下駄のことを相談しがてら行って、店長さんと少しだけ
お話して帰りました。私の今の経済事情で何も買えるわけがありません。草木染の牛首がさわやかでしたが・・

 

June 23  2024   Minami-Aoyama

 

 

先週、片田さんから作品展の案内が来て、とても楽しみです。
できたら8月31日のチェロとフルートのコンサートに行きたいと思うけど・・・ 
7月20日のギャラリートークは無理そうです。皆様方はどうされるのでしょうか・・

 

 

*****************

最近NHKを時々見るようになって、朝の番組のプレミアム・トークで米倉涼子と宮沢りえがそれぞれ出ていた回があり
女優の舞台や作品に全力でかける姿勢がすごいと思いました。米倉さんの人から見ると無謀だと思えてもやりたいことはやると言う
きっぱりした姿勢。ブロードウェイでCHICAGOに挑戦した時に知り合った南ア出身の女優アムラ=フェイ・ライトに学んだという。
エネルギーの充電には素晴らしいものを見るというのも同感。

「大人のEテレタイムマシン」で手塚治虫を談志が語っている番組をやっているとお聞きして、NHK+などで追ってみました。
現実の社会の中で事務所の運営も含め苦しんだ手塚治虫の姿を初めて知りました。素晴らしい作品をたくさん残した
手塚治虫の苦悩を知りませんでした。談志が語るからまたおもしろく、日曜美術館のアーカイブも語る人と語られる芸術家の
両方が面白かったです。なかなかTV番組には気が付かないのでいいのがあったらこれからも教えてくださいね。

 

 

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今週はイザベル・ファウストを思い出したり、たまった録画やDVDを見たり、久々の目白歩きも・・・ this week

2024-06-21 23:55:05 | a day in the life

いろいろなことが少しずつしか片付かない日々です。

私がイザベル・ファウストをいつ聴きに行ったか調べていたら、
一緒に聴きに行った音楽が好きな亡くなった友人の言葉を思い出しました。

種は知らないうちに蒔かれていていて、何十年もたって
芽を出すことがあるのだねと話していました。

その頃は長年にわたる夫の看病や子育てや仕事やらで忘れていたことが少しずつ私の中に
戻りつつある時期でした。

 

 

今はやっと手に入ったカレーラスとしては軽い曲が入っているCD "You belong to my  heart "を何回も聴いています。
この力が抜けた曲が入っているもう一つのCD”Around the World" も聴きたくなってきてMDにコピーはしているのですが、
CDで欲しくなりネットで探していたら、写真にCDの帯があり、黒田恭一氏のコピーが納得でした。

汗まみれの、力まかせの熱唱なら、未熟な歌い手にだってできる。 
しかし、声をふりしぼっての熱唱では、ききての胸にしみじみとしみる歌はきかせられない。
充分に経験をつんだ歌い手が表現の贅肉をそぎおとして、静かに、淡々とうたったときにはじめて、
耳をすますききての心の深いところで共鳴する歌がある。
このアルバムで、ホセ・カレーラスのきかせてくれているのが、そういう、味わい深い歌である。
今のカレーラスだけに咲かせられた、いろどり深く、香り幽き秋の花にでもたとえるべきか。 
                                       
まさしく香り幽き秋の花と言う感じです。

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今は見逃したN響のシューマンのプログラムをNHK+で聴いていました。チェロ協奏曲、シンフォニーNo.2、ピアノ五重奏曲
どれも心に沁みる曲ばかりです。持っているファビオ・ルイージの演奏とも比較してみたくなりました。シンフォニーがまるで
マーラーのように聴こえた部分がありました。ピアノ五重奏曲はチャーミングでした。

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今週は再びの熊野古道伊勢路の計画を練っていたらあっという間に時間が経ってしまいました。
公共交通のほとんどないような場所でのウォーキングの計画はパズルのようでとても困難。
YAMAPとかいろいろな人の記録を参考にしながら・・ 江戸時代からやっと庶民も巡礼に
行けるようになったという道を探っています。


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久々にメールが来たどうしているか心配していたアメリカのペンパルにも今年の私の大イベントについて返事も
やっと終えました。無事でよかったとお互い年を取っていると思います。コロナ以降きずなが深まったold friend です。

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ヴィクトール・フランクルを「こころの時代」でやっていることを発見して録画したのを見たり
もう2ヶ月くらい借りっぱなしのDVDで1回はざっと見たけど映画史上No.1とも言える「天井桟敷の人々」
をおさらいでやっと見ることもできました。20代の頃見に行って心に残った映画です。

 

 

国民健康保険決定通知が来て、中にたくさんの振込用紙が入っていてどうなっているのか問い合わせたところ、10月に
後期高齢者になるのでまた仕組みが違うようです。後期高齢者になった時のことはまた担当が違うということで
電話も回されて、ほんとうにわかりにくい役所です。通知もどうしてこうなっているのかきめ細かい説明が欲しかったです。
後期高齢者の保険はまた管轄が違うということですが、来年の10月以降にならないと今までのような年金から差し引きが
できなくて、後期高齢者になった時にまた残りの振込用紙が送られてくるとのことでした。


  June 19   Mejiro

久々に目白から歩いて帰ってきたときは、昔の中央図書館跡地が下落合図書館に変わっていて、そこで現中央図書館で
借りた本とCDを返したのですが、明るく居心地が良さそうな図書館でした。今の中央図書館は古い学校を利用していて
もうボロボロだし、所蔵の本もそれほどあるとは思えない。新宿区はこういう面ですごく立ち遅れているように思います。
高齢者も行き場所をいくつもみつけておかないととほとんど図書館で過ごしているという義理の姉を見て思います。


  June 19  Mejiro

目白に行った日は夏日でした。まだこちらは梅雨も来ていないのに夏で、沖縄はもう梅雨明けだというニュース。
志むらでランチのデザートの小さなかき氷を食べて、目白庭園→自由学園明日館→エーグル・ドゥース→下落合図書館
そこからまっすぐ下がっていつも行くスーパーで買い物をして帰りました。


 June 19  Mejiro

 

6月21日
私の筋肉の衰えも著しく、娘が私の歩く姿を見て以前とは全然違うからまた運動を再開した方がいいと何度も言うので
やっと今お試しするとお得というカーブスに体験に行ってきました。そこで計測した現状にショックを受けてこれから
通うことを即決しました。私の友達も何人か行っているという話を聞いていたので、手軽にトレーニングできるのは
ここしかないかと思いました。
運動能力を測る動作自体を全くできないものもあり、ほんとうにショックでした。ヨガをやめて、特に歩くことも制限を
受けていた変形性膝関節症の治療。カーブスに入ったとたん、かつて自治会で一緒に理事をやっていた方に会い、ほっとしました。
次から次へとかなり年配の人たちも来て賑わっていたジムでした。


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色とりどりの日々・・・ various days

2024-06-10 23:59:53 | a day in the life

6月から再びボビンレースのレッスンに通えることになり、このリフォームの2カ月間休んでいたことに
今さらびっくり。お茶の稽古も月一くらいしか行けなかったし。フリマが済めばやっとリフォームのイベント
ほぼ終了です。あとはあふれた和服のために棚を買うくらいで完全に終了かしら・・

 

6月6日

私は2回目でしたが、ムアング氏の「和フリカ」を友人たちとみて、早稲田に行きランチをしてから
家に来てもらって糸紡ぎ車が使えるかどうか見てもらう計画の一日でした。私が遅れて丸紅ギャラリーに
着いて2回目は見なくても大丈夫なので、一緒に西早稲田のダイ・パエザーニに向かいました。
早稲田と馬場の中間くらいにあるので、高田馬場駅から歩きました。


久留米絣のチュニックがすてきなアルさん。

一つ一つが丁寧に作られている前菜


パスタはチョイスで海老と白いんげんのショートバスタでアーティチョークソースです。
とてもおいしかったです!


ドルチェはレモンクリームにしました。

ゆったりと時間の流れるランチでした。おなかもいっぱいになり、散歩しながらまだ片付いていない
我が家へ・・




和フリカの会場であまりにもテキスタイルがぴったりなので、写真を掲載させていただきました。
A子さんはなんと有松絞のシャツです。有松鳴海まつりのお話を聞いて、私ももう一度有松に
行ってみたくなりました。





6月7日



楽しみにしていた八ヶ岳から野菜が届きました。月2回だけお願いしていますが、物価高騰の折、とても助かります。
生産者から直接届く野菜・・ 新鮮で安全です。 今は野菜がとても贅沢な食べ物になってしまいました。

夜はさっそくブロッコリーとアンチョビのサラダをつけました。メインはいわしのフライで、カルパッチョのサラダも。
残り物のパエリアも出してもういろいろごちゃまぜですが、結構野菜中心の生活になってきています。



6月8日

いよいよフリマは明日開催。初めての経験で面白そう。
その前に大切だったものを継続して使ってくれる方が現れてとても嬉しく思っているところです。
やっぱり知っている人が使ってくれるのが一番うれしいかしらね。
どこかで買い取ってもらうのも時間の無駄のような気もするし、フリマにお祭り騒ぎで参加して
ほんのわずかの金額で売るのが楽しいかも。それでも持って行ってくれなかったら残念だけど。

ぬいぐるみを整えていてもかわいい子たちを手放すのも少し寂しくなって来たりして・・・

シャツやブラウスにアイロンをかけてきれいにしたら、なかなか着れるじゃないとふだんからきちんとして
いることが大切かと思ったりしました。たとえ100円でも売るとなればきれいにしておかないといけません。

午前中はベルカントのレッスン。家でなかなか練習もできなくて、いつもと違う部屋での練習は音響がよく
声を出すことの気持ちよさを感じました。そのあとすぐ安本さんの作品展を見に柴崎まで行きました。ここでしか
時間が取れなくて・・・






日本の柄のなんと斬新なのでしょう・・ もう何枚か持っているので浴衣地の方は我慢しました。


最初は和服地の江戸小紋の明るいラベンダー色のが気に入ったのですが、この珍しい江戸小紋を
見せていただいたら、心揺らいでしまいました。なかなか見ることができないパターンで中の柄がみんな
違います。


もう一つは絽の着物地から作ったチュニック。ブルーのマーブル柄が涼しげでした。

安本さんの合言葉 正岡子規の「六月を奇麗な風の吹くことよ」のようにさわやかでした。

子規の短歌
くれないの二尺伸びたる薔薇の芽の針やわらかに春雨の降る
もそのさわやかさが好きな句です。


豪華なものもありました。外国人に似合いそう。




買ったものは浴衣地で作ったすてきな巾着に入れてくれるという大サービスです。


6月9日

フリマ当日。
9時に場所の抽選があり、番号の所まで物を運ぶのですが、これが結構大変でした。



結局、売れたのがアクセサリー、バック、アロマ、本、毛糸、コサージュ、スリッパだけでした。
「ご自由にお取りください」はすぐなくなり、ハワイの革製の立派な男物のサンダルも100円を50円に
値切られて😢 それにつりせんを渡すためのトレイを売ってくれと言われたり・・

わかったことは衣類は売れないということです。サイズもあるし、ましてシーズン外のものはNGです。
その前から知っている人にも聞いたりしていたのですが、今の子供は自分で洋服を選んで、人が選んだものは
着ないということで結構うるさいのです。あとセーター類は着ないとか・・・

マンションのフリマなのにプロの人が来ていて、古い絵ハガキや万年筆、時計があったら買うよと言われて
使わない昔の時計やペンを持ってきたりしました。

それでも私の総売り上げは1600円程度。娘の羽生弓弦の昔の写真集は新品同様ですが、なんと同じ棟の奥様が
1000円で買ってくれました。あと怪物君のスペシャル本を障害のある子供がヘルパーさんに付き添われて来て
欲しがって買ってくれたとのこと。娘の方2つで1500円なんて優秀でした。労が多く実りなかったフリマでしたが、
雰囲気を楽しむことはできました。学んだことはぬいぐるみや子供用品、衣類はだめで、やっぱり古くて価値のある物
がいいことがわかりました。でも10円や100円くらいで売る物なのであまりいいものも出せない感じです。

残った衣類の山は資源リサイクルの方に出して、マンションの自治会費にしてもらうしかなさそうです。大切にしていた
ものは手元に残し主人のセーターとかは私が着ることにしようと思いました。今は何でも結構安価で買える時代なので
人が着たものまで着るということはあまりなさそうです。思い入れがあるのは持っていた本人だけです。

 

撤収も結構大変で、ぐったり来ましたが、久我山の蛍祭りで夕方から小中の同級生が歌うので、聞きに出かけました。
フリマは10時-12時でしたが準備と片付けで1時間ずつプラスでかかり、お祭りのコンサートは4時からだったのでギリギリ・・

とても懐かしいフォークソング、シューベルツの「風」から始まり、最初にグッときました。今聞いてもいい曲です。
後は「リムジン川」や「あの素晴らしい愛をもう一度」などちょうど中高生の頃歌った曲ばかり・・

昔は反戦歌やほっこりする優しいのどかな歌も多かったと懐かしく思いだしました。

私の隣にはS君のお孫さんやんちゃな3人がいて、ジィジと応援していたのがかわいかったです。今は仕事を譲って、家で
家族の食事を作っているといういいジィジです。以前はもっと大きなお孫さんのためにお弁当を作ってあげていたと聞きました。
今の若い世代はみんな働いていますものね。

疲れていたのでホタルを見る時間までいることもできず、たまたまお会いした中学の同級生のK子さんとティラミスアイスを路地裏
で食べて少しだけお話しすることができました。

久しぶりに聴くフォークソングはとてもよかったです。今はこんな歌ないですよね。ストレートで声も伸びてわかりやすいです。

 

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