Reflections

時のかけらたち

赤坂センチメンタル・ジャーニー ・・・ sentimental walk around Akasaka

2016-04-09 23:28:06 | memories
娘がオフで私が1時まで仕事ですが、桜を見に行こうというので
私が朝日新聞の販売店からもらった紀尾井アートギャラリーを見に行って
清水谷公園と上智大の土手のところはどうかしらと思い見附で待ち合わせて
散歩しました。

四谷は学生時代に先輩が通っていたので、青春の思い出の地です。
学生運動をしていた彼に会いに良く大学の学生会館に行きました。新宿でJazzを聴いたり
まさにあの時代です。

清水谷公園はべ平連のデモの集合地だったような・・
国会前のフランスデモ行きましたよね。

社会人になってからやっと遊んで、K建設のアトリエで彫金と
油絵を習った日々。春には四谷に出て花冷えする頃お花見をして
お店に入ってホッとして、おちょこに花びらを浮かして冷酒を飲んだ。

他には帰りに「しろたえ」に行ったり、カフェ・イ・アルテだったり
ディスコだったり・・銀座の日本酒センターまで行ったことも。
おまけも楽しい活動でした。

今散歩しながら上智の学生がお花見しているのを見て、
ふと社会人になってから学生みたいに遊んでいた頃を
思い出しました。学生時代は民主主義とかいろいろ考えて
勉強とそれだけの生活。時代の空気ってあったと思う。
教室移動中に警官に追いかけられたこともあったような・・
卒業直前はロックアウト。






仕事が終わってオフの娘と見附で待ち合わせて、お昼抜きなのでしろたえのケーキとコーヒーで
少ししのいで、弁慶橋までやってきました。








旧プリンスホテルは結婚式場となるそうです。そのあとで丹下健三の設計で建てられた
赤プリはもう跡形もありません。好きな設計ではありませんが、あんな高層ホテルも壊してしまうのだという驚き。
そういえば上智大クルトルハイム聖堂で結婚式をフロモン神父様にあげてもらって、維新號で披露宴、そして
このホテルで一泊したのを今思い出しました。




都市センターホールには高校生の時だったかWalker Bros.のフィルムコンサートに来たことがあったっけ。
フィルムなのに絶叫状態。




この近くに紀尾井アートギャラリーがあったのにわからず、この辺をぐるぐる回って清水谷公園まで降りて
また上がってきて、やっと見つけたギャラリー。













すてきな伊勢型紙の世界にちょっと興奮。




この辺の場所は徳川のもので、紀伊徳川家・尾張徳川家・井伊家の頭文字を合わせて、「紀尾井町」という町名に
なったとのこと。知りませんでした。





徳川のものは皇室が全部所有して、宮家で分けていたわけだけど、このギャラリーの前は昔のままで徳川の
中屋敷があったところだということでした。今の皇室は皇居とかみんな徳川から奪ったものだけど
そのおかげで今も残っているということで悪くはなかったということにしておこう。
上野の桜木あたりと同じように江戸の空気が残っているところです。











清水谷公園に降りてきました。
江戸時代の水道に使われた石組。




この近くで大久保利通が暗殺されました。
記念碑が建っています。日本の近代化に大きな影響を与えた人です。



















































お花見コースは清水谷公園から上智大学の土手への登って行きます。









































わが青春の上智大学!

そしてずっと経ってからキリスト教の結婚の講座に通い、フロモン神父様の聖書研究会にも結婚前と結婚後に
少しだけ通ったことがありました。
その後仕事で上智大学に行った時、庭で偶然フロモン神父様にお会いしたことがありました。

この界隈はK建設と言い、私の青春時代が凝縮されている地です。













四谷に抜けて帰りました。四谷は長年通ったヘア・サロンもありましたね。
懐かしさいっぱいのお花見になりました。紀尾井ギャラリーに行ったついでのお花見でしたが。


April 1  2016  Akasaka, Yotsuya
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