送別会から帰って、ちょっと赤ワインを飲みすぎたかな
と言う感じで、ふとつけたTVのレオン・フライシャーに
音楽を見た。この音楽との一体感はそう、ヒラリー・ハーンと
同じような感覚。
このピアニストはまったく知らなかった人でしたが長い間(30年間)病気のために
ひくことができずに、音楽の世界にいた人でした。指揮とか教育に携わっていたようです。
赤ワインのせいか途中のバッハのシャコンヌはまったく覚えていない・・(もったいないことに)
その前のバッハの3曲と最後のシューベルトのソナタはしっかり聴けていました。
音楽そのものになるその一体感・・音楽が湧き上っていく
ついこの前にコンサートがあったのです。武蔵野で。行きたかったなぁと思いました。
先日ブロンフマンと言う人のコンサートがインフルエンザのためにキャンセル
になったばかり・・まだまだ未知の人がたくさんいます。
それにしても「あきらめない」ということばの実績に裏づけされた
すばらしい響き・・
「右手の病を乗り越えたピアニスト、レオン・フライシャー」ピアニスト、レオン・フライシャー(81歳)。
「百年に一度の逸材」と評され、20代で世界の桧舞台に立った天才ピアニストだが、30代半ばに謎の病で右手の自由を失う。その後、40年に及ぶ闘病を経て、近年、両手の演奏に復帰した苦難の巨匠である。
フライシャーへのロング・インタビューを軸に、写真や映像資料なども織り交ぜて、これまでの歩みを追いながら、彼が病気と、そして音楽と、どのように向きあってきたのかを描く。
「レオン・フライシャー ピアノ・リサイタル」
右手の病を乗り越えて、再び両手での演奏に復帰したピアノの巨匠、レオン・フライシャーの来日公演。
彼のこれまでの人生の節目節目で大きな意味を持ったレパートリーを演奏する。
<演目> 羊は安らかに草をはみ(バッハ/エゴン・ペトリ編)
旅立つ最愛の兄に思いを寄せる奇想曲 BWV992(バッハ)
半音階的幻想曲とフーガ BWV903(バッハ)
シャコンヌ(バッハ/ブラームス編)
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960(シューベルト)
<演奏> ピアノ:レオン・フライシャー
<収録> 2009年10月19日 武蔵野市民文化会館 小ホール