Reflections

時のかけらたち

銀座で何年ぶりにか友人に会って若者のアートを見てお茶の時間 ・・・ seeing the art of young artists with friend

2025-01-12 21:47:17 | art

1月11日

10日は遅ればせの区の健診に行った日でしたが、その午前中に定年後近くの保育関連の場所でパートで仕事を
していた時に知り合った不思議な縁で友達になったYさんからラインが来て、ずっと会おうねと言っていたのに
会えなかったので今年は是非とのことで、私もそう思っていたのですぐ連絡して、時間がちょうど空いていた
その翌日に銀座で待ち合わせて会うことになりました。何年振りだったか‥ 3年ぶりくらいかしら・・・
お電話では近況を知らせていただいたこともあったけど・・


ちょうどお嫁さんのみなみさんが銀座Sixでのイベントに少し作品を出しているというので、銀座で待ち合わせ。
以前画家の息子さんが銀座の奥野ビルのすてきなギャラリーで展覧会をしたのでアップしたことがありました。

吉田卓矢Solo Exhibition へ

若い芸術家のご夫婦です。その時の展覧会の時にはみなみさんも姿を現していました。まだ大学を卒業したて
のようでした。

 

蔦屋の会場に入ると、全体的な雰囲気でなぜか奈良美智を連想してしまいましたが、
彼女は奈良さんとも交流があるとのことでした。

若手の作品がずらりと並んでいました。



みなみちゃんの作品です。

吉田みなみ

吉田みなみの彫刻展 〈地の上の人〉

 



 




しばらく見てから、屋上にでも行ってはどうかと思いましたが、どこかで座ってお茶を飲みながら話す方がいいということに
なりました。銀座の地下鉄を上って来た時に歩行者天国の道路に人があふれていて、これは探すのが難しそうと思いました。
観光客が膨れ上がっているという感じでコロナの頃の静まり返った銀座通りがなつかしいです。どこの国からかわからないほど
いろいろな国から観光客が訪れているように思いました。これこそオーバーツーリズムです。

ちょっと中心を離れようということになり、少し歩いていたときに、ここなら人が少なそうと地味な私の好きな教文館のカフェ
に行ったら、少ししか待っていなくてすぐ入れました。大正解でした。

銀座で唯一落ち着ける古い建物の中の本屋さんのカフェ。


私の高校の火事の捜査を担当した刑事さんがお父さんだったという不思議なご縁のYさん。
またその高校の先輩のすてきなモノづくりを定年後されているKさんを紹介していただいたり、
T高校繋がりが広がりました。

積もる話がつきませんでした。お互い年を取ってまた新たな苦労もあるけれどお互い何とか元気に過ごしていてよかったです。
私は前日の健診でまた身長が1センチ以上低くなってがっかり。どんどん小さくなって大丈夫かしら・・ 高い所にあるものが
年々取れなくなっていって、せつなくなってくる。

体調を崩されているというKさんに会いに行きましょうと約束してお別れしました。

 

Jan. 11  2025   Ginza

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ライナー・マリア・リルケ ・・・ Rainer Maria Rilke

2025-01-10 23:57:05 | books

1月9日

最近、若い頃に慣れ親しんだことが晩年にも生活を豊かにしてくれることを実感しています。
お茶を再び習える機会を得たことやピアノも弾けるかもしれない・・・ 自然にその中に入って行けるのがいい。
若い頃に出会った本を読み直すのもまたおもしろい。こちらは新しい発見があり、その時の自分にも戻って行くことも
できる。いろいろなものが人生のスパイラルに取り込まれていく・・

志村ふくみさんの染織を見て、私の中に浮かび上がった詩人リルケ。

 

私が大好きだったリルケの本を久しぶりに手に取ってみました。
「マルテの手記」はサンテクジュペリの「人間の土地」と共に10代~20代にかけて私の座右の書でした。
その少し後で森有正、辻邦夫のエッセイや神谷美恵子さんの本に夢中になりました。
もっと前の高校生時代はドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」が圧倒的に面白く夢中になり
一気読みしました。

マルテの手記、神さまの話、ドゥイノの悲歌、オルフォイスのソネットまではすごく印象に残っているのですが
そのほかの作品は読んだのか記憶に残っていません。再読して再びリルケの世界に浸って新しく感じられたらと
思っています。残りの多分読んでいない3作も読めたらと・・・

志村ふくみさんがタイトルに使った悲歌はその9章には丸印をつけて、線がたくさん引いてあった本です。
心に残った所は線を引いたり、ページを折ったりしてマークしていた私でした。

若い頃に触れたものをレビューできる時間が与えられているのは嬉しいことです。
また新たな発見やそこからスパイラルをまた上って行けそうです。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

ランチに近くのスペインバールへ買い物のついでに。

牛肉の赤ワイン煮はお正月スペシャル。




デザートのプリンもとてもおいしくて。これにサラダとスープ、パンがついて
昨年まで1000円のランチやっと値上げして1200円に。お客さんがみんな数年前から
値上げした方がいいと話して、やっと少し値上げしてくれたすごく良心的なお店です。
美味しい料理を出してくれるので時間がかかることもある女性シェフ一人で頑張って
いるお店です。週替わりで珍しいメニューもあるのでたまに行っているお気に入りです。


お正月はおせちも買ってしまったのでなんとなく物足りなく、少しの酢のものとお雑煮で
夕食。実家で3日目にはよくブリで白みそのお雑煮を作っていたので、作ってみました。
九州にルーツがある両親でした。紅白なますせっかくMさんのブログでコツを知ったのに
それをしないで作ってしまいました。次回再トライ。

鯛の昆布締めさすがおいしかった。TVでやっていたのでオリーブオイルをかけるだけ。
ずっと前から冷蔵庫に残っていた龍皮昆布でもはさみそれは翌日に取っておきました。

 

1月10日

新宿区の健診にやっと行きました。
朝陽に染まる富士山がきれいでした。日本各地では大雪が降ったりでしたが、太陽が暖かく感じられた一日でした。


健診のクリニックは新宿三角ビル、住友ビルの中なので、他の用事も済ませながら・・・
途中のどが渇き、水しか飲めないのでいつもは持ち歩いていたペットボトルを買って
私の定位置で一休み。青空を独り占めです。ゆったりした椅子にもたれかかって最高。

アルさんが薦めてくれた一村の本を紀伊國屋でみつけて買いました。
今新宿図書館はリニューアルでいっせいに閉館中。でも昨年の改訂版なので置いてなかったかもしれません。
一村展に行って帰ってから少し説明も欲しくてネットで申し込んで図録は買ったのですが、詳しい説明付きの本は
今月後半に行く奄美のレビューになっていいかもしれません。2回の展覧会でゆっくり見て説明も全部読んだのですが
復習してせっかくの機会を楽しみたいと思います。

 

引き続きお雑煮。
お正月用に買った三つ葉使い切りました。よく持ちましたね。
龍皮昆布にはさんで締めた鯛もおいしかったです。以前はお正月にヒラメですだれで巻いて
作った龍皮昆布巻きです。龍皮昆布は高価で買えませんが、普通の昆布はたくさんあるので
鯛とかホタテのお刺身を昆布締めにするとおいしそうです。その昆布を後から同再利用するか
が問題です。

 

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茶の湯新年初稽古と草木染の色に洗われる・・・starting of this year's chanoyu lesson and purified by Shimura Fukumi's works

2025-01-09 10:51:56 | art

1月8日

 

今日は今年初めての茶の湯のお稽古でした。
ちょうど志村ふくみ展を見に行かなければと思っていたので、南青山から六本木は近いので
帰りによる予定としました。和服を着ていると入場料も安いしね。


米沢紬には大好きな越後染織工房の帯にしました。
志村ふくみ展をちょっと意識して、草木染の紬にしました。




床の間には掛け軸

春入千林処々鶯(春千林に入り處々鶯)

表千家のお正月の定番とのことです。
初釜ではなく、年初のお稽古です。

入った時に前の方たちが先生が点てられたお濃茶を飲み終わり、拝見も終わった所でした。

床の間の竹筒に入った侘助のつぼみがかわいくて、思わず泣きそうになりました。
花の力ってすごい。すごく癒された感じでした。

一輪の花の自然の力のすごさ。今になってウイリアム・ブレイクの詩が浮かびました。

拝見に出された茶杓の名前「さきがけ」も新年にふさわしいものでした。

生徒さんが点てたお薄をいただきましたが、窓の外の鳥の声に聴き入ってしまい、
「どうぞおしまいください」と言うのを忘れそうになりました。

外があまりにも晴れていたので、白く映ってしまいましたが、六本木方面のビルも見えます。
裏が青山墓地の飛び地のようなところです。

次に先生にお濃茶を点てて、お濃茶をいただきました。
キレがあって美しかったです。早くするところ、ゆっくりするところのメリハリがついていました。
お手本を見るのは本当に勉強になります。

膝もだいぶ良くなり、立ったり座ったりの動作は大変なのですが、ずっと座っていることができるようになりました。

1回お薄を点てて、今日の特別なレッスンは終了。先生が点てられたお濃茶がまろやかでほんとうにおいしかったです。
私は茶筅の持ち方が違っていたので、どうも点てるのがうまくできなくておいしそうに泡が立ちません。表は裏ほど
たてないのですが。おいしいお茶を入れるが課題です。

 

外苑前から地下鉄に乗って、溜池山王はすぐでした。オークラはいつもは六本木一丁目から行くのですが、帰りは南北線の方から
帰りました。


 

最初に見た「秋霞」の藍色があまりにも美しくて、見入ってしまいました。糸の結び目は星のようにキラキラして
まるで宇宙の様でした。

志村ふくみさんは母が取っていた「婦人之友」に何回か取り上げられていて、織物を習いたいと思っていた私には
憧れのようなものでした。その後40年近く前になりますが、資生堂ギャラリーの展覧会で本物を見ました。

今回改めてその色のすばらしさに感動しました。なんという深い青なのでしょう。
それは宇宙のようでもあり、海のようでもありました。

花織の「花群星」も素晴らしかったです。

とても驚いたのは近年リルケについてまとめられたとかでリルケのイメージを織りにしたものもありました。
高校生の頃からドストエフスキーやリルケが好きだった私と接点があり嬉しかったです。

「悲歌(エレジー)」と言う作品の下には
リルケのドィウノの悲歌より引用がありました。

幸福とはまぢかに迫りつつある損失の性急な先触れにすぎないのだ

 

源氏物語の「若紫」のなんという高貴な紫色なのでしょう・・
かわいいピンクの「初音」・・・

そして大好きなのが古裂の小さな格子の作品。草木染の色がとにかく素晴らしい。
デザインはまるでパウル・クレーの絵のようです。

美しい色で目が洗われた展覧会でした。

 

特別展「志村ふくみ百歳記念 -《秋霞》から《野の果て》まで」(大倉集古館) 開幕レポート
自然、物語、感情 すべてが染織になる  美術手帖



たまたまバルコニーに人がいたので、写真を記念に撮っていただきました。





帰るころには空に飛行機もどんどん羽田に戻るところでした。ちょっと写真を撮るには
間に合いませんでした。

 

 

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

今からトランプやマスクの不穏な発言いやですね。
プーチンと同じような領土拡大を狙うなんて。
時代逆戻りのこれからの世界はどうなっていくのか不安しかありません。
日本はもう領土のようなものですが、巻き込まれるのは必至です。
少しはウクライナを解決してくれるのかとも不幸中の幸いがあるのかなと思ったけど。

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楽しいこと ・・・ I'm looking forward to it!

2025-01-08 22:53:50 | my favorite

1月7日

今日はボビンレースの今年度初レッスン、なかなかやっている人が少ないので、道具も手に入りにくく
なってきていますが、最近、昔やっていたという人が2名入ってきて、仲間が増えました。昔ベルギーにいた時に
習って、そのままになっていたのが心にかかっていたという人と学生時代に他の科だったけれど、先生について
やっていた方です。私みたいにまさかできるかと思わなくて体験だけしてみようかと思った人とは違って
最初からボビンや糸の扱いに慣れている方たちです。

昨年作った襟が年末は忙しくピンを外していなかったので、やっとはずして新しいのを始める準備を
しました。まだ糸の始末もちゃんとしていません。


今年初めてのレッスン。次は何をしようかと迷っていたので、先生と相談して始めました。

今度は段染め糸を使って小さなテーブルセンターを作ることにしました。布付けが難しいので真ん中を空けない
タイプです。どんなんものができるか楽しみです。

スタートがいつも悩ましく、途中で糸を足しました。


 ボビンをどんどん増やしていきます。

 

                           

今の楽しみは外でお茶を点てる、野点ではないですが、ピクニックや旅行に持って行って自然の中で
点てたりするためにご飯茶碗を集めたり、昔粗品でもらった袋やあるモノ利用でセットを組むこと。

ちょうどいい安南のご飯茶碗をみつけました。



これなら外でお抹茶を点てるのによさそう。ほんもののお抹茶茶碗はちょっと持ち歩けません。


お抹茶の缶入りも手に入らなかったので、小さな中国茶の缶が取ってあったので、それを使おうかと・・
茶筅と茶杓は祖母の旅箪笥に入っていたのを使うことにして・・・100均でプラのケースを買いました。
この前買ったウエッジウッドの飯茶碗とこのお茶碗を持ちだして割れないか少し心配ですが・・・
くるんで、娘の七五三か成人式かで池田で買った巾着に全部入れて持って行けないかと思っています。
今回は望遠レンズも持って行きたいので、持って行けるかどうかリュックに詰めて見ないとわからないのですが
私のヘア・カラリストが茶箱を自分で一つ一つ集めて作ってとても楽しかったと話していたことを思い出します。

雨もパラついた寒い一日でした。




だんだん、雲が上がって行きました。

 

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私のメモリーボックス ・・・ my memoly box

2025-01-06 23:59:57 | thoughts

私のメモリーボックスにアクセスするのに少々時間がかかることが多くなったお年頃。

なんだか不思議な気分になって、私が亡くなっても私のメモリーはcloudにでも上がっているのではないと
空想したり・・・

昨日は義理の姉から電話があり、長い時間結構話してしまいました。義理の兄を9年前に亡くして、今は元気になって
ゆったり暮らしていますが、もう80歳とか・・ 一人で人生をどうたたむか考えなくてはいけないけど、まだ生きることも
考えたいと・・・ でもとても80歳とは思えないほど、若々しくてしっかりしています。

今日は職場で同期だった友人と電話で話しました。時々丹念に育てたお花を見せてもらいに行って、お料理も教えてもらったりして
いる人です。ずっと貼り絵の年賀状を送ってくれていたのに数年前年賀状終いをして、ちょっぴり残念なすてきなセンスの持ち主です。

年賀状がまだ来るので、それこそ40年も前に一緒に働いている仲間とか・・年賀状だけで繋がっているような人だけど、
見ているとどうしているのかわかるし、私のことも思い出してくれているようです。何枚かは年賀状終いを宣言しているのもありました。
難しいところです。今に続いている関係ではなく、過去のことなのです。年賀状はもう返事感覚で出していますが、年賀状終いするのが
賢明な判断だと思いはじめました。自然消滅を狙っていたのですが・・。昔の知り合いはとても懐かしいけど、懐かしいと思うだけで
今につながっているわけではありません。繋がっている人は年賀状を交換しなくても繋がっているのです。

今日は寒い中、東京駅のJR東海まで今度の旅行のスマートExで取ったチケットを受け取りに行ってきました。紙のチケットは想定して
いないような仕組みなので、とても厄介です。しかも交通系ICカードは名前が入っているので人に貸せないとか。私の2枚持っている
ICカードの一つを貸してもいいかと思ったけど・・・

その帰りに京橋あたりを雨の中、歩いて職場が3回目に移動した茅場町時代によく懇親会などで使った中華料理屋さんでランチを
食べました。雨に煙る街でしたが、妙に懐かしくなってきました。昔母の形見のオメガの時計を落としたのも雨の降る日本橋から
京橋に行く途中だったことを思い出したり、どうしても夫を医科歯科大から小岩の病院に移った後、最後の緩和ケアの白金高輪の
施設に救急車で搬送したことを思い出してしまいます。中華屋さんでは仕事の後での先生や企業の研究者たちのと本音の話が
楽しかった賑わいを思い出しました。本当に多くの素晴らしい人たちに出会いました。大学でもトップに行ったり、もう一線から
退いたり、皆さんにもその後の人生が展開しているのですね。

お正月にふとしたことから娘がばらばらにしまってあった写真を私に見せに来ました。若い頃の写真ばかりで、甥が小さい頃の
やんちゃなお茶目な写真だったり、お茶の稽古の写真だったり、もらった集合写真だったり・・・
その中で40年くらい前の50年近く前にヨーロッパ旅行で知り合った友達との写真がありました。その中の一人の年賀状で
今年は会いたいですねと書かれていたので今年は機会を作りたいと思いました。もう一人の友人が在宅で100歳近くまで
お母さまを見て、見送った所で、やっと時間ができたので会えると連絡をいただいていたからです。5人のうち一人は行方が
追えなくなっていますが、残る一人は宗教問題でちょっと難しい状態ですが・・

40年近く前の写真だから、みんな全然変わっていると思うのでアップさせてもらっていいかな?
青春時代にヨーロッパ旅行で知り合った友達との写真で、私も結婚していて、一番最初に結婚した友達の
家に遊びに行ったときのものです。旅行から10年以上経っていたかしら。今よりずっと痩せていました(笑)

時は流れて・・・

会えるときに会っておきたくなりました。思い出も消えて行くなかな~それともどこかに永久保存?

Jan. 6  2025  

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へびと言えば・・・ speaking of snakes...

2025-01-04 23:45:16 | thoughts

イタリア文化会館の face book に載っていたヘビさんがかわいい。まるでMさんのかまぼこみたいに。

蛇と言えば一番に思い出すのが「星の王子様」に出てくる蛇です。

  

キツネやバラと共にキーになるキャラクターでした。
高校の時に、英語と日本語でこの本に出会い、サンテクジュペリは大好きな作家のひとりになりました。
大学の第2外国語で取ったフランス語のクラスでも出てきました。
「人間の土地」が一番好きな本ですが、今度「星の王子様」を読み直してもいいかもね。訳もその後いくつか
出ていますが、フランス語と英語の本も持っているので、どれを読むべきか・・

海の底に眠るサンテクペリの結婚指輪がみつかったり、別れた彼を悩ませた「バラの花」の妻が最後まで
彼の手紙を持っていたことがわかったりしてドキュメンタリを見て感動したことがありました。

箱根の子供だましではない「星の王子さまミュージアム」が一昨年閉館されたときはとても残念に思いました。
コロナで来訪者が減ったこと、建物の老朽化が理由でした。

                  


街で杖を突いている人を見かけるともう10年以上も前に亡くなった夫の元気な姿が思い浮かび、その少し前に亡くなった
彼の姉で私達が大変お世話になったピアノ教師だったいつも音楽を一緒に聴きに行っていた人が元気で夢に現れたり・・
その後も彼女の友人とずっと一緒に都民劇場の音楽サークルを続けていたことがあったのですが、ここ2年くらい連絡がなくて
心配しています。

1月に入れば22日からの奄美・九州行きの計画が気になってきます。いつも詰めに甘い私です。苦手なスマートEXで帰りの
新幹線のチケットを取りましたが、1か月前でも私の東京までの分は早得ワイド21が取れず、ジパング倶楽部でのぞみ対象外の
割引チケットを取り、なんと座席も合わせるという難しいことをして、今度はチケット引き取りはどうなるのかと、前回の
記憶が消えていてあれこれ考えてしまいました。紐づけは私のPasmoでして貸すしかないと考えていたのですが、交通系ICカードを
友人が持っていたらPCから紐づけできることを思いつき連絡してみたら、やっぱりカードは一切持たない主義の彼は持っていません
でした。その後券売機での発券は3日前以降だけど、駅で対人で1か月前から受け取ることができたことを思い出し1件落着。
そんな話の間に小津の「東京物語」を見て、「人間ってやっぱり死ぬんだと思った」と今さらながらの言葉に身近な死を
経験しているのにおかしかったです。私が焦っていても、のんびり構えている彼とは相性が合うのかな、だから一緒に旅行できるのと
今さら思っていたり・・  いつも心配させられるけど、癒されることもある友だちは貴重な存在です。人生って苦しいことが
あるから、幸せも感じることができるのだと当たり前のことを思いました。 

今世界では日常生活も奪われるような暮らしをしている人たちがたくさんいます。その人たちにも早く平和な暮らしが戻ることを
願ってやみません。

 

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やっと年賀状・・・ Finally, I made New Year's greeting card

2025-01-03 22:59:37 | seasons

1月2日

今年の年賀状は年々年賀状終いにする人がいたり、喪中だったりして出す数もどんどん
減っているので、今年はもうやめようかなとも思ったのですが、いただくと嬉しいので
年賀状を作ってみました。なんと1月2日の夜です。
去年行った所の景色が浮かびカレンダーのような年賀状になりました。
今までは自分でwordでフォーマットを作り写真を挿入していましたが、たくさんの写真をまとめる
いいソフトはないかと探して、Canvaというのにしてみましたが、PicCollageというのが使いやすい
のかしら? PC対応でお薦めあったら教えてください。

2日は家の周りの神社などにお散歩です。いつもなら、2日か3日には妹の家で集まって
お祝いをするのですが、今年は少し疲れていたので暖かくなってから会うことにしました。
3月にはみなとみらいで一緒にコンサートに行くし・・ 年取ってくるとだんだんこういうことも
難しくなってきます。

穏やかな日で、散歩日和となりました。

諏訪神社は去年はとても混んでいてお参りできなかったと思いますが、今年は全然すいていました。





穴八幡宮には人が結構来ていました。


八幡宮の前のコーヒー・チェーン店に入りましたが、なんと中国のお店だったことを後から知りました。しかも世界5位の規模の
コーヒー店とか・・・ アラビカ種のコーヒーで結構おいしかったです。でも黒糖タピオカが入っていたので台湾かどこかのかと
思っていましたが、中華人民共和国だったとは。



穴八幡の向かい側には法輪寺と他にもお寺がありますが花手水で有名になってしまった法輪寺に花を見に行きました。
西早稲田あたりには江戸の名残が感じられる場所がたくさんあります。花手水は以前に比べて量、質ともにすごく
落ちていました。生花をメンテするのは大変そうです。よく見ると造化と生花が混ざっていました。

切り絵も有名で、お寺も経営が大変なんだと思わせられます。






 

 S


 S

 

 S


 S




帰ってから、花びら餅とお抹茶(上林 松風昔)をいただきました。
欲しかった抹茶は手に入りませんでしたが、とてもおいしかったです。

夕食は簡単に作れるすき焼きにしてみました。

年賀状のフォーマットを探したりしだしたのは夕食後です。

Jan.  2  2025  Nishi-Waseda

Sのマークの写真は娘からもらった写真です。

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今年の初もうでは神楽坂まで・・・walking in Kagurazaka for Hatsumode (first visit to a shrine of this year)

2025-01-02 23:59:26 | seasons

1月1日

今年も最低限の花をシンプルに花瓶に入れただけとなってしまいました。
皆で同じことをするのは好きではありませんが、水仙の香りにひかれました。

手首の骨折以来お節を作らなくなってしまいましたが、しばらくは星岡で習ったおせち料理を全部作っていた時が
続きました。一度頼んだら、ちょっと抜け出せなくなってしまいました。体力もなく・・・材料をそろえるにも
この物価高で参ってしまっていました。セットが高くてもリーズナブルに見えてくるひどい時代です。
来年は少しは作ろうかとまた思い直しています。


作ったのはお雑煮だけという私史上最低のお正月となりました。

 

中嶋の料理はさすが魯山人の流れを汲んでいるので、なじんだ味でもありました。


去年の2月に三千院に行ったときの金粉が入っている紫蘇のお茶が明けないまま残っていました。
期限きれたばかりなのでいただきました。

午後は郵便ポストから年賀状を取り、そのまま神楽坂へ初詣に出かけました。
歩きたくなるような真っ青な空、少し風があっても太陽は暖かく気持ちがよかったです。
神楽坂へは歩いたこともありますが、地下鉄に乗って・・

年賀状はそろそろやめようと思っているのですが、近況をお知らせいただいたり、気遣ってくれる
言葉があったりすると、来たものはお返ししようと、それしかないかなと思います。

日本郵政の「1年に一度だけどずっとつながっている」とのキャッチコピーですが、年取るともう
繋がっている人とはずっと何があっても心は繋がっているとも思うので、儀礼的な年賀状は
やめようかと思います。


以前行ったことがある赤城神社です。菅原道真を祀っているので子供の参拝者も多いところです。
「日枝神社」「神田明神」と共に、「江戸の三社」と称されていたとのことです。








うさぎおみくじがかわいくて。自分は一切やらないのですが・・







裏道を散歩しながら、毘沙門天 善國寺まで行ってみました。


神楽坂の街は、結構お店も開いていて、人もそれほどは混んでなく、ゆったりとしたところが
大好きな規模感の街です。

前回も寄った昔ながらのコーヒー店でブレーク。





梅香亭で和菓子もつい買ってしまいました。


友達が作ったお気に入りのブローチ、マフラーと手織りのハーフコートを着て。
昨年末も「気になる衣展」の案内が来なくて心配していたところ。

 

Jan.1 2025 Kagurazaka

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あけましておめでとうございます 2025

2025-01-01 23:59:58 | seasons

新年 あけまして おめでとう ございます


みんなの夢を乗せて、新しい年の幕が上がりました。
年末に大掃除で浄められた家は清々しくて、なんとなくいい気持ちです。

皆様方にとって、健康ないい一年となりますようにお祈りいたします。

Jan. 1  2025

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