katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

シドさんの愛の小箱のモザイク納品。そして・・・

2007-01-13 21:47:44 | 世界遺産をみんなでつくろ!
エピソ-ドはホ-ムペ-ジのカキコにするとして、総評から。

正直、シドさんに見せる前からシドさんが最初に描いていたものとは違うな?って
思った。 それは昨日のバックからだ。

しかしながらこれはこれで良いと思ったから完成はしたものの、素直に納得するには
行かない・・・そんな状況だった。

何がそうさせているのか? また依頼されるかも知れない以上判らなかったって訳には
行かない。ありとあらゆる事は想像はして見た。

まずは、根本的にコンセプトが違っていた・・・それは確認したし問題は無かった。
下絵もバック以外色は塗っていた。ん・・・

見直し算的には、一番簡単なのは、白黒にする。 すると形が良いか悪いか?
そんな判断が出来る。 そこは問題無いらしい。

では、問題は色にある事になる。けれどそれについても勝手にやってはいないし、
納得が行かなくて、納品の時に色々聞いて見た・・・・

そしたら、ぺきぺきが嫌いって答えだった・・・どうやらガラスタイルが良かったみたい
なら良かったって少し安心した。

これは話してはいなかったが、これを作るにあたってチュ-リップさんの彫るって行為が
好きそうな事言ってた事で、次に機会があったらやって見ようと思っていた。

そこで今回は文字の中を一段下げて更にぺきぺきを使用する事で、更に下がって、
文字の中を窓のように見せたかった。これはチュ-リップさんで使ったもの。

そしてその中はかつてのシドさんと娘さん。2羽のちょうちょはね。(そうそう今日シドさんから聞いたんだけれど、蝶は2匹って言うんじゃないらしい。)

えっ?そんなのいないじゃん・・って言ったあなた・・・よぉぉく見て。
4枚のタイルで1羽になっているのが2羽いますから・・・・

この箱自体は、本来娘さんの子供が持ってくれるモノ・・・が前提なの。
だから、そこから考えると、今現在のシドさんと娘さんの事なのね。

そこは凄くキュ-トで可愛い絵にしたかったのね。シドさんの話の中に、娘さんとお買い物とか、一緒にCD聞くとか、色々と一緒って言葉が出てくるのね。

僕は奥さんも子供もいないし、そんな夢のような光景がとても美しいと思った。
だから、それをとてもキュ-トに描くにはぺきぺきが良いと思った。

幼い頃に母が買ってくれたクレヨンで描いたみたいな仕上がりになるから。
つまりそこはお祖母さんになったシドさんが、今度は娘さんとまごの2人として蝶を
見る訳で・・・・そうなった時、名前とハ-トが生きてくる。

その2人をお祖母さんになったシドさんがハ-トで2人を包み込む・・・・

そして今度は、バックの小さな蝶はお孫さんにシドさんの文字は包まれる。
そうなった数十年後のシドさんが気に入ってくれたりすれば100点な訳で・・・・

だからといって今30点じゃあそこまで大切にはされない・・・・やっぱり65点には
なっていないとね。 昔、松本ちえこさんが言ってたもん。

65点の人が好きってさ。 あはははは・・・・・おしまい。


次回のサークルのお知らせ
2007年1月15日(月)10:00~13:00 3階第1会議室 詳細はコチラ
FROM:もーさん





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シドさんの愛の小箱のモザイク・・・張り終わる。

2007-01-13 08:28:08 | 世界遺産をみんなでつくろ!
シドさんとの打ち合わせの中に、色の氾濫ってキ-ワ-ドがあって、最後は、赤、黄、
オレンジ、青、・・・とぺきぺきでバックをやる前に、もうひとひねりと考えて、
朝、そのアイデアを練っていると、シドさんが来た。

katsuさん・・・あっその色・・・嫌だなぁ・・・何か一番嫌いな感じぃぃ。
えっ? 現状触っていた色は、赤、オレンジ、黄色で、形は完成の形のままなのにぃ。

ここで常連であるから知っている情報は、赤が嫌い。 しかしながら、緑の多い事から
反対の色って事だっけ?  だから・・・合っているよねぇ・・・

だから嫌いなんだけれど、少しだけ・・・って、感じだったくらいかなぁ?

よくよく聞くと、そもそもの色の氾濫。 ここから違っていた・・・・
これだけ聞くと、何色も使わなきゃ・・・って解釈かと思いきやそうでは無くて、
ある一定の色を細かくする・・・・つまりパッチワ-ク柄みたいに・・・・

そこでこの形は好き?と尋ねた。 うんって答えた。ここが一番大事なのね。
タイル屋の時に、外壁のサンプルに4.5cmx9.5cmの大きさで選んでもらうと、

仮に3階建てだとして、張り出すと何か色が違う・・・って話はよくあった。
選んだ番号通りなのに。けれど形や大きさが違うとは言われない。

何が言いたいか?は1枚だと大胆になれば、えっこんな派手?って仕上がりになり、
無難に選べは、地味になる。ただそれだけの事なんだけれど。色についてはね。
でも、大きさだけは機械で測っているから間違いは無い。

当たり前の事だけれど、大きさは決まっているからなのね。しかし僕は手で切るのだから、
厳密に言えば大きさはまちまちなのね。 バランスを保っているだけでね。

話を戻すと切り方の形はいい。ここまでは許可出た。 じゃあ色を変えれば良い訳だ。

好きな色選んで見て? って言うと色々と選び始まった。
黙って見ていた。 どうやって何色選ぶか・・・?

好きな色を選んで?  これがすべてだったから・・・・
多分こうなるんだろうな・・・って目星だけつけて・・・・ひょっとするとあれだなって

実は前々から思っていた事がある。 女の人の色使い。
教室を始めた頃、お母さん達が使った後の補充をするのに確認すると、思わぬ色が
かなり無くなっている・・・・・こんな色ってその頃は思っていた。

それは曖昧な色だった。 イメ-ジしてね。感性だけで話しているからね。
小さな子供にこれ何色? って聞かれた時に、ん・・・・って悩みそうな色

大人は名称を知っているから、判ったフリをするけれど・・・・じゃ例えば、
紫好きなんだ。って言われたら本当にこれね。って相手の好きなの当てられる?

そこの貴方? 当てられるなんて思ったら大間違い。 親でも無理に近いね。
遠慮されてそうそうなんて言われるのがオチだね。
僕は絶対当たらないって思っているから、よく観察しデ-タとして貯蓄する。

味覚だの聴覚だのなんて・・いや視覚だって信用ならない事が沢山ある。
増して女心と秋の空。 こんな生き物なら安心なんてのは無い。
あぁ今日は合ってたんだぁ・・・っていつも思っている。ほっとしたってね。

さて話を戻して、選んだ色は大まかに言ったら紫とピンクの2色。
色の氾濫? それは形の氾濫の間違いなんじゃないの? たった2色だよ・・・・

あぁそういう事か・・・それでピンと来た。 じゃあこれ好きだよね?って見せたのは
ラメっぽい緑とピンク。あっそれ好き。 だよなぁ・・・やっぱこれだな。

そんなやりとりで張り終わったのがこれ。 何しろ夜遅く終ったんで見せてはいない。
さてどんなリアクションされるやら・・・・

気に入ってもらえて当たり前。 確かにお客さんなんだからね。
けれどこの位のやり取りはしてもらわないとね。 何せオ-ダ-メイドだから。

提案したのを嫌だなぁ・・なじゃなくて、katsuこの色は使ってね。って好きなのは
必ず伝えて欲しいし、嫌だけじゃなくて、何故嫌なのか?
少しならいいのか? 許容範囲はどのくらいか?

タイルは絵の具じゃないから、混ぜられないから色数は減る事あっても、増えない。
だから、完全に嫌って言う事は、不便になるって事なんだ。

増して、この色っぽいなんてのは、間違いなく無いのね。 選んだ色のままです。
ただね、それをちょいとkatsuマジックでそう見えるようにはしていますがね・・・・
あははははは

さぁ目地して評価を待つか・・・・


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FROM:もーさん






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