katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

オ-ドリ-復帰と作家katsu

2010-12-26 02:26:58 | モザイク教室
実は結婚式と新婚旅行とご多忙でオ-ドリ-はお休みしていたのね。
それが昨日帰って来たらしく、今日来て良いですか?って事で復帰となる。

来るまでは作家katsuは・・・と言うと、


やっとひとまずタコ側の青のバックの方向性が決まったので始めた・・・・
それと今日は中心部の目地。

実はここの所、悩んでいた事がある。それは金魚の話になる。
みんなも知っての通り出目金と言う品種がある。しかしぱっと見た目では気が付かない

品種に蝶尾と言うものがある。勿論、尻尾が蝶のような形なのね・・・って言われれば
素人にも判る。しかし言わなくても、何か違う所は無い?これは別品種なのね・・・と

言われれば、判らないながら違いは見付けられる。まずはここに引っ掛かる。
つまりここで言いたいのは、一見同じようでもこだわりがある人達はそこにこだわり

明らかに素人目でも判断出来るくらいに違うものが出来るが、興味が無い人には
伝わりづらい。しかも場合に寄っては変わり無く見える・・・ここが1つ。

そして出目金と蝶尾の場合、最終的な話は料金。おそらく10倍近く、いやそれ以上に
変わる場合もある。これを踏まえて、まとめると、おそらくこんな事になる。

素人目で見た場合、すべてが出目金に見える。そして今度は玄人目とした場合、
相当な蝶尾で無い限り出目金よりに扱われる。そして料金は蝶尾と見なされると

高値で取引され、後は安値の出目金扱い。勿論、何事も例外はあり出目金と言えど、
それ相応の値段のものもある。

では今のオ-ドリ-は?俺は完成すれば確実に蝶尾と扱われても良い作品だと思う。
もうただの趣味では無く、それ相応のグレ-ドだと思うのである。

そして今度は俺。良く問い合わせなんかで、そんなに凝らなくて良いから・・・
なんてのがある。と言う事は、注文を考えて下さるな人には、すでに高いかも・・・と

評価を受けている可能性がある・・・。そしてそれが凝っているとも思われている。
所が芸術の評価として受賞したものに関して何も言う事は無いが、

モザイクとしての分野が確立されてない状況下では批評して下さる人は、
ほとんどが絵画扱いとなる。何せ先人がいないから技術は判って貰えない。

と言う事はほとんどがデッサンとしての精度である事は良くも悪くもそうである事は
明確になる。

そこでもしそれがその通りなら、モザイクとはこう言うもの・・・と言う保守的な
スタイルの方が判り易いだろうと考える。ならばそう言う所も入れて見ようか?と。

それが四角い形のものを並べる・・・とか、細かいクラッシュ・・・なんかをね。
こう言う古典的なものも取り入れる事で複雑化の加減をして見た。

いつもならこんなに目地幅は取らない。俺のモザイクのスタイルとしては、
こんなに目地幅取ったらラクラクでしょ?なのだから・・・

むしろこんなにあけて良いのかな?とも思うくらいあけて見た。
それがモザイクらしい・・・と見えるかな?って言う考えから。

しかもわざわざガラスモザイクのバックの部分でそうして見た。逃げ道の無いように。
比較して貰えるだろうから・・・世界とね。材料を一緒にしてね・・・

すると玄人目としての弟子や常連さんにはこだわっている分、より伝わるように
なったものの、一体それ以外の人の評価はどうなのか?が判りづらくなった気もする。

ただ常に色々と模索する事は悪い事では無いし、良いのだが、こんな事もある。

また金魚だが、常に進歩進化は新しい形を求める。するといつしか基本を逸脱して
もはや一体何がしたいのか?判らなくなっている・・・って事を感じる事があった。

それを世間では流行と言う言葉で片付けるのだけれど、それは単なる一過性に過ぎない

俺は少し美しき奇形になってはいないか?と言う壁と向き合っていたと思うのね。
そこでシンプルと言う原点に戻り、そこを進化させる・・・と考えた。

つまり粗雑なシンプルでは無く、精度を上げるシンプルとね。
それを本体と合体させる事デ、アピ-ルしよう・・・今回はとなった。

それを踏まえて考えると、タコサイドのメドは立ったと思う・・・
そして問題はトカゲ側のバックとなる。しかしこちらはまだノ-プラン・・・・

果てさて一難去ってまた一難な状況ではあるが、逃げ切りたいと思う・・・



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