まずは目地から。一挙に2枚完成。今後このタイプを2つ作り4枚1組にするらしい。
まっタピオカにすればもうこの程度のモザイクは何の問題も無い。
油断するとグレ-ドが下がる事もあるかも・・・と言うのであれば問題もあるが、
まず無い。だから特にここで言う事は無し。
そんな中の新作。
ここはさっきとは違う。良く出て来る点と線。さっきのモザイクはほぼ点で描く。
ここで言う点とは?花びらを色は違えど5枚同じパ-ツを切って花にする・・・
こう言う事が点で描く。何度も言っているが同じパ-ツを繰り返し作れると、
点のモザイクはほぼ終了。後は経験値を上げる為の反復練習のみで上手くなる。
この新作の場合は線。簡単に言えば文字は文字でも同じ太さのタイルの幅なら、
点のモザイクで何とかなる。がしかし、この新作の文字は太さが違う。
だから隣り合わせのタイルをきちんと揃える・・・ここに心掛けながら、1つづつ切って
張って行く事になる。と言う事は、点のモザイクと違い貯め置きは出来ない。
それが出来ないと進むペ-スは遅くなる。ただタピオカは性格上慌てないから、
一見問題無さそうだけれど、ここに問題がある・・・・それは気長過ぎるのね。
妥協は無いは時間は惜しまないわ・・・となると、とても果てしなくなる。
ただ上手くなるって言うのはいくらかのスピ-ドアップも必要なんだけれど、
それは経験値が見極めって言うのを育てるのね。だからキウイとの違いはそこにある。
しかしタピオカはパンの先生で時間はそうそう取れない。
それでは見極めを身に着けるには時間が掛かり過ぎてしまう・・・そこで見極めのコツ
とても簡単な方法は目地の幅を若干取る。タピオカは慣れるまで線のモザイクの時は
いくらか目地の幅を取る事。そうするとナ-バス過ぎる取締りが無くなる。
これで随分とペ-スアップするので進み具合が変わる。
良い例は前回はBの1文字で終わってしまったのに、今日は4文字出来ている。
経験値が早さに繋がる事が判る。しかしそれだけじゃなくて、どう流れるか?なのね。
何処から始めて何処で終わるか?こう言う文字にはそんな難易度がある。
Bの場合なら流れは簡単に判断出来る。がTはどうだろうか?重なる部分がある・・・
どちらの線を優先するか?この判断に時間が掛かると手がピタリと止まってしまう・・
つまり考える・・・これに時間が掛かると進み具合が悪くなる。
ではさっきそれを防ぐ為に目地幅を取る・・・としたいが、すでにBをピッタリにして
しまっているから、いきなり間隔を変えると言う訳には行かない。
だがまだ方法はある。それは自分で自分のマニュアルを作る事。この練習をする。
まずは文字が決まった時点でタイルを決める。今回の場合はエミリア。
ここで選んだタイルを知る事。エミリアは2cm位ある。いつもより大きい。
そこでこの文字を作るに当たって最大の大きさの2cmを使うか使わないか?
これで最大の大きさが決まる。その後、同じように最小はどの位にするか?を決める。
その時大事なのは、必ず決めたル-ルは守る事。じゃないと一貫性が無くなるから。
それによりブレが出ると、本末転倒になる。じゃないとバランスが悪くなる。
そうねぇ例をあげると、金魚鉢に金魚を入れると考えるじゃない?じゃ何cmの大きさの
金魚入れる?大きいのなら1匹?小さいのなら何匹?これが好みとさじ加減。
そしてそれがバランスになる。それを1文字作る度に毎度毎度考えてしまうから
経験値でカンを身に着けないと時間が掛かる・・・と言う事に繋がる。
だから大きさを最初に決めて置く。所がTの横棒のように1枚で切れてしまうような時、
どうしよっかなぁ・・・?とその時始めて出くわした事のようににぶつかってしまう・・
もし最初に2cm最大では使わない・・・と決めて置いたのなら悩む必要無く、1枚で
例え切れたとしてもわざと2枚以上で作る事に最初から決定していた事になる。
そしてこれが実は構想って話に繋がって来る。そしてそれがマニュアル作り。
タピオカくらい切れるようになったら上手くなるとは?ここを鍛える事。
自分でマニュアルを決めてしまえば後は切るだけ・・・
更に言えばこれは規定演技。きちんと一貫性を持って作る。そしてそれがきちんと
終わった時に、バックの余白部分に自由演技をすれば後半は得意な事が出来る・・・・
それが早さにも繋がって来る訳なのね。まっこんなのが注意点。
いずれにせよこのプレ-トでかなり進歩するのは間違いない。
しかし相変わらずきちんと丁寧なパ-ツである。
そんな中、高洲のお教室に参加は出来なかったけれど、一人で作られた方の作品完成
実にシンプルで良い作品である。目地幅の統一感が見事で良い仕上がりになっている。
そんな中、蝶尾のモザイク完成。