
これはリピ-タ-さんの新作の為の下地なんだけれど・・・・立体としての箱状のモノは
以前から難しい・・・俺には・・・と躊躇する事が多かったのだけれど、
いくらか自信も付いて来ていて、良い機会だと思って引き受けてみたんだけれど・・・
思わぬ上手く行ってしまった・・・そんな感じ。
本音を言えば半信半疑だったのね・・・やる前は・・けど、いくらか勝算はあるかな?
って思って始めたのだけれど・・・・初めて作るにしてはまずまず。
こりゃ箱も引き受けても良さそうだ・・・って感じ。
そんな中、かぐやの額の補修の続きをして・・・・

こんな事をやりつつ、では振り返りでも・・・・。

モンゴルに到着するも、検閲って言うんだっけ?調べられるとこ・・・あそこで仕込んだ
手荷物の額が引っ掛かったのね。それがこの画像なのね。
何だコリャ?モザイク、タイル、ん・・・開けろ・・・えっ?・・・カッタ-貸してよっ。
とすったもんだして、何とか通過・・・・そんな感じ。
それで空港から出るも、7時は廻っていたと思うんだけれど現地の通訳さんに聞くと、
子供は晩飯食べてから遊びに行くらしいのね・・・しかも10時には帰って来なさいって
言われてね・・・そうそうそう言えば9時だと言うのに、足場に職人さんが乗っかって
いたのを観た・・・そうここは白夜って言うのかな?夜が夜らしく暗く無い・・・
何せ良い子が夜10時までに帰って来なさい・・・はぁ?って感じでしょ・・・あはははは
当然初日はそれでおしまい。仕事は2日目から。
それがどうやら俺の聞き間違いらしいのだが、横寸法が20cm足りなかった・・・
つまり上と下で計40cmを作らなければならなくなったのね。
ただそんな事も想定して木もタイルも持って行ってたし、更に言えばそんな場合は、
ここに追加する・・・そこまで決めていたので、特に何にも困らずに半日でカバ-。
しかもその半日に俺がやろうとしていた補修仕事を日高氏がやってくれたので、
何事も無く初日を終える。しかも更に2日目はリカバリ-の良さからも、仕事は終了。
そんな中でのコンビニと言うか、よろずやさんって感じの店でのヒトコマなんだけれど

凄いでしょ?良く見つけたって感じでしょ?何故ゆえに買い物したものを入れてくれる
袋が八王子って・・・むしろどうやって輸入したのか?そっちが気になるのね・・・?
こんな事を探したらキリが無いのね。KARAOKEって文字が沢山ある中、良く良く観ると
KAPAOKEって店がかなりあったり、確か1車線なのに右から左からそれはチキチキマシ-ン
猛レ-スを彷彿させるデッドヒ-トしているレ-スのような車の流れだったり、その合間を
縫って渡る親子・・・日本なら車に気を付けて・・・と言われるが、その言葉の中に
・・とは言っても、日本では歩行者優先ってル-ルの元で言われている感じがするが、
モンゴルではモタモタすんなっ・・・ひかれるぞっ・・・そんな感じ。
何しろクラクションの嵐なのだ。けれど車の接触事故は日常茶飯事なのだが、
人身事故はそうそう無いらしい・・・・ある意味、歩行者が車を一切信じない・・・
そんな姿勢もそこに繋がっているのかも知れない・・・。まだまだ不思議な事はあって
新車で1500万を軽く越えるようなのが展示されていたり、土地が国から貰えたり、
首都のウランバ-トルから30分走るか?走らないか?でビルがゲルにいきなりなってしまう
しかもそこから数分で道路を牛が横切る・・・そんな極端な風景を観る事になる。
こんな事を何日も見れば何があっていて、何が間違っているのか?判らなくなる。
裕福って何であって、貧しいって一体何なのか?何もかもがね・・・・。
しかもそれを感じている俺は先進国の中では、かなり貧乏だと思われるが、
ここでもかなりそれを感じたりするが、それなのに御厚意・・と大学の看板を
作ったりもした。そこに通う学生さんの方が着ている服もみんなお洒落な気もしたし、
中には車を横付けの子もいたりした。
勿論、逆に首都だと言うのに職も無くフラフラしている人も沢山見掛けた。
そんな中、日高氏がそれを観てまるで戦後の日本だなっ・・・・そんな表現をしていた。
良いか?悪いか?では無く、どう生き抜くか?なのかも知れない・・・。
倫理とかモラル何て言うのは、国が成長して行くのを追い掛けて行くものなのかも・・・
そんな事も感じたりした。勿論、感じたのはあくまで俺だから、他の人の事は判らんが
少なくとも同行した日高氏とは共有する事が多かったのは事実である。
おっと、話がそれたが4日目は仕事を終えたので、休日となり現地の通訳さんの別荘に
行く事になったのね。そこで観た光景がさっき言ってたものなのね・・・。
そして5日目は去年休みで入れなかったホテルでの食事。これらの画像はかぐやに
随時アップして貰うとして・・・、その後、夜が悪夢の帰国に繋がって行くのね・・・
毎回、毎回思う事は、俺はみんなと違ってどうやら江戸時代で生きているようだ・・・
そんな感じ。何せ確実に貧乏で金魚が趣味・・・先進国の日本でね・・・
他に趣味一切無しでね。ただ海の向こうに何があるのか?判らなかったいにしえと違い、
そんな貧乏がいきなりモンゴルに行く事になる。しかも何十年と海外なんて用事が
無かった俺が、たった2年で3回目だよ・・・3回目。しかも、お金のあったタイル屋の
時では無くて、貧乏作家になっての3回・・・不自然過ぎるでしょ?
しかも観光では無いから、余裕なんて1つも無いし、終われば余裕だらけ。
早く終わればただただ時間が余っているだけ。いかに池の金魚を眺める・・・が、
俺の生活に密着していたのかが良く判る。ただそれが先進国なのか?江戸時代なのか?は
取り方なので、人それぞれ。何せ金魚は江戸時代なんかではたしなみとしては普通。
そんな中、海の向こうの景色に憧れる事は無かったし、もしこれが先進国だったりしても
やはり1週間が限界なんだと思う・・・のね。
さてそんな中、夜、アルルの母ちゃんから電話があって・・・急きょ下地作り。

これで今日は終了。