katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ご新規さんとこれ蝶尾ですよね?・・とオ-ドリ-教室?

2012-05-27 00:41:40 | モザイク教室
まずは最近の金魚情報は結局稚魚は全滅に近くて、アトリエ内は1匹で外は2.3匹に
なってしまった・・・1ヶ月ちょっとしか持たなかったって事になる・・・

がしかし、少しだったがまた産卵があって・・・希望を繋ぐ事になったのね・・・・
そんな中、オ-ドリ-がやって来てモンゴルの話なんかして、何と無く産卵が気になって

外の池に行くと・・・・見知らぬ女の人が、これって蝶尾ですよね?って・・・声を
掛けられた・・・えっ?蝶尾知ってんの?すると、家も飼っているんです・・・って言う。

そこでこの辺に御住まいなら、金魚の吉田さんですか?と聞くと、○○さん・・・って
言うのね。俺もネットでは良く見て知っているが、それはそれは高級店って感じな所で

更なる口にしたお店も何千、何万円もするようなものを扱っているような場所・・・
逆に良く外に飼っているような蝶尾に足を止めて頂いたのね・・・。

すると、この個体って、前はもっとここが黒かったですよね・・・って何処まで詳しく
見てくれていたんだか・・・そんな事は俺にしか判らない事だと思っていた・・・

だってここを観て行く人は、みんな出目金だと思っている人ばかりだったから・・・
するとそんな立ち話からアトリエ内の作品を見て貰いながら、日本観賞魚フェアの話に

なって、私も行きました・・・って言うので、俺の作品あったでしょ?って言うと、
残念ながら気が付かなかった・・・って。けど吉田さんの販売していた蝶尾もご存知

無かったから、俺のに気が付かなくても仕方無いかっ・・・残念。
なんて話を、横で聞いているオ-ドリ-は不思議そうにkatsuが2人・・・余程の金魚好き・

・・・いるんだね・・・って思っただろうね・・・あはははは。
そんな中、入れ替わるようにご新規さんが2人いらっしゃる。

結果から言えば、1人は体験教室で、1人は継続したい・・・って事で、終わらなくて良い事になる。そこで狭いアトリエ、体験の方の前半はオ-ドリ-に任せて、継続の方を

俺が専念したのね。説明が一通り終わるまで・・・ね。勿論。
って中で完成したのがこれ。中々面白いでしょ?こうして3色分けると、立体的に見える。

良くある手法なんだけれど、ウチでは珍しいのね。



それがもう1人の方はモザイク経験者でマイパチンコを持っていたのね。
しかも何処かで習っていたらしい・・・。それでいつものようにどんなのやりたいですか

・・・と伺うと、実はホ-ムペ-ジで金魚を拝見して・・・って事でこうなる・・・


こちらの方は1回で終わるつもりは無く、継続してやってみたい・・・と言う事で、
切り方、張り方を知っているとは思うが、基本は継続する以上知って置いて頂かないと

katsuに習った・・・と言われるのだから、丁寧に時間を掛ける・・・
しかしながら知っていると思われる事を話すのだから、言い方1つで無礼にもなる・・・

そう考えると慎重に・・・となる。しかしながら、その旨を伝えると笑いながら、
遠方からそう言う事が習いたかったから来ているので、楽しいです・・・と言われて、

ほっとする。何しろ先生として完璧とは思わないが、昔よりははるかに教え方は
垢抜けたがまだまだ未熟な言葉の数々・・・無礼はあって当然・・・いつもいつも

そればかりが気になる。内容はかなり誰に聞かれても恥ずかしく無いが、説明する
日本語がどうしても気になる・・・かつぜつも悪いし、何しろ俺の声は静かに話すと

こもりがちでしっかり声を張らないと、聞こえずらい。しかし声を張ると聞きやすいが
やかましい・・・。ただ救われるのは体験は1回のみのチャンスだが、

継続して頂ければ是正のチャンスはある。何度でも・・・。

そんな指導の中で、必ずご自分の考えを語って下さい・・・出来るかどうか?は私に
権利を持たせて頂いて・・・何しろ初めてお会いするのですから、理想を聞かせて

頂かないと・・・心の中にしまわれてしまうと、それがご満足のマックスなんだ・・・と
思えば、それ以下の教え方になります。と伝えた・・・。

常にこんな事をしてみたい・・・こんな事は出来ないか?を語れるようになると、
そうするには・・・?と会話としてキャッチボ-ルになるが、別に良いです・・・・

大丈夫です・・・それで良いです・・・ばかりでは、オリジナルには近付けない。
何しろここは継続するとオリジナルが作れるようになりたい人の教室なのだから・・・。

とは言うものの体験でも、オリジナルとしてお連れ様も完成してはいるのだけれど、
進行具合を観ても判る様に、こだわり具合が変われば当然終わらない・・・

こんな事をご理解して頂く為にも、何としても伝わらないと意味が無い。
すると会話の中に、今後の方針のきっかけになる話があった・・・それは、

左右対称のようなきちんと・・・みたいな事が大好きで、今回はそうじゃない事を
習いたい・・・とか、クラフトでは無い事とか・・・実に判り易いキ-ワ-ドがあった。

それならまずは、その左右対称好きってのを確認する。縁取りは何処から始めますか?
えっと・・・何と無く。まずそこから考え方を是正して下さい。

○、■のように何処からはじめても同じ寸法、同じ角度ならば、同じ事を繰り返せば
良いだけなので、それで構いませんが、楕円は角度がきつい所とゆるい所が2箇所ずつ。

当然緩やかな場所はピッタリと隣同士のタイルをくっつける事も出来るが、角度の
きつい所はこれが限界って言う目地幅がある。だから融通の付かない角度のきつい所の

塩梅を決めて、それを緩やかな部分へ持って行く・・・ってやると、わざわざ計らなくても、自然と均等になる・・・こう言った当たり前の事にも理由がある・・・そう言う

目的意識や理由を理解する事から始めましょう・・・何故そうするのか?・・・と。
それがテ-ブルのように大きい下地になったら計る・・・そんな感じで。

するとやはり思った通りで、流石に習っていただけあって手馴れている。しかも
やり方を説明すると、それを上乗せして更に手際が良い・・・。

つまり規定演技にほぼ問題が無い。では切ります・・・○を切って目を作りましょう。
やって見て下さい・・・初心者では無いので、まずは様子を観る・・・・

ここも下絵通りに切れる。ここも問題無し。ただ今後の事もあるので、刃の出し入れ、
脇を締める癖を付ける事、手首を曲げない等、切る姿勢を教えた。

もし長い時間モザイクをするのなら、後半の時間にモザイクが荒れそうだったので。
1.2時間のモザイクならどんな姿勢で何しても耐えられるが、それ以上となると、

ヘトヘトになるだろうし、手が痛くてパチンコを握れなくなってくるだろうし・・・
そうやって1つ1つ確認して、本題に入る。

大事なのは幾何学模様なら感情移入はしなくて良いから、精度を上げて切るに専念。
しかし生き物、金魚でも花でも感情移入が出来るようなものを作る時には、

タイルを切って色合わせ・・・この意識を変えて、どうなっているんだろうヒレ?とか
うろこって?・・・って常に作る部分を良く見て、ヒラヒラだよなぁ・・・とか、

固いんじゃないか?とか、意識して、って事は、・・・こんな感じかなぁ?って、
探りながらでも、全部同じようなパ-ツで作らないようにする。これが上手さの追究。

まっ良いかっ・・・って全部クラッシュでは楽しいモザイクになってしまうから、
グレ-ドが上がって行かない。継続するのならどんな形も切れて当然。

狙って切るのが必然で、流動的なのは技術はいらない。今はね・・・

きちんと狙って切れるようになったら、いかにきちんと見えないように切れるか?となり
更に流動的なものを入れれば、ストレ-ト、カ-ブ、シュ-ト・・・と持ち球が多くなり

巧みな事が出来るようになる。それが技術の判り易い進歩になる。続けられると言う以上
上手くなりたい・・・が目的なのだろうから、俺もまたそれを問われる事になる。

そんなこんなのお教室の結果として、体験の方は完成までたどり着いたし、金魚の方も
次のご予約を入れて下さった事を考えると、今日も何とか終わった・・・のね。

オ-ドリ-も同席していて、時より教えてくれていたので疲れただろうが、人に教えるって
言うのは、緊張感があって言葉に気を付けなくてはならないし、押し付けないように

とか、けれど質問にきちんと答えられなければ・・・とか、何しろありとあらゆる事に
気を回す事になる。増して初心者では目を離すと、一瞬にとんでもない事が起こったりも

する。だから環境作りがとても大事。うっかりするとボンドに手を付いてしまったり、
何かを落としたり、こぼしたり、無くなったり・・・ってね。

面倒を見るって言うのは、何度も同じ事の繰り返しで説明1つ取っても、同じ事を
何度でもしなくてはならない・・・何しろご理解されるまで・・・。

それをした後なんだから、今日は何だか疲れた・・・と口にしたから、理由はそれだよ。
・・・と言った。ただ、人に教えるって言うのは、とても勉強になる。これも良い経験。

毎回とは言わないが、そうした初心者の方との同席、大いに結構である。
そんな中、古時計の目地が終わった・・・・いよいよ組み立てのみ。俺待ちなのね・・





実に渋い仕上がりになったので、ペンキもそれに合わせて塗り直した。
かなりの精度になって来た・・・。

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