katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

そしてやっぱり下絵

2012-05-31 22:27:09 | モザイク教室
だるまのお客さんと会えるはずだったが、忙しかったのか連絡が無く・・・・
まっそれなら・・・とやれる事を探すと、やはりNHK学園と高洲で使う子供教室の下絵。

NHK学園は的を絞ったので熱帯魚の・・・と、うたったのでこうなったのだけど、
サンプルよりはデフォルメをきつくして見たのね。

ここが毎回難しい所なんだけれど、これはお教室下地。と言う事である程度時間を一定に
したいのね・・・と言う事はまん丸の魚と痩せている魚では作るスペ-スが極端に

変わってしまう・・・。だからそこをどうするか?とか、もしこの熱帯魚の中に、
カクレクマノミなんかを作ってしまうと、白とオレンジになって片寄ってしまう。

勿論それ以前にそれに人気が集中してしまうと、本来の趣旨の個性的な・・・1点モノ
だったりする・・・から大きく外れる。みんなが色んなのをやるから、俺らしい教室に

なる訳で・・・。そこは出来るだけ外したくない。そうなるとこうして何個も下絵が
必要となる。リスクは多いがこれも仕方無い。

そうしないとならない理由も俺の趣旨の中に含まれているのだけれど、

これが絵画なら色を混ぜて作るから、同じ白やオレンジだったとしても、同じ色には
ならないし、それが個性にも繋がるが、モザイクってもの自体が人の作った色の選択。

しかも、ペキペキの場合では色数が少ない事から、その選択も出来ない。
どう考えても最初から何色も使いやすい魚の選択をした方が作りやすい。

色々な事を踏まえていつもこうなる。更にしっかりそれに見えるってのも大事だが、
デフォルメして可愛くって言うのもかなり大事になったりする。

どうしても余りデフォルメすると、ふざけている・・・と取られても困るし、
そこのさじ加減は非常に難しいのね・・・・。

子供目線ならいかにデフォルメの完成度の追及ってなるし、親目線になれば、
お金を出す事を考えてしまうから、真面目とかまともとか、きちんととか、

イメ-ジで言うなら学校へ持って行ってOKかどうか?みたいな判断が必要になる・・・
そこの折り合いのギリギリってのが目標なんだけれど・・・・中々難しいのね・・・

そんな中、熱帯魚はこの辺で・・・となり、狭めていない高洲は金魚もアリだから、


こっちはかなり形のバリエ-ションも多いので、実に良い感じなのね。
勿論完全に金魚好きだって事が入った意見だけれど、恐らく実際は熱帯魚の方が

やる人は多いと思うんだけれど・・・・。後は一体この仕込みがどの位掛かるか・・・?
結構掛かるだろうが・・・。




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のりちゃん親子教室

2012-05-31 03:55:28 | モザイク教室
ここの所の夜の雨でかなり池の温度が荒れているんだろうね・・・昼間は暑いわっ、
夜は冷えるわっ・・・ってね。そのせいもあって何匹か死んじゃったのね・・・

ちょっとショックなんだけれど、生き物を飼うってのはこんなリスクは付き物。
だからこれも仕方無し・・・。残念なんだけれど・・・・。

さてそんな中、のりちゃん親子教室。まずはのりちゃんから。
とうとう本体が完成。いよいよ次回からバックとなる。恐ろしい仕込みを宿題にしたから

次回は面白い展開が見られると思うのね・・・・しかし実に完成度が高いのね。
これを観たら、そりゃバックもそれ相応にならないと、はいクラッシュでおしまいね・・

と言う訳にはならない。大変なのは判っているけれどグレ-ドアップを目指して貰う事に
したのね。ただ出来ない事では消して無いのね。慌てなければ大丈夫。

そしてお母さん。


こちらも次回までにほぼ本体完成で、バックに入れる。単調に葉っぱばかりで、
大変だろうが、こちらも同様ここまで乗り切って、チャッチャとバックって訳には・・・

2人共にこの作品は自分達の看板や名刺になるようなもので、人の評価が今までの作品と
違って、楽しいモザイクでは無くて、きちんとした評価が得られる作品。

それも勿論、経験者にね。きっとやっている本人達がこの作品のグレ-ドを一番理解して
いないだろうけれど・・・・。実にここまでは何の問題も無い。

いかにこの本体に応えるバックを作れるか?になる。それが上手く行くと実に良い作品に
なる事、間違い無しなのね。本当に楽しみな作品になって来た。

さてその後に1本の電話が掛かって来た・・・・・カルチャ-から。
すると、今度は亀有店でやっては貰えないか?・・・・の問い合わせ。

勿論、お受けしますと答えたが、かぐやもそれを聞いていて、先方を切った後に、
質問をした・・・何か感じる事は無いか?

答えは簡単。成田、四街道、公津の杜とこの会社で3連敗。普通頼まれる事は無かろう。
なのに今度は亀有・・・千葉から都内に条件が良くなっている・・・・不思議でしょ?

有り得ないのね。普通はね。これだけ条件が揃わない状況でまた頼まれる・・・・
こちらとしては断る理由が見つからない。

ただこれも金魚の話と一緒で、辞めなければ必ず成功はやって来る・・・いつかね。
簡単な話で、成功ってのは最後まで諦めなかった事が、そこに結びつくもの。

今、キウイがゲゲゲの女房をまた見直しているらしいが、改めて観ても俺と何ら
変わりの無い事を言っている・・・・同じだっ・・・と言っていたが、

それなら俺も同じようにやって行けば良いのね。歩んで行く道が成功者と一緒なら。

そうそう同じようにかぐやにも言われた事があるのね。出会った頃のkatsuとは、
もう別人で付いて行くのがやっと・・・だと。あはははは。だろうね。

根本的には変わっていないが、姿勢って言うのかな?自覚とでも言うのかな?
自分でもここ数年全く違う人物になった・・・・そう思うのね。

そもそも次々と今日ののりちゃん親子のように定期的にやってくれて、あれだけの
モザイクを作れるようになる人達が増えれば、当然先生の自覚も芽生える。

誰が・・・では無くて、良くある親を育てるのも子供だったりするのと同じで、
その子供の出来いかんでは親だって、それ相応が要求されて当然なのね。

それが出来なきゃそこまでだし、それが出来ればまた人がやって来たりする。
ただそれだけの事で、その繰り返しをする・・・ただただひたすら・・・。

いくらか慣れて来た感じはあるけれど、まだ果てしない感じはするのね・・・・・
まだまだ何十年も続くと思うとね・・・・。いつまで生きるんだか判らないけど・・・

さてさてそんな中、新作下絵の続き。


こんな事を踏まえると、俺が作るだるまはこんな絵となる。
後は頭に墨つぼの滑車が付けば終了。

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