まず昨日入れ忘れちゃったので、こんな画像から。
今、亀有カルチャ-ではこんな感じで展示されているのね。そんな中でかぐや本人が
伺ったのだからそりゃね・・・・実に暖かく迎えられたのは言うまでも無いのね。
さてそれではリピ-タ-さん教室から。まず今日から新作と言う事だったので、
スタイロで下地は作ってあったのだけれど、持ち込みで急きょ変更となった。
さてそうなると一体どうしたいのか?何がしたいのか?全く判らないので、構想となる
ような何らかのきっかけみたいなものが聞きたくなる。
何しろどうしたいのか?が判らなくては教えようが無い・・・けれどノ-プランに近い。
ラフ画すら無い所からスタ-トとなる。ただ決まっているのは表札である事。
そこでまず字体から。どんなものが良いか?まずはそこから。
そんなこんなで字体は決まると、画像のように半分ずらしたい・・・となって、
文字の大きさも決まったので、持込みの100角タイルにカ-ボン紙で写す。
では色となるのだけれど、ここからはちょいと今までとは違って来る・・・。
何故なら簡単、外だから・・・みんなに見せびらかす・・・そんな作品なのだから。
だって表札だもの。そんな中、言った言葉が何しろ表札だから一回キリ・・・・
変なのは作れないし、これをサンプルにしたい・・・そんな作品に・・・・。となる。
何しろいつか仕事に生かしたい人なのね・・・だからこそ考え方をしっかりしないと、
何の練習にもならない。しかももう1つ。上手くなった人へのお小言・・・・それは、
絶対に軽く作ってプレゼントをしてはいけない・・・・これは必ず守る事。
上手くなって、人が欲しいと思えるようなものを作れるようになると、必ず起こる事、
それが軽く作ってよ・・・別にそんなに凝らなくて良いから・・・こんな事。
更に材料費は払うから・・・とまるで良心的みたいな事、要するに手間はタダで・・・・
友達なんだから・・・と言わんばかりに・・・ね。
もしこんな事をやってしまうと何が起こるか?・・・・欲しいと思って貰えた・・・
ここはそれだけの作品になった・・・それは良い事ではあるが、手間は払いたくない、
とは、結局そこまでと言われたようなもので、そこまでなら作って欲しいと言う事。
しかしそれでも良いと作ってしまった場合、相手に気に入った作品を作れると、
その人は確実に人に自慢をする。もしその中に自分と共通する人がいたとしたら?
もしその人も欲しいとしたら?起こっても不思議じゃない事は、いくらだった?
貰ったの?とのやり取りをされ、私も作って・・・そんな事が広がる事がある。
しかも場合に寄っては壊れてもタダで直さないとならないかも知れない・・・・。
その覚悟でやるのならやって下さい・・・・・そんな事が広がると、自分の作品は
作れなくなる事もあるかも知れない・・・もし人が欲しいと思える作品を作れるように
なってしまったら・・・ね。さて、そんな事も説明しつつ、そんな頃にみどりが合流。
ここでようやく一緒に構想についての説明が1回で済ませられるから始める事にする。
ではこの表札、一体文字を本体とするのなら、バックとの比率は一体いくつ?
同じ事として、不死鳥を本体とするのなら、バックとの比率はいくつ?
いくつでも良いが、表札はバックの比率が多い。要するに文字が本体である事、そして
本体であるから、文字も選んでこだわった事、けれどバックは何もこだわらない事。
逆に不死鳥はほぼ本体だけれど、わずかながらバックがある事・・・・わずかながらでも
ね。こんな違いがある。他にも方や、表札で立派でも工芸、方や神々しく芸術としても
成立しそうな大作である事・・・・こんな違いもある。それも誰が観ても簡単に判る。
ではそれで良いのか?になる。表札は神々しくとかにはならないのか?
つまりいつかこれはサンプルとなる・・・それが最高級はこれ・・・と見せるのか?
それとも簡単そうに見えるバックのクラッシュで終わるのか?そんな考え方があるはず。
そんな話の中、シンプルにしたい・・・と言うので、どんな感じに?と言うと、
えっと白と黒とか・・・モダンな和風とか・・・と次の話に行く前フリを頂いたので、
オ-ルドノリタケの本を見せた。恐らくここには好みは無いのだけれど・・・・。
すると案の定、パラパラとめくっていたので、質問です・・・1つだけその中で
一番自分の理想に近いものを選んで下さい・・・・と言って置き、みどりにはきっと
答えはこれ・・・と見せた。俺の出した答えは色のついていないもの。
するとやはりそうだった。つまり華やかな色合いが好ましくないだけで、それは色についてのみ。形については全く意識していない事。
つまり文字以外は色だけこだわれば、何でも良い・・・そんな気持ちである事になる。
もしそれが事実だと、一生に1個だから・・・と言いつつ、文字以外、斬新な並べ方では
あるが、バックは色のみを選んで終わる事になる。更につまり、と言う事は、
施工として張り付け完成させる・・・その日は職人として斬新な張り方をする・・・
職人として華やかである。ではモザイク師としては?文字の分だけはこだわるが、
バックは色だけでクラッシュのみ・・・ほぼ大半は・・・って事になる。
と言う事は、事実としてもう俺は要らなくなる・・・と言う事。もう少しでね・・・
こだわる部分がその程度なら・・・・。それが証拠にこうなる。
ほら出来た・・・切り始めたら、何も教えていないのにすんなり。
しかも以前教えた、ピザのように・・・の比喩も理解していたので、きちんと意識して
鉛筆で線まで書いて作っていた。ここまで出来るのなら、お小言として言う事はあったが
、それはそれとして、言えばすぐ修正出来るから問題は無い事。
それなら、もう材料さえあれば自宅で文字は作れる事になる。ほら後は気が抜けても
色のみを選んでランダムのクラッシュ・・・終わったようなものになる。
そこに俺が必要かな?これがもし自分の考えている理想の最高級って何処ですか?って
質問してくれるのなら、いくらでも教える事はあるけれど、上を目指さないのなら、
十分に楽しむモザイクは出来る所までは来ている・・・・だからここからが分岐点。
楽しんで行くも良し、更なる高みに行くも良し、けれどそれは大変なので選ぶのは自分。
お金を取って教えるのだから、ただならおいでよ・・・って誘えるが、そう言う訳には
行かないし、上手くなりたい・・・こんな事がしてみたい・・・と目標が無いと、
果てしないから続かなくなるし、痛い思いをお互いする事になるので・・・ね。
だからこそ、今日はしっかり説明を聞いて貰わないとならない。
そもそも文字とクラッシュの割合を聞くと、3対7と言うのね。じゃ3割しっかり、7割は
流して・・・って作品って事?そもそもが練習って言うのなら、せめて逆でしょ?
つまりバックにも何らかのこだわりを持ってやろうとしないと、一生に1回だし・・・の
セリフに相当しないとは思わない?むしろ10割でも良いくらいで。
それを最初の3割だけで後は色で・・・って。そこでモダンな和風って何?って
自分で言った事を掘り下げる癖を付ける事・・・似ているものを探す事。
あえて厳しく言うと、自分の仕事に生かしたいとは?もし自分の仕事が10点だとして、
もしそんな中に何と無くのモザイクをやってしまったとして、ただなら喜ばれるかも
知れないものになる可能性はあったとしても、もしそれで本来の仕事に傷でも付けて
しまうような事になったら本末転倒である事。そこでこんな質問をしたのね。
これっていくら?完成したのを見て、欲しいって言われたら・・・?すると10万円って
言うのね・・・・あの・・・俺、1作品10万円からなんですけど・・・?って言うと、
ん・・・ですよね・・・ちゃんと値段上げて下さいって言われたのね。
ん・・・それは売れたら適正価格になりますよ・・・勝手にね・・・それまでの間の話。
じゃ逆も言えますね・・・katsuに習った人になる・・・それなら素晴らしい作品を
お作り下さい。それを作って、じゃ予算の関係上、クラッシュで・・・だと思います。
まだプロじゃない以上、出し惜しみせず全力で。簡単にならずヘトヘトで。
そうして作った作品は必ず結果は後から付いて来る・・・と思いますが、何しろ俺が
その程度・・・信憑性に欠けますよね・・・・後は信じる者は救われるのか?
触らぬものに祟りなしなのか?はご自分でどうぞ・・・なのである。
話を戻して、要するに色合わせをしない事。色だけに頼らない事。これはモザイクの基本
何故なら、大した色数が無いんだから。自分で色を作れないんだから。混ぜられないから
・・・だから、色なんてもんにだけ頼ると、あれが無い、これが無いって事になる。
勿論規制もあって、上絵は外じゃ10年持たないかも・・・・なんて事になると、
何とも不便になる。けれど考え方1つで、モザイクは外に出せる。絵画、彫刻、書、写真
・・・・と色んなジャンルがあるが、水に強い・・・そこは間違いが無い。
けれど当然、耐久性をこだわるが故に、絵画と違って自分で色は作れない。
だからすべてメ-カ-が作った色の中での制作となる。
だからこそ不自由になる。何とももどかしい話だ・・・これだけ聞くとね。
更にすべての素材がアトリエにある訳でも無いから、益々少なくなる・・・。
ただそれでもそこそこあるんだけれどね・・・・。そうなると逆に自由は何か?になる。
それが形なのね。つまり切る形は各々自由になる。いかに自分らしい形にこだわるか?
そこを追究する事。いかにその追究した形で素敵な柄が作れるか?そこにこだわらないと
、もう俺はいらないのである。色は単なる好み、だからこっちかこっちどっちが良い?
って話に付き合うだけになる。そうじゃなくて、オリジナルを目指すとは?自分の未知なる探求みたいなもので、終わりって言うのは自分で決めないとやらされている気分になる
ただその終わりすらも何処だかが判らなくなるのが大作で、その位果てしない。
ではそれを踏まえた上で、もし続け続けてもっと上手くなった時に・・・・
もっとお金出すとどんなのが作れますか?って質問されたら、この方は何て答えるのだろうか?・・・・クラッシュで7割のやり方をやり慣れてしまったら・・・・
そして良く考えて欲しい。表札を作っている方は仕事にしたいと目的意識を持って、
1年位は経ったのかな?・・・方やみどりは不死鳥を作っている・・・・。
単なる弟子になりたいだけで。上手さの追究。もし考え方が間違っていないのなら、
自分なりの最高を常に作り続けないと、売る気で習っているのだから、見せるのだから、
どんな要望を抱えて来るか判らないはず・・・それとも名前だけの文字だけのすげ替えで
これしか作れない・・・と言うつもりなのか?・・・それで十分伝わったはず。
こだわります・・・って言って下さったから。ただ果てしないし難しいけれど・・・。
何がしたいか?どうしたいか?時には提案などもしないとならないし、それが一番難しい
事を知っているのは俺なのだから・・・・。後は文字だけは制作してオッケ-を出し、
それと平行にバックの外枠の1列だけのデザイン、形を考えて来る事。それが宿題。
ヒントは俺のピンポンパ-ルを白黒の画像で観れば、何かが判るはず。
それと、いよいよ大作に入ったみどり。
黒金で縁取りを始めたが、全部それなの?の質問に嫌・・そうじゃなくて・・・・と、
じゃあどうなの?の質問に戸惑う・・・・カンで判っているのは全部じゃない事。
ん・・・全く2割なバッタ-。きちんと根拠。自分なりの根拠。良いも悪いも根拠。
何故そうなのか?どうしてそう感じたのか?自分の考えをきちんと言う事・・・
それが明確に言えないと・・・・お教室出来ないだろっ?先生サイドとして・・・
全く弟子になろうとしているとは思えない自覚の無さである。
こっちはこれが完成したら・・・弟子扱いになると思われる大作の初日。甘い事なんて
言うつもりは一切無し。自覚を持って何もかもやって欲しい。
何故ならこの作品の完成はそんな意味があるから。理解出来なきゃさくらに聞く事。
要するにそんな作品と向き合う・・・・と考える1日目、まずは制作よりも心。
2人共にね。キャリアや大きさ、腕、色々違いがあっても、各々目指すものがあって、
今までの作品とは重みが違うものを制作する・・・そんな初日。
心構えが大事なのである。こだわるも、流すも、自分次第。
まだまだ書き切れないが、きりが無いので次に。
その後、みどりと日本観賞魚フェアの搬出・・・・名刺は1枚も無かった。
また1つ金魚作品での展示が終わった・・・・ん・・・・やっぱり辞めとく・・・・
書くと長くなりそうだから・・・。
今、亀有カルチャ-ではこんな感じで展示されているのね。そんな中でかぐや本人が
伺ったのだからそりゃね・・・・実に暖かく迎えられたのは言うまでも無いのね。
さてそれではリピ-タ-さん教室から。まず今日から新作と言う事だったので、
スタイロで下地は作ってあったのだけれど、持ち込みで急きょ変更となった。
さてそうなると一体どうしたいのか?何がしたいのか?全く判らないので、構想となる
ような何らかのきっかけみたいなものが聞きたくなる。
何しろどうしたいのか?が判らなくては教えようが無い・・・けれどノ-プランに近い。
ラフ画すら無い所からスタ-トとなる。ただ決まっているのは表札である事。
そこでまず字体から。どんなものが良いか?まずはそこから。
そんなこんなで字体は決まると、画像のように半分ずらしたい・・・となって、
文字の大きさも決まったので、持込みの100角タイルにカ-ボン紙で写す。
では色となるのだけれど、ここからはちょいと今までとは違って来る・・・。
何故なら簡単、外だから・・・みんなに見せびらかす・・・そんな作品なのだから。
だって表札だもの。そんな中、言った言葉が何しろ表札だから一回キリ・・・・
変なのは作れないし、これをサンプルにしたい・・・そんな作品に・・・・。となる。
何しろいつか仕事に生かしたい人なのね・・・だからこそ考え方をしっかりしないと、
何の練習にもならない。しかももう1つ。上手くなった人へのお小言・・・・それは、
絶対に軽く作ってプレゼントをしてはいけない・・・・これは必ず守る事。
上手くなって、人が欲しいと思えるようなものを作れるようになると、必ず起こる事、
それが軽く作ってよ・・・別にそんなに凝らなくて良いから・・・こんな事。
更に材料費は払うから・・・とまるで良心的みたいな事、要するに手間はタダで・・・・
友達なんだから・・・と言わんばかりに・・・ね。
もしこんな事をやってしまうと何が起こるか?・・・・欲しいと思って貰えた・・・
ここはそれだけの作品になった・・・それは良い事ではあるが、手間は払いたくない、
とは、結局そこまでと言われたようなもので、そこまでなら作って欲しいと言う事。
しかしそれでも良いと作ってしまった場合、相手に気に入った作品を作れると、
その人は確実に人に自慢をする。もしその中に自分と共通する人がいたとしたら?
もしその人も欲しいとしたら?起こっても不思議じゃない事は、いくらだった?
貰ったの?とのやり取りをされ、私も作って・・・そんな事が広がる事がある。
しかも場合に寄っては壊れてもタダで直さないとならないかも知れない・・・・。
その覚悟でやるのならやって下さい・・・・・そんな事が広がると、自分の作品は
作れなくなる事もあるかも知れない・・・もし人が欲しいと思える作品を作れるように
なってしまったら・・・ね。さて、そんな事も説明しつつ、そんな頃にみどりが合流。
ここでようやく一緒に構想についての説明が1回で済ませられるから始める事にする。
ではこの表札、一体文字を本体とするのなら、バックとの比率は一体いくつ?
同じ事として、不死鳥を本体とするのなら、バックとの比率はいくつ?
いくつでも良いが、表札はバックの比率が多い。要するに文字が本体である事、そして
本体であるから、文字も選んでこだわった事、けれどバックは何もこだわらない事。
逆に不死鳥はほぼ本体だけれど、わずかながらバックがある事・・・・わずかながらでも
ね。こんな違いがある。他にも方や、表札で立派でも工芸、方や神々しく芸術としても
成立しそうな大作である事・・・・こんな違いもある。それも誰が観ても簡単に判る。
ではそれで良いのか?になる。表札は神々しくとかにはならないのか?
つまりいつかこれはサンプルとなる・・・それが最高級はこれ・・・と見せるのか?
それとも簡単そうに見えるバックのクラッシュで終わるのか?そんな考え方があるはず。
そんな話の中、シンプルにしたい・・・と言うので、どんな感じに?と言うと、
えっと白と黒とか・・・モダンな和風とか・・・と次の話に行く前フリを頂いたので、
オ-ルドノリタケの本を見せた。恐らくここには好みは無いのだけれど・・・・。
すると案の定、パラパラとめくっていたので、質問です・・・1つだけその中で
一番自分の理想に近いものを選んで下さい・・・・と言って置き、みどりにはきっと
答えはこれ・・・と見せた。俺の出した答えは色のついていないもの。
するとやはりそうだった。つまり華やかな色合いが好ましくないだけで、それは色についてのみ。形については全く意識していない事。
つまり文字以外は色だけこだわれば、何でも良い・・・そんな気持ちである事になる。
もしそれが事実だと、一生に1個だから・・・と言いつつ、文字以外、斬新な並べ方では
あるが、バックは色のみを選んで終わる事になる。更につまり、と言う事は、
施工として張り付け完成させる・・・その日は職人として斬新な張り方をする・・・
職人として華やかである。ではモザイク師としては?文字の分だけはこだわるが、
バックは色だけでクラッシュのみ・・・ほぼ大半は・・・って事になる。
と言う事は、事実としてもう俺は要らなくなる・・・と言う事。もう少しでね・・・
こだわる部分がその程度なら・・・・。それが証拠にこうなる。
ほら出来た・・・切り始めたら、何も教えていないのにすんなり。
しかも以前教えた、ピザのように・・・の比喩も理解していたので、きちんと意識して
鉛筆で線まで書いて作っていた。ここまで出来るのなら、お小言として言う事はあったが
、それはそれとして、言えばすぐ修正出来るから問題は無い事。
それなら、もう材料さえあれば自宅で文字は作れる事になる。ほら後は気が抜けても
色のみを選んでランダムのクラッシュ・・・終わったようなものになる。
そこに俺が必要かな?これがもし自分の考えている理想の最高級って何処ですか?って
質問してくれるのなら、いくらでも教える事はあるけれど、上を目指さないのなら、
十分に楽しむモザイクは出来る所までは来ている・・・・だからここからが分岐点。
楽しんで行くも良し、更なる高みに行くも良し、けれどそれは大変なので選ぶのは自分。
お金を取って教えるのだから、ただならおいでよ・・・って誘えるが、そう言う訳には
行かないし、上手くなりたい・・・こんな事がしてみたい・・・と目標が無いと、
果てしないから続かなくなるし、痛い思いをお互いする事になるので・・・ね。
だからこそ、今日はしっかり説明を聞いて貰わないとならない。
そもそも文字とクラッシュの割合を聞くと、3対7と言うのね。じゃ3割しっかり、7割は
流して・・・って作品って事?そもそもが練習って言うのなら、せめて逆でしょ?
つまりバックにも何らかのこだわりを持ってやろうとしないと、一生に1回だし・・・の
セリフに相当しないとは思わない?むしろ10割でも良いくらいで。
それを最初の3割だけで後は色で・・・って。そこでモダンな和風って何?って
自分で言った事を掘り下げる癖を付ける事・・・似ているものを探す事。
あえて厳しく言うと、自分の仕事に生かしたいとは?もし自分の仕事が10点だとして、
もしそんな中に何と無くのモザイクをやってしまったとして、ただなら喜ばれるかも
知れないものになる可能性はあったとしても、もしそれで本来の仕事に傷でも付けて
しまうような事になったら本末転倒である事。そこでこんな質問をしたのね。
これっていくら?完成したのを見て、欲しいって言われたら・・・?すると10万円って
言うのね・・・・あの・・・俺、1作品10万円からなんですけど・・・?って言うと、
ん・・・ですよね・・・ちゃんと値段上げて下さいって言われたのね。
ん・・・それは売れたら適正価格になりますよ・・・勝手にね・・・それまでの間の話。
じゃ逆も言えますね・・・katsuに習った人になる・・・それなら素晴らしい作品を
お作り下さい。それを作って、じゃ予算の関係上、クラッシュで・・・だと思います。
まだプロじゃない以上、出し惜しみせず全力で。簡単にならずヘトヘトで。
そうして作った作品は必ず結果は後から付いて来る・・・と思いますが、何しろ俺が
その程度・・・信憑性に欠けますよね・・・・後は信じる者は救われるのか?
触らぬものに祟りなしなのか?はご自分でどうぞ・・・なのである。
話を戻して、要するに色合わせをしない事。色だけに頼らない事。これはモザイクの基本
何故なら、大した色数が無いんだから。自分で色を作れないんだから。混ぜられないから
・・・だから、色なんてもんにだけ頼ると、あれが無い、これが無いって事になる。
勿論規制もあって、上絵は外じゃ10年持たないかも・・・・なんて事になると、
何とも不便になる。けれど考え方1つで、モザイクは外に出せる。絵画、彫刻、書、写真
・・・・と色んなジャンルがあるが、水に強い・・・そこは間違いが無い。
けれど当然、耐久性をこだわるが故に、絵画と違って自分で色は作れない。
だからすべてメ-カ-が作った色の中での制作となる。
だからこそ不自由になる。何とももどかしい話だ・・・これだけ聞くとね。
更にすべての素材がアトリエにある訳でも無いから、益々少なくなる・・・。
ただそれでもそこそこあるんだけれどね・・・・。そうなると逆に自由は何か?になる。
それが形なのね。つまり切る形は各々自由になる。いかに自分らしい形にこだわるか?
そこを追究する事。いかにその追究した形で素敵な柄が作れるか?そこにこだわらないと
、もう俺はいらないのである。色は単なる好み、だからこっちかこっちどっちが良い?
って話に付き合うだけになる。そうじゃなくて、オリジナルを目指すとは?自分の未知なる探求みたいなもので、終わりって言うのは自分で決めないとやらされている気分になる
ただその終わりすらも何処だかが判らなくなるのが大作で、その位果てしない。
ではそれを踏まえた上で、もし続け続けてもっと上手くなった時に・・・・
もっとお金出すとどんなのが作れますか?って質問されたら、この方は何て答えるのだろうか?・・・・クラッシュで7割のやり方をやり慣れてしまったら・・・・
そして良く考えて欲しい。表札を作っている方は仕事にしたいと目的意識を持って、
1年位は経ったのかな?・・・方やみどりは不死鳥を作っている・・・・。
単なる弟子になりたいだけで。上手さの追究。もし考え方が間違っていないのなら、
自分なりの最高を常に作り続けないと、売る気で習っているのだから、見せるのだから、
どんな要望を抱えて来るか判らないはず・・・それとも名前だけの文字だけのすげ替えで
これしか作れない・・・と言うつもりなのか?・・・それで十分伝わったはず。
こだわります・・・って言って下さったから。ただ果てしないし難しいけれど・・・。
何がしたいか?どうしたいか?時には提案などもしないとならないし、それが一番難しい
事を知っているのは俺なのだから・・・・。後は文字だけは制作してオッケ-を出し、
それと平行にバックの外枠の1列だけのデザイン、形を考えて来る事。それが宿題。
ヒントは俺のピンポンパ-ルを白黒の画像で観れば、何かが判るはず。
それと、いよいよ大作に入ったみどり。
黒金で縁取りを始めたが、全部それなの?の質問に嫌・・そうじゃなくて・・・・と、
じゃあどうなの?の質問に戸惑う・・・・カンで判っているのは全部じゃない事。
ん・・・全く2割なバッタ-。きちんと根拠。自分なりの根拠。良いも悪いも根拠。
何故そうなのか?どうしてそう感じたのか?自分の考えをきちんと言う事・・・
それが明確に言えないと・・・・お教室出来ないだろっ?先生サイドとして・・・
全く弟子になろうとしているとは思えない自覚の無さである。
こっちはこれが完成したら・・・弟子扱いになると思われる大作の初日。甘い事なんて
言うつもりは一切無し。自覚を持って何もかもやって欲しい。
何故ならこの作品の完成はそんな意味があるから。理解出来なきゃさくらに聞く事。
要するにそんな作品と向き合う・・・・と考える1日目、まずは制作よりも心。
2人共にね。キャリアや大きさ、腕、色々違いがあっても、各々目指すものがあって、
今までの作品とは重みが違うものを制作する・・・そんな初日。
心構えが大事なのである。こだわるも、流すも、自分次第。
まだまだ書き切れないが、きりが無いので次に。
その後、みどりと日本観賞魚フェアの搬出・・・・名刺は1枚も無かった。
また1つ金魚作品での展示が終わった・・・・ん・・・・やっぱり辞めとく・・・・
書くと長くなりそうだから・・・。