katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピ-タ-さんとみどり教室と日本観賞魚フェア終了

2013-04-14 23:22:16 | モザイク教室
まず昨日入れ忘れちゃったので、こんな画像から。


今、亀有カルチャ-ではこんな感じで展示されているのね。そんな中でかぐや本人が
伺ったのだからそりゃね・・・・実に暖かく迎えられたのは言うまでも無いのね。

さてそれではリピ-タ-さん教室から。まず今日から新作と言う事だったので、
スタイロで下地は作ってあったのだけれど、持ち込みで急きょ変更となった。

さてそうなると一体どうしたいのか?何がしたいのか?全く判らないので、構想となる
ような何らかのきっかけみたいなものが聞きたくなる。

何しろどうしたいのか?が判らなくては教えようが無い・・・けれどノ-プランに近い。
ラフ画すら無い所からスタ-トとなる。ただ決まっているのは表札である事。

そこでまず字体から。どんなものが良いか?まずはそこから。
そんなこんなで字体は決まると、画像のように半分ずらしたい・・・となって、

文字の大きさも決まったので、持込みの100角タイルにカ-ボン紙で写す。
では色となるのだけれど、ここからはちょいと今までとは違って来る・・・。

何故なら簡単、外だから・・・みんなに見せびらかす・・・そんな作品なのだから。
だって表札だもの。そんな中、言った言葉が何しろ表札だから一回キリ・・・・

変なのは作れないし、これをサンプルにしたい・・・そんな作品に・・・・。となる。
何しろいつか仕事に生かしたい人なのね・・・だからこそ考え方をしっかりしないと、

何の練習にもならない。しかももう1つ。上手くなった人へのお小言・・・・それは、
絶対に軽く作ってプレゼントをしてはいけない・・・・これは必ず守る事。

上手くなって、人が欲しいと思えるようなものを作れるようになると、必ず起こる事、
それが軽く作ってよ・・・別にそんなに凝らなくて良いから・・・こんな事。

更に材料費は払うから・・・とまるで良心的みたいな事、要するに手間はタダで・・・・
友達なんだから・・・と言わんばかりに・・・ね。

もしこんな事をやってしまうと何が起こるか?・・・・欲しいと思って貰えた・・・
ここはそれだけの作品になった・・・それは良い事ではあるが、手間は払いたくない、

とは、結局そこまでと言われたようなもので、そこまでなら作って欲しいと言う事。
しかしそれでも良いと作ってしまった場合、相手に気に入った作品を作れると、

その人は確実に人に自慢をする。もしその中に自分と共通する人がいたとしたら?
もしその人も欲しいとしたら?起こっても不思議じゃない事は、いくらだった?

貰ったの?とのやり取りをされ、私も作って・・・そんな事が広がる事がある。
しかも場合に寄っては壊れてもタダで直さないとならないかも知れない・・・・。

その覚悟でやるのならやって下さい・・・・・そんな事が広がると、自分の作品は
作れなくなる事もあるかも知れない・・・もし人が欲しいと思える作品を作れるように

なってしまったら・・・ね。さて、そんな事も説明しつつ、そんな頃にみどりが合流。
ここでようやく一緒に構想についての説明が1回で済ませられるから始める事にする。

ではこの表札、一体文字を本体とするのなら、バックとの比率は一体いくつ?
同じ事として、不死鳥を本体とするのなら、バックとの比率はいくつ?

いくつでも良いが、表札はバックの比率が多い。要するに文字が本体である事、そして
本体であるから、文字も選んでこだわった事、けれどバックは何もこだわらない事。

逆に不死鳥はほぼ本体だけれど、わずかながらバックがある事・・・・わずかながらでも
ね。こんな違いがある。他にも方や、表札で立派でも工芸、方や神々しく芸術としても

成立しそうな大作である事・・・・こんな違いもある。それも誰が観ても簡単に判る。
ではそれで良いのか?になる。表札は神々しくとかにはならないのか?

つまりいつかこれはサンプルとなる・・・それが最高級はこれ・・・と見せるのか?
それとも簡単そうに見えるバックのクラッシュで終わるのか?そんな考え方があるはず。

そんな話の中、シンプルにしたい・・・と言うので、どんな感じに?と言うと、
えっと白と黒とか・・・モダンな和風とか・・・と次の話に行く前フリを頂いたので、

オ-ルドノリタケの本を見せた。恐らくここには好みは無いのだけれど・・・・。
すると案の定、パラパラとめくっていたので、質問です・・・1つだけその中で

一番自分の理想に近いものを選んで下さい・・・・と言って置き、みどりにはきっと
答えはこれ・・・と見せた。俺の出した答えは色のついていないもの。

するとやはりそうだった。つまり華やかな色合いが好ましくないだけで、それは色についてのみ。形については全く意識していない事。

つまり文字以外は色だけこだわれば、何でも良い・・・そんな気持ちである事になる。
もしそれが事実だと、一生に1個だから・・・と言いつつ、文字以外、斬新な並べ方では

あるが、バックは色のみを選んで終わる事になる。更につまり、と言う事は、
施工として張り付け完成させる・・・その日は職人として斬新な張り方をする・・・

職人として華やかである。ではモザイク師としては?文字の分だけはこだわるが、
バックは色だけでクラッシュのみ・・・ほぼ大半は・・・って事になる。

と言う事は、事実としてもう俺は要らなくなる・・・と言う事。もう少しでね・・・
こだわる部分がその程度なら・・・・。それが証拠にこうなる。



ほら出来た・・・切り始めたら、何も教えていないのにすんなり。
しかも以前教えた、ピザのように・・・の比喩も理解していたので、きちんと意識して

鉛筆で線まで書いて作っていた。ここまで出来るのなら、お小言として言う事はあったが
、それはそれとして、言えばすぐ修正出来るから問題は無い事。

それなら、もう材料さえあれば自宅で文字は作れる事になる。ほら後は気が抜けても
色のみを選んでランダムのクラッシュ・・・終わったようなものになる。

そこに俺が必要かな?これがもし自分の考えている理想の最高級って何処ですか?って
質問してくれるのなら、いくらでも教える事はあるけれど、上を目指さないのなら、

十分に楽しむモザイクは出来る所までは来ている・・・・だからここからが分岐点。
楽しんで行くも良し、更なる高みに行くも良し、けれどそれは大変なので選ぶのは自分。

お金を取って教えるのだから、ただならおいでよ・・・って誘えるが、そう言う訳には
行かないし、上手くなりたい・・・こんな事がしてみたい・・・と目標が無いと、

果てしないから続かなくなるし、痛い思いをお互いする事になるので・・・ね。
だからこそ、今日はしっかり説明を聞いて貰わないとならない。

そもそも文字とクラッシュの割合を聞くと、3対7と言うのね。じゃ3割しっかり、7割は
流して・・・って作品って事?そもそもが練習って言うのなら、せめて逆でしょ?

つまりバックにも何らかのこだわりを持ってやろうとしないと、一生に1回だし・・・の
セリフに相当しないとは思わない?むしろ10割でも良いくらいで。

それを最初の3割だけで後は色で・・・って。そこでモダンな和風って何?って
自分で言った事を掘り下げる癖を付ける事・・・似ているものを探す事。

あえて厳しく言うと、自分の仕事に生かしたいとは?もし自分の仕事が10点だとして、
もしそんな中に何と無くのモザイクをやってしまったとして、ただなら喜ばれるかも

知れないものになる可能性はあったとしても、もしそれで本来の仕事に傷でも付けて
しまうような事になったら本末転倒である事。そこでこんな質問をしたのね。

これっていくら?完成したのを見て、欲しいって言われたら・・・?すると10万円って
言うのね・・・・あの・・・俺、1作品10万円からなんですけど・・・?って言うと、

ん・・・ですよね・・・ちゃんと値段上げて下さいって言われたのね。
ん・・・それは売れたら適正価格になりますよ・・・勝手にね・・・それまでの間の話。

じゃ逆も言えますね・・・katsuに習った人になる・・・それなら素晴らしい作品を
お作り下さい。それを作って、じゃ予算の関係上、クラッシュで・・・だと思います。

まだプロじゃない以上、出し惜しみせず全力で。簡単にならずヘトヘトで。
そうして作った作品は必ず結果は後から付いて来る・・・と思いますが、何しろ俺が

その程度・・・信憑性に欠けますよね・・・・後は信じる者は救われるのか?
触らぬものに祟りなしなのか?はご自分でどうぞ・・・なのである。

話を戻して、要するに色合わせをしない事。色だけに頼らない事。これはモザイクの基本
何故なら、大した色数が無いんだから。自分で色を作れないんだから。混ぜられないから

・・・だから、色なんてもんにだけ頼ると、あれが無い、これが無いって事になる。
勿論規制もあって、上絵は外じゃ10年持たないかも・・・・なんて事になると、

何とも不便になる。けれど考え方1つで、モザイクは外に出せる。絵画、彫刻、書、写真
・・・・と色んなジャンルがあるが、水に強い・・・そこは間違いが無い。

けれど当然、耐久性をこだわるが故に、絵画と違って自分で色は作れない。
だからすべてメ-カ-が作った色の中での制作となる。

だからこそ不自由になる。何とももどかしい話だ・・・これだけ聞くとね。
更にすべての素材がアトリエにある訳でも無いから、益々少なくなる・・・。

ただそれでもそこそこあるんだけれどね・・・・。そうなると逆に自由は何か?になる。
それが形なのね。つまり切る形は各々自由になる。いかに自分らしい形にこだわるか?

そこを追究する事。いかにその追究した形で素敵な柄が作れるか?そこにこだわらないと
、もう俺はいらないのである。色は単なる好み、だからこっちかこっちどっちが良い?

って話に付き合うだけになる。そうじゃなくて、オリジナルを目指すとは?自分の未知なる探求みたいなもので、終わりって言うのは自分で決めないとやらされている気分になる

ただその終わりすらも何処だかが判らなくなるのが大作で、その位果てしない。
ではそれを踏まえた上で、もし続け続けてもっと上手くなった時に・・・・

もっとお金出すとどんなのが作れますか?って質問されたら、この方は何て答えるのだろうか?・・・・クラッシュで7割のやり方をやり慣れてしまったら・・・・

そして良く考えて欲しい。表札を作っている方は仕事にしたいと目的意識を持って、
1年位は経ったのかな?・・・方やみどりは不死鳥を作っている・・・・。

単なる弟子になりたいだけで。上手さの追究。もし考え方が間違っていないのなら、
自分なりの最高を常に作り続けないと、売る気で習っているのだから、見せるのだから、

どんな要望を抱えて来るか判らないはず・・・それとも名前だけの文字だけのすげ替えで
これしか作れない・・・と言うつもりなのか?・・・それで十分伝わったはず。

こだわります・・・って言って下さったから。ただ果てしないし難しいけれど・・・。
何がしたいか?どうしたいか?時には提案などもしないとならないし、それが一番難しい

事を知っているのは俺なのだから・・・・。後は文字だけは制作してオッケ-を出し、
それと平行にバックの外枠の1列だけのデザイン、形を考えて来る事。それが宿題。

ヒントは俺のピンポンパ-ルを白黒の画像で観れば、何かが判るはず。

それと、いよいよ大作に入ったみどり。


黒金で縁取りを始めたが、全部それなの?の質問に嫌・・そうじゃなくて・・・・と、
じゃあどうなの?の質問に戸惑う・・・・カンで判っているのは全部じゃない事。

ん・・・全く2割なバッタ-。きちんと根拠。自分なりの根拠。良いも悪いも根拠。
何故そうなのか?どうしてそう感じたのか?自分の考えをきちんと言う事・・・

それが明確に言えないと・・・・お教室出来ないだろっ?先生サイドとして・・・
全く弟子になろうとしているとは思えない自覚の無さである。

こっちはこれが完成したら・・・弟子扱いになると思われる大作の初日。甘い事なんて
言うつもりは一切無し。自覚を持って何もかもやって欲しい。

何故ならこの作品の完成はそんな意味があるから。理解出来なきゃさくらに聞く事。
要するにそんな作品と向き合う・・・・と考える1日目、まずは制作よりも心。

2人共にね。キャリアや大きさ、腕、色々違いがあっても、各々目指すものがあって、
今までの作品とは重みが違うものを制作する・・・そんな初日。

心構えが大事なのである。こだわるも、流すも、自分次第。
まだまだ書き切れないが、きりが無いので次に。

その後、みどりと日本観賞魚フェアの搬出・・・・名刺は1枚も無かった。
また1つ金魚作品での展示が終わった・・・・ん・・・・やっぱり辞めとく・・・・

書くと長くなりそうだから・・・。

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亀有カルチャ-と日本観賞魚フェア

2013-04-14 05:55:17 | モザイク教室
さて今日は亀有カルチャ-の日。じゃかぐやも同行して終わってから、日本観賞魚フェアに行こうと言う事になっていて、と言う事は、すでにオ-ドリ-も一緒なのだから

3人で行く事になる。ただそこにみどりも一緒に観に行きたい・・・・って話になり、
それならカルチャ-にも同行させて一緒に・・・となり、先生が4人で5人の生徒って言う

前代未聞のお教室となった。有り得ないのね・・・あはははは。
まっ、とは言っても生徒さんには得はあっても損は無いのだから、良いでしょ?

何とも人数が俺のカルチャ-始まって依頼の賑わいに見えるでしょ?あはははは。
さてそれではいつもの3名から。



この方はここでのみのモザイク。ぺきぺきなんだけれど、華やかさを増す為に、小さな
部分をやったんだけれど、何しろ面倒な事ばかりになる。

しかしそれがグレ-ドアップに繋がっているのが判るだけに、続けて行きたいが・・・・
でも流石に・・・とめいっていたので、じゃ葉っぱでも気分転換に入れて見ますか?と

なる。いくらピンクが好きって言っても、これだけ続けば他の色を使ってみたり、
大きいパ-ツにして観る事で、根を詰め過ぎないようにするのも1つの手である。

何しろ手馴れただけの作業にしない事。作業なんてのは流れ作業なんて言葉があるように
能率効率だけを上げて、早さを増す為のような言葉に使うもので、習って上手くなりたい

人にはそうならないような姿勢が必要なのね。勿論、工芸のようなものには使うかも
知れ無いが、俺は作品製作とか、作業とは違った言葉で教えたいのね。

少なくともカルチャ-教室で作業って言葉は適さないから。
それはそうと、切る事に慣れて来ただけの事はある。どのパ-ツもしっかりしていて、

とても綺麗である。これだけしっかり切れていると、最後にバックをクラッシュで
入れると、しっかりしたパ-ツとそうで無いパ-ツの対比が決まり易い。

この時点で経験者なら完成度が見えて来るはずである。



この方は自宅でもやっている人なんだけれど、ひまわりの小さな丸を結構仕込んでいた。
もうこの方の点で作るモザイクはかなり上手い。どんな形や大きさであっても、

かなりのグレ-ドのものが作れる。しかしながら今度は線で作るモザイクの部分になった
・・・つまり花びら部分。ここは1枚の花びらを輪郭部分をキ-プしつつ、隣り合わせの

タイルをピタリと合わせて流れを作る・・・線で作って行く、そんなモザイクになった。
進級したモザイクになった・・・・当然、難しくなったから進まない。

何が難しいか?と言うと、小さな丸を沢山・・・って言うのは、きちんと決まった形を
切る・・・ここが大事なんだけれど、1つ1つのパ-ツに繋がりが無い分、少しなら

大きさや形が狂ってもセ-フに出来るがしかし、流れを作るって言うのは、出っ張ったり
引っ込んだりしてしまっては、下絵とは全く変わったものになって行く。

つまりほぼ絶対にそれで無くてはならない形を切らないとならない。
しかも自分の描いた下絵の通りに・・・変えるのも自由だが、もし下絵が気に入って

いたのなら、最悪な状況になる。つまり下絵以下の仕上がりになるのだから・・・・
でも、もし下絵が上手く描けなかったとしたら?・・・それは目安の絵だから、

切りながらの補正みたいな作り方になる。ただいずれにせよ、1枚目のパ-ツに合わせる
・・・・自分自身のね・・・・妥協するもしないも自分・・・きつい作り方になる。

そんな難しい事へ進級した事をお伝えした。だから今までの進み方を忘れて下さい。
上手く行かない・・・それが当たり前のパ-ツに入った・・・最初に戻った気分になる。

それに負けない心で乗り切って下さい・・・のお知らせをしたのね。
ここを抜けてしまえば、かなり自由にモザイクを楽しめるようになるんだけれど・・・。

点で作るモザイクに慣れてしまうと、心も慣れてしまって、そこそこ出来るって気持ちに
なるので、線で作るって新しい事になっている意識を持たないと、思うように進まない

事や、思うような結果が出ない事で嫌になってしまう・・・そんな事が多々ある。
ある意味、続けられるか?られないか?の境目でもある・・・その位の難易度となる。

ここは初心に戻って、最初は上手く行かなかったよなぁ・・・って気持ちでやってくれると、何とかなるんだけれど・・・・。点のパ-ツが余りにも上手いから心配である。

何とか乗り切って欲しいものである・・・・何しろ自宅で進む分、俺はいないし、
ここで自宅での注意点はほぼ1つ・・・心折れぬように・・・進まなくて当たり前、

何しろ美・・・そこだけなのである。点のパ-ツは上手く切れるのだから・・・・
気持ちの持ちようなのだから。それを意識して下されば・・・指導はそれのみ。

次は、体験を経てこれで3回目の方。オ-ドリ-が専属で付いている。


これが点で作るモザイク。さっきの方はこれが出来る前提での、線のモザイクに進級。
きちんと理解出来ないと、何が難しくて、何が簡単なのか?判らなくなる・・・。

ではこんなエピソ-ドを聞いて欲しいのね。この方はこれで3回目なんです・・・・と、
体験教室に来られた2人に言ってたのね。勿論、凄いぃぃって言葉を頂く事になる。

まっここまでは当然かな・・・これだけの完成度だからね。しかも、弟子のオ-ドリ-が
バックに付いている・・・ただリアルな生き物なんて作った事が無いのだけれど・・・。

ここに何があるか?良く考えて欲しい。オ-ドリ-は弟子だから上手い。
ただリアルな生き物は一度も作った事が無い。未知数なのである。しかも、1人の生徒を

これだけしっかりマンツ-マンで教えた事も無い。3時間で何人もが終わる体験なら、
あるけれどね。つまりそんな中での初めての大作の指導をしている事になる。

しかも体験教室を終えて1作目の人の3回目の授業でね。関係性で言うのなら、監督と
プレ-ヤ-の関係。つまりオ-ドリ-の作戦通りに、ここはバント・・・ここは・・・

と言われた通りに生徒さんは動かして行く・・・こうして、こうして・・・とね。
なのに、その監督はリアルな生き物を作った事が無い・・・あら?

じゃ実際オ-ドリ-は作れないのだろうか?違うのね・・・もう作れるのね。
だって教えられるのだから。後は作ろうかな・・・って気持ちだけって事。

それだけでいつでも作れる腕があるって事にもなる。では、生徒さんは?となると、
たった3回でも、そんな人が作戦参謀に離れずずっといるのだから、言われた通りに、

張っている・・・ここ。実はパ-ツの仕込みを自宅でやって来る・・・この色とこの色を
この形に切って来る事・・・って切る事のみをやって来る宿題をね。

つまり野球なら、素振りだけ徹底的にやらせて、ここでは張るのだから、結果を問う。
つまりボ-ルを打たせて・・・結果を得る・・・みたいな、切っただけの大変さを

報われる結果、それが張るって行為になり、上手いぃぃって言われたり、自分でも
いけてるぅぅと思えれば、やる気にもなる・・・の繰り替えしになる。

ただそろそろその関係性も、ここまで出来るのなら、教えるオ-ドリ-にも、習う生徒さんも、進級して貰わないとならない。何故ならここまで出来るのだから。

そこでこんな質問をしたのね・・・・。そこはどの部位?えっ・・・?ここなのね。
これだけ上手く仕上がっているのは、オ-ドリ-が宿題で切ったパ-ツを見て、

ここはこれ、ここはこれ、って言われた通りに張っているだけになってしまっている。
勿論、最初は切るだけの宿題、ここで言われた通り張るだけ・・・それで良かった。

そこを1つ上に行く。それが目的意識を上げる事。つまりどの部位か?って意識。
まずはその場で立って見る。あぁ耳のここを作っているんだな・・・ここかぁ・・・・

ってね。つまり自分でもきちんとそろそろ何を作っているのか?意識する事。
段々と信頼関係が付くと、ただタイルを順番に並べてしまうのね。言われた通りに。

けれど、それでは自分が何を?何処を?の目的意識が無さ過ぎる事になる。
そこで必ず立って確認をする事。ここをやりますよ・・・って言われても、

ここ・・では無く、立って見て、あぁ耳のここね・・・って具合にね。

だったらこれかな?って思えたら、これですか?って言って見たりする事。
勿論違っていても良い。けれど聞く時には根拠を持って・・・だから、ここがこれって

事は・・・これですか?って感じにね。思いつきではダメ。それは質問じゃないから。
1つ上に行く・・・進級のための質問をする・・・そんな練習だから。

当然、聞かれたオ-ドリ-も根拠で、ここがこれなら・・・と答えられるようにする。
こうしたやり取りが出来ると、信頼関係も増すし、勿論指導力も質問力もアップする。

こんなやり取りをより高度化させると、この作品が終わった頃には、2人共に親密な関係になるだろうね・・・きっと。勿論、グレ-ドもね。

では話を戻して、実は点で作っている時は、ちょっとした指導で結果は出るのね。
ただし、切る事に慣れてくれないと、点のモザイクにはパ-ツの数が必要になるから、

パ-ツの量産が必須。だから宿題になる。当然切った分だけ慣れる事になるから、
その分、早くもなるし上手くもなるから、結果が出やすい。

しかも切るだけのみになるから、張らない事で大きな失敗はしない事で、不安も無い。
更に張る時はオ-ドリ-がいるから安心して進める。実に結果が出やすい。

しかし進級して、線のモザイク・・・つまり流れのモザイクになると、1枚1枚を合わせ
ながら進むので、切り置きが出来ないから、1枚切っては張って、隣合わせをしながら

また切って張る・・・と1枚、1枚仕上げて行くから、ここで進まなくてもコツを掴む。
そこが大事になる。さっきのひまわりで例えるのなら、1枚の花びらをきちんとこれ・・

って合格のパ-ツを作って、それをお手本に自宅で進める・・・つまりここでは1つだけ
で良いから、自分なりの完成品を決定する・・・それが大事になる。

しかしながら、周りでこんなに進む人がいたりすると、自分の中でも点のモザイクの時と
違う意識を持っていないと、何で進まないんだろう・・・・上手く出来ない・・・・

と焦って進む事のみを意識すると、グレ-ドが下がって満足出来ないし、かと言って、
しっかり1枚を・・・・とやると、本当に1枚がやっと・・・なんて事は多々ある。

この位、点のモザイクと流れの線のモザイクには違いがある。
それを踏まえて、点のモザイクの決定版の体験教室の2人は・・・と言うと、



こうなる。結果は出て当然。そこにかぐやとみどりもいるのだから・・・。
何とも豪華なお教室だった。こんな豪華な事はそうそう無いね・・・きっと。

そんなこんなで無事教室を終えて、船堀の日本観賞魚フェアへ。


展示前にて、金魚のオ-クションをしていて、こんな感じの賑わいだった。
まっここに一緒に展示していた、かぐや、オ-ドリ-、みどりと一緒に来た事が何より。

そんな中、入れ替わりにさくらやキウイが行った・・・って連絡が来た。
昨日と同じで、前回よりも増えている・・・今日は人数では無く、展示数。

去年はここに3点だった・・・それが倍以上で、しかも3人増えている。
それがどうだと言われても困るが、事実として増えた・・・これが大事。

そんな中、堀口養魚場にいた人に声を掛けられた・・・作品飾ってありましたねって。
先日まで単なるお客に過ぎない関係が、何をしているのか?知られただけでも前進。

しかも、向こうから声を掛けて下さった事・・・・顔まで覚えて頂いた・・・・のね。
そんなこんなでかぐやが慌しく帰った・・・・。




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日本観賞魚フェアのお知らせ

2013-04-14 02:16:14 | お知らせ
このたび急遽ご依頼いただきまして、今年も昨年に続き日本観賞魚フェアに作品展示させていただくことになりました。
ぜひ皆様遊びにいらしてください。

◆日時◆
4月12日(金曜日)午後2時から午後7時
4月13日(土曜日)午前10時から午後7時
4月14日(日曜日)午前10時から午後5時(金魚の展示は午後3時まで)
◆場所◆
タワーホール船堀 1階 展示ホール(住所:江戸川区船堀4丁目1番1号)**今回は1階会場内のみの展示です**
都営新宿線「船堀駅」下車すぐ
◆チケット◆
1,000円(小学生以下無料) 

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