katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

みどりとかるびとリピーターさん教室

2019-04-22 07:17:16 | モザイク教室
今日はみどりとかるびの親子に途中からリピーターさん合流の相席教室。かるびはいつも通りの大作。


みどりはと言うと、吉田町のジャズのイベントが月末にあたけのこご飯って、それ用の販売小物作り。


かるびは果てしなさに随分とぼやいていたけれど、とは言え良くここまで頑張っていると思うし、何しろ最後まで・・・なのね。そもそもここまでの時間を使って、これだけの作品にたどり着くって言うのは誰でもが出来る事では無く、そこまでたどり着くと、次なる作品って言うのは本当の意味でのかるび

自身の作品になると思うのね。要するに今の目や腕は、あの当時よりも優れているのね。けれどあの当時はそれが精一杯だった。それ自体が進歩。ではその進歩を持ってして、次回何作ろうかな?と考えた時、あの当時は、何かあれ作りたいぃぃ、これ作りたいぃぃって軽い気持ちで始めた事が、こう

なって今になった・・・でも、もし今度は今の目と腕を持ってして、同じようにあれ作りたいぃぃ、これ作りたいぃぃって思っても、あの時とは全く違う事になる。それこそが進歩だったりする。そもそもこんなに時間が掛かる・・・の経験を持ってして作る・・を知った上なのだから。

それが逆にみどりは大作では無く、こうした販売小物作品を作った。しかもこんなに・・・こうして完成を見たら誰にでも作れそうで簡単に見える。けれど、実際何も無い所から、何かを作る・・・って事になると、きっとみどりは大作の方が楽・・・と言うだろうね。

それ位、販売する・・・って言うのはプレッシャーは大きいし、気軽にとか楽しいって感じでは無いのね・・・ただ人から見ると、何で?どうして?って思われるだろうが、それは俺も同じでこう言う小物が一番苦手・・・そもそもこう言うのを購入する人は女の人であって、その気持ちになれないのね・・・

だから見様見真似みたいになっちゃうし、欲しい人の気持ちになれないのね・・・それがひとたびリピーターさんの場合・・・今回はこの下地の木もタイルも持ち込みの話だったのね。しかもこの木、実は半分に分かれていて、2枚を合体から始まったのね。本来なら1枚モノで切るから、そっちの方が早い。

つまりひと手間増えるって事になるのね。そこからこの6角形のタイルを張る事になったとして、厚みが7.8mmあるのね。じゃ最後の部分どうする?って事になると、恐らくこのタイルはピリ掛けって感じに角がもろいのね。つまり終わりじまいの場所を木に合わせて切ろうとすると失敗だらけになるだろうし、

更に言えば綺麗に収まるか?となればまず無理だろうな・・・の判断になる。まずこう言う場合、昨日の続きで、料理で例えると、普通は知識や知恵として経験値が少ない場合、まずはレシピ本やクックパット先生で作り方を教えて貰うスタートになる。そこから食材を揃えるって順番になる。

だから今回のような場合なら、まず何を作りたいか?となり、カレーとか、たけのこご飯とか、作りたいものが何か?を決めてから食材の買い出しとなるのだけれど、実はスタートが貰った木ありき・・・って事で、更にタイルも自分で購入したものの、まさかこんなに大きく、厚みがあるとは・・・。

って思いもよらぬ材料を買ってしまったって感じなのね。ここで勘違いしがちなのは、今、何個ダメージを受けたか?なのね。多分、タイルの購入を失敗した・・・って1個だと思うのね。でもね、本当はそこじゃないのね。スタートが貰った木・・・って所なのね。まずお手軽に始まった事なのね。

つまり文字にすると、貰った木でお手軽に始められるので、そこに何か値段の張らない変わったタイル無いかな?って・・・見つけたんだろうね。それで買って見たら、思わぬ展開・・・つまり今回は、貰った木が不規則な形だった事、それはいきなり自分では出来ない事スタートだった事。

そうね、タケノコを皮つきで貰っちゃったとか、インド帰りのお土産にスパイスを貰った・・・そんな初心者主婦って感じの話なのね。何処まで皮をむけば良いの?これどうするの?とか、醤油やソースならまだしも、コショウなら良いけど、スパイスって・・・何に使うの?みたいなね。

だから木もタイルもスタートが切れない2つの展開から始まっちゃった事なのね。でもこれがこのテーブルに張りたい・・・みたいな話なら、あぁこのテーブルが大事なんだな・・・って事で、何とかしてあげられないかな?となった時、こんな事が起きたりすると、補強にこんな厚みの木を張るとか、

この位の手間が掛かるから費用は・・・と言った話が出来るが、貰った木がスタートになると、極端に言えばお金は掛けたく無いだろうし・・・さして思い入れも無かったりもするかも知れないし・・・そうなると最低限の事をキープする提案になるんだけれど・・・けれど、2つをくっつけないと・・

何も始まらない。でも、くっつける手間を考えれば、新しい木で1枚で切った方が早い・・・何もかも便利なんだけれど・・・。それがたまたま大家さんがいてやってくれたから、そこさえ逃げ切れるのなら、完成に相当近づいた事になる・・・と判断して次なる展開に・・・。

そもそも俺はこの組み立てって行為がとても苦手で、基本は全て見栄えの人なのね・・・だからここをクリアーして貰えれば、ここからは見栄えの話であり、そっちは得意になる。その時に今度は、この不規則な形の木に更に不規則な6角形のタイルを張るって言う難易度の解決策になるのだけれど・・

これが例えばタイルがいつものように薄ければ、切れば良いじゃんって簡単な話なのね。これが下地の木が四角、丸、楕円どれであっても何の問題も無いんだけれど、厚みがあるから切れない・・・下地もタイルも異形となれば、簡単に思い浮かぶのは縁取りを木・・・これが一番シンプル。

ただこんな事が思い浮かんでも、それっていくら?それって何時間掛かるの?終わるの?見栄えは?・・・・何1つ説明出来ないのは、実際の仕上がりが判るのは俺だけだから・・・しかも仕上がりは判っても、一度もやった事の無い事・・・何も説明出来ないのね。ただ最善な事だけが判るだけで・・・

しかも条件がまた揃った・・・相席が弟子のみどりと娘のかるび・・・放置しても何とかなる。そんなこんなでめいいっぱい時間を取ったらこんな感じにたどり着いた・・・って話で、ノープランで始まった事だから、そう考えるとまずまずな結果だと思うんだけれどね。

いずれにせよ、そんな持ち込みであっても、折角いらしてくれているのだから、何とかしてあげられないかな?って思うのは簡単だけれど、お金を取る以上、結果が全て・・・何とか逃げ切れて良かったって思ったのね・・・。そんな中、さくらが吉田町の陣中見舞いに来てくれて・・・。

汗だくの奮闘を見られてしまったのね・・・まっ、それでも結果に満足して貰ったから何より。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする