今日はキウイが甥っ子と下の娘さんと一緒に・・・。ただ下の娘さんは見学。まぁ幼稚園の頃からやっているから、珍しいものでも無いし、かと言って体験で楽しめるって腕でも無いのね。これが結構上手いのね。そんな中、もう働いている甥っ子は男だし、大人だし、ホントに?って感じだけれど、
彼も結構何度も会ってて、顔馴染みでね、ご無沙汰してますkatsuさん・・・って感じで、こっちも下の名前で気軽に呼べる位なのね。ただモザイクをするなんて機会は無かったから、今日が初めてなのね。
そんな訳なんで、もう額縁の中って感じのキウイは、ほっといても大丈夫なんで、
彼に専念となるのだけれど、仕上がりを見て判るように、かなり繊細にこだわってやってたのね。本来これは、木自体の大きさはそこそこあっても、それは見栄えの確保って言う意味もあって、スペースとしてはイベントのオーナメントの大きさなのね。
つまり、30分位で終われる人もいるけれど、5時間掛かっちゃうなんて、決して大袈裟じゃないのね。そもそも物つくりってのはそう言うもの。そんな話の中、娘さんがこんな事を言ってたのね。きっと私がやると、結構時間が掛かっちゃって・・・。
つまり何を作ってもこだわるんだろうね、そのこだわり方が尋常じゃないと、自分の許容範囲すらも超えてしまう。そんな物の作り方を今まで何度と無く、やって来たから、軽い気持ちで手は出せないんだろうね。
ただ当然、結果は凄いな・・・って事にはなるんだけれど、そもそも体験の下地なんてものは、何しろ楽しくってスタイルなもんなのね。そこを大人げなくこだわると、ビックリするような仕上がりになっても、何倍時間が掛かってんだよ。
ってな事になり兼ねないのね。こんな人は本気な作品・・・つまり大作向きなんだけれど、そこはね、本人の問題なのね。ただ簡単に言えば、短距離走と長距離走の違いみたいなもので、向き不向きがあったりする。
モザイクに限らず、自分の好きになった分野の物つくりに没頭出来れば、血筋は良いと思うんだけれどね。後は古典と新作落語みたいに道が分かれて、伝統なんて事を継承するのか?はたまた新作を作り続けるオリジナルへ行くのか?
作るって分野が決まっても、伝統側に行けば自己主張では無く、先人の受け継ぎな感覚になるだろうし、オリジナル側に行けば、常に自分自身の書き換え・・・常に新作を求める事になる。まぁどちらが向いているか?なんだけれど、これが更に難しいのね。
まぁこれは、良く自分の事は自分が良く知っている・・・なんて事を言う人の場合、仮にファッションで例えると、ヘアースタイル、化粧、洋服・・・こんなものは何十年と向き合っているのだから、自己演出は得意なはず。
でも一流の分野の人達に掛かると、みんなが驚くほど綺麗に見えたり、もっと言えば、その人のご家族も驚いていたりする番組があったりする。そんな場合、自分が似合っていると思っていた事よりも上があった事になる。
つまりもしかすると、思い込みと自己流に頼っていただけなのかも知れないのね。それが勉強をして来た一流の人達は、その人の良さを引き出すプロフェッショナルだったりすると、自己流ではそう簡単に結果は出せなかったりする。
つまりもしかすると、自分の事をまだ良く知らなかったんでは無いのか?ってな事になる。それがファッションならまぁ別に大した話にはならないけれど、仕事や生き方と言った事になったりすると、結構な問題になってしまうのね。
ただね、仮にもし彼女が物つくりに長けているから、仕事に・・・となると、今度は結果を求められると、売るって事になり、ただ上手いだけとか、時間の掛け放題って言うのは、プロの仕事って事にはならなくなるのね。
勿論、何をやっても楽なものは無いけれど、それでもやって見たい・・・って思うきっかけがあるか?無いか?みたいなもので、そんな出会いなんてものがあると、血筋としては良いものがある・・・って言うkatsuハンコは押せるんだけど。
まぁ今の俺の立ち位置のハンコじゃ、安い感じはするけれどね・・・。さて話は戻して、男の人には珍しく、ずっと、じっとして黙々と進める・・・こんな事の前に、もっと言えば、こんな時間を男の人で出来るって言うのは、それだけでも結構珍しいのね。
作品を見るからに、几帳面さは良く出ていて、なおかつ、まっ良いか・・・って体験では良くあるセリフがあるんだけれど、こんな事も言わないし、何しろ周りの会話にも流されずに黙々って感じだったのね。お疲れ様でした。
初めて・・・なんて体験には見えない、お見事でしたなのね。やはり夏の中学生や今日の2人のような若者と接する機会はそう無いんで、若さとか流行とか、考え方だったり、なんでも良いから吸い取る気持ちで、聞き逃さないようになのね。
何とも刺激的な話が多いし、これが親だったり姉妹では日常な事でも、こちらにして見れば、知らない事を知っていて、それは新しい事ばかりで・・・こっちは年齢的にも忘れやすいのに、新品な話は刺激的だし、何でも吸収しないとね。
歳取って忘れる事ばかりでは、無くす事ばかりでストレスになっちゃうのね。こんな時はその分補填しないとね。