katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ウォンバットのリピーターさん教室

2021-08-25 07:28:59 | モザイク作家

今日は午後からウォンバットのリピーターさん教室。その間、アオリイカを進めたい所なんだけれど、1cmのタイルの棚側のテーブルに座りたいが、そっちをお客さん側にしているから、午後から来る事になっていると、遠慮しとかないと・・・

これがぺきぺきなら、色数が決まっているから、ざるにでもクラッシュを出しとけば、問題無いが、あれこれ出したくなる色数の多い1cmでは、なるべく近くでやりたいからね・・・。そんな訳で次の下絵でも・・・と絵を描く事にしたのね。

またアオリイカかい?って感じなんだけれど、今の作品が作品自体悪く無いのだけれど、問題は掛かる時間なのね。当然と言えば当然なんだけれど、手間が掛かるって言うのは、それだけ価格に反映してしまう事を考えると、掛かり過ぎ。

本来は、もっとリーズナブルな感じ・・・つまり本格的までは行かないけど、結構良いじゃん・・・こんなものが趣旨だったのね。だから、どうするべきだったんだろう?・・・って検証も兼ねて、色々と書いて見たのね・・・。

完全な是正とまでは行かないんだけれど、恐らくこんな事なのかな?・・・って感じは掴めたと思うのね。まぁ後は作って見ないと判らないけど・・・。そんなこんなでお教室。とうとうウォンバット自体は終わったのね。

これが初めての大作となるのだけれど、良くここまでたどり着いたのね。お見事なのね。これだけの時間を耐えられると、色んな作品に手を出せると思うのね。それが3時間完結のような作品のままでいると、中々大作には手は出せない。

何しろ終わる時間に慣れちゃうから。そんな事で考えると、普通は徐々に・・・と時間の掛かる作品への移行なんて事になるのだけれど、例えば労作展の子達の場合、初めてで軽く100時間超えの作品だったりすると、いきなり100時間が普通になる。

つまりそれは、普通体験の初めてなら、コースターや鍋敷きを3時間で・・・って事なんだけれど、最初から100時間鍋敷きを作っている・・・そんな感じなのね。果てしないのね。ただある意味、宿題って言うハードルがあるから、強制力も働くのね。

つまりある程度の縛りがあって、持ち時間を100時間を超えるなんて事になると、慣れる分、上手くなるし、大きさで迫力も増すから、見栄えが良くなる。と言うより、凄くなるって感じなのね。ただ良い事と悪い事は背中合わせ・・・。

これを毎年3年やると、モザイク歴が300時間を軽くオーバーする事になる。それを大人の生徒さんで考えると、月に1回の人なら、12か月で36時間だから、8.9年分になるし、月に3回の人なら、3.4年分に相当する。そりゃ凄いのね。

ただ残念な事に、彼達は一生のモザイクがこれでおしまいになるのね・・・本当に残念なんだけれど。所が大人の人達の場合、それをずっと続けていると、いつか追い付くかも知れないし、追い抜くかも知れないのね。

これがうさぎとカメの話なのね。ただもっとリアルなのは、彼達は3年やると3個大作を持っている事になるのね。つまり遊びの作品も体験も無いから、練習無しのいきなり本番。ある意味、1作目が体験みたいなもんなのね。

つまり鍋敷きやコースター扱いになる。そんな結果が3つ・・・誰が見ても凄いものに見えたりする。しかももし万が一、楽しむようなモザイクをしたとしても、何百時間もやっているから、たった3時間・・・って感じで、慌てる事も無い。

これをカメさんのように毎回、3時間でコツコツ積み重ねるのが、大人の人達と考えると、いつか時間を掛ける作品にチャレンジしないと、例え上手くなっても、3時間内の作品が上手くなるだけになるのね。そうやって見る目を養うと、

このウォンバットが、体験で作れるかも・・・なんて判断はしないし、ここを見ている人なら、おぉぉ来た来たって感じに、感情移入も出来ると思うのね。しかも、しかも男の人って言うのも、かなりのポイントでもあるのね。

例えば、子役なんて場合、子供なのに・・・みたいな目線で、それだけで可愛いポイントが付く。出来ただけでも十分なのね。所が何処からか、大人扱いになる・・・例えば未就学児・・・これはポイントが沢山、じゃ小学生は?

1年と6年では変わるし、中学は?高校は?大学は?ほら変わって来る。しかもそこに美大に行ってます・・・なんて付くと、やっぱりね・・・とか、凄いねポイントが付くし、そう考えると、モザイクに限らず、男の人が習うって場合、それだけでも珍しいのね。

それを体験では無く継続するって言うのは、それだけでもポイントな気がするのね。中々いないからね。こんな事を踏まえると、、最近ではフェルメールの方のように、労作展の子達の作品に刺激を受けて、私も・・・って作り出して、

あそこまで来ているように、ウォンバットの方もようやくここまで来た・・・って感じで、これから着地へって感じになったのね。そんな訳で時間の最後に縁取りでも・・・になったのだけれど、さてどうする?って話。

例えば、安定感って言うのなら、最後までリップルで統一って言えば、普通になる。それをちょっと違和感とした違ったタイルを使って、味の変化を求めるとなると、大事なのは設置場所・・・これは庭に置くらしいのね。

例えばTシャツの胸のワンポイントだとする。ワッペン的なら、輪郭をくるんで縁取りとする・・・なんて事がある。つまり庭のワンポイントと考えると、庭に同化させる気なら、ウォンバットに使ったリップルを縁取りにすれば、タイルも同じ、色も同じとなり、

違和感は一切無く、この1枚のモザイクは大きく主張しなくなる。それをワッペンの小ささを色でカバーって言うのなら、目立たせる方向だから、今まで使っていない色が、転校生がやって来る・・・ひと際目立つみたいな感じにね。

しかも、今までマットな感じから一転、艶ありで、しかもちょっと大きめ・・・なんて事になれば、華やかさが増して、存在感ありになる。しかももし、ポップな色を選べば、リアルだったウォンバットが急に可愛く見えたりする。

つまりこんな風に見えるのね・・・何を選ぶか?でね。だから、どう見せたいか?なのね。ただ好きな色を選ぶんじゃ無くて、可愛いとか、シックとか、なんでも良いから、方向性を決めるのね。それを決めて、そう見える色は?って選ぶと、

その方向に寄って行くが、何しろやみ雲にとっかえひっかえ取り替えていたんでは、数字を合わせる鍵のように、111違う、112違う・・・222っていつまで偶然を待つ?って事になるのね。それは確率を下げるのね。

このやり方では、ぺきぺきのように色数が少ない時はまだしも、色数が増えれば、確率は下がるし、芳香剤選びのように、沢山嗅げば鼻は利かなくなるように、目がチカチカしたり、何か段々うんざりして来たりなんて事がある。

そんな説明をしていると、マット繋がりだったのかな?しかも濃い緑を外して、ポップに大人可愛い縁取りになったのね。いよいよ次回から新展開のバックになるのね。そんな中、さくらがやって来て・・・今日はお教室では無くて、野暮用の帰り。

お教室は月末。


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