katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

Kameyaさん教室と労作展の3人受賞

2021-09-26 07:24:21 | モザイクタイル教室

今日はkameyaさんの出張教室。棟梁はプレゼント用の表札。

そんな中での話が、結構大事な事なんでご紹介。その前に、まずリアルなヤモリが好きでは無いって言う事。しかも頼まれた作品である事。それを踏まえると、リアルでは無く、花で・・・は想像は付くし、当然と言えば当然な事。

そんな中、目を花にするってどうですかね?って質問を受けたのね。そこでこんな話をしたのね。甘辛いってどんな感じ?こんな質問されたら、普通はえっ?ってなるんだけれど、流石に2人も慣れて来ているんで、ん・・・と考えてくれる。

そこで思うのは、甘いと辛い・・・困っちゃうのね、違うものだから。甘いだけなら、ケーキとか飴とか、辛いなら、タンタンメンとか、カレーとか、まぁ例外はあっても、そんな感じに各々が想像しやすいと思うのね。

それなのにどっちも?って事になると、みたらし団子的な事になるのね。それで話はおしまいか・・・と思うと、そうじゃ無くて、見つかったのなら、甘辛いって言うのは、自分ならみたらし団子みたいなもの・・・って言う事になったのね。

じゃそのみたらし団子・・・その自分なりの解釈として、甘いよりなのか?辛いよりなのか?と聞かれた時に、どちらかを選ぶ事にすると、例えば甘い・・・って事になった時、甘いよりなのだから、甘い6、辛い4以上の話になるのね。

それを甘辛いは半々のイーブンなんて事を言うと、自分で自分の首を絞める事になるのね。それについては後からにして、その6:4的なものの考え方を、さっきのヤモリに当てはめると、甘い方が花、辛い方がヤモリとすると、

花ファーストと考えるのなら、何もヤモリの目にするような事をしなくて良いと思うのね。既に輪郭でヤモリにはみえるのだから、わざわざ目に見える必要性は無いって・・・所が辛い側、つまりヤモリファーストと考えると、当然より、

ヤモリに見せたいのだから、目に見える花を入れたくなるのね。そして更にどんな目?って事になると、目に見える花と、花に見える目は、文章として違うのだけど、どっちでも同じじゃん・・・の人には、こだわらないのだから、良いけれど、

こだわる側の人には、全く違う話になるのね。目に見える花は、花ファースト。花に見える目は、目ファースト。つまり、目にしようとしても、花ファーストの人は、目に力のある色を付けると、花より目の方を見てしまうのね。

逆に目ファーストの人は、目に力が欲しいのだから、強めな色が欲しくなる。つまり目ファーストの人が選ぶと思う瞳の部分は紺になるのね。こんな風に探すと、自分のやりたい事はこれかな?って見つけやすいのね。

所が、甘辛いはイーブンなんて表現をすると、じゃ目でも無く、花でも無いって何?・・・もはや見つけにくくなる。まぁそんな人はどっちよりでも無い・・・って感じだろうから、雲の隙間に青空的に、花を満載にせずに、白のクラッシュでも入れれば・・・

なんて事もあるのだろうが、最初は甘辛い的な事をする場合、キチンと差を付けて考える事をお勧めするのね。結論としては、ヤモリ嫌いの人がヤモリを作るに当たって、ヤモリっぽくならないように、花ファーストにして、ヤモリ色を薄くしていたら、

ヤモリ色は輪郭だけになり、自分の好みファーストってよりも、ヤモリを選んだ人ファーストと考えた時、もう少し辛めでも・・・になれば、目は作りたくなる。でもヤモリは嫌いとなれば、急に小さい半円とかになり、入れても威力無し。

しかも、本来の棟梁は濃い味付け。当然、紺を選ぶはず。でも紺を小さくするって事は、遠視の人の眼鏡みたいになるから、見た感じの違和感がある。しかも、紺は紺。小さくしても目立つから、違和感満載。つまりしっかり目に見せてから、

隠すパンチのある花びらを付けるべき・・・と考えるのね。こんな考え方をすれば、棟梁が作ったのなら、こうなるだろうな・・って言うのは偶然では無く、必然になる。お次はりょうさん。

何しろリップルってタイルは硬いのね。床にも使えるからね。それを思った形に切るのは中々難しいのね。ただそれでも白い花のように、花びら1枚完結のようなものは、かなり精度が上がって来ているけれど、中心の大きな花のように、

4枚とか6枚で一つの花びらに見せる・・・って言うのは、まだ難しいようで・・・結構四苦八苦しているのね。ただこれをもう一枚作りたいらしいのね。これを踏まえて、次に入ったら・・・ちょっと変わって来るかも。

その位、硬さに慣れつつはあるのね。そんなこんな後は、ホームセンターに木を買いに行くのと、先日頼まれたサンマの塩焼きモザイクを届けに行ったのね。それでアトリエに帰ってメールを確認すると・・・今日は労作展の日・・・

受賞したとの事。おー・・・1人目、良かった何より。ちなみにこれは、象好きな子が、ただ象を作ったのでは、単なる模写って事になるので、初めて日本に象がベトナムからやって来た話をモチーフにしたものなのね。

暴れん坊将軍が取り寄せたらしいのね。しかも九州からは歩きって・・・象死んじゃうからってな話。そんな中、二人目も・・・

これまた受賞。こちらは、入学前は、門の外から見ていた憧れの学校に入学した。その中の景色を描くのでは無く、比喩的に、入学してどんな感じか?って事で、今実際に取り組んでいるものを網羅してあるのね。

そんなこんな中・・・3人目は連絡を待たずに受賞した事を教えて頂いて・・・

この子は3年連続受賞となったのね。この子の場合は、労作展で受賞をすると、メダルが貰えるのね。そのメダルのモチーフが、ライオン、フクロウ、カメレオンの3つだったかな?そんな中、今年はカメレオンだったからなのね。

まぁホッとしたのね・・・毎度毎度の事だけど・・・。先生としては、モザイクの質は誰よりも判っているつもりで、十分賞に値するものだとは思うが、あくまで選考は学校の先生・・・発表まで判らない。

ただ、あんなにやったんだから・・・って言う気持ちの部分は確かにある。でも、こればかりはね・・・だから、この連絡はホッとする。何しろ良かった・・・おめでとうって。ただね、また一人バイバイって事になるのね・・・。

まぁそれでも、3年連続・・・また一人増えた。お見事でした。どうですか?俺の教えた中学生・・・中々やるでしょ?みんなお疲れさまでした・・・家族の夕飯の会話の1つにでもして下さいませ。


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