勤務地は、学校から家庭まで地形的に距離は遠くなくても、急な坂道・薄暗い箇所などがあり、お家の方たちも下校などに心配するところがあります。それで、車で来る生徒もかなりいます。
昔は、車で来なかった、子どもたちは甘えている・・・と言う人もいますが、少子化、そして不審者による事件などを考えたときに、時代が移り変わり仕方ないところが多いです。時代時代で物事を考える必要も否めないです。お家の方々の立ち場を思ったときに、ただ、昔は・・・ではすまないところがあります。
部活が終わり、薄暗くなっています。お家の方の迎えを待つ生徒がいます。みんなが帰ってしまうまで、一緒に待っていることがあります。時には、30分、40分となるときもあります。基本的には、長く待つときは、待機しながら学習する部屋があります。しかし、予定の時間と来る時間が違う生徒もよくいます。その生徒は外で待つことになります。
生徒と待ちながら、話をする中で、授業やふだんの学校生活では隠れている部分が見えることが多いです。それは、マイナスの部分ではなく、生徒の良さを感じることがほとんどです。今日もある生徒と待ちました。かなり待ったけれどなかなか来ません。
「きっと、お兄ちゃんを駅に迎えに行ってから来るんだ。」
どの辺りか公衆電話からお家の方に電話をかけました。いつもかったかくんをからかったりする元気な生徒も、「うん、わかった。」どういう内容をしゃべったかわかりませんが、遅くなったおかあさんを電話口で文句を言ったりしません。「優しいんだね。」と言うと、「おなかがすいているので、そのエネルギーがない。」・・・・。でもその言い方にもなんとなくほのかな温かさが感じられました。
たいがいの生徒がそうです。それは、ふだんから、お家の方の頑張っている仕事ぶりや家庭での振る舞いを見ているからなのでしょう。それをきちっと生徒が理解をしています。先日は、違う生徒が最後の一人となりました。「お母さんは仕事があるから仕方ない。まあ、しばらく待つとしようか。」家庭がしっかりと基盤となって生徒たちを成長させています。
将来の夢を語ってくれる生徒もいます。
待っている時間の中に子どもたちの純粋な心に触れることが多いです。学校のちょっと向こう側の外の姿をのぞくことができます。
肌寒い夕暮れ時に、あったかい話を聞くことができるのです。
昔は、車で来なかった、子どもたちは甘えている・・・と言う人もいますが、少子化、そして不審者による事件などを考えたときに、時代が移り変わり仕方ないところが多いです。時代時代で物事を考える必要も否めないです。お家の方々の立ち場を思ったときに、ただ、昔は・・・ではすまないところがあります。
部活が終わり、薄暗くなっています。お家の方の迎えを待つ生徒がいます。みんなが帰ってしまうまで、一緒に待っていることがあります。時には、30分、40分となるときもあります。基本的には、長く待つときは、待機しながら学習する部屋があります。しかし、予定の時間と来る時間が違う生徒もよくいます。その生徒は外で待つことになります。
生徒と待ちながら、話をする中で、授業やふだんの学校生活では隠れている部分が見えることが多いです。それは、マイナスの部分ではなく、生徒の良さを感じることがほとんどです。今日もある生徒と待ちました。かなり待ったけれどなかなか来ません。
「きっと、お兄ちゃんを駅に迎えに行ってから来るんだ。」
どの辺りか公衆電話からお家の方に電話をかけました。いつもかったかくんをからかったりする元気な生徒も、「うん、わかった。」どういう内容をしゃべったかわかりませんが、遅くなったおかあさんを電話口で文句を言ったりしません。「優しいんだね。」と言うと、「おなかがすいているので、そのエネルギーがない。」・・・・。でもその言い方にもなんとなくほのかな温かさが感じられました。
たいがいの生徒がそうです。それは、ふだんから、お家の方の頑張っている仕事ぶりや家庭での振る舞いを見ているからなのでしょう。それをきちっと生徒が理解をしています。先日は、違う生徒が最後の一人となりました。「お母さんは仕事があるから仕方ない。まあ、しばらく待つとしようか。」家庭がしっかりと基盤となって生徒たちを成長させています。
将来の夢を語ってくれる生徒もいます。
待っている時間の中に子どもたちの純粋な心に触れることが多いです。学校のちょっと向こう側の外の姿をのぞくことができます。
肌寒い夕暮れ時に、あったかい話を聞くことができるのです。