かったかくんのホームページ

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心からお悔やみ申し上げます

2009年02月16日 | Weblog
昨日の夜、友だちからメールが入っていました。

「U先生が亡くなられた。」
という内容でした。

 U先生とは、本耶馬溪の小学校時代の教頭先生、そして、違う小学校時代では校長先生でした。2度同じ職場に勤めさせてもらいました。ショックなニュースでした。久しく会っていませんでしたが、本当に楽しく過ごした日々が懐かしく思い出されてきました。葬儀に参列させていただきました。

 最初の小学校では、ちょうど新しい校舎ができる年に一緒に赴任をしました。夏の暑い中、理科室の移転作業、校舎の移転作業と企画をしてくれました。グランドが使用できなくなり、半年間は校舎内での活動でした。でも校長先生をはじめ、みんながまとまって1年間を過ごすことができました。能登半島や由布院などいろんなところに旅行にも行きました。旅行先でいろんな逸話もできています。鮮明に覚えています。昼休みなども楽しい会話が弾みました。先生たちも生徒たちもきっとあの頃の学校が楽しいと思えるものであったと思います。

 あれから20年近くが経過しようとしているのですが、今でもそのときの先生たちのメンバーがちょくちょく集まって食事などをしています。突然の不幸だったので、仕事の関係で葬儀に参列できない人が多かったのですが、初盆にはみんなで行こうと話しています。


 次の小学校では、校長先生として赴任をしてきました。とにかく器用で、踏み板を作ったり、平均台を作ったり・・・子どもたちのためにいろんなものを製作していました。今もきっとその作品は学校に残っているものだと思います。ここも校舎建築がありました。完成する前に異動をされましたが、その礎をつくってくれました。野菜を持ってきてくれたり、本当に優しい先生でした。


 同じ時代に生きてきて、先生として頑張ってこられた方が亡くなるのは本当に寂しい限りです。


 葬儀で遺影を見ていると、そのまま飛び出してきそうな気がしました。柔和な顔の写真でした。葬儀の間、遺影を見つめていました。昨年は奥様を亡くされました。その悲しみが癒えないうちに先生までも旅立たれてしまいました。

 父が生前、「いろいろ教えておかないといけないものがたくさんある。」と言いながら、いつしか逝ってしまいました。先生からももっと教えてもらいたいものがありました。

 梅の花咲く、そして冬が過ぎ去ろうとする2月。U先生はみんなのもとから離れていきました。しかし、心の中では先生との思い出はしっかりと刻み込まれています。

 
 長い間ありがとうございました。