





昨日の大分合同新聞で、かつて教えたひろみさんが青年海外協力隊員として派遣されることを知りました。そして今日、学校にひろみさんが訪問をしてくれました。
管理栄養士として、ベナンへ乳幼児・妊産婦の栄養指導、栄養改善指導のために派遣されます。
「ひろみさん、ベナンってどこ?」
すぐに教えてくれました。
アフリカのカメルーンやコンゴがある近くです。ひろみさんの話によると、かつては、フランスの植民地だったそうです。ベナンのウィダというところに奴隷海岸があるそうです。かつては、そこからフランスなどに住民が送られていたそうです。
協力隊員として派遣されるための苦労話も聞かせてもらいました。
ベナンは熱帯なのでマラリアなどが発生をします。そのために毎週注射を打ち続けたそうです。また現地でも薬を飲み続けるそうです。
辛かったのは、フランス語のマスターだそうです。2ヶ月間、フランス語をみっちり学習させられたそうです。栄養士としての勉強なら、好きだから頑張れるけれど、行くためには、フランス語をマスターしなければならない課題があったのです。
青年海外協力隊のエンブレムをつけたブレザーを着ていました。
来年の1月出発。2年間帰国せずに、現地の人たちの生活向上のリーダーとなります。
彼女の思いは、ただの好奇心だけではありません。暮らしに困りをもっている人たちの役に立ちたいという強い気持ちからです。厳しい生活を目のあたりにして、辛いこともあると思いますが、彼女の活動は、きっと周りの人たちに希望の光を与えてくれることでしょう。
帰ってから、体験したことをぜひ子どもたちに聞かせてほしいと頼みました。活躍を期待しています。