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中学時代の受験の頃

2011年02月07日 | Weblog
今日から、高校入試も公立高校推薦入試へと移っています。学校へは、引率した先生から、受験する生徒が受験会場に入ったという電話連絡がありました



 今、高校入試の真っ最中です。進路決定に向けて生徒たちも真剣になっています。


 ところで、少し自分の受験のことを話します。今から、何年前でしょう。当時は、耶馬溪の中学校でも1学年で200名以上いました。今は、3学年合わせても100名ちょっと。すごい激減です。確かに今は、至るところに空き家も多いです。



 今考えると、入学試験の時期、先生たちも大変だったと思います。なぜかというと、中津市内の高校を受験する生徒は学校のみんなで泊まっていたのです。現在は、たいがいは、親の送り迎えですけどね。



 150名近くの生徒が前日、バスに乗って、中津駅の近くの旅館に入りました。学校ごとに下見をします。旅館の中は、150名近くが泊まるので、ごった返しています。

 
 生徒数も多く、校区も広いし、雪などの心配もあったので、このような形をとっていたのでしょう。旅館でみんなで勉強したり、話をしたりとにぎやかな前夜を過ごしました。緊張感なし。



 試験は、旅館から、学校ごとに別れて出発です。遠い学校は、バスで送っていったと思います。



 受験が終わりまた、中津駅の北口に生徒が全員集合します。



「よおここまでがんばってきたの。努力をすることの大切さをこれからも覚えておけよ。」
と国語科の先生がバスの中で話していたことを今でも覚えています。



 受験の合格者発表は、受験校や新聞販売店の前などに張り出すこと、新聞に掲載される、ラジオで名前が出る・・・など今では個人情報保護などで考えられないのですが、いろんな方法がとられていました。


 そもそも学校ではテストがあるたびに長い模造紙に順番がはりだされます。1番から50番くらいまでの人の名前が習字で書かれています。すごい時代。



 ある意味、厳しかったけれど、今では懐かしい思い出ですね。