

朝からの小雨。ちょっと春を予感させる霧雨の中で、三光中学校第33回の卒業証書授与式が行われました。
この卒業式を最後の授業と位置づけ、生徒たちとこれまで準備や練習に取り組んできました。担任の先生はもちろん、いろんな先生たちがいろんなところで関わりを持っています。
生徒たちも先生たちもそして、お家の方も心に思いを持ちながら温かな卒業式となりました。
卒業証書授与の場面でいろんな感動がありました。
「おめでとう。」と言うと、生徒が小さな声で、「ありがとうございます。」と言葉が返ってきました。
その場は、生徒と自分と証書介添えの先生との3人しかわからないすごく感動の場所でした。一人一人にたくさんの思い出があります。
生徒の中には、
「先生、お世話して下さりありがとうございました。」
「3年間、ありがとうございました。」
などの言葉をあの空間の中で聞くと、何ものにも変えられない震える喜びを感じました。
証書を渡すとき、何人かの涙している生徒を見たとき、声が詰まりました。
でも生徒にとっては、一生に一度の授与なので、懸命に読んで渡しました。初めて証書を手渡すことができた思い出の59名の生徒と感動を共有することができました。
卒業生や在校生の準備や練習の取り組みからたくさんの素敵な場面にでくわすことができました。

卒業生全員の進路が決定することと、これから先、温もりのある幸せな生き方を選択しながら歩いていって欲しいと願っています。
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。